ogawaから満を持して登場した「トンネル」
最近流行りのトンネル型テント。もう“流行り”というか、一つのジャンルを確立しているのでは!? と感じるくらい勢いがあります。
そんな勢いの中、2018年ogawaからもついに真打ちが登場しました!
トンネル型テントは近年ユーザーがグッと増え、今では人気幕に登りつめています。
今回は、ogawaから新発売のトンネル型「アポロン」のすごさに迫ります。
ここがすごいよ!アポロンが誇る3つの強み
アポロンには、他のトンネル型と呼ばれているテントと大きく違う点が3つあります。
“トンネル型テント”ブームの火つけ役となったDODの「カマボコテント2」と比較しながらご紹介していきます。
強度がすごいよ!
まず1つ目は「強度」。一般的なトンネル型テントは、ポールを横から差込んだ3〜4本構成。カマボコテント2もポール4本でアーチ状を形成していきます。
それに対して「アポロン」は、4本のポールでアーチを形成しながら、屋根の部分にさらに縦3本のリッジポールを交わるように追加して強度を高めています。
「堅牢」なる言葉がピッタリな印象です。
メッシュがすごいよ!
2つ目は「通気性」。こちらはカマボコテント2のインナーテント内の画像。入り口はメッシュですが、側面はメッシュではありません。
多くのトンネル型テントは、このようなタイプがほとんど。
対してアポロンは、インナー部分の側面までメッシュに! これは日本のムシムシした夏を知り尽くしたogawaならではですね。夏でも涼しく眠れそうです。
形がすごいよ!
3つ目は「形」。トンネル型テントの内部構成は、インナーテント部分とリビング部分との2ルーム構成。インナーテントの配置は決まっています。
カマボコテント2はロゴマークの部分が寝室となります。
それに対してアポロンは左右対称。サイトによってはインナーテントを左に右にと変えることが可能。
今までにない形のトンネル型テント、全面メッシュ機能とシェルターとしても優秀!
気になる○○はどうなの?
ここまでで、すでに今までのトンネル型テントとの違いがお分かりいただけたと思います。
ここからはさらに、アポロンの基本的なスペックについてチェックしてみましょう。
使用時の大きさや対応人数は?
サイドのキャノピーはあり、しかし前後のキャノピーはないのでここは注意。
インナーテントの収容人数は5人ですが、リビングルームは225cm残っているので190cm規格のコットは計算上置けます。
また、大きく見える全体のサイズですが、実態は、460cm×350cmと、区画サイトに収まる大きさなのも嬉しいところ。
収納時のサイズや重さは?
総重量は23.0kg、収納サイズは80×45×35cm。インスタグラムでは「ラジオフライヤー」にシンデレラフィットしている画像があるので、想像しただけでもヘビー級です。
ちなみにカマボコテント2を肩がけしてこのサイズ。直径32cm×68cm 、重量16.1kgというから、アポロンよりは小さいサイズです。
オートキャンプか、もしくは移動手段の工夫が必要そうです。
設営は?
横フレームを組んでから決められた場所をペグダウンして幕を立ち上げます。次に縦方向のリッジポールを組んでいきます。
それほど難しくはないですが、慣れるまでは2人でないと厳しいかもしれませんね。
ogawa アポロン
他に候補になりそうな3つのテント
アポロンの購入前に検討したいテントを3つご紹介!
条件はトンネル型にこだわらず、アポロンと同じ価格帯の10万超えで居住空間も快適なこと。高い買い物なので冷静に見極めましょう。
トンネル型テント最高峰「レイサ6」
アポロンと同じトンネル型からのエントリーは、北欧の大地が育んだノルディスクの「レイサ6」。
アポロンとの大きな違いは、レイサはインナーが2つあり、6人収容できる点です。
ogawaの公式オンラインサイトでアポロンは156,600円(税込)。レイサは楽天で128,000円(税込)と3万円弱お値段が安い!
しかしこちらのテント、スカートが無いのが弱点。
ノルディスク レイサ6
スノーピーク「ドックドームPro.6」
アウトフレーム構造の全天候型の2ルーム。フライシート上部には4つの採光窓があり、明るさも開放感も十分。
シェルターとしても使える汎用性と、リビングシェルロングPro.との連結もできる拡張性が秀逸。
アポロンと決定的に違う部分は、トンネル型ではない点。しかしトンネル型に執着していないのであれば十分検討候補に!
ちなみにお値段が公式サイトで160,920円(税込み)です。
スノーピーク ドックドームプロ6
ogawa「ロッジシェルター」
2018年の新作! 同じブランドなだけあって、こちらのシェルターもメッシュ構造が多く拡張性が高いのが魅力。
別売りのインナーで2ルームの“ロッジ型テント”、またドームテントとの接続も可能です。
公式オンラインサイトで170,640円(税込)。ちなみにインナーテントが別売りなので2ルーム使用目的だと、アポロンと6万円以上の差が。
さらに重量もシェルターのみで5キロ程度アップします。
ogawa ロッジシェルター
ogawaのアポロン……アリかも!?
アポロンをさまざまな角度から分析しご紹介しました。「迷ってしまうから最後の3つの再検討候補テントはいらないよ!」という方もいらっしゃるでしょう。
しかし、納得いくまで検討してこそ愛着が生まれるものです。アポロンはいかがでしたか? パルテノン神殿のような重厚なフォルムがあなたの心にグッときたはずです。
ogawa好きなら「グロッケ」もあり!
ogawaの2018年新作ベル型テント「グロッケ」も人気。こちらのテントもチェックしてみて
Let’s examine the Apollon of ogawa!
ogawaのアポロンを検討してみよう!