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ランタン集合写真

おすすめランタン特集!LED・ガス・ガソリン・灯油の選び方

人気&おすすめランタン特集! ガスにガソリンにLEDに灯油と色々あるキャンプ用のライトですが、初めて買うとなったら迷ってしまうもの。そこで適材適所なランタンの選び方をはじめ、コールマン・スノーピーク・ベアボーンズなど定番人気をピックアップ!

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目次

アイキャッチ画像作成・記事中画像撮影:ヨシダコウキ

ランタンの選び方は?

キャンプテーブルに並んだいろいろなランタン

出典:Instagram by @_chiiiico_camp_

キャンプの夜を照らすのに欠かせないものといえば、ランタンですよね。燃料が必要なタイプから充電して使うものまで様々な種類がありますが、キャンプを快適に楽しむにはシチュエーションや扱いやすさにおいて“最適”なものを選ぶことがとても重要です

ランタンの特徴を種類別にまとめると……

LEDランタンガスランタンガソリン
ランタン
灯油ランタン
比較アイテムEX-1300D

ジェントス EX-1300D

ノーススター
LP
ガスランタンコールマン ノーススター LPガスランタン
ワンマントル
ランタンコールマン ワンマントル ランタン
HK500

ペトロマックス HK500

①燃料入手
スーパー
コンビニ
家電量販店

ホームセンター
アウトドア
ショップ

ホームセンター
アウトドア
ショップ

ガソリン
スタンド
②燃料コスト
単一電池
4本/1000円
最長350
時間

OD缶
1本/800円
約4~8時間
(470g缶
使用時)

1L/900円
7.5~15時間

1L/100円
8時間
③手軽さ
スイッチを
押すだけ

ライター

ポンピング

ポンピング
プレヒート
④光量
1,300
ルーメン

1,543
ルーメン

130W以上
(1,800
ルーメン
以上)

300W以上
(5,000
ルーメン
以上)
⑤安全性
電池なので安全

ボンベだが
火が出る
×
ガソリン
火が出る
×
灯油
火が出る

それぞれの持つパワー(明るさ)から適した場所も違い、また手間やメンテナンスの面でメリット・デメリットも様々。そのため、あらゆるシーンで快適に過ごせるようタイプの違うランタンを複数を使っているという人も多いですね。

この記事では、そんなランタンの選び方を徹底ガイド! タイプごとの特徴に基づき、適材適所なランタンを選ぶ際のチェックポイントを解説していきます。

ポイント1:シーンごとに必要なランタンの「明るさ」は?

サイトを照らしているたくさんのランタン

出典:Instagram by @akunsio1234

「とことん明るいランタンを選べば間違いない!」というわけでは決してなく、必要な明るさは当然使う場所によって違います。

キャンプの主なシチュエーションごとに必要な灯りをまとめると……

メインライト……サイト全体を照らす灯り

テーブルライト……食事のときにテーブルまわりを照らす灯り
テントライト(常夜灯)……寝るときにテント内をほのかに照らす
ハンディライト(移動時)……夜トイレに行くときや、車内の物を探すときなどに使う灯り

では、それぞれの場所でどれくらいの明るさがあれば良いのでしょうか? 具体的な目安を知るためにチェックしておくべきなのが「ワット(w)」と「ルーメン(lm)」です。

明るく光る電球

出典:PIXTA

いずれも明るさを表す単位として使われるものですが、「ワット(w)」はガソリンや灯油などを燃料とするランタンの熱量を表し、「ルーメン(lm)」はLED照明の明るさを表す単位。どちらも数値が高いほど明るくなり、燃料と電池の消費量も多くなります。

キャンプシーンに必要とされるワット(w)とルーメン(lm)の目安

w相当
(ルーメン)
メインテーブル常夜灯夜間の
移動
20w/
170ルーメン以上のランタン
××
30w/
325ルーメン以上のランタン
××
40w/
485ルーメン以上のランタン
××
50w/
640ルーメン以上のランタン
×××
60w/
810ルーメン以上のランタン
××
80w/
1,160ルーメン以上のランタン
××
100w/
1,520ルーメン以上のランタン
××
※右にスライドできます

