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【2024年】ルーフテント人気おすすめランキング10選!選び方から注意点まで

【2024年】ルーフテント人気おすすめランキング10選!選び方から注意点まで

「ルーフテントを導入したいけど、どのモデルにしよう......」「費用はどれくらいかかるのかな?」などと悩んでいませんか?

この記事では「シェル型」「テント型」「タワー型」の3種類に分け、ルーフテントの人気モデルをランキング形式でご紹介!

ほかにもルーフテントのメリット・デメリットや、事故を起こさないための注意点まで解説しています。ぜひ参考にしてください。

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目次

アイキャッチ画像出典:楽天市場

ルーフテント(ルーフトップテント)とは?

ルーフテントから外を見る女性

出典:PIXTA

ルーフテントとは、車の屋根(ルーフ)に設置するテントのこと。ルーフトップテントとも呼ばれ、近年人気が高まりつつあるアイテムです。


ルーフテントに興味がある方のなかには「なんだかハードルが高そう」などと感じ、二の足を踏んでいる方もいることでしょう。

たしかにある程度の費用が必要なうえ、注意すべき点などもあります。しかしそれ以上に、アウトドアを趣味とする人にとって素晴らしい魅力にあふれた優れものです。

この記事を最後まで読んでルーフテントについての理解を深め、夢のキャンプスタイルを実現しましょう!

ルーフテントの特徴

ルーフテントは、普段は小さく折りたたんだ状態で固定しておき、宿泊する場所に到着したら展開します。

一度車に装着してしまえば、設営はむしろ普通のテントよりはるかに簡単! それ以外にもたくさんのメリットがあります。

その一方で考慮しておくデメリットもあるため、メリット・デメリットの両方を把握し、自分にルーフテントが向いているかを考えてみましょう。

メリット

ルーフテントには、以下のような素晴らしいメリットがあります!

ルーフテントのメリット

●設営・撤収が簡単かつスピーディー
●車の積載スペースを有効活用できる
●地面の凹凸などによる影響を受けない
●目線が高いため眺めが良い
●キャンピングカーなどに買い換えるより安く済む

ルーフテントの魅力的な点はたくさんありますが、車を停めるスペースさえあれば、その場ですぐに設営し、快適に過ごせる点が大きなメリットです。

車中泊に向いていない車や、軽自動車を所有している方にとって、これほど魅力的なことはないでしょう。

そしてルーフテントは安いモデルだと10万円台から購入可能で、30万円以上の出費が許せるなら、さらに高品質な人気モデルが購入できます。

車中泊をするために車を買い換えるよりよっぽど安く済むほか、必要ないときには外しておけるため、導入のハードルが低い点もおすすめしたい理由です。

デメリット

素晴らしいメリットがたくさんある一方で、以下のようなデメリットもあります。

ルーフテントのデメリット

運転時に風などの影響を受けやすくなる
●車に装着するためのパーツも必要
●周囲からの視線が気になる人もいる

ルーフテントは普通のテントよりだいぶ重く、収納時のサイズも大きめです。それにより車の重心が高くなる点や、風の影響を受けやすくなる点に注意しなくてはなりません。

また、人気が高まりつつあるとはいえ、ルーフテントはやはりめずらしい存在です。車の屋根という高い場所に設置することもあり、行く先々で周囲のキャンパーから注目され、それが気になってしまう方もいるでしょう。
周囲の人にとっても、サイト同士が近接するような環境では、高いところから覗かれているように感じる可能性があり、状況によっては使い方に配慮が必要になります。

のちほど詳しく解説しますが、車にルーフテントを固定するためのパーツも必要です。別途、そのための費用がかかる点もデメリットといえます。

ルーフテントの種類

ルーフテントの種類
シェル型テント型タワー型
シェル型のルーフテントの外観テント型のルーフテントの外観タワー型のルーフテントの外観

出典:スーリー/スーリー/スーリー

ルーフテントの種類は、主に以下の3つに分けられます。ここでは、それぞれの種類における特徴を解説します。自分が理想とする使い方に、どのタイプがマッチしているかをイメージしてみましょう!

