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小袋アウトドアスパイス

かさばる「調味料」がスマートに。“小袋”アウトドアスパイスのすゝめ【お勧め5選】

[my_related_posts id='691961']アウトドア料理や旅飯に欠かせない「スパイス」。子どもの味覚に合わせて調味料を変えたり、食材やその日の気分でも味を変えたりしたいので、できれば色んな種類を持ち歩きたい。

でも、瓶や缶だとかさばるし、小型のケースに移し替えるのも面倒……。そんな悩みを、“小袋のスパイス”が解決してくれました!

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目次

記事中画像撮影:筆者

キャンプのとある悩みを解決してくれた、“小袋スパイス”

小袋アウトドアスパイス
スパイス大好きな我が家。家でもアウトドアでも、料理にはスパイスが欠かせません。

これまでキャンプのときは、“瓶”や“缶”のまま持ち歩いていましたが、メーカーによって入れ物の形や大きさが異なるので、収納がガチャガチャするし、かさばるしで、持ち歩きにはとっても不便……。

それに、「買ったはいいけど、好みの味じゃなくて使い切れなかった」スパイスの管理も悩みのタネでした。

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こんな風に、小さな透明ケースに入れて持ち歩いていた時期もありましたが、これはこれで移し替えるのが億劫で、面倒くさがりな私には長続きせず……。

そんなときに出会った、“小袋”のスパイス

長野県のお土産としてポピュラーな「八幡屋礒五郎(やわたやいそごろう)」。この赤い“七味缶”が有名ですよね!

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そんな八幡屋礒五郎から、「七味ガラム・マサラ」というエスニックシリーズが販売されているのをご存知でしょうか?

「あの八幡屋礒五郎さんにこんなエスニックなパッケージあるのー!」と、筆者は一目惚れ。デザインが可愛くて、CDで言うところの“ジャケ買い”したい衝動に駆られてしまいました。でも味がわからないし、使い切れるかもわからない。試すのにひと缶を買うのは勿体ないかなぁ……とためらっていたところ、小さな“袋タイプ”を発見!

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「七味ガラム・マサラ」15gサイズとiPhone 13 mini

筆者は思わず、気になっていた「七味ガラム・マサラ」と、ベーシックな「七味唐からし」、そして激辛一味の「BIRD EYE」を購入しました。

8gサイズは約10.5×7cm12gでよりコンパクトになり、缶よりも少量なので、味を試してみたいときにぴったり。

これが、筆者の”小袋スパイス”との出会い。これをきっかけに、小袋スパイスの「ちょっと試せる感」「持ち運びの利便性」にすっかりはまってしまいました!

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今回は、筆者の“小袋コレクション”の中でも、特にオススメのスパイス5種類をご紹介。それらをどんな料理に生かしているのか、そして、各スパイス×ステーキの相性も検証してみたので、その結果もお伝えします!

1.八幡屋礒五郎「七味ガラム・マサラ」1袋8g・15g

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まずは、筆者が小袋スパイスを集めるきっかけになった「七味ガラム・マサラ」。缶のように厚みがないので、収納時はコンパクト。キャンプにも便利です。ちなみに上の写真は15gの小袋です。

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名前に「七味」とつくだけあって、普通のガラム・マサラよりも香ばしさがあるエスニックなスパイス。使う料理や食材に豊かなエスニックテイストをもたらしてくれます。

具体的にどんな料理に使っているかというと……

使用例その1|カレー +「七味ガラム・マサラ」

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我が家は下の子が生まれてから、カレーは甘口一択になってしまいました。でも! 甘口カレーにこの七味ガラム・マサラを加えると、スパイシー感が増して、大人も楽しめます。

使用例その2|ライタ +「七味ガラム・マサラ」

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「ライタ」とは、インドのヨーグルトサラダのこと。カレーとの相性がいい副菜です。

我が家のライタは、ヨーグルトにトマトときゅうり、そこにクミンやチリパウダーを入れるのですが、今回は代わりに「七味ガラム・マサラ」をイン。すると、香ばしさ増し増し、さらにスパイス感も出てとても好みの味に……!(ちなみに後述の「ふ~塩」も入れると旨味もアップします!)

