CAMP HACK[キャンプハック]


メスティンや飯盒やライスクッカーなど様々な炊飯方法

キャンプ炊飯を実践解説!メスティン・飯盒他の失敗しない炊き方

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せっかくのキャンプでは美味しいご飯が食べたいですよね。でも初めてだし不安……という方に向けて、失敗しない基本の炊飯方法を徹底解説。定番のメスティンや飯盒やライスクッカーそれぞれを使った炊き方からシェラカップ・ポリ袋など、レベルアップしたら試したい裏ワザもご紹介します!

ヨシダ コウキ

制作者

ヨシダ コウキ

幼少期にキャンプに連れられてアウトドア好きに。 大人になってからご無沙汰だったものの、友人にキャンプに誘われキャンプ熱が再発。焚き火とご飯とお酒が好き。

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ヨシダ コウキのプロフィール

アイキャッチ画像作成・記事中画像撮影:筆者

3通りのキャンプ炊飯、実践でコツを解説!

メスティンで炊いたご飯キャンプでお米を炊くのは難しいと思われるかもしれませんが、炊き方を知っていればとても簡単! ホカホカの美味しいご飯を炊くことができますと。まずは、ご飯を炊く前の準備をしていきましょう。

ご飯を炊く前に……必要な道具はこちら!

炊飯の必要な道具
●お米
●水
●火種
●ご飯を炊く鍋

アウトドアでの炊飯には最低限これだけでOK。加えて軍手や耐熱の手袋があると安全です。

お米は事前に研いでおくと楽チン! 無洗米も活用しよう

研いだお米をメスティンに入れるお米は自宅で研いで乾燥させてポリ袋やジップロックに入れて持って行けば、現地では炊くだけとスムーズ。無洗米ならもっと手軽ですよ。

お米はあらかじめ浸水させると◯

お米をボールで浸水させるお米を研いで水を入れてそのまま火にかけて炊飯! と行きたいところですが、研いでそのまま炊飯をすると芯が残りやすくなります。お米を浸水させることでお米の中に水分が入り込み、美味しいお米を炊くことができますよ。
浸水時間の目安
夏→30分くらい 冬→1時間くらい
とはいえキャンプは設営に忙しかったり、のんびりお酒を飲んだりしていてお米を浸水させることを忘れてしまうことも多いものです。
ジップロックのタッパーに入れたお米あらかじめお米を研いで水を入れてジップロックやケースに入れておくと、そのまま開けて火にかけるだけで炊飯できますが、、浸水させすぎはNG。

水に浸しすぎるとお米がもろくなり炊飯中に砕けてしまい、夏場は雑菌が繁殖する可能性もあるため浸水させて持っていく場合はクーラーボックスに入れておくようにしましょう。

水の量は「お米1:水1.2」

メスティン炊飯に必要な水の量お米を炊くときによくわからなくなるのが、水の量。水が多いとベチャベチャに、少ないと硬いご飯になってしまいますが、基本はお米1合に対して水の量は1.2倍と覚えておきましょう。その上で好みの炊き上がりに合わせて水を加減することで硬さを調節できます。
基本 硬め 柔らかめ
1合(150g) 200cc 180cc 230cc
2合(300g) 400cc 360cc 465cc
3合(450g) 600cc 540cc 700cc
炊飯時に指で水嵩を量るそれでも現地で「何合入れたか忘れた!」「水が量れない……」となってしまうことも。その際はお米を炊く容器に入れて、米から爪の根本までの高さまで水を入れる。この量で炊飯すると失敗なく炊けるので、覚えておくと良いでしょう。では早速お米を炊いていきます!

メスティンで炊いてみた

メスティン炊飯時に石をのせる
メスティンを使うメリット
●基本的に2合くらいまでなのでソロ・デュオキャンプメインの人におすすめ
●他のメニューも作れる
●特殊加工がされているタイプなら焦げ付きにくい
今回はトランギアのメスティンを使いますが、どのメスティンもサイズがそこまで大きくないので2合くらいの炊飯に最適。小さいためかさばらないのと調理器具として使うこともでき、焦げつきにくい素材でできたものもあるなど炊飯以外のメリットにも注目です。

使ったのはコレ!

