キャンプ飯のアイディアが欲しい!
「キャンプ飯」と一口に言っても、ビギナーの方は「何を作ったらいいの?」と最初は悩んでしまうもの。また、キャンプ歴が長くなるとついいつも似たようなメニューになってしまいがちです。そこで、脱マンネリやキャンプ飯のヒントをくれるアイディア料理をピックアップ!
キャンプで手軽に作れるとは予想外なメニューや目からウロコの調理法まで、インスタグラムの#camphack取材タグからキャンパーたちのアイディアキャンプ飯を集めました。料理の幅を広げたいけどどうしたらいいか……というお悩みを持っている方、次のキャンプで作るメニューの参考にしてみてくださいね。
こ、これはやってみたい!キャンパーたちのアイディアキャンプ飯15連発スタート!
簡単でユニーク!「花餃子」
手軽に餃子を楽しみたい方にオススメなのが、こちらの花餃子。餡をすべて包まずに平たく仕上げるのがポイントで、周りを花びらのように折りたたんで焼くだけと簡単です。この形状なら子供もお手伝いができそうですね。
通常の餃子は蒸す時に蓋を使いますが、なんとこの形状の場合は必要ないそう。薄い分火の通りも早く、仕上げに少量の水を加えるだけで中はふっくら外はカリカリに仕上がります。
手間も洗い物も少なく済んで、キャンプにピッタリのメニューですね。ビールのおつまみにも良さそうです!
杉の木をカットした「自家製ウッドプランクグリル」
豪快なビジュアルがインパクト大なこちらは、ウッドプランクグリル。「Wood=木」+「plank=板」+「grill=焼く」。つまり、木の板を使って焼く調理方法です。
燃えないよう水に浸した無垢の板を準備したらその上に食材をのせ、あとは一般的なバーベキューと同じようにグリルや焚き火台で焼くだけ!
途中蓋をして蒸し焼き状態にすることで木の独特の香りが燻製のようにお肉に移り、焼き上がりもやわらかくジューシーに。深型のアルミ皿を蓋代わりに使うのは、お手軽ですね。
食材に火が通りやすいよう、木は薄いものを用意するのがコツです。
映えも美味しさも間違いなし!「ビーフシチューダッチパン」
蓋を開けたら「うわ〜!」と歓声が上がりそうなビーフシチューダッチパン。ビーフシチューは前日から煮込み、現地で12インチのダッチオーブンを使用してパンを焼いたという力作です。
ビーフシチューは、大人も子供も喜ぶメニュー。ビジュアルを変えると気分も一気に盛り上がりますね。
ソト ステンレスダッチオーブン 12インチ
ザ・漢の料理!これが本当の「石焼きステーキ」
ステーキをこれ以上ないというほど豪快に焼きたいなら、直火OKのキャンプ場でこちらの石焼きステーキはいかがでしょう? 火が通りやすいように隠し包丁を入れるのがポイントです。
石を溶岩石にすれば、お肉に熱を均一に通し柔らかく仕上げてくれます。温熱効果が長時間持続して冷めにくいという特徴もありますよ。
現地で即席お鍋「トマトカマンベールチーズ鍋」
スーパーで手軽に買えるカマンベールチーズと「甘熟トマト鍋スープ」を使い、アラジン鍋でコトコト煮込みます。家で具材を串に刺して準備しておき、現地では煮込むだけのスピード料理!
串は刺す順番が大事で、上の方は火を通さなくても食べられる野菜がおススメ。お肉や魚は串の先端側に刺しておくのがポイントです。
サリ麺+カマンベールチーズ
見るからに食欲をそそられるこちらは、カルディで売っている韓国のインスタントラーメン「サリ麺」を使ったレシピ。もともとラーメンには調味料がついていないので、お鍋の後に残ったスープで作ります。
サリ麺の上にカマンベールチーズをトッピングしてぐつぐつ煮込めば、麺のモチモチ感とチーズのトロトロ感が後引く美味しさ! 唐辛子ベースやカレー鍋など、スパイシーな味つけのお鍋と相性が良さそうですね。
ジ、ジワる…「食べられるアートおにぎり」
次はユニークなおにぎりのご紹介。こちらは「食べられるアート」というでんぷん由来のフィルムでできたシートが貼られているんです。頭は昆布と黒ごま、鰹節で可愛くスタイリング!
