別注・新作アイテム入荷中!!CAMP HACK STORE

【オヤジの宅飲み】ハイボール片手にやってます。簡単に燻製が作れる「秘密道具」を発見したぞ!

週末の宅飲みを何十年と楽しむ筆者ですが、まあ、あまりその内容は変わり映えなく……。贅沢は言いませんが、たまにはバーのような演出や凝ったつまみが欲しいもの。

そんなときに見つけたのが、こちらの「トップスモーカー」なるギア。使い方はめちゃ簡単なのに、これ1つで一気にバーの雰囲気を楽しめるという…。はたしてその実力やいかに?!

本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

目次

記事中画像撮影:筆者

本格的でなくていい、宅飲みでも気軽に燻製させてくれ…

自家製スモークチーズとスモークナッツで乾杯

週末になると、元気いっぱいに宅飲みを楽しむ筆者。飲むのは主にハイボールなどのウイスキー系ですが、もはや何十年も続くお楽しみタイムとあって、その内容はあまり変わり映えなく……。

時には自作のスモークチーズやスモークナッツなどの燻製をまとめて作り、ストックがあるうちは、その香りや味を楽しむ贅沢な週末も。

けれど、本格的な燻製は作るのが大変。スモークチーズなんか丸一日かけて作るので、年中気楽には楽しめません。

過度なキッチン燻製

そして、作るのは基本的にキャンプ場。自宅はマンションなので、キッチンでは仕上げの工程のみに留めています。それでも10分燻せば1週間はニオイが取れず、奥さんに怒られる始末……。

贅沢は言いません。言いませんが、もっと手軽に燻製を楽しみながら飲みたいんですよォォォ。

手軽に燻製風が楽しめるギアを発見!

「トップスモーカー」付属品一式

けれど実は最近、そんな筆者の願望を満たしてくれそうなギアを発見! こちらのCAMP CRAFT「トップスモーカー」です。

シェラカップに食材を入れ、手軽に燻製風の香り付けを楽しめるギア……、という触れ込みです。

はたして、燻製好きの筆者を満足させてくれる代物なのか、実際に使って詳しくレビューしていきます! 

    CAMP CRAFT トップスモーカー

    梱包サイズ16.7×12.7×5.6 cm
    梱包重量260g
    付属品チップ4種

    CAMP CRAFT「トップスモーカー」とは?

    シェラカップにジャストサイズ

    シェラカップにドンピシャな「トップスモーカー」

    大きさは16.7×12.7×5.6cm、重さ約260gほど。これは、直径12cm以下の一般的な大きさのシェラカップに合うピッタリの設計。

    つまり、大型の燻製機などを別途用意せずとも、手持ちのシェラカップで手軽に燻製が楽しめるということです。

    「トップスモーカー」内部構造

    木製の蓋を外すと、中にはスモークチップを入れるスペースが。「メッシュフィルター」がセットされており、チップはここに詰めるわけです。

    「メッシュフィルター」はかなり目が細かく、燃えカスが下に落ちることもなさそうです。

    「トップスモーカー」の底面の穴とメッシュ状のチップ入れ

    本体裏側には直径約1.5cmほどの穴が。チップを燃やした煙がここから出るのですが、この穴は大きめの設計で煙がたくさん出そうです。

    シンプルではありますが、結構よくできているなあという印象です。

    カクテルスモーカーにもなる

    「トップスモーカー」を乗せたウイスキーグラス

    そもそも、カクテルやウィスキーに燻製香を付けて楽しむ「カクテルスモーカー」というアイテムがあり、「トップスモーカー」は、それをシェラカップ用に大きくしたアイテム。

    なので、どうやら「カクテルスモーカー」としても兼用できるもよう。

    商品ページにも「グラス用としても使える」旨の記載があり、実際裏面もフラットなので、シェラカップより直径が小さいグラスにも問題なく乗せられました

    4種類のチップも付属!

    「トップスモーカー」に付属のウッドチップは、オーク、チェリー、アップル、ピーチ

    チップは、なんとチェリー、オーク、ピーカン、アップルの4種が付属する贅沢仕様! 食材に応じて、さまざまな香りとのマッチングが楽しめそうで、ワクワクしますね。

    もちろんチップは市販のものも使えますが、まずはこの4種で試していきたいと思います。

    気になる煙&ニオイ問題は…?

    コンパクトさと手軽さが魅力の「トップスモーカー」ですが、いきなり室内で着火するのは煙やニオイの影響が不安だったので、まずは屋外で着火してみることに。

    着火はトーチが良さそう

    最初にチップへの着火だけ試してみたのですが、ここで気づいたポイントが2点。

    1点目は、チップの量は軽く一つまみでOKということ。というのも、すぐ蓋をするため、実際にチップが燃えるのは「着火した範囲だけ」で、大量に詰めると無駄になってしまうからです。

    「トップスモーカー」にウッドチップを詰めて着火する

    2点目は、普通の100円ライターだと炎が上に向いて上がってくるため、下方のチップへ着火するには難しく、指を火傷するリスクがあるということ。

    なので、手指と炎の距離が保てるチャッカマンタイプがあるとスムーズ。キャンプ場などでは風の影響も受けやすく、トーチやターボタイプのライターがあるとより安心です。

    やっぱりニオイはまあまましますね…

    使い切ったスモークチップ

    そして、気になる煙とニオイについては、結論から言うとやっぱりまあまあ出ます……。といっても完成までの工程のうち、2つのステップだけで瞬間的なもの

    チップに着火した瞬間から蓋をするまでと、完成後に本体をシェラカップから外す瞬間です。

    筆者が使ったときは、それ以外の工程では基本的に煙やニオイの漏れはない状態で使えました。

    室内での使用は…?

