おすすめの食材を知る前に基本をおさえよう!
普段の食事とは勝手が違うバーベキュー。食べることがメインになるからこそ、失敗したくないですよね。まずは、バーベキューの基本である「持っていく食材の量や予算」をチェックしてみましょう!
バーベキューの食材はどれくらいの量がいいの?
バーベキューの準備で迷うのが、食材の量。「多すぎて余ってしまった」「少なすぎてガッカリ」なんてことがないように、量の目安を把握しておくと良いでしょう。
火が通りにくい大きい肉は焼くのに時間がかかるため、多く持っていきすぎると「食べるものが何もない」なんてことになりかねないので要注意。また、焼くのに時間ががかかる食材を乗せすぎると網や鉄板の上を占領してしまうので少なめがベストです。
以下は、お肉と野菜の量の目安です。1人分で記載しているので、チェックしてみてくださいね。
※よく食べる場合…→プラス100g
※お酒メイン、あまり食べない、海鮮もある場合→マイナス100g
お肉は性別や年齢によって差があります。子どもも中学生くらいになったら大人と変わらないくらいの量を食べるので、大人としてカウントしましょう。また、沢山食べる人がいる場合は1人100gずつプラスするのがオススメ。
逆にお酒メインだったり、あまり食べる人がいなかったりする場合や、海鮮などその他の食材がある場合はマイナス100gしましょう。
食材のメインがお肉になるので、野菜は気持ち少なめでOK。
目安の量 | 例 | |
長いもの | 1本で約3人分 | ネギ、とうもろこし、ナス、ニンジンなど |
丸い | 1個で約3人分 | 玉ねぎ、じゃがいも、トマトなど |
小さくて丸い | 1人で1〜2個 | ピーマン、ししとう、プチトマトなど |
きのこ | 1パックで約3人分 | きのこ類全般 |
葉物 | 1個で約4人分 | キャベツ、レタス、サンチュなど |
例外はカボチャ。1個が大きいため1/4で4人前くらいになります。また、葉物のレタスやお肉を巻いて食べるサンチュなど、バーベキューで焼かない野菜も用意しておくとちょうど良い箸休めになりますよ。
1パックで複数人分を賄える野菜がほとんどです。参加人数が少ない場合は、焼き野菜セットが売っているお店もあるのでうまく活用しましょう。
ちなみに予算はどのくらい?
バーベキューでは食材費だけでなく、スペースの使用料や器具のレンタル代、炭などの消耗品の費用がかかることも心得ておきましょう。必要な器具や食材を持ち込むのか、バーベキュー場でレンタル・購入するのかによっても大きく変わってきます。
バーベキュー場でのレンタルや購入は手軽ではありますが、割高になることもあるので、以下の表でチェックしてみましょう。
バーベキュー器具、食材レンタル | 3,000円〜5,000円 |
バーベキュー器具レンタル+食材持ち込み | 2,000円〜4,000円 |
バーベキュー器具、食材持ち込み | 1,000円〜2,000円 |
バーベキューでお酒を楽しむ場合、これらの費用に1,000円ほどプラスして見積もりましょう。数時間掛けて楽しむバーベキューは、意外と飲酒量が増えてしまいやすいもの。
食材も飲み物もバーベキュー場で調達すると手軽ですが、さらに金額がアップするので注意が必要です。また、購入する食材のクオリティにより、値段が上下することも念頭に置いてきましょう。
買い物はどこでする?
食材の買い出しをする場所もチェックしておきましょう。手軽さやおトク感、レア感など、求める項目によって以下のような買い出し先があります。
メリット | デメリット | |
チェーン店系スーパー | ・慣れたお店で手軽に買える ・品揃えや価格など目安がつきやすい | ・品揃えはあるが珍しい食材が少ない場合もある |
コストコ、業務用スーパー | ・たくさんの量を安く購入できる ・海外の珍しい食材を購入できる | ・買い出しに手間がかかる場合もある ・少人数だと量が多すぎる |
バーベキュー会場近くのスーパー | ・地のものが購入できる | ・欲しい食材が手に入らないリスクがある |
基本的に買い出しは事前に済ませておくのがベストですが、現地のスーパーで仲間とワイワイ話しながら地のものを購入するのも楽しみの1つとなるでしょう。バーベキュー場まで身軽に移動できるのもメリットになりますが、その分下ごしらえに必要な包丁やまな板などの調理器具を持っていく必要が出てきます。
ある程度の食材を事前に地元のスーパーで用意し、残りの地のものを現地のスーパーで購入する「ハイブリッド型」も視野に入れましょう。
準備は前日に済ませよう!
バーベキューの準備は、前日に済ませておけば当日は焼くだけ。時間が短縮できるだけでなく、メリットもたくさんあるんですよ。それぞれの食材ごとにオススメの下準備をご紹介します。
漬け込みで絶品に!
