なぜBBQで「鉄板」を使うべきなのか?
バーベキューするなら網でしょ、という人が多いかと思いますが、思いのほかBBQには「鉄板」が有能なんです。
今回は鉄板を使うことのメリットをご紹介。鉄板は意外と奥が深いんですよ!
鉄板をオススメする3つの理由
BBQに鉄板が合う、というのには理由があります。3つにまとめてここでお伝えしましょう。
① とにかく丈夫で保温性がある
ある程度の厚みがある鉄板なら、ちょっとやそっとじゃ歪んだりしません。多少雑に扱っても平気な頑丈さは魅力です。そうそう買い直す必要がないので、コスパがいい点はキャンパーにとっても嬉しいポイントですよね。
また、鉄板は蓄熱されやすく、網にくらべ保温性がかなり高いので、調理がしやすいのも利点です。
② 同時調理が可能
鉄板なら、1枚あるだけで同時進行で別の調理が可能です。火床が1箇所で済んでしまうし、余計に調理器具を使わなくて済むので、使用後は鉄板を洗うだけでOKという楽チンさ。
この方法なら調理時間の短縮にもなるので、キャンプの朝食では特にオススメですよ。
③ 網で焼けないものも焼ける
鉄板なら網では焼くことができないお好み焼きやパエリアなどを作ることができます。ひと通りバーベキューを楽しんだ後にシメの焼きそば! なんて良く見る風景ですよね。
焼きそばは買ったけど網しか持ってなかった……なんてことにならないよう、鉄板の準備はお忘れなく。
鉄板選び、3つのポイント
お次はBBQに合う鉄板の選び方です。チェックしてみましょう。
ポイント1. 適切な厚みがあるか
厚すぎるのは重くて持ち運びが大変だし、かといって薄すぎると蓄熱性が低かったり、すぐ歪んでしまったりします。
理想としては、だいたい3~4.5mmくらいの適度な厚み。これならさほど重くないので使いやすいですし、蓄熱量も十分なので、アツアツ鉄板でジューシーにお肉を焼けますよ。
ポイント2. 用途に合っているか
一口に鉄板といっても多種多様な商品が発売されています。素材やサイズの違いはもちろん、ジンギスカン専用なんていうのもあるので、用途に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
ファミリーで使うなら3~4人用の大きさのものがオススメですよ。
ポイント3. グリルのサイズに合っているか
使用しているグリルに別売りの鉄板がある場合は、サイズを間違えないように気をつけましょう。
鉄板を買ったまま、使うまで箱から出さない方も多いので、バーベキュー当日に現地で「あれ? 合わない……」と慌てることのないよう、前もって準備しておきましょう。
鉄板の正しい使い方
いくら用途に合った鉄板を持っていても、使い方が違っていれば本末転倒です。ここで今一度正しい使用法をおさらいしておきましょう。
① 最初にシーズニング
鉄板に限らず、ダッチオーブンなど鉄製のものを購入したら最初にやる必要がある儀式的な作業です。
防錆加工剤が鉄板には施されているので、使用前にそれを落とさないといけません。正しく使えば鉄板も長持ちするので、ぜひやってみてください。
② 鉄板自体を温める
食材を乗せる前に、まず鉄板自体を温めましょう。加熱時間は鉄板の材質や厚み、火力などで異なりますが、水を数滴垂らしてすぐにジュワッと蒸発するようならOKです。
十分に温まらないうちに食材を載せてしまうと焦げ付きの原因にもなるので、プレヒートは必ず行うようにしましょう。
③ 使用後はお手入れを
使い終わったら、必ずその場で洗うようにしましょう。専用のヘラやブラシでこびりついた焦げカスなどを落とします。
洗った後は空焚きしてから自然に冷めるのを待ち、油を薄く塗って保管しましょう。水分が残っているとすぐに錆びてしまうので、長く使うためにもメンテナンスは不可欠です。
バーベキューにぴったり!おすすめ鉄板6選
多くのキャンパーに支持されている、これらの鉄板なら安心です! お気に入りの1枚をぜひ見つけてください。
キャプテンスタッグ 鉄板 ニューアイガーグリドルM
スノーピーク グリルプレート黒皮鉄板(3~4人用)
コールマン クラシックアイアングリドル
尾上製作所(ONOE) バーベキュープレート
ソト(SOTO) アルミグリドル
及源 南部鉄器 グリルパン プレート 鉄板 IH対応
最高の鉄板バーベキューを楽しもう!
鉄板のポテンシャルの高さを再確認したら、今すぐにでもバーベキューに行って使いたくなりますよね!
近場で気軽にできるのもバーベキューの魅力。自分のスタイルにあった鉄板を見つけたら、いろんな食材を焼いて楽しんでみてください。
肉パーティ、やっちゃいましょう
ナイスな鉄板があればコレ焼くしかないでしょう。肉、肉、肉!
Let’s use the iron plate for BBQ!
バーベキューには鉄板を!