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ポータブル電源とスマートフォン

ポータブル電源のおすすめ15選!キャンプや普段使いに1台で大活躍

ポータブル電源があれば、キャンプや日常生活の質が大きく向上するかも? 各通販サイトの売れ筋ランキングでも上位に入る人気メーカーのおすすめ15選を紹介! 災害時も安心な1000Wh以上の大容量タイプから、車中泊に便利な小型タイプまでチェックできますよ。

目次

アイキャッチ画像撮影:CAMP HACK編集部

ポータブル電源とは?

アウトドアで使用されるポータブル電源

出典:Instagram by @ecoflowjapan

ポータブル電源とは、リチウムイオン電池やリン酸鉄リチウム電池、リチウムポリマー電池などの充電式電池を内蔵した、可搬型の大容量蓄電装置を指します。

一般的には、家庭用コンセントと同じAC出力に対応していることや、定格出力・容量が大きいことなどから、同じ蓄電装置であるモバイルバッテリーと区別されます。

PSEマーク

また、以下の消費者庁の資料にあるとおり、AC出力に対応したポータブル電源は原則として電気用品安全法の規制対象になりませんが、モバイルバッテリーは規制対象製品に該当するため、PSEマークおよび届出事業者の名称などが表示された製品でなければ国内で販売できないという点も異なります。

※参考:消費者庁「携帯発電機やポータブル電源の事故に注意!

どんな使い道がある?

ポータブル電源の主な使い道としては、次の4つが挙げられます。

・キャンプ

・車中泊
・普段使い
・防災

キャンプ

キャンプ場でポータブル電源を持っている人

撮影:CAMP HACK編集部

キャンプ場でポータブル電源が活躍するのは、主に猛暑や極寒のシーズンです。不便を楽しむのがキャンプとはいいながらも、特に初心者の方や家族でキャンプに行かれる方は、できるだけ快適に過ごしたいと思いますよね。そんなときに活躍するのがポータブル電源です。

山間のキャンプ場でも、夏の日中はかなりの高温になるケースも少なくありませんが、扇風機をポータブル電源に接続すれば、かなり快適に過ごせるでしょう。

また、冬場のキャンプはもちろん、春先や晩夏から初秋にかけての時期も、夜になると急に気温が下がり、寝袋だけでは寒くて眠れないなんてことも。その際も、電気毛布をポータブル電源につなげば、寒さも和らぎぐっすりと眠りやすくなるでしょう。

キャンプにおけるポータブル電源の使い方は、以下の記事でも詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!

車中泊

車中泊で使用されるポータブル電源

出典:Instagram by @bluettijapan

車中泊で気になるポイントのひとつが、明かりです。「車なら車内灯があるのでは?」と思われるかもしれませんが、長時間つけっ放しにしているとバッテリーが上がってしまいます。そこで、ランタンやライトをポータブル電源に接続すれば、長時間照明をつけていても安心です。

キャンピングカーではなく、普通の車で車中泊をする場合も、ポータブル電源があれば、食事のときに卓上コンロホットプレートも使えちゃいます。さらに、小型冷蔵庫コーヒーメーカーなどを使えば、冷えたジュースや熱いコーヒーも楽しめますよ。

普段使い

室内で使用されるポータブル電源

出典:Instagram by @ecoflowjapan

ポータブル電源は、アウトドアや車中泊だけではなく、普段使いでもさまざまな使い方があります。

たとえば、テレワーク。ずっと同じ場所で仕事をすると集中力が途切れてしまうこともあるのではないでしょうか? そんなとき、パソコンやモニターなどをつなげるポータブル電源があれば、家のどこでも仕事ができちゃいます。

防災

停電時に使用されるポータブル電源

出典:Instagram by @ecoflowjapan

ポータブル電源は、もしもの災害時にも活躍します。容量次第ではありますが、照明、ラジオ、スマートフォンの充電、電気ケトルなど、消費電力が少ないアイテムの電源としては十分な備えになるでしょう。

ライフラインが復旧するまで、最低限の生活、情報収集をするのにポータブル電源が大いに役立ちますよ。

どこで手に入る?