せっかく準備するのだから、お肉も野菜も漬け込み料理にしてさらに美味しく仕上げましょう。お肉は調味液に漬け込むことで味が染み込んで美味しくなるだけでなく、柔らかく仕上がるメリットも。
野菜はオリーブオイルやごま油に漬け込むことで表面がコーティングされ、綺麗な焼き色が付きます。漬け込み料理は簡単なので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
可能な限り野菜はカット
野菜類は変色しやすいもの以外は、事前に洗ってカットしておきましょう。時間が短縮できるだけでなく、包丁やまな板を持ち込む必要がなくなるほか、皮や種、パッケージなどのゴミを減らせるのもメリットです。
カボチャやジャガイモなどの火が通りにくい野菜は、カット後レンジで加熱してから持っていくのがオススメです。
箸休めの副菜も仕込んでおくと充実度アップ!
焼き立ての食材は美味しいですが、ずっと食べているとさっぱりとしたメニューが恋しくなることも。そこでグリーンリーフのサラダや箸休めの副菜を仕込んでおくと、バーベキューの充実度がアップします!
▼おすすめの箸休めレシピはこちら!
ここからは、種類別の食材の選び方と盛り上がる変わり種食材を紹介! いつもと違うバーベキューを楽しみたいときにもチェックしてみてくださいね。
オススメのバーベキュー食材と選び方【肉編】
バーベキューのメイン「お肉」は、予算や好みもありますが牛5:豚3:鶏2の割合を目安にするのがオススメです。
軽く火を通すだけで楽しめる牛肉に対して豚肉と鶏肉はしっかり火を通す必要があり、焼くのに時間がかかります。中まで火が通る前に焦げてしまったり、長く網や鉄板のスペースを占めるので、持っていく量にも注意しましょう。
牛
少し赤さが残っている程度でも食べられる「牛肉」は、バーベキューに最適な食材です。
それぞれの部位によってサシ(脂肪)の入り方・量など特徴があるので、チェックしてみてくださいね。
部位 | 特徴 |
サーロイン | 柔らかく甘みがある高級部位。適度にサシが入り、ジューシー。 |
ヒレ | サシが少ない赤身部分。柔らかくサッパリとした味わいの最高級部位。 |
モモ | 脂肪が少ない赤身部分。きめが細かく柔らかい。お肉の旨味を堪能できる。 |
ロース | きめが細かく、脂肪分が入りやすい柔らかい肉質。コクと濃厚な旨味が特徴。 |
カルビ | 霜降りの脂が美味しい「バラ」と呼ばれる部位。肉質は固めだが、サシのおかげで柔らかく感じる。焼き肉では最もメジャーな部位。 |
タン | コリコリした食感が特徴の部位。脂肪分が少なく、ビタミンが豊富。薄切りならすぐ焼けて便利で、厚切りならジューシー。 |
豚
脂身の美味しさを楽しめる「豚肉」も、バーベキューにぴったりの食材です。牛肉よりも安価なので、予算を調節したいときにもオススメ。しっかり火を通す必要があるので、薄めにカットしたものを選びましょう。
部位 | 特徴 |
バラ肉 | 赤身と脂身が層になった部位。脂の比率が高いため、脂の甘味を味わいたいときにオススメ。 |
トントロ | 1頭から500gしか取れない希少部位。コリコリした歯ごたえと脂身のジューシーさを楽しめる。 |
ロース | 赤身と脂身のバランスが良く、旨味をしっかり感じられるのが特徴。柔らかさの中にしっかりとした歯ごたえを楽しめる。 |
肩ロース | 脂身と赤身をバランスよく楽しめる部位。牛肉に負けないコクや旨味を楽しめるのが特徴。 |
スペアリブ | 赤身に適度な脂肪がある骨付きバラ肉。漬け込んで豪快なバーベキューに最適。 |
バックリブ | スペアリブよりも赤身が少ない骨付きの部位。輸入されたものが多い。 |
鶏
プリッとした食感の「鶏肉」は、炭火で焼くとジューシーな味わいが楽しめます。火が通りにくい食材ですが、じっくり火を通して鶏肉ならではの美味しさを堪能しましょう。調味液に漬けて置いたものを焼き、焼き上がってからカットするのもオススメです。
部位 | 特徴 |
モモ | やや筋があるが、旨味が楽しめる部位。皮をパリッと焼くのがオススメ。 |
ムネ | 脂肪分が少なく、あっさりした味わいが特徴。パサつきやすいので、漬け込みなど下ごしらえに工夫を。 |
手羽 | 程よい脂肪があり、柔らかい食感が特徴の骨付き部位。皮はパリッと中はジューシー。焼き加減にムラが出やすいのでよく焼きがオススメ。 |