トランギア メスティン TR-210

●サイズ:17×9.5×6.2cm
●重さ:150g
●材質:アルミニウム
●合数:約1.8合まで


数あるメスティンの中でも定番中の定番がトランギア。アルミ製で軽くスタッキングできるアイテムも豊富でかさばりにくく、これひとつで多彩なメニューをこなすまさに万能クッカーです。

イワタニ カセットフー タフまるJr.

●サイズ:約幅286×奥行192.5 ×高さ122mm
●ケースサイズ:約幅320×奥行252 ×高さ135mm
●重量:約1.6kg(ケース込重量:約2.5kg)
●材質:本体 鋼板、トッププレート ホーロー用鋼板、ごとく ホーロー用鋼板、バーナー ステンレス鋼板、器具せんつまみ ABS樹脂


風に強いと評判の「タフまる」のコンパクトタイプで、ソロ~デュオキャンプに最適のカセットコンロ。ダブル風防ユニット搭載で、外側風防と内側風防の2段階で風をさえぎるタフモデル!
▼メスティンについて詳しくはこちら!

▼タフまるJr.について詳しくはこちら!

いざ火入れ!

メスティンに当たるカセットコンロの炎口今回はガスで炊くため、火をつけるだけ。火加減は中火で熱していきます。メスティンで炊くコツはなるべく全体的に火を当てること。

細長い形のため全体に熱が伝わりにくいので、たまに動かして火の回りを良くします。時間はコトコト20分ほど。途中吹きこぼれもありましたが蓋は開けないようして待ちます。

出来栄えは……

メスティンで炊いたご飯20分経ったら火を止めてお米を蒸らします。蓋を開けてみると、ガスで炊いているので焦げもなく安心の出来栄え! しっかりと粒も立っていて美味しそうです。

メスティンは取っ手がついているため、炊いたご飯をそのまま器として食べることができるのが便利なポイント。洗い物も少なく、荷物もコンパクトになります。
メスティンで炊いたご飯を蓋に取り分けるデュオキャンプの場合は蓋にお米をよそって器代わりに使うこともできます。特にデメリットと感じることはないものの、アルミ製のメスティンには保温力はほとんどありません。冬になるとすぐに冷めてしまうため、炊けたらすぐに食べた方が美味しいお米を味わえます!
▼おすすめのメスティンはこちら!

ミリキャンプ メスティン MR-250 Pro

●サイズ:17×9.5×6.2cm
●重さ:165g
●材質:アルミニウム
●合数:2合


おすすめポイント!
●2合が炊けるちょうどいいサイズ感
●目盛付きで水量を測りやすい
●気密性が高く炊飯中に蓋が開きづらい

ロゴス メスキット

●サイズ:31.5×11.5×5.5cm
●重さ:230g
●材質:アルミ,ステンレス


おすすめポイント!
●ハードアルマイト加工で傷がつきにくい
●蓋に取手がついているので開けやすい
●ハンドルは取り外し可能でかさばらない

スケーター メスティン

●サイズ:12.2×18.2×6.1cm
●重さ:225g
●材質:本体・フタ:アルミニウム合金/止め具・ハンドル:ステンレス/ハンドルカバー:PVC
●合数:1合


おすすめポイント!
●カラーバリエーションが豊富でおしゃれに使える
●取手にゴムが付いていて厚くない
●ワイドな形状で安定感がある
▼メスティンの記事はこちらもチェック!

飯盒で炊いてみた

飯盒炊爨に必要な水の量
飯盒を使うメリット
●2合以上炊けるのでグループキャンプで大活躍!
●つり手がついているので焚き火でも火加減の調節がしやすい
●昔からのTHE・キャンプの雰囲気を楽しめる
飯盒といえばキャンプでお馴染みの炊飯道具。無骨な見た目で、ワイルドなブッシュクラフトキャンプにピッタリのアイテムです。サイズはメスティンよりも大きものが多いため2合以上を炊くことができ、グループキャンプでも大活躍。その分1合炊きなど少量炊くことは難しくなります。

使ったのはコレ!

