CALMA STOREのオリジナルブランドAENDとは?
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キャンプギアやアパレルを独自の視点でセレクトする「CALMA STORE」は、素材やデザインにこだわり、“発見”を大切にした商品を提案するアウトドアショップ。
デザインと機能性に優れたオリジナル商品も評判で、燕三条地域のシェラカップ専門工場と提携して製造されている、オリジナルブランド「AEND」の人気も高まっているんです。
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-3.jpg)
出典:Instagram @calma_store_official
AENDというブランド名は、終止符を意味する「END」と、さらなる発展、続きを見たいという意味を込めた「AND」を組み合わせた造語で、最上の製品を作るという想いが込められています。
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出典:CALMA STORE
2023年に発足して以来、AENDは大量生産では実現できないこだわりの製品を次々にリリース。職人技術が込められた繊細なヘラ絞りや、ハンマートーン(槌目)加工が特徴のシェラカップは、ブランドのアイコンともなっています。
ヴィンテージ感あふれる「RAVEN」シリーズ
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これまでAENDではブラックカラーを多用せず、素材本来の色を生かした製品を主に展開してきました。しかし今回は、満を持してブラック塗装を施した新作が登場。英語で“ワタリガラス”を意味する『RAVEN』シリーズをリリースしました。
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/77bac04a8663378b9b158de0ddcfce26-1.jpg)
この新作は、古いLeicaカメラに見られる塗装剥げの魅力のような、使い込むほど自分だけの味わいが生まれる製品を……との想いから企画されたそうで、外側がブラック塗料で薄く塗られています。
この塗装部分は、ヤスリがけしてあえて剥がし、下地の素材感を楽しむカスタムも可能。新品の美しさを楽しむか、自分好みに育てるか。どちらもキャンパーの感性に委ねられています。
Sierra cup 480ml (BRASS) RAVEN
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-5.jpg)
無垢の真鍮にブラック塗装を施した「ブラスモデル」は、空気や熱に触れることで酸化し、地のゴールドカラーがくすんだり色合いが変わったりする経年変化を楽しめます。
真鍮ならではの育てる感覚は、他には代え難い喜び。くすんでも研磨剤などを使って磨けば、美しい光沢を取り戻すことができるので、メンテナンスをしながら愛着を持って使えそうです。
気になるこの真鍮モデルの定価は¥5,280となっています。
Sierra cup 480ml (COPPER) RAVEN
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真鍮に比べてやや赤みがかった、銅特有の暗い黄茶色が美しいコッパーモデル。
こちらは食べ物が触れる内側に錫・ニッケル加工を施していますが、外側は無垢の銅素材の上にブラック塗装が施されています。
真鍮モデル同様、使い込むほど唯一無二の味わいが増していきます。
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銅素材は、真鍮や一般的にシェラカップに用いられるステンレスよりもやわらかい金属。
使う際に傷や凹みに注意が必要とのことですが、傷なんてものはむしろ味として楽しんじゃいましょう。ちなみにこの銅モデルの定価は¥5,480です。
愛着を深める3つの理由
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-7.jpg)
シェラカップ専門ブランドならではのこだわりが光るAEND。そのシンプルなカップのなかには、職人たちの技術と情熱がぎっしりと詰め込まれています。
ここからは、AENDの新作「RAVEN」の持つ3つの特徴をみていきましょう。
職人技が生み出す確かな品質
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-8.jpg)
AENDのシェラカップには、金物の街・燕三条地域で30年にわたって培われた技術を惜しみなく投入。平らな金属板をヘラ絞りで成形し、さらに槌目模様を加えることで、無骨さと上品さを兼ね備えた繊細で立体的な表情を生み出しています。
ちなみに、現在日本国内で約300社がシェラカップを製造できるといわれていますが、高度な金属精錬技術を要するヘラ絞りでシェラカップを製造し、さらに一貫してハンマートーン仕上げを施せるのは、なんとAENDの提携工場一社のみとのこと!
使い勝手の良いサイズ設計
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-9.jpg)
一般的なシェラカップの容量が300mlであるのに対し、AENDのRAVENシリーズは、いわゆるロッキーカップサイズの480mlを採用。底面直径95mm、飲み口側直径120mm、高さ60mmというサイズ設計で、テーブルに置いた際の安定感もバッチリ!
真鍮モデル、銅モデルともに重量は113gで、プレス製造されたステンレス製シェラカップに比べてやや重みがありますが、この重厚感はむしろ「RAVENシリーズ」の魅力でしょう。
深さのある形状はスープ料理にぴったりで、別売りのリッドを使えば炊飯も可能。キャンプでの食事がさらに楽しくなる、実用性とデザイン性を兼ね備えています。
自分好みに育てる喜び
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-10.jpg)
「RAVENシリーズ」の最大の魅力は、キャンプ道具としての使いやすさや、長期間タフに使える基本設計を保ちながらも、塗装の剥がれや経年変化を味として楽しめる懐の深さにあります。
通常使用による自然なフェード感を味わってもよし、ヤスリがけをして大胆なアレンジを施すのもよし。そこにさらに経年変化が加わることで、唯一無二の存在感を放つシェラカップに仕上がります。
初回限定版には、AENDの特別ロゴ刻印入り!
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-12.jpg)
今回の記事でご紹介した「RAVENシリーズ」は、現在はCALMA STOREのオフィシャルオンラインストアにて予約受注販売中で、2025年3月初旬以降に順次発送とのこと。
ちなみに初回販売分は、底面に特別ロゴが刻印される限定版。以降はテキストロゴ入りの通常版のみの販売となるので、限定版を手に入れるなら早めの予約購入がおすすめです!
※2025/01/24追記
BRASSカラーの初回販売分はSOLD OUTしました。
![AEND_RAVEN](https://images.camphack.jp/wp-content/uploads/2025/01/AEND_RAVEN-13.jpg)
キャンプの相棒たるギアを、あえて“そぎ落とす”のではなく、じっくりと育てていきたい……。そんなキャンパーの思いにぴったり寄り添うAENDのRAVENシリーズ。ぜひ永遠の相棒としてあなたのサイトに迎えてみませんか?
販売詳細
・発売日:発売中
・カルマストア「AEND」の公式HPはこちら
・「Sierra cup 480ml (Copper) RAVEN」の詳細はこちら
・「Sierra cup 480ml (BRASS) RAVEN」の詳細はこちら
※BRASSカラーの初回販売分はSOLD OUT。