店頭に陳列されたポータブル電源

出典:Instagram by @powerarq

さまざまな場面で活躍するポータブル電源は、主に家電量販店ホームセンターなどで販売されています。また、販売メーカーの通販サイトや、Amazon、楽天市場のようなネットショッピングモールでも購入可能です。

さらに、近年はふるさと納税の返礼品としても人気で、さまざまな種類のポータブル電源が出品されています。

そのほか「頻繁には使わないものの、キャンプに行くときだけ使いたい」といった場合には、レンタルサービスを利用するのもおすすめです。

逆に「頻繁に使いたいけれどできるだけ安く済ませたい」という場合は、使い古しの自動車バッテリーを使って自作することもできます。シガーソケット分配器やインバーター、電圧計などそれほど材料も多くはないので、工作やDIYが得意な方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ポータブル電源の選び方

いざポータブル電源を購入しようと思っても、初めての場合、何を基準に選択すればよいか分からないかもしれません。そこで、ポータブル電源を選ぶ際に見るべき7つのポイントを紹介します。

1. 容量

2. 定格出力
3. 出力ポート
4. 出力波形
5. 電圧・周波数
6. 充電方法
7. その他の機能

1. 容量

ポータブル電源のバッテリー残量表示

撮影:CAMP HACK編集部

ポータブル電源の容量は基本的に「Wh(ワットアワー)」で表されます。このWhとは、W(電力)・h(時間)であり、たとえば、100Whであれば、消費電力が100Wの電気製品を1時間使えることを意味します。

ただし、ポータブル電源の容量が100Whだったとしても、消費電力100Wの電気製品を1時間使えるとは限りません。なぜなら、ポータブル電源は直流電流を貯蔵するため、AC出力をするにあたっては交流電流に変換する必要があり、実際に使用できる容量は直流電流(DC)を交流電流(AC)に変換する効率(DC-AC変換効率)によっても変わるからです。

ポータブル電源のDC-AC変換効率は70〜90%ほどになっていることが多いので、80%として計算すると、容量が100Whの場合、消費電力100Wの電気製品を使えるのは、「(100÷100)×0.8」で約48分です。

そのため、容量を確認する場合、自分が使いたい電気製品の消費電力をチェックすると同時に、ポータブル電源のDC-AC変換効率についても考慮しましょう。

仮に車中泊で小型冷蔵庫を使いたい場合、一般的な車載用の小型冷蔵庫の消費電力が50W前後のため、容量が500Wh、DC-AC変換効率80%のポータブル電源であれば、「(500÷50)×0.8」で約8時間使用できる計算になります。

しかし、DC-AC変換効率90%のポータブル電源であれば、「(500÷50)×0.9」で約9時間となり、同じ容量でも1時間ほど長く使えることになります。

2. 定格出力

ノートパソコンに給電するポータブル電源

出典:Instagram by @bluettijapan

定格出力とは、安定して出力を続けられる電力量を表すものです。使用する電気製品の消費電力よりも高い定格出力のあるポータブル電源を選択する必要があります。

仮にポータブル電源の定格出力が500Wで、使用したい電気製品の消費電力が800Wだと、電気製品は動きません。

そのため、ポータブル電源を購入する前に、あらかじめどんな製品を接続するか想定しておくことが大切です。

主な電気製品の消費電力の目安は次のとおりです。ただし、製品によっても幅があるため、実際に所有しているモデルの数値を確認することをおすすめします。

主な電気製品の消費電力
電気製品消費電力
電子レンジ1,500W
炊飯器1,300W
ドライヤー1,200W
電気ケトル1,000W
エアコン660W
大型冷蔵庫250W
照明100W
電気毛布80W
扇風機30W

