広々したテントが欲しいならこの一択!
大人6人ぐらいでも広々と過ごせる巨大シェルター、「ランドベース6」。斬新かつスマートなデザインで、見た目のインパクトも大きいですよね。
従来のシェルターみたいにフレームを組み合わせていく構造ではなく、タープのようにセンターポール2本を立ち上げて設営していくスタイル。なので設営は意外に簡単なんです。
半端なく広いっ!
見た目のインパクトもすごいですが、中にの広さにもっと驚くはず。幅最長8m、奥行き7mと超巨大な空間が広がっています! 4人掛けテーブルを2つ並べても十分な広さで、高さも2m以上。腰をかがめずに済むのは嬉しいですよね。
しかしこの大きさゆえに、区画サイトだと入りきらない場合も。フリーサイトなら問題ありませんが、選べるキャンプ場が制限されてしまう点は心に留めておきましょう。
ローもハイも両方のスタイルを楽しめる!
オプションの「リビングシート」を敷けば、あっというまにお座敷スタイルの完成! 真ん中にシートを敷いて、周りに荷物を配置しても、広々と空間を使えます。また高さがあるので、シートを敷かずにハイスタイルでも楽しめますよ。
snow peak ランドベース6リビングシート TM-616
1年を通じてキャンプを楽しめるスペック!
【素材】
ルーフ部・ウォール部・マッドスカート、本体すべてに「150Dポリエステルオックス」を採用。スノーピークのプロシリーズの幕帯によく使われている素材で、ランドロックなどにも使用されています。
【耐水圧】
ルーフ部分は3,000mmミニマム、ウォール部が1,800mmミニマム。一般的なテントの耐水圧は1,500mmとされているので、滅多なことがない限り浸水する恐れはありません。
【特徴】
ルーフ部分には、生地に差し込んでくる光を軽減してくれるシールド加工が施されており、夏キャンプも快適に。また、マッドスカート付きなので、春夏秋冬オールシーズンキャンプを楽しめます。
スペック面から見てもランドベースは丈夫に作られ、耐水圧も基準をしっかり満たしています。また、1年間ランドベース1つでキャンプを楽しむことができる、優れたギアであることがわかりますね。
「ランドベース6」が欲しくなる3つの魅力
ざっくりランドベース6について紹介しましたが、ここからさらに魅力を深掘りしていきましょう! キャンパー垂涎な魅力が満載ですよ。
魅力①プライベート空間を確保できる
ランドベース専用のインナールームは、別売りで¥12,800(税別)。最大で5張セットできます。
またインナールームにはドアパネルが付いているので、個室のようなプライベート感を確保できます。男女のグループキャンプも気兼ねなく楽しめそうですね。
snow peak タープ ランドベース6 インナールーム
魅力②大きなメッシュパネルとベンチレーターで室内も快適
全方面に大きなパネルがあり、メッシュにすると開放感抜群! 夏はメッシュを全開放して風通しをよくすれば涼しく過ごせそうですね。逆に冬はフラップを下してクローズすればOK!
また三角パネル(ベンチレーター)が両サイドに2か所ずつ付いており、内側から開閉できます。ただ天井近く(天井は2m以上)まであるので、身長がないと手こずりそうです。
冬はリビングルームに暖房器具を入れてぬくぬく快適に過ごせそう。ただ面積がある分、場所によって寒暖差が生じてしまうという声も。持っていく暖房器具の性能、もしくは数も考えなければなりません。
広いので薪ストーブと武井だけで暖まるか心配でしたが、武井3台とストーブのおかげで温々快適なリビングでした。(出典:スノーピーククラブ)
特徴③ビッグサイズだけど設営はカンタン!
レクタタープを張る時と同じような要領で設営できるのも、ランドベース6ならではの魅力。もちろんサイズがあるので、2人で設営する方が効率がいいです。
設営の仕方について
前述したとおり、ランドベース6はレクタタープと同じように要領で設営することができます。
設営方法
①本体を半分の状態で広げる
②メインコーナーにポールを差し込み、ロープを掛ける
③メインポールを立ててペグダウン。メインコーナーのボトム部分をペグダウン
④サブコーナーを立ち上げてペグダウン。サブコーナーのボトム部分をペグダウン
⑤ドアパネル、メッシュパネルのボトム部分をペグダウン
⑥ロープを確認し、たるみがないかチェックして完成!