サイト全体を照らすランタン

出典:Instagram by @tanaki

光量が大きいという特性から、メインランタンにはガソリンやガスが◎。電気に比べて熱量が大きく、キャンプサイト全体を明るく照らしてくれます。

一方でメインランタンの選択肢になるLEDも。中には足元を照らせるくらいの最小からメインライト級の最大にまで光量を調節できるモデルも販売されていて、安全性も高く燃料を持っていく必要もないので使い勝手優先ならLEDがオススメです。

キャンプの食卓を照らすランタン

出典:Instagram by @tanaki

夜の食卓を照らすテーブルライトなどは、光量が強すぎると眩しくて逆に見づらいことも。手元をほんのり照らす優しい灯り、かつ暗い中でもサッとつけられるのはやはりガスランタンです。少し手間はかかりますが、炎がゆらいで雰囲気が出る灯油タイプも人気ですね。

テント内で使われているランタン

出典:Instagram by @petty82na

そして常夜灯としてテント内で使うなら、安全性面でLED一択! 燃料を使うランタンを持ち込んでふとした拍子に倒してしまい、火災になってしまっては危険です。また、ガスも一酸化炭素中毒の恐れがあるので使用は厳禁。

自分だけではなく周りのキャンパーにも配慮し、テント内のランタンはLEDと心得ておきましょう!

ちなみに色味も大事

暖色と白色の灯りの比較ランタンを選ぶときは、灯りの色味も選ぶ際のポイントになります。

暖色のLEDランタン暖色系はクリアな明るさではないものの炎の色味に近く暖かみがあるので、自然に溶け込んでキャンプらしい雰囲気に。目にも優しく、常夜灯としてもおすすめです。

白色のLEDランタン

撮影:ヨシダコウキ

白色系の灯りは光量は低くてもはっきり見えやすく、暗闇でもしっかりと照らしてくれます。その代わり人工的な灯りのためキャンプらしい雰囲気は出にくく、強すぎると眩しくて見えづらいというデメリットも。

どちらの色味も捨てがたいのであれば、暖色と白色を切り替えられるタイプのLEDランタンを選ぶと良いですね。

▼色の切り替えができるLEDランタンはこちら!

ジェントス パネルランタン

●サイズ(約):W152.7×H111.6×D33.3mm ●質量(約):289g(電池含む) ●使用光源:高輝度チップタイプ白色LED×27個、高輝度チップタイプ暖色LED×16個 ●明るさ(約):7ルーメン(ナイトモード時)/ 280ルーメン(暖色モード時)/ 550ルーメン(昼白色モード時)/ 1300ルーメン(白色モード時) ●使用電池:専用リチウムポリマー充電池 3.7V 4,000mAh内蔵 ●充電時間(約):6時間 ●電池寿命:充放電 約500回 ●点灯時間(約):189時間(ナイトモード)/ 10時間(暖色モード)/ 5時間 (昼白色モード)/ 2.5時間(白色モード) ●保護等級:耐塵・耐水・1m防水仕様(IP66及びIP67準拠)


フィールドア LEDランタン

●サイズ:(約)16cm×11.5cm×27cm ●重量:(約)365g ※乾電池含まず ●材質:鋼板(粉体塗装) / ガラス 他 ●色温度:電球色/(約)3000K  ゆらぎ/(約)2500-2700K ●明るさ:電球色:(約)80lm ●電源:単3アルカリ乾電池 4本 ●連続点灯時間:電球色/(約)30時間 ゆらぎ/(約)50時間

ポイント2:点灯時間やランニングコストはどれくらい?

ランタンで照らされているキャンプサイト

出典:Instagram by @akunsio1234

一度買ったものをストレスや後悔なく使い続けるためには、明るさ以外にも重要なチェックポイントが。続いては買う前に忘れずにチェックしておきたい点を解説していきます!

