※テント内での火気使用は、メーカー推奨の使用法にならって正しくお使いください。また幕内で火器を使用する際は自己責任となります。もし使用する際は換気を十分おこない、一酸化炭素報知器を必ず使用しましょう。
「こたつ」でぬくぬく、至福のおこもり冬キャンプに憧れる……!
足を入れればいつでもぽっかぽか。食卓兼リビングテーブルでもあり、なんならそのまま寝床にもなってしまう「こたつ」。一度入れば二度と出たくない、まさにそこは“至福の空間”。
そんな至福の空間を、冬キャンプに導入して楽しむキャンパーが年々増加中。実は憧れている人も多いのでは?
とはいえ、こたつセット一式持参となると、積載量の多い冬キャンプではなかなか難しく、電源も必要です。
そこで今回は、こたつキャンプ実例を大特集! 電気こたつや豆炭などの熱源別に、導入時の工夫やアイデアについても詳しく聞いてみましたよ。まずはお馴染みテントのスタイル別実例をどどんと一挙ご紹介していきます!
テント&サイトスタイル別こたつキャンプ実例12連発!
①アルネス+湯たんぽこたつ
【 @04.kaaanaさん 】
熱源別のこたつキャンプ実例に続き、テント&サイトスタイル別のこたつキャンプ実例をご紹介! こちらはハイランダーのA型フレームのポリコットン幕「アルネス」にロールトップテーブル+湯たんぽこたつをセット。
ソロキャンにはかなり余裕のあるテントだから、こたつを入れてもちょうどよいサイズ感です。
②カーカムス+自作こたつ
【 @tatsusan_campさん 】
レトロなデザインと簡単設営で人気のカーカムス。ファミリーキャンプもOKなサイズだから、自作の大きめ正方形天板こたつでもゆとりの空間が広がります。ごろ寝しても体がスッポリ入る大きめこたつ、いいですね。
③ウトガルド+豆炭あんかこたつ
【 @sa.ka.na.to.campさん 】
底面が長方形でレイアウトしやすいワンポールテント「ウトガルド」。中央のポールに対し、斜めにこたつを配置することで、こたつの周りをムダなく囲めるレイアウトに。熱源は豆炭あんかを2個使用。
④カマボコミニ+湯たんぽこたつ
【 @wk_campさん 】
人気の続く2ルームドーム型テント「カマボコミニ」。こたつを並行レイアウトすれば、外を眺めながら座れるのが魅力です。熱源には湯たんぽを使用。
⑤モーニンググローリー+ファンヒーターこたつ
【 @kenji.akari.campさん 】
こちらも大人気の変形ワンポールシェルター「モーニンググローリー」。別売インナーテントでツールームにして、自作グランドシートによるお座敷リビングにこたつをセット。ハイランダーテーブルを使用し、熱源はファンヒーター。
⑥アルニカ+ホカペこたつ
【 @milu_campさん 】
4〜5人向けのオールインワンファミリーテントとして人気の「アルニカ」。インナーテントを吊るしても家族4人がゆったり過ごせるリビングスペースは、こたつを置いても広々。ハイランダーテーブルに熱源はホットカーペットを使用。
⑦アスガルド+豆炭あんかこたつ
【 @hideya.uさん 】
ノルディスクの大型コットン幕「アスガルド」。センターポールの手前にこたつをレイアウトしても、余裕のスペース。
自作のオルテガ柄レジン天板で、一際おしゃれなこたつに仕上がっています。熱源には豆炭あんかを使用。
⑧アポロンお座敷リビング+こたつスタイル
【 @ri__champさん 】
パッカーンと開放的な大型2ルームドームシェルター「アポロン」。こたつを置いても開放感抜群だからか、こたつキャンプを楽しむユーザーがたくさん。
こちらは、リビングにグランドシートと銀マットを敷き詰めてお座敷スタイルに。
【 @kota_ken_outdoorさん 】
こちらは自作のヘリンボーン天板がサイトの主役的存在に。こたつ布団の色味もサイト全体の雰囲気にベストマッチ。
⑨ランドロックPro+お座敷こたつ
【 @junx2asakuraさん 】
スノーピークの大型2ルームシェルター「ランドロック」。インナーテントも天井高190cmの広大な空間が魅力です。アイボリーカラーの幕に、グレー系で統一したファブリックがスタイリッシュ。熱源はホットカーペット。
⑩ランドベース6+IGT大型こたつ
【 @mitokon1103さん 】