シェル型

シェル型のルーフテントを乗せた車

出典:PIXTA

シェル型のルーフテントは、まるで二枚貝のように片側だけ持ち上がる構造を特徴としています。

カバーを開閉するだけで簡単に設営・収納ができるため、初心者でも迷わず扱えるでしょう。テント内にマットを敷いたまま収納できるのも利点です。

ただし、構造上、広いスペースを確保しにくいデメリットもあります。特に足元のスペースが狭いため、それにより不都合が生じないか考えましょう。

テント型

テント型のルーフテントを展開している

出典:楽天市場

テント型のルーフテントは、一般的なキャンプ用のテントをそのまま車に乗せたようなスタイルが特徴です。

車体幅以上にフロア面積を広げられるため、4人ほどで快適に過ごせる広々としたモデルもあります。サイズの割には、比較的軽量である点も魅力です。

一方で、他の種類と比べると、設営に多少の手間がかかる点がデメリット。値段が高めのモデルも多い傾向にあります。

タワー型

タワー型のルーフテントを展開した状態

出典:ダイキ

タワー型のルーフテントは、展開すると垂直に伸び、四角いスペースが確保できます。壁が垂直なため、壁際までスペースを有効に活用できる点が強みです。

その反面、タワー型は天井が低めなモデルが多く、そういったモデルでは頭上に圧迫感を感じる可能性がある点がデメリットといえます。

しかし、基本的に寝るときだけ使うのであれば、その点は大した問題にはならないでしょう。

ルーフテントの選び方

ルーフテントは安い買い物ではないため、要点を押さえつつ、しっかり選ぶことが大切です。

以下のポイントをチェックし、自分にとって理想的なモデルを見つけましょう!

1. はじめに取り付けできるかどうかを確認しよう

ルーフキャリアのついた商用車

出典:PIXTA

最初に自分が所有している車にルーフテントを取り付けられるかを確認しましょう。ルーフテントを取り付けるためには、基本的に土台となる「ベースキャリア」が必要です。

取り付けは自分でおこなうこともできますが、装着した状態で走行する以上、間違った取り付けにより不具合が起こると大変危険です。取り付けに関して不安がある場合は、専門の業者に依頼しましょう。

すでにベースキャリアを装着している場合は、欲しいルーフテントに対応できるかをチェックしてください。

駐車場などの高さ制限をクリアできるかも要確認

高さ制限がある立体駐車場

出典:PIXTA

立体駐車場や高架下など、場所によっては高さ制限が設けられている場合もあります。

普段利用している道路や施設にそういった場所がないか、あるいはそれらの高さ制限をクリアできるかを確認しましょう。

高さ制限をクリアできるかどうか判断するには、以下の3つの要素を足し、合計でどの程度の高さになるか計算しておく必要があります。

●車の屋根までの高さ
●ベースキャリアの高さ
●ルーフテントの高さ

どの車種なら大丈夫、あるいは駄目などと明言はできませんが、特に注意が必要なのはワンボックスカーやSUV、それと車高の高い軽自動車やコンパクトカーです。

立体駐車場の高さ制限は、2.0〜2.5mの範囲で設定している場所が多いとされています。そのため、この範囲におさまるかを確認しておきましょう。

軽自動車に設置する場合は耐荷重に注意

ルーフテントを装着している軽自動車

出典:ダイキ

軽自動車は基本的に、普通車ほど強度が高くありません。仮にルーフテント自体の重量は問題なくても、人が登った状態では重量オーバーとなる可能性があるため、その点も注意が必要です。