連続点灯時間

テント内で常夜灯として使われているランタン

出典:Instagram by @_______life_

夜間真っ暗になることが多いキャンプ場では夕方くらいからランタンを照らし始めますが、そのときを想定してチェックしておきたいのが連続点灯時間。

目安は季節や使う場所によって異なりますが、1泊なら7時間以上、2泊以上なら10時間以上が理想的です。

光量が調節できる場合は当然光量が大きいほどバッテリーや燃料を使うため、連続点灯時間が短くなるということも念頭に置いた上で選ぶと良いですね。このあたりは気温にも左右されるので、念のため予備の燃料やバッテリーを持っていくと安心です。

燃料の入手しやすさと、コストパフォーマンス

ガソリンランタンにホワイトガソリンを注入

出典:Instagram by @yuki_camp_only

燃料については長い目で見ると重要になってくるコスパと、調達の利便性をチェック。燃料系ではガソリンよりガスのほうが高くつき、ガソリンは売っている場所が限られているため買いにくいというデメリットがあります。

また、電気と燃料の性質からLEDとのランニングコストの比較は正確にはできませんが、LEDは電池を入れたり充電をするだけで使える手軽さが何より魅力ですね。

一概に「この燃料がいい!」とは言い切れないため、使用シーンや手間などを考慮した上で総合的に選ぶと良いでしょう。

ポイント3:どの熱源や燃料が使いやすい?

LEDガスガソリン灯油ランタン集合写真ランタンの熱源・電源は上記の4種類。スムーズに扱えるものであることはキャンプの快適度に大きく関わるので、それぞれの特徴を知ることで自分にとってどのタイプが一番理想かを選びましょう。

ここからはタイプごとの特徴やメリット・デメリットをチェックしつつ、オススメのランタンをご紹介していきます!

タイプ① LEDランタン

ゴールゼロとレッドレンザーml4

出典:Instagram by @yuki_thecamper
こんな人にはLEDランタンがオススメ
✓点けたり消したりは簡単なのが理想! メンテナンスにも手間はかけたくない
✓火の元の心配はなるべく少ない方が良い
✓災害の備えとしても持っておきたい

LEDランタンには乾電池式と充電式の2種類があり、乾電池式は乾電池を入れるだけで簡単に使うことができ、LED式は充電するだけととにかく手軽。ランニングコストが低くコスパも良く、どちらもスイッチひとつで点灯するので災害時の備えとしても便利です。

メインライトのおすすめ

ジェントス EX-1300D

 

●サイズ:φ129×246mm ●重量:1220g(電池含む) ●明るさ:白色~1300ルーメン 昼白色~660ルーメン 暖色~ 600ルーメン ●電源:単1電池×4本
ジェントスの明るさは最大1300ルーメンでメインランタンとしてオススメです。

ダイヤルスイッチを回すことで明るさが調節でき、さらに白色・昼白色・暖色の3色に光の色を変えることができます。クラシックなデザインで、キャンプシーンをおしゃれに演出してくれますよ。


ルーメナー ルーメナープラス

 

●サイズ:146×96×28mm ●重量:440g ●明るさ:150~1800ルーメン ●電源:充電式
ルーメナーのシリーズの中で1番明るいランタンで、その明るさは最大1800ルーメンで、車のヘッドライトと同等以上。明るいだけではなく、目に優しいLEDを採用しており、色合いは3種類で使用シーンに合わせて変えることができます。モバイルバッテリーとして使用することも可能です。


持ち運びに便利なコンパクトさを維持しながら、メインランタンとして十分な最大2,000ルーメンのの明るさを兼ね備えています。

どこにでも馴染む無骨でクールなデザインも魅力的ですね。明るさや光の色にはバリエーションがあり、キャンプの雰囲気に合わせて調節できます。

テーブルライトのおすすめ

コールマン クアッドマルチパネルランタン

 

●サイズ:φ145×235mm  ●重量:1200g ●明るさ:25~800ルーメン ●電源:単1電池×4本または8本
800ルーメンとテーブルで使用しやすい光量で、本体にはスマホを充電できるUSBポート付き。発光パネルは着脱可能で、背面の可動式ハンドルを活用することでテーブルに自立して置けます。


ベアボーンズリビング レイルロードランタン

 

●サイズ:146×325mm ●重量:960g ●明るさ:35〜200ルーメン ●電源:充電式
エジソン球タイプの暖色LEDライトで、レトロでおしゃれな雰囲気も人気のランタン。最大200ルーメンとテーブルでの使用に申し分ない明るさです。


フィールドア LEDキャンピングランタン

 

●サイズ:φ115×205mm ●重量:610g ●明るさ:最大600ルーメン ●電源:単1電池×3本・充電式
300ルーメンの2面点灯と600ルーメンの4面点灯で、使用シーンに合わせて明るさを調節可能。懐中電灯としても利用できるのでマルチに活躍します。もしも電池が切れても、充電式と電池式両方で使えるので安心です!

