A-suke流「アウトドア ダンディズム」#07:ナイフの研ぎ方
東京の水道橋にあるアウトドアをコンセプトにしたカフェ&バー「BASE CAMP」を営む傍ら、「男前キャンプ」と題したイベント活動も行っているA-sukeさんの連載がスタート。第7回はナイフを持つなら知っておきたいナイフの研ぎ方です。
2022/08/24 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
A-suke
アウトドアカフェ「BASE CAMP」代表、「男前キャンプ」主宰。東京・水道橋にアウトドア好きが集まるカフェ「BASE CAMP」では、イベントやワークショップなども行う「楽しい」お店を目指している。
A-sukeのプロフィール
ナイフには「研ぎ」が必要不可欠
ナイフを使うにあたってみんなが心配することがあると思う。それは、今の切れ味が悪くなってしまうということじゃないかな。いいナイフを買うと箱出し、つまり新品の状態での切れ味はかなりのものだ。しかし永遠に切れ味が持続する刃物は存在しない。だから切れ味が鈍ることを恐れてガンガン使えないってことないかな?
研いで切れ味を戻すっていう技術は、ナイフを躊躇なくナイフを使うためにも必要な技術なんだ。でも「切れ味が余計悪くなったらどうしよう」とか思って初めての研ぎを延期させている人も多いように思える。そこで今回は研ぎについて解説したい。
まず、初めて刃物を研ぐ人は安めの刃物からスタートすること。高い刃物はおそらく硬くて研ぎにくいし、万が一にもミスして大きな傷が入ったら残念だからね。まずは安い刃物で練習しましょう。練習にはオピネルが最適。安いし炭素鋼なら柔らかくて研ぎやすい。あ、オピネルのステンレスでもOKなんだけどね。使って研いで使って研いでを繰り返そう。