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【全盛り】思いつく限りの機能を搭載したLEDランタン「Z2」が、進化の最終形態だった

ランタンとひとことで言っても、その機能や特徴ごとに実にさまざまな種類が。かつ、ポールで吊るしたり三脚が必要だったり、シーンや用途に応じて拡張ギアも必要になってきます。

ところが最近、そういうの全部不要な、思いつく限りの機能が全盛りのランタンを発見! ギミックが詰まったデザインはガジェット感も満載で、早速詳しくレビューしていきます。

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目次

記事中画像撮影:マツ

1台に全部盛り!史上最強にマルチなランタンを発見

ランタン LEDライト

ランタンとひとことで言っても、その機能や特徴ごとに実にさまざまな種類がありますよね。

かつ、大きいメインランタンはポールで高い位置に吊るしたり、小型の雰囲気ランタンは三脚をつけてテーブルに置くなど、使うシーンや用途に応じて拡張ギアも必要になってきます。

全部盛りなアイテムがあった!

ランタン LEDライト

ところが最近、Amazonで目に留まったのが、KOJIHOMUとHAGOOGIという2つの家電メーカーのコラボから誕生した「LEDランタン Z2-GN」

まるで衛星のようなガジェット感満載のこちら、ありとあらゆる機能を1台でカバーしてしまうアイテムだったんです!

筆者も興味津々で即購入してしまいましたので、早速使用感をレビューしていきます!

まずは、怒涛の変形パターンからチェック!

メインランタン級のサイズ感

ランタン LEDライト

ジッパー開閉式のしっかりした付属ハードケースを開くと、中はゴムバンドでしっかり固定。運搬時や開いたときに落とす心配もなく、ファスナーの開閉もスムーズです。

地面に直置きしたときの固定用に、ペグも4本付属しています。

ランタン LEDライト

ボディはかなり大きく、この状態でのサイズは約幅11×奥行き11×高さ22.5cm。ふだん筆者がキャンプで愛用中のゴールゼロが約3.8×高さ9.5cmなので、倍以上の大きさです。

しかしこのライト、ただ大きいんじゃないんです……!

4枚のパネルは720°全方位配光

筆者的に最も魅力的で便利だったのが、4枚のパネルを自在に調整できること。

ゴールゼロでは吊るして下方向を照らせるだけですが、Z2ではパネルを上下180°、左右270°動かせて、全方位720°で照らす方向を調整できるんです!

ランタン LEDライト

こんな風に4枚のパネルをバラバラに調整して垂直方向も水平方向にも照らせて、ここまでくると、マッチするシーンがもはや分からないほどです。 

四脚付き&最高110cmに伸びる!

ランタン LEDライト

そして、底部には三脚ならぬ四脚付き。パカっと開くだけなので、テーブル上にも簡単に安定した状態で置けます。

ランタン LEDライト
ランタン LEDライト

さらに! 高さを約29〜110cmの間で自由に調整できる伸縮機能まで搭載しているんです! 

付属のペグを脚部に打ち込めるので、1番高くしても倒れる心配はなさそう。もはや三脚もランタンポールすら不要で、すでに相当マルチです。

けれど、まだまだこんなもんじゃ終わらなかった……。

LEDライトモードの組み合わせは全201種?!

いよいよ真打ち、ライト機能ですが……、なんと合計201種ものモードが存在。もう、ちょっと意味が分からない気がしてきますが、詳しくみていきましょう!

シーン別に選べる5つのモード

まずは光の色調。「電球色」「温白色」「昼白色」の3モードに切り替え可能です。メインランタンとして明るく照らすだけでなく、キャンプサイトの雰囲気に合わせてサブ使いもOK。

このほか、遠距離や悪天候下でも警告灯としてはっきり視認できる「高速点灯モード」、緊急時の救援要請を知らせる点滅を行う「SOSモード」の2種も搭載。

災害時の備えとしても1台持っておきたいレベルですね。

4パネル全部で最大6,000ルーメン

ランタン LEDライト

明るさは、昼白色モードで1枚につき1,500ルーメン全て点灯させると最大6,000ルーメンという頼もしさです。ゴールゼロが150ルーメンなのと比べると、約40倍ということに!