大人6人が余裕で過ごせるスノーピークの超大型シェルター「ランドベース6」。同じくスノーピークのIGT(アイアングリルテーブル)ロングを使ったこたつを2台並べてもこのゆとり。大人数で囲むこたつキャンプ、楽しそうですね。
⑪オープンエアスタイルこたつ3種
【 @yume_campさん 】
幕内にこもってばかりがこたつキャンプじゃありません! 晴れた日にぜひやってみたいのが、オープンエアスタイルこたつ。上半身はダウンなどしっかり着込めば、足元はポカポカ。こたつなら冬だってオープンスタイルを楽しめます。
【 @kuzittiさん 】
こちらはogawaのツインピルツフォークTCを全開にして、バッキンガム6用のリビングシートでお座敷スタイルに。
【 @orio09さん 】
そしてこちらは目の前が海という抜群のロケーションでオープンエアこたつ。こんな絶景を目の前に、幕内にこもってしまうのは、勿体ないですよね。
⑫ハイエース+電気毛布こたつ
【 @oui__0923さん 】
最後は車中泊のこたつキャンプスタイル。円形テーブルに熱源は電気毛布。こたつに入ったまま、必要なものにすぐ手の届コックピット感が、むしろ広大なスペースよりくつろげるかも。
続いては、電化製品、湯たんぽ、豆炭あんか、豆炭こたつの熱源別におこたキャンプスタイルを紹介。実際にこたつを導入しているキャンパーのコメントもあるので、導入予定の方は参考にしてみてくださいね。
憧れのこたつキャンプ実例【 熱源別〜電化製品編〜 】
①電源サイトで自宅コタツをそのままセット
【 @myumyu0816さん 】
こちらは普段自宅のこども部屋で使っているこたつをそのままキャンプIN。小さくてもみんなで囲める円形テーブルや、省スペースタイプのこたつ布団でコンパクトなのがポイント。
積載スペースに余裕があって電源サイトが選べるなら、やはり電気こたつが一番手軽な導入方法ですね。
②キャンプテーブル×2+DODシュラフ+ホカペ
【 @morikuro1977さん 】
なんとも暖かそうな、フッカフカのこたつ布団。こちらも、自宅のこたつセット一式持参したのでしょうか……?
いいえ! 実はこちら、DODの「わがやのシュラフ」をこたつ布団に転用。4人用230cm幅の封筒タイプで、分割して2枚使いもOK。保温性も高くてコンパクト収納できるから、こたつキャンプにピッタリ。
そして、グランドシート・銀マットを敷いた上に、熱源にはホットカーペットを採用。さらにその上にラグも敷いて断熱もバッチリ。
こたつテーブルは、キャンプ用の木製テーブルとアイアンラックを2台並べて土台に。そこへ、普段からアイアンラック用に使っている天板がジャストフィット。
導入の理由は?
秋キャンプに向けての暖房を考えたときに、家族みんなで暖かく、団らんできるコタツがすぐに思いつきました。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
コタツ自体を持ち込むには積載の問題があり、ホットカーペットとラグを購入。あとは普段から使っている折り畳みテーブルや寝袋を使い回しました。
導入してよかったことは?
予想以上に暖かくてすごく快適で、おウチにいるのと同じようにゴロゴロ過ごせました。家族も寒い時期にキャンプ?というイメージが強かったのですが、今ではコタツスタイルにすっかりハマっています。
普段のキャンプギアをフル活用して積載量を最小限に抑えるアイデア、ぜひマネしたいですね!
③テキーラテーブルDIYでコタツヒーター装着
【 @sea____campさん 】
DODの焼印がおしゃれなコタツ天板。こちらは、DODワークショップで作った天板だそう。
そして気になるコタツ内の熱源は、市販のこたつヒーターユニットを購入してDIY。L字金具で天板に固定しています。
こたつテーブルの土台には、DODのテキーラテーブルをうまく活用。奥行きの浅い長方形テーブルと薄めのこたつ布団で、見事に省スペースなこたつが完成。
導入の理由は?
子供がまだ小さいため、夜テントの中でゆっくりできるように導入しました。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
電源サイトの電圧を確認して、ヒーターとの併用が可能かをチェック。また、熱源ヒーターの熱が天板に直接伝わって危険だと思ったので、L字タイプ金具を使用して隙間を作りました。
導入してよかったことは?