屋根の耐荷重やルーフテントの取り付けについて、車のメーカーやルーフテントのメーカーに問い合わせることをおすすめします。

2. 実際に使用する人数を考慮しよう

ルーフテントの種類により、確保できる空間の広さが異なります。実際に使用する人数を考慮しつつ、どの種類のルーフテントを選ぶべきか考えてみましょう。

ソロキャンプならシェル型がおすすめ

シェル型のルーフテントでソロキャンプをしている女性

出典:楽天市場

本体がコンパクトで設営・撤収が簡単なシェル型は、ソロキャンプや一人旅におすすめです。

2人まで使用できるモデルなら、荷物を置くためのスペースも十分に確保できます。快適かつフットワークの軽い旅をサポートしてくれることでしょう。

ファミリーで使うならテント型がおすすめ

テント型のルーフテントでキャンプをしている家族

出典:PIXTA

ファミリーキャンプで使用するなら、広いスペースを確保できるテント型が最適です。

テント型のルーフテントは他のタイプと比べ、設営・撤収に手間がかかるデメリットがあります。しかし手伝ってくれる人が多い場合には、その負担も軽減されます。

使用する人数が多い場合は、車とベースキャリアの耐荷重には十分注意しましょう。

子供だけで使うならタワー型がおすすめ

タワー型のルーフテントに寝そべっている2人の子供

出典:楽天市場

先述したとおり、タワー型はほかのタイプと比べて、天井が低めのモデルが多い傾向があります。大人が座ってくつろぐには、少々窮屈に感じられる場合もあるでしょう。

そのためタワー型ルーフテントの愛用者のなかには、「大人は車のなかで過ごし、子供はルーフテントで過ごす」といった使い方をする方もいるようです。

ただし、子供がまだ小さい場合は、目を離すと危険なため大人が一緒にいる必要があります。

3. 簡単に設営・撤収したいなら電動式がおすすめ

ルーフテントを選ぶ際は、設営方法にも注目しましょう。ルーフテントの設営方法は、以下の3種類が一般的です。

3種類の設営方法とそれぞれの特徴
種類特徴
電動式●設営・撤収がボタンひとつで完了する
●非常に便利な反面、価格が高め
●準備の簡単さを重視したい人におすすめ
ダンパー式●内蔵されたダンパーにより、ワンアクションで展開する
●収納は基本的に手作業でおこなう必要がある
●設営が簡単で、かつ手頃なモデルが欲しい人におすすめ
組み立て式●設営・撤収ともにすべて手作業でおこなう
●モーターやダンパーなどがない分、軽量で低価格
●低予算で導入したい人におすすめ

これらのなかで、設営・撤収がもっとも簡単なのが電動式です。価格が高めで重量もありますが、設営の簡単さを重視したい場合は、電動式のルーフテントをおすすめします。

「少し手間がかかってもいいから、手頃なルーフテントが欲しい」という場合は、ダンパー式や組み立て式のモデルに注目しましょう。

4. 耐水圧は1,500mm以上あると安心

テントの生地が雨を弾いている

出典:PIXTA

野外でテント泊を楽しむうえでは、耐水圧も忘れてはいけないポイントです。

耐水圧とは、生地がどれくらいの水圧まで耐えられるかを「〇〇mm」といった数値で示したもの。その数字が高いほど、強い雨に対応できます。

そして、一般的には耐水圧が1,500mmあれば、強い雨に耐えられるとされています。そのため耐水圧1,500mm以上のルーフテントを選べば、雨が降りそうな日も安心して過ごせます。

5. 可能であれば展示会やイベントで実物を見てみよう

ルーフテントのイベントの様子

出典:Instagram by @darchejapan

ルーフテントに興味があっても、実際に目にすることがなければ、自分が使っている様子をなかなかイメージできないものです。

そこで可能であれば、ルーフテントの展示会やイベントに参加してみることをおすすめします。

専門メーカーや販売店のスタッフによる詳しい説明が聞けるため、その場でわからない点や不安に感じている点などを質問してみましょう!

ルーフテントのイベントの例

VEHICLE STYLE
ROOF TOP CAMPING

以上がルーフテントを選ぶときに考慮したいポイントです。自分にどのようなルーフテントが合っているか、イメージできましたか?

さて、ここからはおすすめのルーフテントをご紹介します。低予算で導入できるものから、少し高級なモデルまで、幅広いモデルをピックアップしています!

