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【私がキャンプで使っている小技テク】耐熱袋を使って、失敗知らずのラクラク炊飯!

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キャンプがもっと便利で快適になる、ちょっとしたTipsやテクニックを紹介する連載シリーズ。アウトドアのプロや先輩キャンパーたちに普段から実践しているとっておきの小技を教えてもらいます! 今回紹介するのは、焦げ知らずの炊飯テクです!

古澤 健太郎

アイキャッチ画像・記事中画像撮影:筆者

せっかくのキャンプ飯、お米は焦がしたくない!

出典:PIXTA
オシャレなキャンプ飯もいいけれど、やっぱり欠かせないのが白米。ところが、普段から炊飯器に慣れてしまって、焚き火やガスコンロでの炊飯は上手にできない! なんて人も多いのでは?

まだお米に芯が残っていたり、クッカーの底で真っ黒に焦げてしまったりと、ときにはベテランキャンパーでも失敗してしまうことも。そこで今回は、誰でも簡単にお米が炊けるテクニックを教えていただきました!

教えてくれた人

牛田浩一さん
アウトドアコーディネーター、B.O.W代表取締役。アウトドア用品の輸入会社を経て、アウトドア専門のPRとして独立。マーケティングや撮影コーディネート、イベント運営まで行う「アウトドアの何でも屋」。著書『キャンプ雑学大全2020』(三才ブックス)では、キャンプやアウトドアで役立つあらゆるハウツーを紹介している。
今回レクチャーいただいたのは、アウトドアコーディネーターとして幅広く活躍される牛田さん。一体どんな方法で炊き上げるのか、早速その方法を見ていきましょう!

耐熱袋に入れて湯煎するだけでお米が炊けるんです!


今回キーアイテムとなるのが、スーパーやホームセンターなどで購入できる耐熱タイプのポリ袋。

普通のポリ袋タイプやジッパー付きのタイプなどさまざまですが、沸騰したお湯に入れるので、必ず耐熱仕様のものをチョイスしてくださいね。

この中にお米と水を入れ、あとは鍋で湯煎をするだけで炊くことができるんだとか。ちなみにお米は手間を省くために無洗米がオススメです!

ちゃんと炊けるの……?炊飯スタート!


百聞は一見にしかず、実際に炊飯開始です。まずは鍋に水を入れ、バーナーの上にセッティング。このとき、あらかじめ鍋の中にザルやゴトクを入れておくのを忘れずに。

耐熱袋といえど、高温の鍋肌に触れると融けてしまうことも。今回はザルを底に入れることで鍋底に触れないようにしています。ちょうどいいものがないときは、割り箸や枝を渡して吊るす方法でもOKです。(牛田)


耐熱袋にはお米一合と飲料水180mlを入れて封をします。炊飯時にお米が膨らむことも考えて、縛り口は余裕を持って上部に作っておくのが吉。

このときに袋を水に浸しながら口を縛ると、袋に水圧がかかって余計な空気が抜けますよ。空気が入ったままだと湯煎している間に膨張してしまうので、なるべく空気が入らないようにしておきましょう。(牛田)


お湯が沸騰したら、いざ投入! このまま20分ほど湯煎します。

今回の方法でお米を炊くために必要なことは、実はこれでほぼ終わり。このあとの蒸らしも含めてほぼ放置でOKなので、他のメニューと同時並行で調理もできる点も嬉しいポイントですね。


20分経ったらお湯から取り出します。袋も熱くなっているので、箸やトングなどで掴むのが安全。今回はフォークで上手く引っ掛けて取り出しました。


取り出したお米はまだ開封せず、そのまま10分ほど蒸らします。もしすぐに食べない場合は、このまま置いておけば保存できますし、食べる前にもう一度湯煎しなおせば温めなおすことも可能だそう。


蒸らし終わったらシェラカップなどの器に移して完成! 袋ごと盛り付ければカップが汚れることもないので、洗い物が減るというメリットも。これなら手間や水の節約になりますよね!


それではいざ実食! 失敗することなく炊けているのでしょうか…。

うん、芯もなく美味しく炊けていますね。 もし炊きあがりで芯が残っていても、さらに数分湯煎することで柔らかくなりますよ。

普通の炊飯と違って焦げる心配はないですが、おこげもできないので、ちょっと残念に思う人もいるかも? とはいえ炊飯は大成功です。(牛田)

炊飯のポイントとその他の活用法もチェック!

飲用水以外でも湯煎できるので災害時でも役立つ!


この炊飯方法には、“失敗しづらい”以外にもまだまだメリットがあります。例えば、湯煎に使う水。これは直接口にするわけではないので、実は雨水や川の水といった非飲用水を使うこともできますし、最悪泥水でだって大丈夫なんです!

普段のキャンプはもちろん、水が少ないエリアや災害時など知っておくだけでイザというときに役立つハックですね。

袋ごとおにぎりにすることもできる!


もちろんそのまま食べることもできますが、袋に入っているということを活かしておにぎりにアレンジすることだってできます。

袋の上からなら手も汚れませんし、袋に塩やふりかけを入れて一緒ににぎるのもオススメ! その場合は一合まるごとではなく、食べやすい量のお米と水に調整して炊飯しておくのがベターです。

失敗知らずの美味しいご飯を召し上がれ!


今回紹介した炊飯テクは、なんといってもそのラクさと成功率の高さが魅力的。

いままで焦げや芯残りが不安でキャンプでの炊飯を敬遠していた人はもちろん、中級者以上のキャンパーも知っておけばきっと役立つテクニックなはず! ぜひ次のキャンプで挑戦してみてはいかがでしょうか。

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古澤 健太郎

編集者、ライター。アウトドアギアの新作展示会に足を運ぶのがなによりの楽しみ。キャンプだけでなく登山も好きで、日本山岳ガイド協会認定・登山ガイドステージⅡの資格も持つ。

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