外は寒い冬キャンですが、こたつのおかげでテントの中では子供も大人も裸足でヌクヌク。のんびり過ごすことができて本当に良かったです。
こたつをDIYする際に要注意なのが、天板やこたつ布団と熱源との距離。直接接触する構造だと火事の恐れも。@sea____campさんの例を参考にしっかり対策したいですね。
メトロ こたつ用ヒーターユニット MSU-501H(K)
山善(YAMAZEN) こたつ用ヒーターユニット YHF-M506
憧れのこたつキャンプ実例【 熱源別〜湯たんぽ編〜 】
①ハイランダーテーブル+湯たんぽ
【 @kuma_campさん 】
続いては、「湯たんぽ」が熱源の電源不要なこたつキャンプ実例をご紹介!
こちらはハイランダーのロールトップテーブルをこたつの土台に活用。天板と脚フレームを接続しなくても自立するため、こたつにピッタリ。
導入の理由は?
キャンプでも家のようにくつろぎたい。寒い冬のおこもりキャンプにこたつで暖まってみたかった。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
特に大変なことはありません。組み立て式のテーブルに布団を何枚か挟んだだけなので、とっても簡単です♪
導入してよかったことは?
作った料理をこたつに入りながら食べられるのが良かったです。とにかくぬくぬくで暖まります♪テント内でくつろぎながら暖をとりたい方にはとってもおすすめです!
普段使いのキャンプギアにこたつ布団と湯たんぽをプラスするだけ。積載物も最小限で電源も不要の湯たんぽこたつ。一番手軽にマネできるアイデアですね。
②自作コタツフレーム+湯たんぽ
【 @yay.o84さん 】
同じく熱源は湯たんぽで、厚手のこたつ布団で保温性UP。自作こたつテーブルの風合いがよく、レトロなニットラグがアクセントに。サイトインテリアとのトータルコーデもバッチリですね。
③自作イレクターパイプこたつフレーム+湯たんぽ
【 @hiroyasuueshimaさん 】
こちらも熱源は湯たんぽですが、堂々たる大きめ正方形+フカフカ布団のこたつ。このサイズ感で積載はどうしているんでしょうか?
じゃじゃん! 布団をはぎ取ればこのとおり、土台はイレクターパイプで自作。しかも、接着剤で固定する箇所を最小限に抑え、安定性とコンパクト収納を両立。正方形の天板も、2枚の板を蝶番でつないだ折り畳み式。
導入の理由は?
寒がりの妻を冬のキャンプに連れ出すために、おしゃれな暖房器具が欲しかったからです。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
市販品は積載スペースを取るため、コンパクト収納できるようにイレクターパイプと合板で自作しました。
導入してよかったことは?
妻も3人の子供たちもこたつに大喜びです。キャンプ中にこたつに入ったまま寝てしまうほど。家でもこたつを出して欲しいとせがまれます。
寒がりの奥さまもお子さまも大満足の、秀逸なこたつDIYアイデアです。
ファシー 湯たんぽ 2L フリース カバー付き
マルカ 湯たんぽ Aエース 2.5L 袋付
尾上製作所 トタン湯たんぽ1号 カバー付 2.4L
憧れのこたつキャンプ実例【 熱源別〜豆炭あんか編〜 】
①バンブーテーブル+シュラフ+ハイランダー天板+豆炭あんか×2
【 @kuncho_styleさん 】
お次は、土台にニュートラルアウトドアの「バンブーテーブル」、その上に全開にしたコールマンの封筒型シュラフ+ラグをON、ハイランダーのウッドロールトップテーブル天板をのせたアイデアこたつ。
そして注目すべきは熱源! 昔ながらの「豆炭あんか」に分厚いカバーを付けてこたつの中に入れているんです。
あんかを開くと、中には「豆炭」が。数十種類の石炭をブレンドして成形された伝統的な家庭用燃料で、電源不要で長時間安定して暖がとれるエコな固形燃料なんです。
着火剤なしでは着火しにくいのが難点ですが、@kuncho_styleさんは火熾しにダイソーのステンレスカトラリーをうまく活用。
ただし、石炭由来の燃料のため一酸化炭素中毒のリスクが。幕内でのストーブ使用と同じく自己責任のもと、一酸化炭素警報器を必ず設置し、頭からこたつ布団にもぐるのは絶対に止めましょう。
導入の理由は?
暖まる場所を作っておかないと家族が冬キャンについてこないから。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
熱源を何にするか。湯タンポ、電気式あんか等使ってみましたが、あまり暖かくならなかったので。
導入してよかったことは?
家族がついてきた。
豆炭あんかはこたつ内にどう設置している?