2.八幡屋礒五郎「BIRD EYE(一味唐辛子)」1袋8g・15g

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お次は、同じく八幡屋礒五郎の「BIRD EYE(バードアイ)」。これも思わず買ってしまいたくなるパッケージデザイン! 所有欲を満たしてくれます。こちらもガラム・マサラと同じく、8gと15gの小袋があります。

ちなみに、「BIRD EYE」とは唐辛子の1種で、数ある唐辛子の中でも激辛クラス。タバスコやラー油の原料として使われているそうです。なんでも、スパイスの実の形が鳥の目に似ていることからこの呼び名がついたんだとか。

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見ただけで「絶対に辛いやつだ……」と思いながらも、少しテイスティングしてみると……ひぃぃ! 案の定激辛で、舌がしばらくジンジンしていました。

あまりの辛さに、アレンジは模索中

あまりにも辛いので、実はまだ料理に使ったことがありません。ググってみるとエスニック料理や鶏肉と相性が良いそうなので、普段一味を使うタイ料理のパッタイに今度使ってみようと思っています。

タバスコの原料ということなので、パスタやピザに振りかけてみても良いかもしれませんね!

3.おのくまアウトドア「オノクマスパイス」1袋20g

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アウトドア感のあるパッケージデザインが可愛い「オノクマスパイス」。キャンプ好きのご夫婦が作ったスパイスで、味のベースとなっているのはピリッと辛いレッドペッパーや、香りのいいバジルなどのハーブです。

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なによりの注目ポイントは、動物性原料を使わずに、20種類のこだわりスパイスがブレンドされているところ。塩も入っているので、スパイス+塩気を足したいときにピッタリです。

使用例その1|ラピュタパン +「オノクマスパイス」

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ジブリ映画「天空の城ラピュタラ」の中でパズーが食べていた、食パンに目玉焼きをのせた“ラピュタパン”。我が家の子どもたちの大好物なのですが、大人は「オノクマスパイス」をプラスして、ピリリと目覚めの朝ごはんに。

ちなみに、オノクマスパイスがクラウドファンディングしていたときのサイトを拝見したところ、フォーやドレッシング、ホイル焼きにも使っていて、これも試してみたくなりました! 次回の候補に……。

おのくまアウトドア オノクマスパイス

4. HiBiKi「響王」1袋15g

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ダイソーから販売されているスパイス「響王」。15gで税込110円です。とにかく安い!

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正直、このお値段なのであまり期待していなかったのですが、これが驚きの美味しさで……! 「九州だしスパイス」と記載されているだけあって、出汁の味がしっかりあり、スパイスというより醤油代わりに使えそうです。

使用例その1|グリルチキン +「響王」

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何にでも使えそうですが、今回は手羽元でグリルチキンを作ってみました。手羽元を入れた袋に「響王」をふりかけ、袋を軽く閉じてもみもみ。味付けはシンプルに響王だけで、たっぷりめのオリーブオイルで焼きます。

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「響王」しか入れていないのに、驚くほど豊かな味わい。ビールに合う一品がちゃちゃっと出来上がってしまいました。

スパイスといっても辛くないので、子どもにも好評で、ビールを嗜む間もなく、瞬殺で皆の胃袋へ消えていきました……恐るべしダイソー……!

5.KIYORAきくち「ミラクルすぱいす ふ~塩 旨ミックス」1袋30g

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最後は、今回紹介した5つのスパイスの中で、我が家で一番消費量の多い「ふ~塩」。こだわりの塩と15種類のスパイスや調味料がブレンドされており、スパイスの辛味が引き立つ美味しさです。

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当初筆者は、スパイスと書いてあるので、辛いのかな? と思っていました。ですが、「ふ~塩」はスパイスというより万能調味料という言葉がふさわしく、辛味は強く感じません。そのため、子どもも楽しめる味です。

使用例その1|シーフードサラダ +「ふ~塩」

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葉物野菜やシーフードとの相性抜群な「ふ~塩」。野菜にかけると素材の甘味が引き立ち、生野菜のままでも子どもたちがパクパク食べてくれるので、我が家ではシーフードサラダを作るときは、オリーブオイルと「ふ~塩」をかけています。

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レモン汁などの酸味を加えるとカルパッチョにもよく合いますし、筆者は冷ややっこに使うのも好き。それに、料理だけでなく、ポップコーンや手作りポテトチップスなどのお菓子にも、何にでも使いたくなっちゃう癖になる美味しさがあります。

隠し味にもメインにも、キャンプでも日常でも使いたくなる、本当に万能な調味料!

