軽キャンピングカーではもっとも電装系が進化した車
ベッドキットだけを組み込み簡単に寝られるようにしたシンプルな仕様から、高度な電装システムを投入して、電子レンジ、炊飯器、テレビ、扇風機、電気毛布まで駆動させようという本格派まで、軽キャンピングカーのバリエーションは実に豊富になってきました。
その後者の代表的な軽キャンパーといえば「OKワゴン」。特徴的なのはソーラーパネル(op.)が使えるようになっていること。
それによって、この車では常に17アンペアの電流が供給されるようになっています。ソーラーシステムのほかに、走行充電や外部電源からも電気が引けるので、どこにいっても電気不足で困ることがありません。
島田商事株式会社 OKワゴン常設展示場
http://www.tosuken.com
キャタピラ付きのジムニーで雪上走行をトライする
普通のジムニーのタイヤ部をキャタピラー(クローラー)に改造。雪道や泥濘地での走破性を高めたのが、この「ジムタンク」。開発したのは「エヌズ・リミテッド」を製作している「エヌズ・ステージ」です。
公道は走れないのですが、積雪量の多いスキー場や冬のキャンプ場などで大活躍。緊急の災害に見舞われたときの対応が期待され、自治体などからも注目が集まっているようです。
株式会社 エヌズ・ステージ
http://ns-stage.jp/
アウトドアでジャグジーを楽しむ
お風呂を積んだトレーラー。これさえあれば、お風呂やシャワーのない観光施設に行ったとしてもお湯に浸かってリラックスできます。その名は「ルーメットジェットバス仕様」。
ユニークなデザインの国産トレーラーメーカーとして知られるクロコアートファクトリーが開発した本格的お風呂トレーラーです。
もともとは東北大震災のときに被災地の人々が入浴できるようにと開発されたもの。実際に被災した釜石市の宿泊施設として提供されることもありました。
基本的に水は現地調達。ただし、水道設備のないところでも川の水をろ過して使える装置が搭載されているほか、熱源がなくてもお湯を沸かせるようにソーラーパネルも搭載されています。まさに災害時のことを想定して作られたお風呂トレーラーですね。
株式会社クロコアートファクトリー
http://www.crocoart-factory.co.jp
「カートラジャパン2018」で見えてきた車遊びの新時代
これまでのアウトドア系のイベントといえば、キャンプ場の宣伝・広報を中心としたアウトドアショーか、キャンピングカーの展示を中心としたキャンピングカーショーの二つに分かれる傾向がありました。
しかし、「カートラジャパン」はこれまでのアウトドアイベントとは違い、車中泊が文化として定着してきた時代を見据えた、幅も広く、奥行きも深いイベントだと実感しました。
「車中泊」は、単に車で遊び回るための手段から、車をより深く愛するための文化へと発展してきていますね。
▼イベント公式サイト
http://cartra.jp/