床に直置きです。
豆炭あんかを安全に使うための工夫は?
もちろん一酸化炭素警報器は準備。こたつの中に警報器入れてみても大丈夫でした。豆炭あんかは分厚いカバーの中に入れています。持ちもよく、低温やけども緩和されるかと。
湯たんぽや電気あんかではしのげない寒さでも頼れるのは、さすが豆炭あんか。また、@kuncho_styleさんのように、豆炭あんかには必ずカバーをつけて低温やけどにも注意しましょう。
【 @kuncho_styleさん〜こたつチェアスタイル〜 】
@kuncho_styleさんのこたつキャンプスタイルもう1つ。お座敷スタイルではなく、ハイテーブル+チェアのこたつスタイル。
お座敷スタイルのときとは逆に、ハイランダーテーブルの脚部を土台に、コールマンシュラフ、その上にバンブーテーブル天板をのせています。中には豆炭あんかを入れて。
そしてチェアスタイル時のポイントがこちら。座面下からの冷気を遮断するため、画像のように床面までブランケットで覆うこと。チェアでくつろぎたい人におすすめのこたつスタイル。
②自作足場板天板こたつ+豆炭あんか×3
【 @y_m.treasureさん 】
アスガルドやニッセンのレトロストーブにマッチしたレトロ感満載のこたつ。みかんすらノスタルジックな小道具のよう。
同じくレトロなテント、カーカムスにもしっかりマッチ。それもそのはず。この味のあるこたつ天板は、足場板にブライワックスを塗って仕上げた自作。レトロ熱源の豆炭あんかも居心地よさそう?!
導入の理由は?
キャンプでもおウチのように過ごしたいと思い導入しました。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
手持ちのすべてのテントに合うサイズで、所有のテーブルを利用してこたつが作れないか悩みました。サイトに合うよう、こたつの天板はDIYでヴィンテージ 感を出しました。
導入してよかったことは?
みんなでこたつを囲んでポカポカしながらご飯を食べたり、お茶したり、いつも以上に会話が弾む気がします。夜は、こたつに入ったまま寝落ちしそうになるので注意です。
豆炭あんかはこたつ内にどう設置している?
シュラフ用の豆炭あんかを、気温によって3〜5個床に直置きにしてこたつに入れています。
豆炭あんかを安全に使うための工夫は?
一酸化炭素警報器は常にテント内に入れています。また、子供たちに、こたつの中に頭まで潜らないように伝えています。
手持ちのすべてのテントに合うサイズ、かつサイトのレトロな雰囲気にもマッチするというニッチな条件を満たすのは、やはりDIYならでは。お子さんに豆炭こたつの注意点をしっかり伝える点もぜひ参考にしたいですね。
③自作木製天板+湯たんぽ+豆炭あんか
【 @tom.masuさん 】
他の木製ファニチャーと違和感なく馴染むおしゃれなこたつ。こちらは、キャンプ用のアルミテーブルに、ウールのミリタリーブランケット+開いた封筒型シュラフをのせてセッティング。風合いのよい天板はやはり自作で、熱源は豆炭あんか+トタン湯たんぽ。
導入の理由は?
寒がりな人とキャンプする際に冬、幕内でゆっくりと過ごすことが多いため。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
積載が大変なのでできるだけコンパクトさを意識。かつ、普段使いのものを流用して安価に導入することを心がけました。
導入してよかったことは?
キャンプ場で家並みに快適に過ごせる。食事のあとすぐに横になって寝落ちできるのが幸せ。
豆炭あんかはこたつ内にどう設置している?
天板下にバンジーコードの吊り収納で浮かせています。ナイロン素材なので、湯たんぽや豆炭あんかのカバーは必須。湯たんぽ×2+豆炭あんか×1のときは重いので直置きにして、カバーの上にさらにブランケットなどかけています。(低温やけど対策)
豆炭あんかを安全に使うための工夫は?