テントライト(常夜灯)のおすすめ

ロゴス バンブーゆらめき かぐやランタン

 

●サイズ:168×120×320mm ●重量:825g ●明るさ:294ルーメン ●電源:充電式
光量220ルーメンのろうそくの炎のような優しい光で周囲を照らし、ゆったりした夜を過ごすのにおすすめのランタン。ボディは竹素材の落ち着いた雰囲気で、インテリアとしてお家で使うのもおすすめです。


スノーピーク ほおずき ゆき

 

●サイズ:φ107x87mm ●重量:165g ●明るさ:100lm ●電源:単3電池×3本・充電式
充電式バッテリーを搭載したほおづきは、コロンとした独特のデザインと落ち着く暖かい光で癒し効果を演出。明るさは100ルーメンで“おやすみモード”にすればゆっくりと光を小さくでき、周囲が静かになると薄明かりになるのも特徴です。

ハンディライト(移動時)のおすすめ

明るさは118ルーメンで、ロービーム・ノーマルビーム・ハイビーム・ストロボの4つの点灯モードを搭載。ボタンを押すだけで簡単に切り替えることができるため、1本でいろいろなシチュエーションに対応できる便利なモデルです。


ゴールゼロ ライトハウス マイクロフラッシュ

 

●サイズ:93×37.75mm ●重量:68g ●明るさ:最大150ルーメン ●電源:充電式
手のひらに収まるサイズでありながらも、最大150ルーメンと移動時に周囲を照らす十分な光量。充電式の電池を使用し、バッテリーの残量がわかるLEDインジケータがあるため、安心して使用できます。

 

LEDランタンを使う上での注意点
●他の熱源に比べて光量が少ないモデルが多い
●充電や電池が切れたら使えない

LEDランタンを充電LEDランタンは他の熱源と比較するとコンパクトで光量が少ないモデルも多いため、手軽にサッと使いたいシーンには大活躍ですが、メインで使う際は心もとない場合も。

また、電池や充電が切れたら使うことができないのでキャンプの前にはしっかりと充電をしておき、予備の電池も持っていくようにしましょう。

▼その他LEDランタンに関する記事はこちら!

タイプ② ガスランタン

ほんのり灯るガスランタン

出典:Instagram by @pola_outdoor
こんな人にはガスランタンがオススメ
✓アウトドアらしい雰囲気と手軽さ、どちらも重視したい
✓LEDよりは明るさが欲しい
✓バーナーやコンロなどもガスが燃料のバーナーやコンロを使っている

燃料のガスは家のカセットコンロで使う円柱状のCB缶と、アウトドアユースの丸いOD缶の2種類があります。

CB缶とOD缶

出典:BOZEMAN

CB缶はコンビニでも買うことができ手軽ですが、ガソリンに比べると割高でコスパはイマイチ。一方OD缶はCB缶よりパワーがあるもののアウトドアショップなど限られた場所でしか買うことができず、値段も高めです。

使用方法は火を点けるだけの簡単なものから、マントルの空焼きが必要で少し手間はかかるものなど様々ですが、どれもLEDよりキャンプらしい趣があるのが魅力です。

ストームブレイカークッカーコンボ SOD-372CC

出典:楽天

ちなみにカセットガスが使えるその他のキャンプ道具といえば、バーナーやコンロ。同じガスを使うアイテムを持っているのであれば、ランタンもガスタイプを選ぶと互換性がある分荷物も少なくて済みますよ。

メインライトのおすすめ

コールマン ノーススター LPガスランタン

 