ルーフテントの人気おすすめランキング10選

ここからはAmazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングや口コミ評価などをもとに、シェル型・テント型・タワー型の3種類に分け、ルーフテントの人気おすすめランキングを紹介します。

ピックアップした商品はおしゃれなものから機能的なものまでさまざま。ぜひチェックしてみてください! 以下のリンクで、目的別のアイテムにジャンプできます。

【シェル型】ルーフテントのランキングベスト3

最初にご紹介するのは、ソロキャンプや2人での旅行などに最適なシェル型のルーフテント! 軽自動車に装着できる、軽量・コンパクトなモデルも要チェックです。

1位

AMIGOYO ルーフテント

展開時サイズ190×127×110cm / 210×127×117cm
展開時内寸-
収納時サイズ190×127×25cm / 210×127×25cm
定員2人
設営方法ダンパー式
重量45kg / 50kg
耐荷重300kg
耐水性2,000mm
素材ABS、280Tポリエステル
入り口の形状逆U字型

おすすめポイント

●初めてのルーフテントとして気軽に導入できるお手頃モデル
●車種に合わせて選べる2通りのサイズ展開
●大人2人と子供1人で寝られるスペース

2位

iKamper スカイキャンプ 3.0

展開時サイズ329×257×122cm
展開時内寸210×196cm
収納時サイズ217×140×33cm
定員4人(大人3人 / 大人2人と子ども2人)
設営方法ダンパー式
重量75kg
耐荷重-
耐水性-
素材FRP、300gsm ポリコットンキャンバス、75D リップストップポリエステル、アルミニウム ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●強靭なFRP素材を採用し、優れた高耐久性を実現したモデル
●ほぼ自動的に展開するダンパー式により、設営時間はわずか1分
●厚さ6.5cmのキングサイズマットレスが付属

3位

iKamper スカイキャンプ ミニ 3.0

展開時サイズ258×257×122cm
展開時内寸210×130cm
収納時サイズ146×140×33cm
定員2人
設営方法ダンパー式
重量57kg
耐荷重-
耐水性-
素材FRP、300gsm ぽリコットンキャンバス、75D リップストップポリエステル ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●大きな車でなくても装着できる、2人用のコンパクトモデル
●車種によっては、ピックアップトラックの荷台への装着も可能
●天井を開放でき、寝ながら星空を楽しめる

【テント型】ルーフテントのランキングベスト4

続いて、ファミリーキャンプに適したテント型のルーフテントをご紹介します。ひとりで広々と使えるルーフテントを求めている方も、ぜひ参考にしてください!

1位

スーリー テプイ クケナム

展開時サイズ244×143×132cm
展開時内寸-
収納時サイズ122×143×31cm
定員3人
設営方法組み立て式
重量54kg
耐荷重272kg
耐水性-
素材260gポリコットン、600Dリップストップ生地 ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●あらゆる季節や天候に対応し、快適に過ごせる人気モデル
●必要に応じてフライシートを装着できる仕様
●手頃なサイズ感でソロキャンプ・デュオキャンプに最適

2位

スーリー フットヒル

展開時サイズ213×119×93cm
展開時内寸-
収納時サイズ210.8×61×24cm
定員2人
設営方法組み立て式
重量55.5kg
耐荷重300kg
耐水性-
素材アルミニウム、600D ポリエステル リップストップ ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●収納時の幅が61cmとコンパクトで、自転車やサーフボードなどと一緒に積載可能
●伸縮するアルミフレームにより、広々としたスペースを作り出せる
●自然の景色に違和感なく溶け込む、深みのあるグリーンカラー

3位

ヤキマ スカイライズ M

展開時サイズ240×143×126cm
展開時内寸-
収納時サイズ145×125×25cm
定員3人
設営方法組み立て式
重量54.4kg
耐荷重300kg
耐水性-
素材アルミニウム、210D ナイロン ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●居住性の高さとスタイリッシュな外観をあわせもつルーフテント
●メッシュつきの大きな窓を備え、暑い季節も快適に過ごせる
●工具を使わず簡単に装着でき、さらに装着した状態での施錠も可能