※参考:環境省 COOL CHOICE ウェブサイト「省エネ家電って何? 子どもと一緒に「消費電力」を調べてみよう

3. 出力ポート

電気製品に給電するポータブル電源

出典:Instagram by @powerarq

ポータブル電源に搭載されている出力ポートの主な種類としては、「ACポート」「DCポート」「USBポート」の3種類が挙げられます。それぞれの用途は次のとおりです。

自分が主に充電したい電気製品は使えるか、ポート数は何個あるのかなどを考慮して選択しましょう。

ACポート

ACポートからノートパソコンに給電するポータブル電源

出典:Instagram by @powerarq

ACポートは、家庭にあるコンセントと同じもの。ノートパソコンや扇風機、コーヒーメーカーといった一般的な電気製品をつなぐ際に使うポートです。

DCポート

DCポートから炊飯器に給電するポータブル電源

出典:Instagram by @jackeryjapan

DCポートは、車のシガーソケットと同じタイプが多く、車載用の冷蔵庫や電気ポット、ハンディクリーナーなどの製品を接続する際に使えるポートです。

USBポート

USBポートからスマートフォンに給電するポータブル電源

出典:Instagram by @bluettijapan

USBポートは、スマートフォンの充電ケーブルやUSBライトUSB加湿器など、主にポータブル製品への給電に役立つポートです。

4. 出力波形

オシロスコープの波形

出典:PIXTA

ポータブル電源のAC出力の波形は主に「正弦波」「矩形波」「修正正弦波」の3種類があります。一般家庭のコンセントからの電流は正弦波になっているため、ポータブル電源のAC出力が正弦波であれば問題ありません。

AC出力が矩形波、修正正弦波のポータブル電源もあります。価格が安い商品が多いため、つい手が伸びてしまいがちですが、コンピューターで制御されているパソコン、医療機器などの製品に接続すると故障の原因になり得ます。

AC出力が矩形波、修正正弦波のポータブル電源で使える可能性のある電気製品は、基本的に電球、ホットプレートなど、コンピューターやモーターを搭載していないシンプルな製品に限定されてしまうため、注意が必要です。

5. 電圧・周波数

IHクッキングヒーターに給電するポータブル電源

出典:Instagram by @ecoflowjapan

日本の一般家庭のコンセントは基本的に電圧が100Vで、周波数は東日本なら50Hz、西日本なら60Hz。そのため、電気製品も上記の電圧・周波数に対応している場合がほとんどです。

日本製の電気製品であれば基本的には問題ありませんが、海外製の電気製品ではポータブル電源のAC出力ポートと、接続する製品の電圧・周波数が対応していない場合もあるため、事前に必ず確認しましょう。

6. 充電方法

車のシガーソケットで充電しているポータブル電源

出典:Instagram by @ecoflowjapan

ポータブル電源は、通常、家庭のコンセントにつないで充電します。ただし、外出先で充電がなくなってしまった場合に備え、ソーラーパネルがセットになっていて太陽光で充電できる製品や、車のシガーソケットやカーインバーターにつないで走行充電ができる製品もあります。

主にアウトドアで使いたいという方は、外出先でも充電ができるタイプを選択するとよいでしょう。

7. その他の機能

近年、さまざまなメーカーがポータブル電源を販売しており、それぞれに独自機能をつけて差別化を図ろうとしています。そのなかでも「これがあると便利!」という機能を5つを紹介します。

・防水・防塵機能

・ライト機能
・アプリ連携機能
・ジャンプスターター機能
・パススルー機能

防水・防塵機能

川の近くで使用されるポータブル電源

出典:Instagram by @powerarq

アウトドアで活躍するポータブル電源は、雨や埃などにさらされてしまうケースも少なくありません。水や汚れに弱いと、すぐに使い物にならなくなってしまう恐れもあるので、防水・防塵機能は、釣りやキャンプでポータブル電源を使う方には欠かせないものといえます。