【お肉との相性はどうだ!?】スパイスを食べ比べしてみた

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いろいろな料理の使用例を紹介しましたが、とはいえキャンプといえば、やっぱり肉料理! ということで、ステーキと各スパイスの相性を検証してみました。

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「七味ガラム・マサラ」:まさにスパイシー! エスニックな風味をダイレクトに味わえます。ジャンバラヤのようなスパイシー感というか。牛肉との相性◎!

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「BIRD EYE」:恐る恐る口に運んだのですが、ステーキと食べるとそこまで激辛感もなく、美味しく味わえました。これならいける…かも!

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「オノクマスパイス」:上記2つに比べると、安心感のあるベーシックなスパイスです。辛味の中に塩味もあり、シンプルながら豊かな風味をお肉と一緒に楽しめます。

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「響王」:先の3つに比べると味がしっかりあります。スパイスというより、旨味にインパクトがあり、お肉にしっかり味がほしい方にはオススメです。

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「ふ~塩」:旨味がありつつも、スパイス感もある絶妙のバランス。我が家の子どもたちは、ステーキに合わせるならこれが一番好きだそうです!

【ポイントは乾燥剤】たくさんの小袋、こうやってまとめてます

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コンパクト&少量で便利な、小袋スパイス。でも、コレクションが増えるほど「ひとまとめにして、取り出しやすくしたい」と感じるようになりました。

最初は紅茶の缶に入れて携帯。でも、香りに特徴のある紅茶だったためか、スパイスに香りがうつってしまい失敗……。その後入れ物を見直して、今はジップロックのSサイズに乾燥材を入れて携帯しています。これならバッグの中でも収納スペースを取らず、密閉もできるので持ち歩きには困りません。

しかし。冒頭でも言ったとおり、筆者は小袋スパイスにどハマり中。よって、次第にジップロックもパンパンに……。これでは破れて飛び散る危険性もあるので、もっといい収納方法を模索中です。

「スタッシャー」が気になる!

小袋アウトドアスパイス

出典:stasher

スパイスの保管・携帯は、湿気を吸わず、風味を損なわないことが重要です。そこで目をつけたのが、密閉型シリコーンバッグ「スタッシャー」。これなら、独自のピンチロックシステムで密閉してくれるので安心できそう。

シリコンだからプラスチックの袋より丈夫ですし、繰り返し洗って使え、ゴミを出さず地球に優しいところもよき。

小袋アウトドアスパイス

出典:patagonia

こちらはPatagoniaとコラボしたスタッシャー。小袋スパイス入れには、スナック(Sサイズ)かサンドイッチ(Mサイズ)がちょうど良さそうですね。

袋留めクリップもあると便利

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余談ですが、小袋で売られているスパイスは密閉チャック式ばかりではないため、袋留めクリップを併用しています。筆者が愛用しているのは、IKEAのBEVARA(ベヴァーラ

ただクリップが少しかさ張るので、もしスパイス業界の方が読んでくださっていたら、できれば密閉チャック式の小袋スパイスを増やしてください! とお願いしたいところです……!

自分だけの「スパイス・デッキ」のススメ

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筆者は自分だけの「スパイス・デッキ(セット)」を作って、キャンプ仲間とスパイスを見せ合ったり、旅先でご当地スパイスを探したりして楽しんでいます。

瓶や缶だと集めるのが大変ですが、“小袋”ならカードゲームのようにコレクションできるので、「キャンプにはたくさんの調味料を持っていくよ!」という方、「かさばるアイテムを少なくしたい」という方は、ぜひお気に入りの“小袋スパイス”を探してみてはいかがでしょうか。

スパイスのあるキャンプは料理の幅を広げてくれるだけでなく、きっと想い出の“スパイス”にもなってくれるはず!

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