●サイズ:φ145×260mm ●重量:1310g ●明るさ:1,543ルーメン ●燃料:OD缶
最大1,543ルーメンというキャンプサイトを充分に照らすパワフルな光量で、メインライトとしては定番人気のひとつ。ガス管をセットしてつまみを回すだけで簡単に点けたり消したりができる手軽さも魅力です。


スノーピーク ギガパワーランタン天 オート

●サイズ:φ59×95mm ●収納時サイズ:62×65×103mm ●重量:125g ●出力(照度):80W相当  ●材質:ステンレス、アルミニウム合金、ブラス、耐熱ガラス
ガス燃料だからこそ放たれる暖かな光でありながらも、メインとして使用できる80W相当の光量。キャンプサイト全体が美しい光に包まれ、夜のキャンプシーンを幻想的に彩ります。

ユニフレーム フォールディングガスランタン

 

●サイズ:135×120×355mm ●重量:1,400g ●明るさ:240W相当 ●燃料:CB缶
手軽に調達できるCB缶が燃料で、低燃費でありながらも約240Wとキャンプサイト全体を照らす十分な光量。LEDでは出せない暖かな優しい雰囲気が演出できます。


SOTO 虫の寄りにくいランタン

 

●サイズ:φ136×375mm ●重量:1,300g ●明るさ:550ルクス(210W相当) ●燃料:CB缶
キャンプサイト全体を照らす230Wの光に加えて、虫が寄りにくい仕組みがあるためメインにピッタリ! 虫が苦手だけどキャンプサイトでのんびりしたいという方にとくにおすめです。

テーブルライトのおすすめ

レトロでおしゃれな雰囲気で人気のテーブルランタン。優しくゆれる炎の光がキャンドルのような癒やしの空間を演出してくれますよ。点火はバルブをひねるだけととても簡単です。


シンプルでスタイリッシュな円柱型のデザインで、キャンドルのような優しい光が魅力。ガスの消費量が少ないので、連続使用時間も長くコスパ良好のモデルです。


卓上で場所をとらないコンパクトなサイズ感のため、テーブルでの使用に最適。OB缶・CB缶のほかライターガスにも対応という燃料の幅広さは、他にはない大きな魅力です!

 

ガスランタンを使う上での注意点

●寒冷地ではガスが気化しにくくなり使えないことも

●テント内やタープ下での使用は厳禁
●ガス缶は本体と同じメーカーのものを選ぶこと

寒冷地用のCB缶一般的にガスボンベは寒さの影響を受けやすく、気温が10度を下回る場合はガスが気化せず使えなくなることも。寒い季節にキャンプへ行くのであれば、寒冷地用のガスを用意しておくと良いでしょう。

また、火を使うのでテント内やタープ下での使用は厳禁。幕外で使う場合も、なるべく燃えやすいものとは離して使うようにしましょう。

コールマン ノーススターガスランタン

出典:楽天

ガスもさまざまなメーカーから販売されていますが、故障や誤動作をなくすために本体と同じメーカーのものを選ぶのも鉄則です。

▼その他ガスランタンに関する記事はこちら!

タイプ③ ガソリンランタン

複数のケロシンガソリンランタン

出典:Instagram by @yamasso
こんな人にはガソリンランタンがオススメ
✓点火やメンテナンスに手間がかかっても、とにかく明るいランタンが欲しい
✓1~2月の厳冬期も冬にキャンプへ行く
✓バーナーやコンロなどもガソリンが燃料のバーナーやコンロを使っている

ガソリンランタンの燃料は、ホワイトガソリン。アウトドアショップで購入でき、中には車用のレギュラーガソリンを使えるものもあります。

燃料の注入やポンピングなどガスに比べて手間はかかるものの、格段に明るく広範囲を照らすことができるためメインライトとして存分に性能を発揮。気温によって性能を左右されないので、とくに厳冬期の冬キャンプにオススメです。

ガスと同じくバーナーやコンロもガソリンを使用している際は、ランタンもガソリンを選ぶと良いでしょう。

メインライトのおすすめ

ワンマントルランタンは、メインとして使用するのに十分な明るさ130W。伝統を感じるクラシックなデザインで、サイトでも存在感のあるアイテムです。


コールマン ノーススター チューブマントルランタン

●サイズ:φ173×343mm ●重量:1800g ●明るさ:360CP/230W相当
非常時には無鉛ガソリンも使用可能な、約230Wの大光量ランタン。「とにかく明るさが欲しい、もっと明るいランタンが欲しい!」という方も満足できるほどの明るさで、キャンプサイト全体を明るくを照らします。