ササミ | 脂肪が少なく柔らかい部位。串に刺して焼くのもオススメ。梅肉やワサビなどさっぱり食べるのがオススメ。 |
砂肝 | コリコリとした独特の食感が特徴。串に刺すと焼きやすい。 |
せせり | プリッとした食感が特徴の部位。程よく脂が乗っており、ジューシーな味わいが楽しめる。 |
ぼんじり | 脂が乗った希少部位。小さいので串に刺して焼くのがオススメ。 |
ソーセージ・ベーコン
「ソーセージ」や「ベーコン」があると、バーベキューのメニューがもっとバリエーション豊かに。加熱済みのものが多いので、比較的傷みを気にせず持ち運べるのもメリットです。
特に子どもがいる場合は持っていくと喜んで食べてくれます。焼き上がりも早いのでさっと手軽に食べられますよ。
品名 | 特徴 |
ソーセージ | 焼くと皮はパリッと、中はジューシーに。大小いろいろな形があるのでメインでもサブでも楽しめる。未加熱のものはしっかりと火を通すよう、要注意。 |
ベーコン | 薄切りからブロック状のものまでさまざま。薄切りを野菜に巻いて楽しんだり、ブロック状のものを厚めに焼くなど、色々な楽しみ方ができる。 |
変わり種のアレンジ
ラム
仔羊の肉、「ラム」。羊肉の中では特有の香りがマイルドなので、初心者にもオススメの食材です。
筋肉量や脂肪分が少なく、柔らかい食感が特徴。お肉の旨味がたっぷりでジューシーな味わいが楽しめます。ジンギスカンにしたり、厚切りで食べても美味しいお肉です。
ジビエ
鹿肉やイノシシ肉などの「ジビエ肉」。チェーン店のスーパーに売っていることは少ないですが、山間部のお肉屋さんやスーパーで販売されている場合もあります。
新鮮なジビエ肉は絶品。高タンパク・低カロリーなので、ヘルシー思考の方にもオススメです。生焼けだと食中毒のリスクが高まるので、しっかりと火を通すよう注意しましょう。
内蔵系
牛や豚の「ホルモン」は、酒飲みなら好きな方も多いのではないでしょうか? 自宅で下味を付けて持っていけば、柔らかくなり、臭みも消えるのでオススメ。煙を気にせず豪快に焼いちゃいましょう。
餃子
「肉」ではありませんが、変わり種として実は「餃子」もバーベキューにオススメの食材です。熱々の鉄板やスキレットでカリカリに焼き上げましょう。フタはアルミホイルでも代用可能。冷凍の餃子を購入すれば、保冷剤代わりにもなり便利です。
オススメのバーベキュー食材と選び方【野菜編】
ここからは、「野菜」の選び方をご紹介! バーベキューにぴったりの意外な食材も登場するので、要チェックです。
根菜類
火が通りにくい「根菜類」は、弱火でじっくり火を通して楽しみましょう。焼くとホクホクして甘みも出てずっしりとボリュームもあるので、食べたときの満足度も高い食材です。
品名 | 特徴 | 下準備 |
ニンジン | 火が通りにくいが、じっくり火を通すと甘みがUP。オイルでコーティングすれば、乾燥防止に。 | 3〜5mmの厚さにカットし、オリーブオイルをまぶしておく。皮付きでもOK。 |
ジャガイモ | ホクホクとした食感が特徴。バターなどと合わせれば満足度の高いメニューに。 | レンジで加熱後、1cmの厚みにカット。現地で火を通す場合は、濡れたキッチンペーパーで巻いて、アルミホイルで包み、炭のそばへ置く。 |
カボチャ | ほっこりとした甘さが楽しめ、子どもにも人気。固いのでカットには注意が必要。 | 種とわたを取り除き、薄くスライス。オリーブオイルをまぶしておくと乾燥防止に。 |
玉ねぎ | じっくり火を通すことで甘みがUP。火が通りにくいので、焦げないよう網の端で焼くのがオススメ。 | 皮をむいて、1cmの厚さにスライス。芯がはずれないよう、中心に向かって楊枝を刺す。 |
ネギ | 加熱すると、トロッとした甘さが楽しめる。焦げ目も美味しいのが特徴。 | 3cmの長さにカットし、バーベキュー串に通す。 |
果菜類
実を食べる「果菜類」は火が通りやすいので、ちょっと網が空いたときにサッと焼ける食材。焦げやすいので、焼いているときは目を離さないようにしましょう。
品名 | 特徴 | 下準備 |
ピーマン | 火が通りやすいオススメ食材。生でも楽しめるので、食感を残すよう、表面だけさっと焼いて。 | 洗ってから種とヘタを取り除き、半分にカット。小さくなるので、大きめカットがオススメ。 |