年季の入った飯盒筆者が使っているのは、母親が子どもの頃ガールスカウトで購入した約50年前の年代物。逆に半世紀使っていてもまだまだ愛用できる頑丈さも飯盒の魅力です。煤(すす)もついていて底も変形していますがまだまだガンガン使うことができる一品です。

いざ火入れ!

焚き火を使って飯盒炊爨今回は焚き火でお米を炊いていきます。小さい火から徐々に薪を追加して大きくしていき、少し落ち着いた中火くらいになってから飯盒を載せました。
焚き火を使って飯盒炊爨火が弱くなってきたら少し薪を足しつつ、炊飯時間は約20分。途中で少し吹きこぼれることもあるため火が弱くなりすぎないようにしました

15分くらい経ったら弱火(少し火が弱いところにずらす)にして、焦げ付かないように注意しながら炊き上がりを待ちます。

炊き上がりは…

飯盒で炊いたご飯20分経ったら火から外し、5分ほどお米を蒸らします。肝心の炊き上がりはこちらも大成功! ふっくらと炊けていて、底にはちょうどいいくらいのおこげがてきていていい感じ。香ばしくとても美味しいです。

焚き火で炊く際は、直火から飯盒を下ろす必要があるので手袋は必須。煤もつくため汚れてもいい手袋を使いましょう。ガスとは違い火加減に気を使う必要があるものの、キャンプの雰囲気も味わうことができ、2倍楽しむことがでます。
▼おすすめの飯盒はこちら!

ロスコ 戦闘飯盒2型 41001

●サイズ:32×53×20cm
●重さ:約400g
●材質:アルミニウム
●合数:2合


おすすめポイント!
●自衛隊が実際に使用してる飯盒と同規格
●ちょうど良い深さで洗いやすく調理もしやすい
●蓋と中蓋をつなげて食器としても使える

キャプテンスタッグ 丸型飯盒

●サイズ:φ5.5×13.5cm
●重さ:約360g
●材質:本体:アルミニウム/つる:鉄
●合数:4合


おすすめポイント!
●水量線がついているので計量いらず
●たっぷりの4合炊き対応
●丸型なので安定している

ライスクッカーで炊いてみた

ユニフレームのライスクッカー
ライスクッカーを使うメリット
●米を炊く専用の器具なので失敗しづらい
●目盛がついていて水を測る必要がない
●内側に加工がしてあるものが多いのでこびりつきにくい
ライスクッカーはお米を炊く専用の調理器具のため、キャンプ初心者でも失敗しにくいアイテム。形もメスティンや飯盒と違い炊飯器の内窯のような、ご飯を美味しく炊くことができる形状になっています。

使ったのはコレ!

ユニフレーム fanライスクッカーDX

●サイズ:約φ19.7×6cm
●重さ:770g
●材質:本体:ガラス/ツマミ:天然木
●合数:2~5合


ユニフレームのライスクッカーは定番アイテム。3〜5合炊きでグループキャンプに大活躍。お米の量や水の目安もついていて失敗が少なくなります。

いざ火入れ!

ユニフレームのライスクッカーをマーベラスで炊飯ガスで最初は強火にかけ、フタが”カタカタ”と鳴り出したら弱火に。湯気が出なくなったら火からおろすという、基本はこの3ステップです。5分ほどの蒸らし時間も入れると、所要時間は約20分で炊くことができますよ。

炊き上がりは……

ユニフレームのライスクッカーで炊いたご飯水を気持ち多めにした分柔らかめではありますが、芯までふっくらしたご飯に。焦げもなく炊飯器での炊き上がりに一番近かった印象で、炊き上がりの安定感をとるならライスクッカー一択というのが感想です。

ただサイズが大きいものが多くかさばりやすいため、荷物が多くなりやすい点はデメリットでもあります。
▼fanライスクッカーDXについて詳しくはこちら!

▼その他おすすめはこちら!

