ローカスギアの万能タイベックシートが使えすぎて困る!気になる6つの活用術

2019/03/20 更新

最近キャンパーの間で注目されているタイベックシートはご存知ですか?聞きなじみのない人も多いでしょう。上級者はこの素材のシートをさまざまなシチュエーションで使いこなし、万能アイテムとして使っているんです!なかでもギア好きのあいだで非常に評価の高いローカスギアの「マルチ シート タイベック」はとくに注目の逸品なんです。


アイキャッチ画像撮影:筆者

ローカスギアのシートを手に入れた!

ハイカー界隈で話題のローカスギア「マルチ シート タイベック」を入手! マルチという名前がはたして本当かどうか、さまざまな用途で試してみましたのですが、やはりこれは相当な優れものでした……!

ただのシートでいったい何がどうすごいのか。実際に使用した感想を入れつつ、みなさんにもご紹介していきたいと思います。

テント、シェルターだけじゃないんです

そもそも「ローカスギア」と聞いたら、UL系に興味のある人なら軽量のテントやシェルターを思い浮かべるはず。ですがトレッキングポールやスタッフサックなど、じつはアクセサリーアイテムも充実しているんです。

そんなローカスギア製品のなかでも、今回の「マルチ シート タイベック」はとりわけイチオシなんです! その証拠をご覧いただきましょう。


タイベックという素材、ココがスゴイ

出典:デュポン
そもそもタイベックという素材はご存知でしょうか?

ゴアテックスについてはキャンパーの皆さんであれば知っていますよね。ゴアテックスのような透湿性もありつつ、そのほかにもすぐれたポイントがあるんです。

とにかく軽い

出典:デュポン
ポリエチレン製の繊維を0.5~10ミクロンという極小サイズで積層し、熱と圧力だけで結合させたシート状の作りになっています。

おそらくこの説明ではピンとこないですよね……簡単に言ってしまえば普通の紙よりもずっと軽いということです!

耐久性が高い

出典:デュポン
紙より軽いのに、耐久性は紙よりもはるかに優れています。引き裂けにくく折り曲げても大丈夫ですし、防塵性も備えています。

本来は建築用素材として開発されたものであり、さまざまな建物の壁面でじつはタイベックが活躍しているんです。

水に強い

出典:デュポン
耐水性はとても高く、水を弾くので水性の汚れも付きにくいのです。耐水圧は1,300mmくらいまで備えています。

濡れてしまっても、素材じたいの強度変化はほとんどありません。この特性はアウトドア用品としてうってつけですね!

こんなに使える!ローカスギアのタイベックシート

撮影:筆者
それではローカスギアのタイベックシートがどれほどの性能なのか、実際にさまざまなシチュエーションで使用して、検証していきたいと思います。

①荷物置き用のシートとして

撮影:筆者
まずはそのまま地面に広げ、荷物を置くためのシートとして試してみました。設営、撤収時に役立つ使い方です。広げる際には通常のシートよりふわっとした感じを受けました。

4辺には合計8カ所のループがあるため、ペグ打ちをすれば固定できます。ただ薄い分地面の凹凸からは保護してくれないので、石があったり平面でないところは避けたほうがいいです。

サイズは240cm x 146cmと1人で使うには十分すぎる広さ。手触りはプラスチック的なつるつるしたものではなく、どちらかというと布に近い肌ざわりです。滑りづらいので物が倒れたり動かないのも好評価ですね。

②テントのグランドシートとして

撮影:筆者
テントのグランドシートとしても使えます。キャンパーとしてはこの使い方はとてもありがたいですよね! テントによっては付属していないものもありますから。

薄い生地感で折り目のクセがつくこともないため、テントの大きさに合わせて簡単に折りたたんで調整することができました。

土砂降りの大雨などではさすがに厳しいですが、しっかり耐水性があるため多少の雨ならじゅうぶん防いでくれますよ。

③ソロテントやハンモックのタープとして

撮影:筆者
トレッキングポールやテント用ポールを使用して、タープにすることも可能です。

ポールの数や高さ、ガイロープの長さを調整すれば、豊富に用意されたループによりさまざまなバリエーションで設営することができます。ぜひ手持ちのポールを使って自分流にアレンジしてみてください。

④ULスタイルのタープ泊用として

撮影:筆者
下に寝袋を敷けば、そのまま泊ってしまうことだってできます。ウルトラライトなスタイルにぴったりです。

ビギナーのかたにはちょっとハードルが高いかもしれませんが、暖かい時期になればチャレンジしてみる価値はあるでしょう。

⑤サイトの風防(ウインドシールド)として

撮影:筆者
キャンプで焚き火をしながら過ごすのであればこの使い方もアリ。横幅も高さも十分あるので、防風、防寒用として陣幕のように使うのはとても有効です。

こちらもポールを追加してくの字型にしたりと、その日の風向きに合わせて設営してみてください。しかしシートの耐熱性は高くありません。火元には近づけすぎないよう注意してください。

⑥野外映画上映のスクリーンとして

出典:PIXTA
ウインドシールドとして設営し、夜にプロジェクターを投影させれば屋外シアターに早変わり! 白いカラーで縦横の幅も大きいため、家で観るより大迫力のスクリーンで楽しむことができます。

夢中で観ている当人には分かりづらいですが、野外での映画は思いのほか明るいもの。使用する際は他のキャンパーの迷惑にならないようプロジェクターの向きなどに注意しましょう。


今回使ったのはこのシート

撮影:筆者
アウトドアでこれほど大活躍してくれるローカスギアの「マルチ シート タイベック」。気になるお値段ですがなんと3,800円(税抜)という安さ!

これだけ使えてこの価格は、正直いってかなり“買い”なのではないでしょうか?(※写真に写っているガイロープ等は製品に付属していません)

詳しくはこちら

気になった点は……

しかしどんなイイものでも1つや2つ、気になることはあるものです。実際に使ってみた中で気づいたこともお伝えします。

白なので汚れが目立つ

撮影:筆者
自然の中で使用することが前提のキャンプ用品は、汚れることが当たり前。白色のシートはどうしても汚れが目立ってしまいます。

泥や雨などの水性の汚れであればある程度弾いてくれるのですが、砂や土埃などが繊維に付着してしまうとなかなか落ちづらいです。定期的にやさしく水洗いすることで軽減することはできます。

ロープワークが必要

撮影:筆者
いろいろなバリエーションでシートを使う場合、ガイロープを使用してポールやペグに固定するシーンも多いですが、その際のロープワークはとても大事になります。

自在結びやもやい結びなど、キャンパーの基本ともいうべき結び方はぜひともマスターしておきましょう。せっかくいいシートを持っていても、それを生かせないのではもったいないです。

撮影:筆者
このような自在金具をあらかじめ用意しておけば、ロープワークの時間がかなり短縮されるのでオススメです。ロープワークが苦手という人はぜひ備えておくといいでしょう。

マルチの名前は伊達じゃない!

撮影:筆者
用途が本当に幅広く、正直「ここまで優秀なアイテムだったとは……」と感心してしまった人もいるのではないでしょうか。(私自身そうでした)

アイデア次第で使いみちはさらに広がる予感。オリジナルの活用法もぜひ試してみてくださいね。

執筆:髙橋敦

シートってやっぱり便利!

「魔法のシート」なんてのもあります。

Let’s get the Multi Sheet Tyvek of LOCUS GEAR

ローカスギアのマルチシートタイベックを手に入れよう!



 

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浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。

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