4位

ヤキマ スカイライズHD M

展開時サイズ244×147×119cm
展開時内寸-
収納時サイズ148.01×124×29.01cm
定員3人
設営方法組み立て式
重量57kg
耐荷重272kg
耐水性3,000mm
素材アルミニウム、600Dリップストップポリエステル、210Dリップストップポリエステル ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●耐水圧3,000mmを誇る、厚手の600Dポリエステルを採用
●フライシートをテント本体にバックルで簡単に装着できる
●本体の脚を無段階にスライドでき、前後位置の調節も容易

【タワー型】ルーフテントのランキングベスト3

最後に、スペース効率に優れるタワー型ルーフテントの人気モデルをピックアップ。寝るためのスペースとしてはもちろん、荷物置き場としても重宝しますよ!

1位

LONGLETE ABSハードシェル 自動車用ポップアップ式ルーフテント 190cm

展開時サイズ190×130×112cm
展開時内寸-
収納時サイズ190×130×20cm
定員3人
設営方法ダンパー式
重量45kg
耐荷重-
耐水性-
素材アルミニウム、ABS ほか
入り口の形状逆U字型

おすすめポイント

●「とりあえず試してみたい」という方におすすめの低価格モデル
●ダンパー式のため手間をかけず迅速に設営できる
●走行時の空気抵抗を軽減する流線形のフォルム

2位

HEWFLIT ルーフテント

展開時サイズ215×130×110cm
展開時内寸-
収納時サイズ215×130×29.5cm
定員-
設営方法ダンパー式
重量67kg
耐荷重400kg
耐水性2,000mm
素材ABS、280T ポリエステル、合成皮革 ほか
入り口の形状-

おすすめポイント

●天井に合成皮革が張られた、高級感のあるインテリア
●厚手のマットレスが敷かれており、設営してすぐにくつろげる
●ブラックとホワイトの2色展開で、車のカラーに合わせて選べる

3位

AMIGOYO ルーフテント

展開時サイズS:190×127×101cm 
L:210×127×101cm
展開時内寸-
収納時サイズS;190×127×24cm
L:210×127×24cm
定員-
設営方法ダンパー式
重量50kg
耐荷重250kg
耐水性2,000mm
素材ABS、ASA、防水オックスフォード生地、ポリウレタン ほか
入り口の形状U字型

おすすめポイント

●車のタイプや使用人数によってチョイスできる2種類のサイズ展開
●グリーンやブラウンなどを採用した、多彩なカラーラインナップ
●天井にメッシュの棚を設けて利便性を向上

ルーフテントを使うときの注意点

車の屋根に装着するルーフテントは、いろいろな意味で、通常のテントと同じようにはいきません。

安全に、そして快適に使用するために、以下のポイントに注意しましょう!

定員(使用人数)はかならず守ろう

海沿いでルーフテントを設営している

出典:PIXTA

ルーフテントには多くの場合、定員が設定されています。ルーフテントを使用する際は、その定員をかならず守りましょう。あわせて、車の屋根やベースキャリアの耐荷重を超えないように配慮することも大切です。

定員を超える人数での使用や、耐荷重の超過は、ルーフテントの破損につながるため大変危険です。車の屋根やベースキャリアの破損により思わぬ出費が発生する可能性もあるため、十分に気をつけましょう。

法律や車検のルールは要確認

車検を受けている車の列

出典:PIXTA

取り付けの前に、基本的なルールは理解しておきましょう。道路交通法施行令第二十二条により、積載物の大きさは以下のように制限されています。

積載物の大きさの制限
長さ自動車の長さに、その長さの10分の2の長さを加えたもの
自動車の幅に、その幅の10分の2の幅を加えたもの
高さ3.8mまで(軽自動車は2.5mまで)

参考:e-Gov「道路交通法施行令第二十二条

上記の制限を超えるサイズのルーフテントは、車に装着できません。車検については、ルーフテントは「指定部品(キャンパー・シェル)」にあたるため、一般的な取り付け方で車にしっかり固定されていれば、基本的には大丈夫です。