ライト機能

ライト機能を備えたポータブル電源

出典:Instagram by @bornhorm_official

車中泊やキャンプでは、できるだけ荷物を少なくしたいもの。そこで便利なのがライト機能です。これがあれば、別途ライトやランタンを持っていく必要がなく、荷物を減らすことができます。また、災害時の非常灯としても役立ちます。

アプリ連携機能

アプリ連携機能を備えたポータブル電源

出典:Instagram by @ecoflowjapan

昨今はアプリ連携機能を備えたポータブル電源も増えつつあります。ライトつきのポータブル電源で光量や色を変えたり、出力スイッチのオンオフをスマートフォンから遠隔で操作したりすることができます。

ジャンプスターター機能

ジャンプスターター機能を備えたポータブル電源

出典:楽天市場

車中泊やオートキャンプでの不安のひとつが、車のバッテリーが上がってしまうことではないでしょうか? ポータブル電源にジャンプスターター機能があれば、非常時にもエンジンをかけられるので安心です。

パススルー機能

充電中のポータブル電源

出典:Instagram by @jackeryjapan

パススルー機能があれば、接続された製品に給電しながら同時にポータブル電源本体を充電することが可能です。ただし、パススルーは電池に負荷をかけてしまう可能性があるため、製品の使用上の注意をよく確認しておきましょう。

ポータブル電源のおすすめ15選

それでは、実際にポータブル電源を購入する際の参考になるおすすめ品を容量別に紹介します。

・〜500Wh

・501〜1000Wh
・1001〜2000Wh

容量:〜500Wh

スアオキ S270【150Wh】

とにかく軽くて小さいサイズのポータブル電源を探している方におすすめです。重量わずか1.3kgのため、どこへでも持ち運びラクラク。車中泊やキャンプでスマートフォン、タブレットを充電するのに最適です。

suaoki S270 40540mAh/150Wh

【AC充電入力電力】100W(瞬間最大150W、修正弦波)
【AC充電入力電圧】110V/60Hz
【AC出力×2】合計 100W,100V AC (60Hz)
【USB×3】5V/最大2.1A
【急速充電規格QC3.0(1口)】最大18W(5V/2A、9V/1.5A、12V/1A)
【DC出力×4】12V/120W(瞬間最大15A/180W)

寸  法:全長184.5×全幅109.5×全高118.5mm
重  量:1.3kg

エコフロー RIVER【288Wh】

わずか1.6時間でフル充電が可能な「エコフロー RIVER」。さらに、アウトドア使用時には、シガーソケット充電にも対応。別売りのソーラーチャージャーを使えばいつでもどこでも充電が可能です。また、10台のデバイスの同時電力供給可能なため、大人数での利用にもおすすめです。

EcoFlow EcoFlow RIVER 288Wh/80,000mAh

【AC充電入力電力】最大250W(X-Steamテクノロジー)
【AC充電入力電圧】 AC100〜120V(50Hz/60Hz)
【ソーラーチャージ入力】最大 200W、10〜25V DC、12A
【シガーソケット】12V/24V DC 8A出力規格
【AC出力×3】合計 600W ( サージ 1200W), 100V AC (60Hz/50Hz)
【USB-A出力×2】各ポート最大 12W、5V DC、2.4A
【USB-A急速充電×1】最大 28W、5V DC、 9V DC、12V DC、2.4A
【USB-C出力×1】最大 100W、5V DC、9V DC、15V DC、20V DC、5A
【シガーソケット出力×1】最大136W、13.6V DC、10A
【DC5521出力×2】各ポート最大13.6V DC

寸  法:全長288×全幅185×全高194mm
重  量:5kg

ホンダ LiB-AID E500 JN1【377Wh】

ACポート2口、USBポート2口のみですが、自動車メーカーHONDAによる安心のバッテリーマネジメントが売りのポータブル電源です。正弦波インバーター搭載で、パソコンやスマートフォンなどの精密機器の充電も安心して使えます。