スノーピーク アルミパーソナルクッカーセット SCS-020

●サイズ:クッカーL:φ14.8×7.5cm
クッカーS:φ12.8×6.9cm
●重さ:485g
●材質:本体:アルミアルマイト加工/ハンドル:ステンレススチール


おすすめポイント!
●サイズ違いのクッカーがついているので凡庸性が高い
●クッカーは食器としても使用可能
●目盛付きで軽量も簡単

コールマン パックアウェイ ソロクッカーセット 2000012957

●サイズ:ポット:約φ12.5×10cm
カップ:約φ12×5cm
●重さ:約250g
●材質:本体:アルミニウム/ハンドル:ステンレス,シリコン


おすすめポイント!
●OD缶がジャストフィットするちょうどいいサイズ感
●こげ付きを防ぐ加工でこげにくい
●ポーチ付きで持ち運びも簡単

コールマン ライスクッカー 3合 2000012931

●サイズ:約φ19×18cm
●重さ:約920g
●材質:ライスクッカー:アルミニウム,ステンレス/内蓋:アルミニウム/ストレーナー:ステンレス/メジャーカップ:ポリプロピレン
●合数:3合


おすすめポイント!
●中蓋付きでお米を美味しく炊くことができる
●ザル付きでお米を研ぎやすい
●ノンスティック加工で手入れが簡単。おこげも綺麗に剥がせる

大量に炊く場合はダッチオーブン・土鍋もアリ

土鍋で炊いたご飯
出典:Instagram by@s.u.d_camp
メスティンや飯盒にライスクッカーの他、ダッチオーブンや土鍋でもお米を炊くことができますよ。どちらも大きさがあるためたくさんの量を炊くことができ、グループキャンプにピッタリです。

ダッチオーブン

ダッチオーブンで炊いたご飯
出典:ロッジ
ダッチオーブンは本来煮込み料理や大きい肉をオーブンで焼き上げる時に活躍しますが、基本は飯盒と同じ要領で炊飯も可能。キャンプでお米を炊く頻度はあまり多く無さそうなら、ダッチオーブンで賄うのも一案です。

ロッジ ロジック キャンプオーヴン 12インチ L12CO3

●サイズ:φ30x10cm
●重さ:8,000g
●材質:鋳鉄


おすすめポイント!
●足付きなので火元に直置きも可能
●鉄に厚みがあるので蓄熱性が高く保温力が高い
●シーズニング不要ですぐに使える

ユニフレーム UFダッチオーブン 8インチ 660935

●サイズ:約20.5×9.5cm
●重さ:約4,200g
●材質:本体,フタ:黒皮鉄板/ツル:ステンレス鋼
●合数:1~4合


おすすめポイント!
●衝撃や温度変化に強く割れにくい
●大きすぎないサイズでソロやデュオでも使える
●耐錆性が高い黒皮鉄板を使っているので錆びづらくお手入れが簡単
▼ダッチオーブンについて詳しくはこちら!

土鍋

土鍋で炊いたご飯 土鍋は家でも鍋をするときに使うこともでき、遠赤外線効果で炊き上がりもふっくら。大きすぎると上手く炊けないため、ご飯を炊く場合はなるべく炊く量に合ったサイズを選ぶことがポイントです。

なお、陶器なので割れてしまうこともあるため取り扱いには注意しましょう。

スノーピーク 土鍋膳 CS-580

●サイズ:22.9×23.1×30.5cm
●重さ:2,800g
●材質:鍋本体:高耐熱陶器/蓋,お碗,お皿:陶器
●合数:2合


おすすめポイント!
●4つのお茶碗付きでグループキャンプにピッタリ
●ケース付きで持ち運びしやすい
●オールブラックの素材感がおしゃれ

ロゴス 吊り土鍋 81062203

●サイズ:φ27.5×14cm
●重さ:1,900g
●材質:陶器,ガラス,木材
●合数:5合


おすすめポイント!
●吊り下げができるので火加減調節がしやすい
●MAX5合炊きで大人数でも安心
●蓋がガラスなので中身が見やすい

【裏技】キャンプで炊飯する方法は、まだまだある!

クッカーで炊いたご飯実は先ほど紹介した方法以外にも、キャンプで炊飯をする方法があるんです。汚れにくかったり少量でも炊けたり、まさかの同時調理などここからは裏技的な炊飯方法を紹介します!