1枚だけ、3枚など点灯させるパネルの数も好きに選べます。

明るさは10レベルに調光可能

*動画は温白色モード、4倍速で再生

そしてこの明るさ、ボタンを短く押せば10段階で、長押しなら無段階に調光が可能です。

メモリー機能まであり、記憶した前回の輝度で点灯してくれる点もめちゃ便利。このランタン、一体どこまで至れり尽くせりなんでしょうか……。

懐中電灯は1028ルーメン!

ランタン LEDライト
ランタン LEDライト

底部にもLEDライトを搭載しており、1,028ルーメンの明るさの懐中電灯としても使えるんです。

広範囲というよりは1点をしっかり照らす感じで、足元を照らすには十分な明るさ。夜トイレに行く時なども活躍してくれます。

というワケで、5種の点灯モード×4枚調光パネル×10レベルの調光+懐中電灯……で、全201種。ちょっと覚えきれないくらいのマルチぶりですね。

まだある便利機能!どこまでマルチなんだ…

底面マグネットで車にくっつく

ランタン LEDライト
ランタン LEDライト

情報量が多過ぎてなんだか息切れしてきた……、という人も、もうあとひと息、ぜひお付き合いいただきたい!

お次は四脚スタンドの底面に搭載された「磁気パッド」! 

画像のように車など鉄製の場所にくっつけて、上から照らすなんてこともお手のもの。磁気パッドは滑らかなテクスチャなので、車体が傷つく心配もナシでした。

カメラ用三脚に装着もできちゃう

ランタン LEDライト

続いて本体底面には、カメラ三脚などに対応した1/4インチネジ穴を装備

市販のカメラ用三脚に装着できるので、伸縮機能の最大値110cmからさらに高い位置からサイトを照らせます。

ランタン LEDライト

本体重量は960gとまあまあの重さなので、三脚基底面の範囲や高さとのバランスを考えて設置する必要はありますが、画像くらいの高さなら特に問題なく設置できましたよ。

何より、このカメラ三脚と組み合わせたときのガジェット感! カッコ良すぎません? 

バッテリーとして充電もできる!

ランタン LEDライト

電源は14,000mAhの大容量バッテリーを採用。

こちら、本体の給電のみならず、モバイルバッテリーとしてスマホなどへの充電もできてしまうスグレモノ。キャンプはもちろん、自宅でも活躍しそうです。

防水性もバッチリ!

ランタン LEDライト

やっとここまできました! 最後は、アウトドアシーンで使うならやはり備えていて欲しい、防水性能

なんとこちらもIPX5というレベルを実現しており、突然の雨でも心配なく使えちゃいます。

気になったのはこんなトコロ

四脚はかなり場所をとる

ランタン LEDライト

四脚は安定性があって便利な反面、開くと縦横22cmの範囲を占め、テーブル上ではかなり場所をとってしまいます。

大きめのテーブルならまだしも、ソロ用テーブルではスペース効率的にオススメできません。

最大110cmは微妙に低い…

ランタン LEDライト

最大110cmの高さまで伸ばせるのも便利なんですが、ちょうどローチェアに座ったときに目の高さ辺り。眩しいんですよね……。

手元を照らすには十分ですが、サイト全体を照らすには高さが足りないので、メインランタンとして使いたい場合は、別途カメラ三脚に装着するのが良さそうです。

磁気パッドの磁力がやや弱い

ランタン LEDライト

四脚底面の「磁気パッド」も便利なのですが……、実は磁力はやや弱め

本体が960gと重いこともあり、体が少し当たったりするだけで簡単に落ちてしまうときが。今回は雪上で無事でしたが、ゴツゴツした地面だと壊れてしまうので、十分注意が必要です。

これ1つあれば安心、究極のLEDライト

ランタン LEDライト

上下左右に動く4パネル、四脚の開閉に110cmまでの伸縮機能という変形パターンに始まり、全201種の点灯モード、磁気パットにカメラ三脚対応などなど……。

あまりの多機能ぶりにちょっと頭が追いつかない感も否めませんが、要するに、もう色んなランタンや拡張ギアを持って行かずに、ほぼコレ1台で済むということなんです!

大容量バッテリーにIPX5防水性能など災害時の備えとしても頼もしく、ぜひ1台持っていたいアイテム。ごちゃごちゃとたくさんギアを持っていきたくない人は要チェックのランタンですよ。

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