気になるペグの数
シンプルな構造なので設営自体は簡単ですが、サイズがある分ペグ打ちする場所が多く、そこに時間がとられそうです。(メーカーは最低22本の使用を推奨しています)
サイズが大きいので、強風時に耐えられるようしっかりとペグダウンしておきましょう。
セットで買うほうがいいの?
ランドベース6は本体単品と、本体とポールとペグが付属しているセット版の2種類が発売されています。
セットのペグはソリッドステーク40(×4本)、ソリッドステーク30(×18本)。キャンパーから定評のあるペグなので安心ですね。
▼ソリッドステークの詳細はこちら!
セットで買ったほうがお得!
ランドベース6単品だと¥123,000(税別)、セットでは¥152,000 (税別)と約29,000円の差があります。
セットにはペグが付属するだけでなく、設営に必要な240cmウィングポール2本、180cmウィングポール4本もセットになっています。ではそれらを単品で購入するとなると、どれくらいの差額があるのでしょうか? 以下税別表示です。
・ウィングポール 240cmは1本4,400円。なので×2本で約8,800円
・ウィングポール 180cm×1本は3,400円。なので×4本で約13,600円
・ソリッドステーク40は1本830円。あので×4本で3,320円
・ソリッドステーク30は単品がなく、6本セットから販売で2,480 。なので×3セットで7,440円
これらをすべて揃える33,160円になるので、セットで買ったほうがお得ですよね。
snow peak ランドベース6
snow peak ランドベース6 セット
ランドステーションとスピアヘッド Pro.Lと比較してみた
タープ兼シェルターでもあるランドベース6。同じような立ち位置にいるスピアヘッドPro.L(写真上)とランドステーションL(写真下)を様々な角度から比較してみました。
価格は
●ランドベース6……¥123,000
●ランドステーションL……¥85,500
●スピアヘッド Pro.L……¥158,000
対応人数
●ランドベース6……6人
●ランドステーションL……6~8人
●スピアヘッド Pro.L……8人
重量
●ランドベース6……12.5kg
●ランドステーションL……8.2kg
●スピアヘッド Pro.L……16kg
広さ
続いては広さを見てみます。まずは数値上のスペックです。
●ランドベース6セット……800×700×240(h)cm
奥行き約7mでランドベースがやっぱり広い! インナーテントをつけるとやや狭くなりますが、それでも6人ぐらいであれば十分な広さを確保できます。カンガルースタイルはもちろん、シェルターでコット寝なんかもいいですね!
●スピアヘッド Pro.L……680×600×280(h)cm
スピアヘッド Pro.Lは連結ができるので、拡張性があります。また別売りのインナーテントは、スピアヘッド Pro.をダブルウォールにして使用するので、就寝スペースも変わらない広さ。
●ランドステーションLセット……885×510×210(h)cm
ランドステーションは各パネルの使い方次第で、広さを自由自在にアレンジできます。両方のパネルを上げれば、オープンタープ並みの開放感を味わえそう! カンガルースタイルであればテント泊も可能です。
設営のしやすさ
3モデルとも、設営の難易度はそれほど高くありません。ランドベース6は初張りで約40分ほど、ランドステーションは大人2人で約30分ほどで設営できたという声も。
スピアヘッドもペグの数が33本と多いものの、ワンポールなので立ち上げまでにさほど時間はかからないよう。初張りでも40~60分ぐらいで設営できてしまったという経験者も。見た目によらず、時間がかからないのも魅力ですね。
まとめてみると……?
シェルターとしてみると、スピアヘッドよりもランドベース6のほうが開放感がありますし、設営の手間も少なく済みます。またプライベート空間が作れるの嬉しいポイントです。
ただ拡張性という面では、やはりランドステーションやスピアヘッドに軍配が上がります。グループキャンプの回数が多いのであればスピアヘッドやランドステーション、ファミリーキャンプであればランドベース6がオススメです。
▼スピアヘッドのレビュー記事はこちら!
▼ランドステージの特集記事はこちら!
snow peak ランドステーション L
snow peak ランドステーションL アイボリー
snow peak スピアヘッド Pro.L
見た目も広さも最高すぎる!
かなり大きいのに、洗練されたスタイリッシュなデザインは遠くからでも目立つ存在。タープのように簡単に設営できるのも魅力的なポイントです。
広さがあるので、自然の中で快適に過ごすことができ、自然との一体感も感じられそうですね。
Let’s enjoy the best field play on the land base 6.
ランドベース6で最高の野遊びを!