ただし、法律や車検に関して不安な点がある場合は、あらかじめ専門の業者に確認しておきましょう。

周囲の迷惑になる使い方は厳禁

車がたくさん停まっている道の駅

出典:PIXTA

自分の駐車スペースからはみ出したり、駐車してはいけない場所で宿泊したりといった、周囲の人の迷惑になるような使い方をしないように注意しなくてはなりません。

なかには、道の駅でルーフテントを使いたいと考えている方もいるかもしれませんが、道の駅において、“車中泊を目的とした利用”は、基本的にNGです(※)。

無用なトラブルを避けるためにも、施設のルールやマナーをしっかり守ることが大切です。

(※)参考:国土交通省「「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?

ルーフテントのよくある質問・疑問

ルーフテントに関して、ありがちな質問や疑問について解説します。ぜひルーフテント導入の参考にしてください。

ルーフテントの設置準備や費用は?

車に装着する前のルーフキャリア

出典:PIXTA

ルーフテントを装着するには、土台となるベースキャリアが必要です。ベースキャリアそのものの価格は、製品によって大きく変わりますが、おおよそ10,000〜20,000円程度以上が相場です。

自分で取り付けができない場合は、カー用品店や専門のショップなどに依頼しましょう。ベースキャリアの取り付け工賃については、以下の例を参考にしてください。

取り付け費用の例
店舗メニュー内容工賃
オートバックスキャリア取付・ルーフボックス取付3,300円〜
イエローハットキャリア取り付け、ルーフBOX取り付け5,500円〜
カーコンビニ倶楽部キャリアラック装着3,614円〜

一方、ルーフテント取り付けの工賃は、10,000〜20,000円程度が相場といわれています。

ルーフテント自体の価格は非常に幅が広いため、気になっているモデルの価格を参考に計算してみましょう。

費用などについてスーパーオートバックスの専門スタッフに質問した記事はこちら!

ルーフテントの設置について紹介した記事はこちら!

ルーフテントって本当に快適なの?

夜のキャンプ場でルーフテントを使っている

出典:PIXTA

ルーフテントはシートをフラットにできない車でも広々とした空間が確保できるほか、地面の影響を受けないため、快適に過ごしやすいといえます。

メッシュパネルつきの窓をたくさん備えたモデルも多く、暑い時期も風通しの良い快適な居住スペースを得られる点も大きなメリットです。

ルーフテント愛用者へのインタビュー記事はこちら!

車につけっぱなしでも大丈夫?

ルーフテントをつけっぱなしにしている車

出典:PIXTA

基本的には、車の屋根に装着したままでも大丈夫です。しかし紫外線による劣化や、重量増による燃費の低下などのデメリットがある点はよく考慮しましょう。

また先述したとおり、立体駐車場や高架下などの、高さ制限が設けられている場所に注意しなくてはなりません。

ルーフテントは自作できる?

鉄パイプをカットしている

出典:PIXTA

DIYに慣れている人の中には、ルーフテントの自作をしている人もいるため、不可能ではありません。しかしルーフテントは車に装着した状態で走行するものであるため、ノウハウがある人でなければ難しいでしょう。

強度が不足していたり、装着方法が良くなかったりすると、重大な事故につながる可能性もあります。そのため、できるだけ費用を抑えたい場合であっても、基本的にはメーカーが販売している既製品の購入をおすすめします。

ルーフテントでひと味違うキャンプを楽しもう!

ルーフテントを設営した車とランタン

出典:PIXTA

面倒な設営作業がいらず、キャンプ場に到着してすぐに快適な空間を作り出せるルーフテント。目線が高いことから、景色をより楽しめる点も非常に魅力的です。

ルーフテントを導入する際は、ぜひ今回ご紹介したルーフテントのメリット・デメリットや選び方、そしてランキングを参考にしてください。

憧れのルーフテントを手に入れ、これまでのキャンプとはひと味違ったスタイルを楽しみましょう!

ルーフテントの人気売れ筋ランキング

楽天市場、Yahoo!ショッピングにおけるルーフテントの人気売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認できます!

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