ホンダ ホンダ E500_JN1 LiB-AID

【AC充電入力電力】300W(瞬間最大500W、正弦波)
【AC充電入力電圧】100V(50Hz/60Hz)
【AC出力×2】300W,100V AC
【USB×2】5V/最大2A

寸  法:全長266×全幅182×全高248mm
重  量:5.3kg

ジャクリ 400【400Wh】

家庭用コンセント、シガーソケット充電、ソーラーパネル充電(別売)、ジェネレーターと4つの方法で充電が可能なポータブル電源「ジャクリ 400」。純正弦波で、精密機器の充電にも最適。400Wクラスとしては、軽量なのもメリットのひとつです。

ジャクリ Jackery 400 112200mAh/400Wh

【AC充電入力電力】最大400W(純正弦波)
【AC充電入力電圧】 AC100V(60Hz)
【シガーソケット(DC出力)】12V/10A DC
【AC出力×1】400W (60Hz)
【USB×2】各5V 2.4A
【DC入力】19V/3.42A

寸  法:全長230×全幅153.2×全高167.3mm
重  量:4.1kg

アンカー PowerHouse II 400【400Wh】

ランタンやSOSフラッシュとしても使える大型のLEDライトを搭載した「アンカーPowerHouse II 400」。アウトドアはもちろん、停電時にも活躍します。8台同時充電・給電が可能なうえ、同時にポータブル電源の充電も行えるパススルー機能があるのもおすすめする理由のひとつです。

アンカー Anker PowerHouse II 400

【AC充電入力電力】最大300W(純正弦波)
【AC充電入力電圧】 110V 50/60Hz, 2.72A, 300W (瞬間最大600W)
【シガーソケット(DC出力)】12V/10A (最大120W)
【AC出力×1】300W (60Hz)
【USB-A×1】5V/7.2A (各ポート最大:2.4A, 最大36W)
【USB-C×1】5V/3A 9V/3A 15V/3A 20V/3A (最大60W)

寸  法:全長255×全幅148×全高139mm
重  量:4.6kg

ラ・チタ エナーボックス【444Wh】

DC-AC変換効率95%以上とうたわれる「ラ・チタ エナーボックス」。純正弦波で精密機器も安心して充電可能です。多くの公共施設や福祉施設でも使われていることからもその安全性の高さが伺えます。パススルー機能付きで効率的に充電が行えるポータブル電源をお探しの方にもおすすめです(別売りのソーラーパネルもあり)。

ラ・チタ LACITA エナーボックス 444Wh 120000mAh 400W

【AC充電入力電力】瞬間最大600W
【AC充電入力電圧】 AC100(60Hz)
【AC出力×3】400W100V AC (60Hz)
【USB出力×3】5V/2.1A 10.5W
【シガーソケット出力×1】最大110W、9~12.6V

寸  法:全長303×全幅134×全高184mm
重  量:5kg

スマートタップ PowerArQ2【500Wh】

スマートフォンやタブレット、ノートパソコンの充電におすすめなのが「PowerArQ2」です。USB Type-AとCに加え、ワイヤレス充電にも対応。充電用のコードを忘れてしまった際にも安心です。また、背面に設置されたLEDライトは、520ルーメンとかなりの明るさで停電時はもちろん、キャンプや車内泊といったシーンでも活躍します。

スマートタップ PowerArQ 2

【AC充電入力電力】最大450W
【AC充電入力電圧】 AC100(50Hz/60Hz)
【AC出力×2】合計300W 100V/3A(50Hz/60Hz)
【USB-A出力×4】5V×3A
【USB-C出力】5V/3A, 9V/3A,12V/3A, 15V/3A, 20V/2.25A
【ワイヤレスチャージ】5W/7.5W/10W
【シガーソケット出力×1】9.6-12V/10A DC
【DC出力×2】9.6-12V/10A 5.5mm(5521)

