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テンマクデザインと小雀陣二氏のコラボテント「グランドハット1」

テンマクから登場したソロテントがかなり優秀と聞きつけたのでレビューします!

2022/08/15 更新

テンマクデザインからリリースのソロ用テント「グランドハット1」がかなり調子よさそうという評判を聞きつけたので、さっそくレビューしてみることに。実際に立ててみて、改めてその良さを再確認しました。驚くほどカユいところに手が届く“気配り系”テントだったのです!

目次

アイキャッチ画像撮影:筆者

テンマクのソロテントが気になる!

出典:tent-Mark

テンマクデザインとアウトドアコーディネーター小雀陣二氏がコラボした「グランドハット1」が軽量1人用テントとして登場しました。

あの小雀さんが手がけたテントなら、キャンパー目線で作られていて、きっと素晴らしい使い心地に違いありません!

▼小雀陣二さんの連載はこちら

収納時はこんな感じ

ということで、まずは「グランドハット1」の収納サイズやセット一式の内容からみていきましょう。

思ったよりもコンパクトなサイズ感

撮影:筆者

収納は専用のスタッフサック(17cm×48cm)に収まり、重量は約2.1Kg。

1人用テントとして小さいとは言えないまでも、思ったよりコンパクトに収まっています。

撮影:筆者

一式の中にはフライシート、インナーテント、メインポール×2、リッジポール×1、ペグ16本、自在付き張綱6本、収納バック×3(ペグ、アクセサリー用)が入っています。

撮影:筆者

ポールはヘリノックスでおなじみのDAC社製。強い雨風など、より厳しい条件で使用される山岳テントにも多く使われていて、信頼のおける優秀なポールですね。

シンプルな構造でカンタン設営!

撮影:筆者

それでは実際に立てていきましょう。まず2本のメインポールをフライに通していきます。

撮影:筆者

このとき、あらかじめインナーテントとフライを接続しておくことを忘れないように注意しましょう。

撮影:筆者

続いてリッジポールを通します。このポールを通すことで、前後に前室が出来る仕組みです。

前後両方に前室があるのはちょっと珍しい作りですが、風向きなどによってどちらからでも出入りができるというのは便利ですよね。

撮影:筆者

3本のポールとインナー、フライで構成するダブルウォールテント。慣れてくればペグダウンも含めて15分程度で終わります。

シンプルなつくりで、初めてでも迷うことなく直感的に設営できました!

気になる特徴を徹底比較

ではサイズなどの各スペックを、ほかの有名どころのソロテントと比べながらチェックしていきましょう。

ソロキャンプでちょうど良い広さ

出典:tent-Mark

インナーの床サイズは幅220cm×奥行110cm×高さ110cmとなっています。

まずはフロアの奥行から。MSRの1人用の「ハバNX」(幅216cm×奥行76cm×高さ91cm)と、2人用の「ハバハバNX」(幅213cm×奥行127cm×高さ100cm)の中間の広さとなっています。

ソロと2人用の中間サイズなだけあって、室内に入っても窮屈感はありません。重量や強度とのバランスを考え抜いて、持ち運びが負担でないギリギリの大きさで設計されていると感じました。

撮影:筆者

モンベル「ステラリッジテント1」(奥行90cm)と比べても20cm広いです。ベッドサイドにバックパックや衣類などを十分に展開できますね。

ためしにローコットをいれて寝袋をセットしてみます。いい感じにおさまりました。

カンガルースタイルにも合うサイズ感

シェルターやフロアレステントの中に小型テントを立てる「カンガルースタイル」という設営方法がありますが、この「グランドハット1」はこのスタイルにも向いています。

しっかり自立するので、シェルター内でちょっと場所を変えるときにもそのまま動かせるから楽チンなんです。

前室もチェック

撮影:筆者

前室の奥行きは最長部で50cm。アライテント「オニドーム1」の前室(前室奥行最長部40cm)と比べると若干ゆったり。

こんなふうにミニテーブルを置いてもまだゆとりがあります。

コットに座っても十分な頭上空間

撮影:筆者

室内の高さもチェックしてみましょう。ちなみにニーモ「タニ1P」の高さは103cm。グランドハット1の110cmという高さがどのくらい絶妙かというと、170cmの男性がコットの上に腰かけてみるとこんな感じ。

かがむ必要はなく、頭上に十分なゆとりがあります。

2枚扉の開口部

撮影:筆者

撮影:筆者

インナーの開口部はメッシュと通常生地の2枚扉。テントの内側から下のファスナーのみを開ければメッシュの扉になり、暑い夏や換気時に重宝します。

外側からの開閉は1つのファスナーのみで行えるので、出入りの際のわずらわしさがありません。

密閉性の高いファスナー

撮影:筆者

ファスナー部はむき出しでなく、しっかり目止めがされていて密閉性が高いです。寝るときに隙間風などの心配はなさそう。

あるとないとで大違いのフックやループ

撮影:筆者

フライ部とインナー部の扉、それぞれに丸めて留めておけるフックがついており、ひっかけるだけでどちらの扉の開口状態もキレイにキープできます。

昼間、開け放して荷物を出し入れするときに、コレがないと風でまとわりついてけっこう面倒なのです。

撮影:筆者

撮影:筆者

インナー内にはフックやループが各所についていて、センターのメインフックにはランタンを吊るすことができます。

何気ないポイントですが、わざわざ別途S字フックやカラビナを用意しなくてすむのは手間が省けて嬉しい限り。

何かと重宝するメッシュポケット

撮影:筆者

側面には、ヘッドランプやカイロなどこまごまとした物などを入れておけるメッシュのポケットがついています。散らかりがちなテント内、こんな収納は便利に使えますよね。

テンマクデザイン グランドハット1

■総重量:2,199g
■耐水圧:1500mm (インナー)、2000mm(ボトム)

気になった点は……

このようにトータルバランスに長けた「グランドハット1」ですが、あえて少し気になった点も挙げておきましょう。

撮影:筆者

ダブルウォール自立式の1人用テントには、1kg台の軽量テントもあります。ですので2kgを超えるテントだと、気軽にザックに放り込むにはちょっと存在感があるかなと思いました。

ただ、そこまで軽量化にこだわらなければ、持ち運びは苦にならないレベルです。

出典:tent-Mark

また、グランドシートは別売り(税別3,800円)となっています。時期によってはやはりあったほうがいいので、買い足すとその分出費はかさんでしまいますね。

オールシーズン対応可能な万能ソロテント

出典:tent-Mark

じつは「グランドハット1」でキャンプをした日の夜、気温は氷点下まで下がったのですが、そこまで寒さは感じませんでした。

これからの春夏の季節は、メッシュと前後扉の開放性で風がスムーズに通り抜け、心地よく感じることでしょう。

キャンパー目線で考えられた、とても便利な使い心地です。さまざまな場面で活躍するこの実力派ソロテントで四季折々のキャンプを楽しんでみてはいかがでしょう!

執筆:高久浩一

あわせてぜひ使いたいのが……

ローカスギアのタイベックシート。用途が幅広く、そうとう有能なんです。

Let’s enjoy camp from season to season with Grandhat 1
グランドハット1で四季折々のキャンプを楽しもう!

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