    煙がもくもく出てくる「トップスモーカー」で燻したナッツ

    ナッツを燻した後に「トップスモーカー」を外した瞬間がこちら。モワ〜ンと、思った以上に煙がたくさん出てきました。

    自宅マンションでも試してみたところ、瞬間的とはいえ、家の中は結構煙臭くはなります。ですが筆者的には、換気扇の下や空気清浄機の使用前提での室内使用はアリかと。

    ただし、煙感知器の作動や長期的には臭いの染みつきや壁紙の変色などの懸念も。そのあたりが気になる方は屋外での使用をオススメします。

    実際にいろんな食材を燻してみた!

    「トップスモーカー」用に用意したつまみ各種

    自宅マンションでの使用がイケそうだったので、いよいよ、普段の筆者のツマミを豪華にいろいろと燻してみますよ。飲みながらのレビュー、いい仕事です。

    「◎」「〇」「△」「×」で、食材の差による「トップスモーカー」との相性も表してみました。

    1|ミックスナッツ:〇

    燻しきったナッツとオークのチップ

    まずは、スモークタイプではない「ミックスナッツ」。オークのチップに着火して約2〜3分

    出来上がりは、少し色味が変わった印象。口に含むと、「スモークナッツ」とはいかないまでも、煙の香りがプラスされこれはこれでうまい。何より燻製バー的な雰囲気が楽しいです。

    他のチップも試しましたが、ナッツの場合、食材が煙をそこまで吸収せず、あまり差は分かりにくかったです。

    2|チーズ:〇

    チーズとアップルのチップ

    「チーズ」にはアップルのチップでトライ。今回試した中では、かなりしっかりと味の変化が。

    けれどナッツ同様、やはり「スモークチーズ」ができあがるのではなく、煙をまとうことでコクを感じやすくなったという感じです。

    ただし、アップルの風味のようなものは感じにくく、チップの差による影響は同じく少なめ。

    3|スモークサーモン:△

    スモークサーモンとピーチのチップ

    お次は「サーモン」にピーカンのチップをチョイス。実は、生サーモンの燻製では、加熱せず煙だけを数時間当てる「冷燻」という方法が一般的。

    「トップスモーカー」による燻製はちょうどこの「冷燻」に近いのですが、チップが少なく短時間なのを考慮し、今回は完全に生ではなく市販の「スモークサーモン」でトライ。

    ……う~ん。若干燻製感がUPしたかな〜という感じ。ピーカン風味も感じず、言われなければ気付けないかもという結果でした。残念。

    4|チョコレート:×

    チョコレートとチェリーのチップ

    そして、ウィスキーやブランデーに合う「チョコレート」。

    熱を加える燻製が難しいので、「トップスモーカー」との相性は良さそうな印象です。チップはチェリーを使用。

    が、このマッチングは完全に失敗。味が濃いチョコレートは、煙をまとう程度では味が全く変わらず……。食材の密度が高く、煙が吸収されづらいのも原因かと思われます。

    5|スナック菓子:◎

    スナック菓子(キャベツ太郎)とオークのチップ

    食材の密度が低ければ煙が吸収されやすそうという着想から、急遽ピンチヒッターとして「スナック菓子」も登板! オークチップで試してみました。

    ……おお。これは明確に変わりました! 煙の味わいがしっかり感じられ、味の変化が楽しめます。チップの差もそこそこ感じられたので、好みのマッチングを探す面白さも味わえますよ。

    6|ウイスキー:◎

    ウイスキー自体を「トップスモーカー」で燻す

    最後は「ウイスキー」。今回は「バスカー」を燻してみました。

    グラス自体にも煙の香りがつくせいか、ウイスキーは結構強烈に味が変化! また、氷と炭酸水でハイボールするとさらに大きく変化しましたよ。

    チップ各種も、ウイスキーなら明確に個性が花開く感じ。どれも豊かな香りで楽しく飲めて、筆者個人的にはこれが1番お気に入りです。

    使用後の後始末も簡単!

    使用後の「トップスモーカー」

    後始末もとても簡単。「メッシュフィルター」は熱が冷めたら逆さにして指で弾くだけで、チップが簡単に落ちてくれ、使用を重ねても目詰まりなどもしなさそうです。

    その後、全体を洗剤などで洗って煤を落とせば、汚れやニオイの残留も防げます。

    ウッドチップはすぐに火が消えて数分で温度も下がりますが、念のため水をかけてから廃棄するとより安心です。

    ここだけちょっと残念ポイント

    チップによる差を感じにくい

    チップ4種類は大きな差がない

    せっかくチップが4種類も付属しているのですが、その差はほとんど不明でした。

    ただ、これはやむを得ない気もします。10時間レベルの本格燻製でも、チップによる味の差は分かりにくいものなんです。

    唯一ウイスキーだけは例外だったので、チップによる差を楽しむならウィスキーで、と割り切って使い分けるのがいいかと思います。

    「トップスモーカー」で手軽に燻製バーの雰囲気を楽しもう!

    本格的なスモークチーズと「トップスモーカー」で燻したチーズは比較にならない

    燻製好きとして断言しますが、単に煙を当てたとしてもそれは燻製ではありません。スモークチーズも、作り込んだものとは風合いも香りも歴然たる差があります。

    なのでやはり「トップスモーカー」は煙っぽい香りを楽しむ、あくまでも「燻製風」を楽しむ道具ということですね。

    煙をまとわせてから食べる演出はとても楽しく、キャンプでも自宅での飲みでも、より手軽に燻製バーの雰囲気に浸れます。普段と違う飲み方をしたい人には、ぜひオススメしたいアイテム!

      CAMP CRAFT トップスモーカー

      梱包サイズ16.7×12.7×5.6 cm
      梱包重量260g
      付属品チップ4種

      あわせて読みたい