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テントの出入りで起きる“あのストレス”が、800円で解決できました【私がキャンプで使っている小技テク】

知っていると役に立つ、キャンプで使えるちょっとしたワザを紹介していく連載。今回は、テントの出入りをラク〜にしてくれるアイテム

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目次

記事中画像撮影:筆者

地味に面倒くさい、靴の脱ぎ履き……

地味に面倒くさい、靴の脱ぎ履き…
キャンプには安全面や歩きやすさを優先して、スニーカーやブーツを履いて行く人も多いと思います。

サンダルと違って足先がカバーされるので安全性は高くなりますが、紐つきの靴は脱ぎ履きしにくく、テントの出入りがちょっと面倒くさい……。

そんな経験をしたことがある方は、引っ張るだけで締められる靴ひもに替えてみると◎。今回はおすすめのシューレースを2つご紹介します。

「クイックレース」でスムーズに

クイックレース

そこで役に立つのが、トレイルシューズで絶大な支持を得ているサロモンの「クイックレースキット」。ワンタッチで簡単に調整できるので、靴ひもを結ぶ手間がなくなる便利な靴ひもです。

筆者はサロモンのクイックレース搭載のシューズを長らく履いていたので、このラクさは実感済み。なので、今回は手持ちのシューズにも後付けしてみました。

クイックレースの取り付け方

クイックレースの貼り付け方

前置きしておきますが、パッケージの中に取り付け方の説明図が入っているものの、簡易的すぎて正直めちゃくちゃわかりにくいです。

クイックレースキット

こちらが全パーツ。実際「これいつ使うの?」というナゾの透明なパーツも。

色々と調べてみたところ、どうやら同じ「クイックレースキット」という商品名のまま若干のモデルチェンジがなされているようで、付属品や仕様が異なっていました(旧モデルはもっと複雑な取り付け方だった模様)。

今回は、筆者が購入した「クイックレースキット」(おそらく最新版と思われる)の取り付け方法もまとめておくので、ここは詳しく知りたい方だけしっかり読んでもらえたらと思います。

【1】クイックレースを通す

クイックレースを通す

クイックレースを通すクイックレースを通す

POINT
ひもの先端にループがありますが、これは穴に通しやすくするための仕様です。ただし穴の大きさによってはこれがあると通しにくいので、切ってしまってから通してもOK

【2】先端のループを切り落としてライターで炙る

先端のループを切り落としてライターで炙る

先端のループを切り落としてライターで炙る
火傷には十分ご注意ください

【2・補足】透明なパーツの使い方
透明なパーツの使い方

この透明パーツの使用方法がナゾなのですが、ひもを炙ったあと「この透明パーツにひもが通ればOK」というガイドの役割があるのかな?と個人的には推測(炙りすぎると【3】の工程でひもが通らないため)。

【3】台形の黒いパーツを取り付ける

台形の黒いパーツを取り付ける台形の黒いパーツを取り付ける台形の黒いパーツを取り付ける

POINT
真ん中をスライドさせると、ロックが解除されてひもが通せる仕組みになっています

【4】フィッティングしてひもの長さ調整をする

POINT
実際に靴を履き、フィット感を確認しながらひもが長ければカットします。ここで最終的なひもの長さ(フィッティング)が決まります

筆者はここの長さ調整をミスって、後ほどやり直しました……。手間になるので、ここは慎重に。

【5】小さい黒いパーツをそれぞれひもに通して、先端を玉結びにする

小さい黒いパーツをそれぞれひもに通して、先端を玉結びにする小さい黒いパーツをそれぞれひもに通して、先端を玉結びにする

【6】グッと力を込めて、結び目を奥にはめる

グッと力を込めて、結び目を奥にはめる

【7】2つのパーツをはめたら、完成!

2つのパーツをはめたら、完成!2つのパーツをはめたら、完成!

パチンッと音が鳴り、はめ込んだ感触が分かります。

取り付け完了!こんな感じになりました

パーツを取り付ける工程がちょっと複雑ですが、この流れを理解すると片足5分ほどで取り付けできるようになりました。

シューズのフィット感を調整できる

そして、一度クイックレースに交換してしまえば引っ張るだけでシューズのフィット感を調整できるのでめちゃくちゃラクです!

こっちもおすすめ【2モデルを比較してみた】

2モデルを比較してみた

サロモンのクイックレースは径が約1mmで細く、素材は軽量な合成繊維。ゴムのように伸び縮みしないので、取り付ける靴や履く人との相性によってはフィット感を高めるとあたりが気になることがあるかもしれません(でもスマートな見た目はかっこいい)。

そこでAmazonを回遊していたら、ゴム製のシューレース を発見!

ゴム製のシューレース

こちらは太さ約3mmの伸縮性のあるゴムなので、付け替えるとスリッポンのような感覚で履くことができます。

耐水性がある

ちなみにこのロックレース には耐水性があるそうで、ひも自体が保水してびちょびちょにならないところも良きポイント。カラバリが多く選択肢が豊富なところも◎。

取り付け方

取り付け方法もクイックレースよりわかりやすく、パッケージを見ただけで直感的に付け替えできました。

クイックレースとロックレー

高いフィット感&見た目のスマートさを優先したい人はサロモンの「クイックレース」、脱ぎ履きの回数が多い&色を選びたい人は「ロックレース」を選ぶといいと思います。

ロックレース シューレース

サイズ直径 0.22 cm、長さ122 cm、全長183 cmまで伸びる
メイン素材 Elastic
表地Elastic

失敗しないコツは、ひもの長さ

失敗しないコツは、ひもの長さ

失敗しないコツは、元々の靴ひもの長さにして(もしくは参考にして)カットすることです。長さ調整を怠ると、人によっては余りが長くなるので余計に煩わしくなりますし、引っ掛けやすくなって危ないです。

サロモンのクイックレース

サロモンのクイックレースはひもの長さ設定をミスってしまい、結局やり直し……。パーツを取り外して再調整しました(どちらも先端パーツはマイナスドライバーで取り外しができました)。

今回はローカットシューズに取り付けたのでそこそこひもをカットしていますが、ひもの長さを生かして穴数の多いハイカットシューズやブーツにも使用できるので、汎用性は高いと思います。

靴のイメージを変えたいときにも◎

靴のイメージを変えたいときにも

出典:Amazon

ご紹介した「クイックレース」と「ロックレース」は、靴の印象を変えたい、靴ひもの色がビミョーだな……というときにももちろん有効です。脱ぎ履きもラクになるので、キャンプシューズにぜひ取り入れてみてください!

ロックレース シューレース

サイズ直径 0.22 cm、長さ122 cm、全長183 cmまで伸びる
メイン素材 Elastic
表地Elastic

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