寸  法:全長295×全幅191×全高195mm
重  量:7kg

容量:501〜1000Wh

JVC BN-RB62-C【626Wh】

別売りの専用収納バッグや折りたたみ式のハンドルなど、アウトドアユースにも便利な「JVC BN-RB62-C」。細かい設定の必要もないうえ正弦波のため、さまざまな電気製品を初心者の方でも安心して使えます。

JVC JVC BN-RB62-C

【AC充電入力電力】500W 最大1000W
【AC充電入力電圧】 100V/5A 60Hz
【AC出力×2】500W 100V/5A(60Hz)
【USB-A出力×3】最大36W DC5V/2.4A
【シガーソケット出力×1】12V/7A DC
【DC出力×2】最大120W DC12V/10A

寸  法:全長300×全幅193×全高192mm
重  量:6.5kg

アンカー PowerHouse II 800【800Wh】

電気毛布と小型冷蔵庫などに同時給電を行えるパワフルなポータブル電源「Anker PowerHouse II 800」。高い強度と耐久性を持つため、アウトドアでの利用に最適です。AC、DC、USBなど全11ポートあるため、家族や友だちとの大人数キャンプでも心配ありません。

アンカー Anker PowerHouse II 800

【AC充電入力電力】500W 最大1000W
【AC充電入力電圧】 110V/4.54A(50Hz/60Hz)
【AC出力×2】合計500W 110V/4.54A(50Hz/60Hz)
【USB-A出力×4】5V/6A (各ポート最大12W / 4ポート合計最大30W)
【USB-C出力×2】5V/3A 9V/3A 15V/3A 20V/3A (各ポート最大60W / 2ポート合計最大120W)
【シガーソケット出力×1】12V/10A DC
【DC出力×2】最大120W 11~28V/10A

寸  法:全長300×全幅204×全高185mm
重  量:8.3kg

ジャクリ 1000【1000Wh】

最大8台の電気機器に同時給電が可能な「ジャクリ 1000」。すべての入出力ポートには、防塵キャップが付いているため、悪環境下でも埃による故障を防げます。最大瞬間2000Wの大容量に加え、別売りのソーラーパネルもあるため、2泊以上のキャンプや車中泊でも安心です。

ジャクリ Jackery 1000

【AC充電入力電力】1000W 最大2000W
【AC出力×3】1000W
【USB-A出力×2】
【USB-C出力×2】
【シガーソケット出力×1】

寸  法:全長332×全幅233×全高243mm
重  量:10.6kg

容量:1001〜2000Wh

JVC BN-RB10-C【1002Wh】

100Wの大容量ながら、同シリーズ500Wの「JVC BN-RB62-C」と同じサイズの「JVC BN-RB10-C」。こちらも専用収納バッグと折りたたみ式ハンドルで持ち運びは容易です。大容量かつUSB出力が4口あり、スマートフォンの充電にもしっかり対応しています。

JVC JVC BN-RB10C

【AC充電入力電力】1000W 最大2000W
【AC出力×3】1000W 100V/10A・60Hz
【USB-A出力×2】5V DC/2.4A
【USB-A急速充電×1】5V-6.5V DC/3A 6.5V-9V DC/2A 9V-12V DC/1.5A
【USB-C出力×2】5V DC/3A 9V DC/2A 12V DC/1.5A
【シガーソケット出力×1】最大120W 12V/10A DC

寸  法:全長300×全幅192×全高193mm
重  量:10.9kg

マキタ PDC1200【1200Wh】

「マキタ PDC1200」は、今回紹介するポータブル電源のなかでは異色のタイプで、自宅の庭の芝刈りや落ち葉掃除の際、充電式の芝刈り機や掃除機を使うのに最適なポータブル電源です。パワフルなうえ、リュック式で背中に背負って使えるため、充電切れを心配せずに掃除ができます。