ポリ袋で汚れ知らず

ポリ袋で炊飯キャンプで炊飯する時に気になるのが、中にこびりついたりする汚れ。洗い場が遠いと洗うことも億劫になりますよね。
ポリ袋に入れたお米を飯盒で湯煎そんなときに役立つのが、ポリ袋。水を張った鍋の中にお米を入れて温めるだけで、お米が炊けちゃうんです! これなら汚れることも、鍋にこびりつくこともなくすこぶる快適
ポリ袋炊飯の手順
① 研いで水を入れたお米をポリ袋の中に入れる
② 空気を抜いて口を縛る
③ 水を入れた鍋にポリ袋を入れて約20分火にかける
④ 火から下ろして5分ほど蒸らす
⑤ 美味しいご飯が炊ける!
ちなみにポリ袋は耐熱性のあるアイラップがオススメですよ。

岩谷マテリアル アイラップ

●枚数:60枚


▼アイラップについて詳しくはこちら!

飯盒の“中蓋炊飯”で焦げ知らず!

飯盒の中蓋で炊いたご飯実は飯盒の中蓋でも炊飯できることはご存知でしたか? 水蒸気炊飯とも言い沸騰したお湯の蒸気でご飯を炊き上げるので、温度が上がりすぎず焦げる心配はゼロ。
飯盒でハンバーグを湯煎しかも下のお湯の部分では湯煎や煮込み料理をしたり、同時に調理することもできるんです! ただし、炊けるお米の量は中蓋の大きさになるため1合ほど。量が多くないためソロキャンプ向けの方法になります。
水蒸気炊飯の手順
① 研いで水を入れたお米を中蓋に入れる
② 下に半分ほど水を張って中蓋を載せ蓋を閉める
③ 飯盒を20分ほど火にかける
④ 火から下ろして5分ほど蒸らす
⑤ 美味しいご飯が炊ける!

ソロでも食べきれる量を炊飯したいなら、シェラカップを使おう

バーナーとシェラカップを使って炊飯シェラカップなら少量から炊飯ができるので、ソロキャンプでも大活躍! コンパクトなシェラカップ一つで炊くことができるので荷物もかさばらずに済みますよ
▼シェラカップ炊飯について、詳しくはこちら!

途中で開けたくなる気持ち、わかるけどダメなんです!

メスティンで炊いたご飯
出典:Instagram by@ritz_galley_camp
どの調理器具を使って炊くにしても、初めのうちは特に上手くできているか不安になりますよね。思わず途中で蓋をパカッ……としてしまった方も多いのでは? しかしあれこそが失敗の一因になりかねないんです。

途中で蓋を開けると圧力・温度が下がり、上手く炊けないことも

メスティンの蓋を開ける「赤子泣くとも蓋取るな」と炊飯の極意にまつわる言い伝えがあるように、「焦げてないかな?」と確認したいところではありますが、蓋は絶対に開けないこと。

その理由は「内部の圧力を低くしないため」と、「内部温度を下げないため」。実は確認をして中の圧力や温度が下がることは、芯の残りにつながります。蓋を開けて確認して火に当てる時間を伸ばすと、底は焦げてるのに芯が残っている……という負の連鎖が起こってしまいます。
炊飯中にメスティンの蓋を開けるとはいえ失敗しないように確認したくなるのが人間。もし確認をするのであれば、なるべく回数は少なめ、時間は短めを心がけましょう。合わせて吹きこぼれて蓋が開いてしまわないよう、上に重石を置いておくと安心です。

もし芯が残っていたらお湯を入れて様子を見よう

芯が残ったメスティンのご飯にお湯を入れるしっかり浸水させて火加減の調節もしたのに、お米に芯が残っているなんていうことも。特に標高が高い場所では気圧が低くうまく炊けないこともあります。

もし芯が残っているかな? と感じたら、沸騰したお湯を少し釜に加えて最小火力で5分ほど熱しましょう。「炊き立ての美味しいお米!」とはいかないものの芯が残った状態は脱することができますよ。

炊飯の時の「火」はどれがいい?

