27年のロングセラー「チタンシングルマグ」
スノーピークのアイテムの中でも、相当数のキャンパーが持っているであろう名品「チタンシングルマグ」。
“スノーピーカー”の登竜門的存在とも言えるこのマグ、実に27年ものロングセラーなんですが、なぜこんなにも長きに渡り売れ続けているのでしょうか?
かくいう筆者も長年使い続けている1人。今回は、シンプルな見た目からはちょっと分かりにくいその魅力について、改めて深掘ってみましたよ。
なぜ名品?5つの魅力
その1. とにかく軽い!熱くない!
まずチタンの素材特性として、なんといっても軽さが魅力です。300mlサイズで実測49g、450mlサイズでも実測65g。家族5人分揃えても本当に軽いです。
さらに、ステンレスなどに比べて熱伝導率が低いチタン。熱い飲み物を入れても飲み口が熱くなりにくいのもポイントです。
その2. この価格で一生モノの耐久性
そしてもう1つ。チタンと言えば鉄の2倍の強度を持ち、かつ耐食性が高いのでサビ知らず。
こんなに軽くて薄いのに抜群の耐久性で、左側の旧ロゴの方は10数年愛用していますが、変形やガタ付きもほぼありません。
当時も確か3,000円くらいで購入したのですが、まだまだ現役。これからも一生モノとして長く活躍してくれそうです。
その3. 匠の技!逆八の字ハンドル
また、ハンドルの握りやすさもついついこのマグを選んでしまう理由の1つ。よくある折り畳み式ハンドルのカップと違って、とても安定して握りやすいんです。
ハンドルの「逆八の字」形状がその秘訣。ハンドル下部が“てこ”の原理の作用点となり、握った時に力がかけやすくなっています。
その4. 直火OK!クッカーにもなる
そして、直火にもかけられるのが実に便利。冬場なんかは、飲み切る前に冷えてしまったコーヒーやスープをそのままバーナーにかけて温め直せます。
※直火にかけた直後のマグは大変熱くなっており、直接口を付けると火傷する恐れがあるので注意しましょう
小腹が空いたときには、クッカーとしてミニラーメンなどを調理してそのまま食べられます。
一方、同じくスノーピークの「チタンダブルマグ」の場合、保温・保冷力を高めた二重構造ゆえに破裂のリスクがあって直火では使えず、この点でも筆者は「チタンシングルマグ」一択に。
その5. スタッキング可能な絶妙サイズ
さらに、忘れてはならないのがスタッキングできる点。現ラインナップでは220ml・300ml・450mlの3サイズがありますが、全てがムダなく重なって携行時もかさばりません。
先ほども触れた「チタンダブルマグ」ではスタッキングができず、この点も大きな魅力です。
サイズ展開も絶妙で、220mlなら缶コーヒーがちょうど入るサイズで、お子さん用にも。300mlはお茶やコーヒーにピッタリ。
450mlなら、氷を入れる時や泡の立つビール、味噌汁やスープにもちょうど良く、オールマイティに使えます。
スノーピーク チタンシングルマグ 220
サイズ | φ67.2×H79mm |
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重量 | 45g |
容量 | 220ml |
材質 | チタニウム |
スノーピーク チタンシングルマグ 300
サイズ | φ76.2×H82mm |
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重量 | 50g |
容量 | 300ml |
材質 | チタニウム |
スノーピーク チタンシングルマグ 450
サイズ | φ86.2×91.5mm |
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重量 | 70g |
容量 | 450ml |
材質 | チタニウム |