マキタ マキタ PDC1200

【AC充電入力電力】1200W

寸  法:全長369×全幅261×全高139mm
重  量:10kg

エコフロー EFDELTA【1260Wh】

最大13台同時給電が可能な「エコフロー EFDELTA」。1時間以内に80%まで充電できるスピードに加え、別売りのソーラーパネルやカーポートでの充電も可能です。大容量のため、アウトドアはもちろん、自宅のさまざまな家電への給電もでき、停電時にも活躍します。

エコフロー EcoFlow EFDELTA

【AC充電入力電力】最大1200W
【AC充電入力電圧】 100~120V AC(50Hz/60Hz)
【ソーラーチャージ入力】最大 400W、10~65V DC、10A
【シガーソケット】12V/24V DC 10A最大
【AC出力×6】合計 1600W(サージ 3100W) 100V AC(60Hz/50Hz)
【USB-A出力×2】各ポート最大 12W、5V DC、2.4A
【USB-A急速充電×2】各ポート最大 28W、5V DC、 9V DC、12V DC、2.4A
【USB-C出力×2】各ポート最大 60W、5V DC、9V DC、15V DC、20V DC、3A
【シガーソケット出力×1】最大 108.8W、13.6V DC、8A

寸  法:全長400×全幅210×全高270mm
重  量:14kg

オールパワーズ Monster X【1500Wh】

「Monster X」は、大容量ながらコンパクトサイズなため、自宅利用はもちろんアウトドアでも大活躍するポータブル電源です。2000WのACポートが4つあるため、さまざまな小型家電に給電が可能なうえ、専用アプリによるリモート操作もできるため、置く場所を選ばないのもアウトドアにおすすめする理由のひとつです。

オールパワーズ ALLPOWERS Monster X

【AC充電入力電力】最大2000W
【AC充電入力電圧】 400W(最大100~240V)
【AC出力×6】2000W持続出力、ピーク電力3300W
【シガーソケット出力×1】13V/10A(最大)
【USB-A出力×2】各ポート最大 12W、5V DC、2.4A
【USB-A急速充電×2】各ポート最大 28W、5V DC、 9V DC、12V DC、2.4A
【USB-C1出力】5V/3A 9V/3A 12V/2.25A(PD 27W最大)
【USB-C2入力/出力】5V/3A 9V/3A12V/3A 15V/3A 20V/3A(PD双向 60W最大)
【USB-1/USB-3出力】5V/3.5A 9V/2.5A 12V/2A
【USB-2/USB-4出力】5V/3.5A 9V/2.5A 12V/2A
【USB1+USB3/USB2+USB4出力】5V/2.4A+5V/2.4A

寸  法:全長375×全幅245×全高250mm
重  量:14.5kg

ブルーティ AC200P【2000Wh】

大容量2000W、最大17台同時給電が可能な「ブルーティ AC200P」。AC出力ポートが6つ。USBが4つ。さらに急速充電×1、ワイヤレス充電×2とポート数も豊富です。また、リチウム電池のなかでも安全性の高いリン酸鉄リチウム使用により、安全に大容量の給電、充電が行えます。

ブルーティ BLUETTI 2000Wh

【AC充電入力電力】最大2000W
【AC出力×6】100~120V 2000W
【USB出力×4】5V/3A
【USB-C急速充電×1】PD2.0(60W Max)
【ワイヤレス充電×2】15W
【シガーソケット出力×1】12V/10A DC
【車用ポート×1】12V/25A DC
【DC出力×2】12V/3A

寸  法:全長375×全幅245×全高250mm
重  量:14.5kg

ポータブル電源の役立つ知識

ポータブル電源をさらに便利に、安全に使うには、次のポイントを抑えましょう!