燃え盛る焚き火ここまで炊飯の方法を紹介しましたが、炊飯の難易度は「火」で決まります。火加減が安定しているとその分失敗も少なく、美味しいお米が炊くことができます。

ただし安定している火はガスなどの燃料を使うため、雰囲気を味わいたい場合は不向きな場合も。ここからは、炊飯の熱源の選び方とおすすめをご紹介します。

火力安定で失敗しにくい「ガスコンロ・バーナー」

バーナーとメスティンで炊飯
出典:Instagram by@yukimagic0921
火力調節 捻ってつけるだけ、消すのも簡単
熱源の調達しやすさ ガスボンベとコンロ(バーナー)があればOK
コスパ コンロ(バーナー)を買う初期投資が必要なものの、ガス自体はそこまで高くない
対応する調理器具 コンロやバーナーの大きさにもよるが、どんな調理器具にも対応可能
炊飯にかかる手間 ガスで米を炊くだけなので手間要らず
雰囲気 ガスなので雰囲気では劣る場合も
ガスコンロ・バーナーは火力調節もしやすく、燃料の調達も簡単で炊飯初心者にもオススメ。コンロやバーナーの大きさにもよりますが、調理器具が大きくてもお米を炊くことができるのでグループキャンプにもピッタリ。
メスティンの底に当たるコンロの炎口カセットコンロやバーナーは上手な炊飯の肝である火加減は安定しますが、火口が小さく火が一点に当たると部分があるとその部分が焦げやすくなるので注意が必要。風に吹かれると火が消えてしまったり、思った部分に火が当たらないこともあるため風防があると火加減が安定しますよ。
▼ガスコンロ・バーナーについて、詳しくはこちら!

ほっておくだけでお米が炊ける!「固形燃料・アルコールバーナー」

固形燃料を使って自動炊飯
出典:Instagram by@m3nma1221
火力調節 火力調節はできないものの、火は安定
熱源の調達しやすさ 入手できる場所が限られる
コスパ 燃料代はかかるが高くない
対応する調理器具 小さいものしか置けない
炊飯にかかる手間 放っておくだけでOKなので手間要らず
雰囲気 燃料を使用するもののアウトドア感が出る
固形燃料やアルコールバーナーは燃料に火を点けるけるだけと簡単手間要らず。火力調節はできないものの炊飯にちょうどいいくらいの時間で燃料が燃え尽きれば火が消えるため、自動炊飯をすることもできます。

使う調理器具のサイズ的にも、ソロやデュオ向けにおすすめの炊飯方法です。
▼メスティンの自動炊飯について、詳しくはこちら!

▼固形燃料・アルコールバーナーについて、詳しくはこちら!

THEキャンプ!「薪・炭の直火炊飯」

焚き火を使って飯盒炊爨
火力調節 調節がかなり難しい
熱源の調達しやすさ キャンプ場で販売していることが多い
コスパ 焚火台や焼き台が必要に、炊飯に使う薪、炭の量はそこまで必要ないがある程度まとめて買う必要がある
対応する調理器具 焚火台や焼き台の大きさにもよるが基本的にどんな調理器具にも対応可能
炊飯にかかる手間 火を起こす必要があり、ススも調理器具につく、焚火台や焼き台も洗う必要あり
雰囲気 直火でお米を炊くとかなりアウトドア感が出る
いかにもアウトドア感ある炊飯といえば、薪・炭の直火を使う方法。火力調節も難しく後片付けにも手間はかかりますが、なんと言っても「キャンプしてる」という雰囲気が最高! コツをつかむのに時間がかかるため中〜上級者向けですが、基本的にどんな調理器具でも載せることができるためグループキャンプでも大活躍です。
燃え盛る焚き火直火でお米を炊く場合は火加減を安定させるのが難しいポイント。ガンガンに燃え盛っている強火がいいと思いがちですが、炊飯には中火がベスト。強火になると吹きこぼれや焦げ付きの原因にもなるので、基本中火を保ち適宜薪を追加したり減らしたりして調節しましょう。
▼おすすめの焚き火台はこちら!

キャンプで美味しいお米を食べよう!

メスティンで作ったトウモロコシご飯知れば知るほど奥が深い炊飯ですが、外で自分で炊いたお米は別格! おこげも自分で炊かないと味わうことはできません。コツを知って、あらかじめしっかりと準備することで失敗も防ぐことができますよ。

炊き方がわかったらあとは炊くだけ。キャンプで美味しいお米を味わってみてくださいね。

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