※テント内での火気使用は、メーカー推奨の使用法にならって正しくお使いください。また幕内で火器を使用する際は自己責任となります。もし使用する際は換気を十分おこない、一酸化炭素報知器を必ず使用しましょう。
醍醐味たっぷり。冬キャンプってやっぱりいい〜

どのシーズンに行っても楽しいキャンプですが、冬キャンプならではの魅力ってありますよね。 筆者が思う冬キャンプの良さは、この4つ。
- ・キャンプ場が比較的空いている
- ・空気がきれい
- ・虫がほとんどいない
- ・冬ならではの雪中キャンプができる
冬にキャンプをお休みする人がいるため、暖かい時期よりはキャンプ場探しに困ることは少ないし、気温が低く対流活動も弱いおかげで、空気も澄んで見えます。

こんな感じの雪中キャンプだって、冬の一部地域でしか味わえない貴重な体験! とはいえ極寒の地で過ごすには、寒さに耐えられる道具の準備がマストですよね。
というわけで、キャンプ歴15年筆者の「一軍寒さ対策ギア」を一式ご紹介します。道具をアップデートし快適化していくのが、キャンプの楽しみの一つだと思っており、ここに至るまでも数々のアイテムを使ってきました。
みなさんの冬キャンプ道具選びの参考になれば幸いです!
快適性を追求したアイテム9選
1|PASECO「CAMP-25」

筆者は、暖房器具として手軽に使える石油ストーブを愛用中。
小型の「アルパカストーブ」(暖房出力3kW)なども持っていますが、真冬はもっぱら大型石油ストーブ(広範囲を暖める暖房出力6kWのもの)がメインです。
薪ストーブを使っていた時期もあったのですが、準備・撤収の手間と薪のコストがかかること、さらに強風時にテントと一緒に煙突ごと煽られて危険な思いをしたことがあるので採用していません。

以前は、暖房出力が約6kWで同等スペックの石油ストーブ「トヨトミKS-67H」も愛用していましたが、パセコの「CAMP-25」が登場して買い替えました。

撮影:AKT
というのも「CAMP-25」は、なんと収納時に本体を小型化できるんです。本体高が57cm→44cmまで小さくなるので車載するときに便利。数々のストーブを使ってきましたが、最近はもっぱらコレです。
パセコ CAMP-25
サイズ | Φ445 x 570 (mm) /収納時: Φ445 x 440(mm) / 梱包サイズ:480 x 480 x 560 (mm) |
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重量 | 11.5kg |
出力 | 6.4kW |
点火方式 | 手動 / 自動 ※乾電池(単2電池×4本)は別売り |
燃焼時間 | 約10時間 / 燃料消費量:0.65L/ |
タンク容量 | 7L ※仕様変更により給油キャップのチェーンは廃止されております |
価格はトヨトミの方が安いので、コスパ重視な方ならトヨトミを選んでも良いかと思います!
トヨトミ KS-67H
サイズ(置台を含む) | 高さ58.3×幅48.2×奥行48.2cm |
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本体重量 | 11Kg |
電源 | 単2形乾電池×4本 ※乾電池は別売 |
暖房出力 | 6.66kW |
油タンク容量 | 6.3L |
2|Namsanworks「TUF 熱動力ファン」

こちらは2023年に購入しテント内の快適度が爆上がりしたストーブファン。通常、横向きに風を送るファンが多いですが、このファンは下向きに風を送ってくれる優れもの!
サイズは直径35×高さ19cmとかなり大きく、積載も圧迫しがちですが、テント内が本当に快適になります。
というのも暖かい空気は上に押し上げられます。そのため天井あたりは暖かく、足元と温度差ができ寒く感じることも。それを改善してくれるのがこのアイテム!

筆者のブログで記事にした際に、テント上部と下部の温度を検証した結果がこちら。ストーブファンを設置する前は、テント室内が(天井 29.5度・足元 16.5度)でした。設置後は、(天井 22.2度・足元 19.8度)に! 足元もしっかり暖めてくれています。
テント内で立ち上がると顔が熱くなりがちですが、このファンを置くことでその不快感が激減して非常に快適な空間になります。個人的に2023年購入して良かったアイテム第1位でした!
3|CARGO CONTAINER「SAFE CO DETECTOR」

ストーブと必ずセットで準備したいのが一酸化炭素チェッカー。今シーズンから愛用しているのは、2024年末にMakuakeで話題となったCARGO CONTAINERの「SAFE CO DETECTOR」。
アウトドア好きに刺さるミリタリー感あるデザインが目を惹きますよね。でも見た目だけでなく機能もA級。スマホと連携して電源のON/OFFや画面照度の調整ができたり、温度や湿度をリアルタイムに確認することもできる優秀アイテムなんです。