他に幕内でフジカハイペットを使っているため、一酸化炭素チェッカーは安いAmazonのものを2つ作動。豆炭あんかはしっかり着火させればほぼ一酸化炭素なることはないですが、自己責任で。
テーブル下の吊り収納で豆炭あんかを浮かせるアイデア、ナイスですね。吊り網の素材によっては危険なので、マネする場合は、耐熱性のチェックや@tom.masuさんのようにカバーなどで十分な対策を。
ミツウロコ 豆炭あんか
ミツウロコ 豆炭 12kg
憧れのこたつキャンプ実例【 熱源別〜豆炭こたつ編〜 】
① @aventa66さん製作組み立て式豆炭こたつ
【 @aventa66さん 】
豆炭あんかに続いて、今度は「豆炭こたつ」が熱源の実例をご紹介。こちらは、以前「妻が喜ぶキッチン」特集でも完成度高すぎるDIY作品をご紹介した@aventa66さん製作のキャンプ用こたつテーブル。
ミツウロコ製「豆炭こたつ」が中央のフレームに設置できる構造に。さらに左右の余剰スペース分スライドできるので、足を入れるスペースを広くとることも可能です。
そして、バラせばこのとおり! こんなにコンパクトになってしまうスグレモノ。購入したい人は、@aventa66さんのインスタDMにてお問い合わせを。
@aventa66さん公式アカウントはこちら
【 @marimari8208さん 】
そして@marimari8208さんも@aventa66さん作豆炭こたつを愛用する1人。こたつにこもってみかんとマンガ……。もはや「最高かよ」の言葉しか出てきません……。
ミツウロコ製「豆炭こたつセット」は、豆炭を入れる「燃焼器」と外側の「防護網&反射板」がセットに。まずは、着火した豆炭を燃焼器の中へ。
蓋をしっかり閉めた燃焼器を、防護網の中へセット。この状態でこたつテーブルに設置すればOK。
ただし、豆炭あんかと同じく一酸化炭素中毒のリスクが。使用時は、自己責任のもと、必ず一酸化炭素警報器を設置し、頭からこたつ布団にもぐるのは絶対に止めましょう。
導入の理由は?
冬は寒いのでキャンプでも自宅のようにあたたかくのんびりくつろげる空間にしたかったため。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
こたつテーブルはとにかく積載に優しいもの・折り畳んでコンパクトにできるものをチョイス。豆炭は使用上の注意をよく読んで使用すること、顔を中にいれて潜って寝てはいけないことを注意して楽しんでます。
導入してよかったことは?
お風呂や食材の買い出しに行って戻ると、幕内はかなり冷え込んでいるのにこたつの中はほんとに暖か。長時間豆炭がもつため、中に入ると感動的な暖かさで幸せです。
外から戻ったときもすぐ暖かいのは、やっぱり豆炭こたつならでは。@aventa66さんのこたつテーブルなら、コンパクトな積載も両立できますね。
【 @elegantcampさん 】
@aventa66さん作こたつテーブルもう1つ。富士山の絶景をバックに、ぬくぬくこたつでつつくお鍋。こちらも、こたつキャンプの醍醐味が、これでもかというほど凝縮されています……!
円形フレームですが、構造は正方形タイプとほぼ同じ。スライドできるスペースはありませんが、より大人数で囲めます。
導入の理由は?
冬キャンプを快適に暖かく過ごしたかった。キャンプでお友達のコタツに入って感動して、積載に優しいものをアベンタさんに開発してもらいました。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
こだわりとしてどうしても円形がよかったので、円形でお願いしました。イメージ通りです!
導入してよかったことは?
冬のキャンプが何倍も楽しくなります。こたつでお鍋やおやつタイムは幸せな気分になれます♪
優しいフォルムの円形こたつは、細部までこだわりの詰まったナチュラルインテリアにピッタリですね。
②自作折りたたみテーブル+豆炭こたつ
【 @koko_campさん 】
またも美しい富士山をバックに、ヘリンボーン天板がクールな大きめこたつ。下に敷いたラグもフカフカで気持ちよさそう!
こちら、ヘリンボーン天板はもちろん、テーブル自体もすべてDIYという力作。下から見るとこんな構造に。すのこで作ったフレームに、100均などでも売っているハンガーバスケットを装着し、豆炭コタツの燃焼器をIN。
脚パーツもすべてバラせるから積載時はコンパクト。防護網付きの「豆炭こたつセット」ではなく、燃焼器単品とハンギングバスケットと組み合わせたことで、脚パーツも一緒に収納できてさらに省スペースですね。
導入の理由は?
幕内から富士山眺めながらみかんを食べたかったからです。
導入時に気をつけたこと、大変だったことは?
コストと積載性を考えました。積載性を考えアンカを入れる箇所、脚部は取り外しができる仕様に。脚の部分は傾斜に対応できるように高さ調節も可能な構造です。低コストに抑えるため、こたつフレームはすのこを組み合わせて作りました。
導入してよかったことは?