ズッキーニ | ジューシーな味わいが楽しめる夏ならではの食材。クセがないので、子どもにもオススメ。 | 1cmの厚さに輪切りに。くっつきやすいので、オリーブオイルをまぶしておく。 |
ナス | 炭火でじっくり火を通すとトロッとした食感に。アクで変色しやすいので、丸焼きがオススメ。 | ヘタはそのままに、表面に油を塗っておく。 |
ししとう | 程よい辛みと苦味が楽しめる、夏ならではの食材。火の通りが早いのが特徴。 | ヘタを取り除き、油をまぶしておく。爆発防止の切込みを入れておく。 |
とうもろこし | 夏ならではの食材。皮付きで焼くと、仕上がりがジューシーに。 | 皮ごと洗っておく。 1本を3等分くらいにしておくと食べやすい。 |
葉菜類
「葉菜類」は、こってりしがちなバーベキューで箸休めにぴったりな食材。生で食べられる食材もあるので、焼きあがるのを待っている間むしゃむしゃ食べることができます。焼いても美味しいですが焦げやすいので、炭から遠いところで焼きましょう。
品名 | 特徴 | 下準備 |
キャベツ | 手軽に手に入る食材。生はもちろんのこと、シンプルに焼いたり、ホイル焼きにもオススメ。 | 焼く場合は、芯を残すように大きく串切りに。鉄板で炒める場合は、ざく切りに。 |
サンチュ | フレッシュな野菜が食べたいときにぴったり。お肉を巻いて食べるのがオススメ。 | 水で洗い、水気を切っておく。 |
アスパラ | 火の通りが早いので、サッと焼いて楽しめるのが特徴。焼くと甘みもUP。 | 根本部分を持ってしならせると、ポキっと硬い部分と柔らかい部分の境目で折れる。下から半分辺りまでピーラーで皮をむき、油をまぶす。 |
シソ | 爽やかな香りが楽しめる香草。サンチュと同様に、お肉と一緒に食べると美味。 | 水でよく洗う。濡れたキッチンペーパーにくるんで持ち運ぶと、しなびない。 |
きのこ類
旨味がたっぷりな「きのこ類」は、バーベキューで焼きたいオススメ食材。シンプルに網焼きするほか、ホイル焼きやアヒージョなども美味しい!
品名 | 特徴 | 下準備 |
しいたけ | 肉厚のカサが特徴。網の上でじっくり焼いて旨味を引き出すのがオススメ。 | 乾いた布巾やキッチンペーパーで汚れを落とし、石づきの部分をカット。 |
エリンギ | クセのない味わいが特徴。独特の歯ごたえとジューシーさが楽しめる。 | 根本に包丁で切れ目を入れ、手で割く。火を通すと小さくなるので、大きめサイズがオススメ。 |
舞茸 | 独特の香りと旨味が特徴。薄く細かいので、アルミホイルの上で焼くのがオススメ。 | 食べやすいサイズに手で割いておく。 |
しめじ | 火を通すと、旨味たっぷりで、プリプリとジューシーな味わいが楽しめる。ホイル焼きがオススメ。 | 石づき部分を包丁で切り落とし、食べやすいサイズに手で割く。 |
変わり種の野菜
定番食材ではないものの、炭火で焼くととっても美味しい野菜をご紹介。いつもと違う変わり種食材に、盛り上がるかも?
にんにく
普段は薬味として使う「ニンニク」も、丸ごとホイル焼きにすれば、ニンニクがメインの一品に大変身。皮をむいたニンニクをアルミホイルへ入れ、オリーブオイルを回しかけて包み、網の上へ。お酒のおつまみとしてもオススメです。
そら豆
バーベキューではあまり馴染みのない「そら豆」も、箸休めにぴったり。鞘ごと網の上で火を通せば、ふっくら香りが良い一品が完成します。鞘が少々焦げるくらいがちょうどよく仕上がったサインです。
枝豆
お酒を楽しむ大人から、小さな子どもまで大人気の「枝豆」も、バーベキューで楽しみたい食材。鞘を洗って両端を切り落とし、アルミホイルで包んで網の上へ。焼く前に塩とオリーブオイルで味を整えておくと◎!
トマト
そのまま食べても、じっくり加熱しても美味しい「トマト」。ミニトマトは転がりやすいので、串に挿しましょう。ベーコンを巻くアレンジもオススメです。
厚揚げ
意外なことに、「厚揚げ」もバーベキューにぴったりな食材。シンプルに網の上で、焦げ目がつくまで焼きましょう。薬味をたっぷり乗せて醤油を垂らせれば、爽やかな一品が完成します。
カマンベールチーズでチーズフォンデュに
丸ごとのカマンベールチーズの上部分を薄くカットして網の上で加熱することで、お手軽「チーズフォンデュ」が楽しめます。カマンベールは小さめサイズなので、少人数で楽しみたいときにもうってつけ。盛り上がること間違いなしです。