仕上がりは食品についている水気に影響を受けるので、直前に貼り付けるのがオススメです。顔以外にも文字やキャラクターなど、いろいろな種類がありますよ。
食べられるアートフェイス(顔)
ドドンと豪快!「ネギ1本豚バラ巻焼き」
ネギを丸ごと1本使った豚バラ巻焼き! なんともインパクトのあるビジュアルですが、味付けは塩のみとシンプルで手軽です。豚バラが少し焦げるくらいまで焼くと中のネギまでしっかり火が通り、噛んだらネギの甘味も感じられて美味しさがジュワーッと口の中に広がりますよ。
一口サイズでおつまみにも◎「ベーコン巻ピンチョス」
小ぶりでかわいいピンチョス焼き。爪楊枝で刺してあるので手軽に食べられますね。ミニサイズの鉄板で焼けば、お酒をチビチビ飲みながら食べる“ちょい飲み”も進みます!
甘辛いタレで食べ応え満点!「肉巻き棒おにぎり」
割り箸にご飯を細長く付けていき、豚バラや薄切り肉巻いた肉巻きおにぎり変形バージョン。焼肉のタレなどを使って甘辛に仕上げれば、腹ぺこさんも大満足のキャンプ飯ができあがります。
チーズや大葉も合いそうですね。ご家庭でお好みの味を探してみては?
焼くと美味しさがアップする!?「お稲荷さん焼き」
熱々で食べる稲荷寿司という発想は、なかなか思いつかないのでは? お稲荷さんを焼くと揚げの表面が少しパリッとした食感になり、温まった甘いお出汁が噛みしめるほどジワジワ広がります。
現地に着いて時間のない設営時の昼食などに、パッと出せる一品ですね。簡単で美味しいのでオススメです。
メスポットラージで熱燗とスンドゥブ
テンマクデザインから発売されている、ラージ用メスティンのメスポットを使ったお一人様料理。熱燗とスンドゥブチゲを同時にアラジンストーブで温めているというのは、出来上がる途中の雰囲気だけでもお酒が進んでしまいそうですね!
一年中夜は冷え込むキャンプでは、こんな温まり方も乙です。
トランギア ラージメスティン
テンマクデザイン メスポット ラージ
焚き火で熱々「ペッパーランチ」
焚き火を使ったキャンプ飯の気分を味わいたいならコレ! ご飯と薄切り牛肉を鉄製フライパンで焼く、豪快なペッパーランチ。コーンにネギやバターをトッピングして、タレをかけて大きく混ぜ合わせます。スパイシーさの加減は胡椒で調整を。
スキレットはかき混ぜる時にこぼれないよう、大きめサイズがオススメです。見るからに美味しいこと間違いなしのこの料理、グルキャンでも盛り上がりそうですね。
豪華~!「シェラカップで伊勢海老味噌汁」
キャンプでちょっと奮発したい気分のとき、買った伊勢海老の旨味を余すことなく食べつくせるのがこの味噌汁。身を食べるだけで捨ててしまってはもったいない! 殻と、特に頭からは美味しい出汁が出るんです。
一匹丸ごと煮て作る味噌汁たるや、その美味しさはいかほどか……。期待膨らむ豪勢な味噌汁ですね。
詰め込めるだけ詰め込もう!「みっしりわんぱくサンド」
お野菜たっぷでボリューミーな、その名も「わんぱくサンド」。作っているうちにだんだんボリューミーさがアップしていくとかいかないとか……。生野菜が不足しがちなキャンプでの、ビタミン不足解消の一品になりそうです。
お好みで具材を、これでもか! というくらいに入れたら豪快にガブッといきたいですね。朝食以外にも、家で作って持って行き設営しながらや、焚き火タイムの小腹が空いた時などにもオススメです。
次回はアイディアキャンプ飯を作ってみよう!
キャンプ飯のアイディアは膨らみましたか? 大事なのは想像力。出来上がりもそうですが、作業工程を思い浮かべておくと、無駄なものや逆に持って行かなければならないものなどが見えてきます。
引き出しは多ければ多い方が良い! あなたのアイディアキャンプ飯もぜひ#camphack取材に投稿してくださいね!