・寿命を延ばす方法

・火災事故を防ぐ方法
・廃棄する方法
・手軽に持ち運ぶ方法

寿命を延ばす方法

室内で保管されるポータブル電源

出典:Instagram by @powerarq

種類にもよりますが、ポータブル電源は決して安いものではありません。そのため、できれば長く使いたいものです。そこで、ポータブル電源を長く使うためのポイントを紹介します。

1. 酷暑や極寒の環境に長時間置かない

アウトドアで使うことが多いポータブル電源は、暑さや寒さにも強いと思われがちですが、極度の高温多湿や低温の環境下では、電池に負担がかかってしまいます。

そのため、炎天下や雪山など悪条件のなかで長時間使用するのはできるだけ避けるのが無難です。

また、使用していないときも、直射日光の当たる場所や結露が生じる場所などには放置せず、風通しのよい室内の湿気が少ない場所で保管するのがおすすめです。

2. 充電が100%もしくは0%の状態で保管しない

ポータブル電源を使用しないときは、バッテリー残量を100%もしくは0%にしたほうがよいと思われるかもしれません。

しかし、実際には満充電状態だと蓄電池に負荷がかかり、0%の状態では過放電の状態になる可能性が高まります。

そのため、長期間使用しない場合も定期的にバッテリー残量を確認し、30~80%程度で保管するのがよいでしょう。

廃棄する方法

電源が切られたポータブル電源

出典:PIXTA

ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は、自治体にもよりますが、基本的に燃えないゴミとして捨てられない場合がほとんどです。そのため、処分しようにもどうすればよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。

リチウムイオン電池が不要になったときの捨て方としては、家電量販店、ホームセンターなどに設置されているリサイクルボックスで回収してもらう方法があります。

たとえば、埼玉県さいたま市では、リサイクルマークのついたリチウムイオン電池に関しては、金属端子部をテープで絶縁したうえで、市内の小型家電回収ボックスのほか、一部の家電量販店などで回収。リサイクルマークのついていないものに関しては、市の小型家電回収ボックスで回収してもらえます。

※参考:さいたま市「小型家電を回収しています!

具体的な廃棄方法や、捨て方が分からないときの問い合わせ窓口は、自治体のWebサイトに記載されていることが多いので、処分する前にチェックしてみましょう。

手軽に持ち運ぶ方法

ジャクリのポータブル電源収納バッグ

出典:Jackery

大容量のポータブル電源は、重量が10kg以上になるものも少なくありません。そのため、メーカーによっては、持ち運び用のケースを販売している場合もあります。

たとえば、ジャクリでは、ポータブル充電器の大きさに合わせ、複数の収納バッグを販売していて、片手持ちや両手持ち、肩掛けなどが可能です。

Jackery ポータブル電源 収納バッグ P4 400/240用

サイズ:24×20×25.5cm(Jackery 400/240 ほか、24×21×19cm以内のポータブル電源を収納可能)

インドア&アウトドアライフを変える!

4台のポータブル電源

出典:Instagram by @bluettijapan

ポータブル電源は、荷物としてはかさばりがちで、価格も安いとはいえないため、「アウトドアでは使いづらいのでは?」と思われる方も多いかもしれません。また、あえて不便さを楽しむのがキャンプだと思う方にとっても、ポータブル電源は不要なものに感じることがあるでしょう。

しかし、種類によっては車のバッテリーが上がってしまった際のジャンプスターターになったり、寒さが厳しくなったときに電気毛布を使えたりと、いざというときに役立つポータブル電源は、アウトドアの必需品と考える方も増えつつあります。

また、アウトドアに限らず、インドアでも活躍の場は少なくありません。テレワークの際には家中どこでも仕事をしやすくなり、地震や火災などの際には、スマートフォンの充電やライト、IHヒーターなど、ライフラインの確保するための重要なアイテムになります。

普段はあまり必要ないと思っていても、実際に1台持っているとさまざまなシーンで活躍するポータブル電源。きっとあなたのインドア&アウトドアライフを変える一品となるでしょう。

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