底冷えする冬のキャンプでも快適に過ごすことができますし、自然と仲間たちが集まるように。※コロナには充分に配慮し、ベンチレーターを開けてマスクを着用。
豆炭こたつを安全に使うための工夫は?
幕内には一酸化炭素警報機を2つ用意。一酸化炭素中毒を避けるため、豆炭こたつの燃焼器は市販品を使っています。
傾斜に対応できる脚パーツの構造は、さすがキャンパー! 富士山を前にこたつで食べるみかんは、きっと至福の味ですね。
③ロールトップ+自作金網+豆炭こたつ+スーパーマメタン
【 @achiy888さん 】
すでに何例かご紹介したロールトップテーブル活用タイプのこたつ。こちらもベースは同じなんですが、熱源が「豆炭こたつセット」となると、もうひと工夫が必要に。
そうなんです。豆炭こたつセットを天板下に浮かせて設置する必要が。そこで@achiy888さんが考えた工夫がこちら。
100均などでも売っている金属製のネットを3枚並べて結束バンドで接続し、真ん中だけカットして、そこへはめ込めるようDIY。
下から見るとこんな感じ。手持ちのウッドロールテーブルを手軽に豆炭こたつ化できる、実にスマートなアイデアですね!
もう1つ、豆炭こたつビギナーにおすすめしたいのが、@achiy888さんが使っている「スーパーマメタン」。
画像のとおり、ターボライターで、直接すぐに着火できてしまうんです。通常の豆炭よりやや高く燃費も落ちますが、豆炭こたつのハードルをグッと下げてくれますよ。
導入の理由は?
冬場のお篭りキャンプで暖かく過ごしたいから。
導入時に気をつけたり、大変だったことは?
ロールトップテーブルを活用しているので、ヒーター部の固定に試行錯誤して今のカタチになりました。
導入してよかったことは?
豆炭こたつなので電源要らず、やっぱ暖かい。おこたでみかんは最高です。
豆炭こたつを安全に使うための工夫は?
できるだけ換気をしながらこたつを使用しています。もちろん一酸化炭素警報器は必需品です。
スマートなDIYアイデアは、やはり試行錯誤のうえに産み出されたんですね。金網を使用する場合、コーティング素材によっては熱に弱い場合も。素材の耐熱性は要チェックです。
ミツウロコ 豆炭こたつ用中具(燃焼器)
ミツウロコ 豆炭こたつセット(燃焼器+防護網)
ミツウロコ スーパーマメタン 1.5kg
SO9(エスオーナイン)×イルビフ「アウトドア豆炭こたつ」
アウトドア豆炭こたつ
豆炭こたつを導入したいけど、コンパクト積載できるようなDIYはハードルが高い……。と悩んでいる人に朗報です!
焚き火や薪ストーブなど”火とアウトドア”の専門店「iLbif(イルビフ)」と、高知県のアウトドア・ファニチャーメーカー「SO9(エスオーナイン)」のコラボにより、アウトドア用の豆炭こたつ専用テーブルがリリース。
その名も「アウトドア豆炭こたつ」。もちろんこのままキャンプテーブルとしても使用可能。ワンポールテントでもデッドスペースなく使えるよう、天板中央に穴が空いているのもポイント。
そして2分割できる天板を外すと、フレーム部分の凹みに豆炭こたつの角が引っかかる構造に。ただし、豆炭こたつ本体は付属おらず、別途購入が必要です。
収納時はこのとおり、実に薄くコンパクト。天然木を生かしたナチュラルカラーとブラックカラーの2色展開で、いずれも表面はウレタン塗装仕上げで汚れにも強く、長く使えます。
ソロこたつ
さらに、ソロ〜2人で使うのにピッタリサイズの「ソロこたつ」も! W80×H80×H39cmのレギュラーサイズに対し、ソロこたつはW80×D45×H39cmとおよそ半分の大きさ。
ソロ用テントにフィットするのはもちろん、画像のように車中泊キャンプにもピッタリ。アウトドア豆炭こたつで、電源不要のシームレスなこたつライフ、始めてみませんか?
SO9公式オンラインストアはこちら
こたつキャンプでしか味わえない、至福のひとときを
熱源別、テント&スタイル別こたつキャンプ実例24選、いかがでしたか? 手持ちギアを効率よく活用したり、簡単にDIYするアイデアなど、こたつ導入のハードルを下げてくれるヒントが満載でしたね。
あなたもこの記事を参考に、ぜひこたつキャンプにトライして至福のひとときを楽しんでくださいね!