 

ガソリンランタンを使う上での注意点

●燃料缶を焚き火台やコンロの近くに置かない

●テント内やタープ下での使用は厳禁
●自動着火装置付きのモデルが安心

ガソリンランタンに燃料を注入

出典:PIXTA

ガソリンは揮発性が高いため、今回紹介する燃料の中でも特に注意が必要です。焚き火やコンロの近くに置くと発火の恐れがあるので、火元の近で使うのはNG。テント内やタープしたも発火の恐れがあるので注意しましょう。

コールマン ノーススターの自動点火装置

着火時も直接自分で火を点けるタイプより、自動着火装置付きのモデルであれば安心して利用できます。

▼その他ガスランタンに関する記事はこちら!

タイプ④ 灯油(ケロシン)ランタン

ペトロマックス HK500

出典:Instagram by @tatsuyadec28
こんな人には灯油ランタンがオススメ
✓ロウソクのようなゆらめく炎に癒されたい
✓暖房としても使いたい
✓ガソリンより手間はかかっても燃料コストの安さを優先したい

灯油(ケロシン)はホワイトガソリンと同じ石油燃料ですが、灯油(ケロシン)の方が燃料代が安いという特徴があります。

タイプはマントルの空焼きのほか点火やポンピングが必要になる圧力式と、芯に灯油をしみこませて炎を点けるフュアハンド式の2種類。燃費が良く揺らめく炎の癒し効果もありますが、いずれも慣れるまで扱いには少しコツが必要です。

また、燃焼すると煤(すす)が出るので定期的にメンテナンスをしないと使えなくなる場合もあります。

メインライトのおすすめ

灯油(ケロシン)ランタンの王道! 明るさが400Wあり、メインとして十分すぎるほどの明るさを放ちます。定期的なメンテナンスが必要ですが、それをもってしてもレトロで重厚感ある見た目に惹かれてファンの多いランタンです。

テーブルライトのおすすめ

コンパクトながら大容量タンクのため、約20時間も燃焼可能。金色のメッキ部分に炎が反射してキラキラと輝き、アンティーク感あるデザインが魅力です。


明るさはほんのりと照らす5Wで、テーブルでの使用に最適。フュアハンド式のため、優しい光がテーブルの上を照らします。本体はガルバナイズスチール製でサビや傷などもデザインの一部として馴染むため、使い込むほど味が出て経年劣化も楽しめます。

 

灯油ランタンを使う上での注意点

●燃料缶を焚き火台やコンロの近くに置かない

●テント内やタープ下での使用は厳禁
●岩場や傾斜など倒れてしまいそうな不安定な場所でも使わない

テーブルの上に置かれたケロシンランタン

出典:PIXTA

ガソリンと同じく発火しやすい燃料なので、焚き火台やコンロなどの火元の近くには置かないこと。同じくテント内やタープ下での使用は厳禁です。

また、岩場や傾斜などに置いて倒れてしまうと燃料が漏れてそこに火が着く可能性も。必ず平な部分に置くようにしましょう。

▼その他灯油(ケロシン)ランタンに関する記事はこちら!

理想のランタンを見つけたら、一緒に持っておくと良いランタンハンガーとケースもチェックしておきましょう!

ランタンと併せて用意したい!アクセサリー類

高い位置から照らせる「ランタンハンガー」

ランタンが吊るされたランタンハンガー

出典:Instagram by @tama.p.555

ランタンハンガーは、文字通りランタンをかけておくポールのついたハンガー。テーブルに取り付けるタイプと地面に刺したり置いたりするタイプがあり、テーブルに置く場合は省スペースにつながります。

また、ランタンハンガーを使うことで上から光を当てられるため、広範囲を照らすことが可能。メインランタンをハンガーにかけておくことでサイト全体を照らすことができ、夜でも安心です。

●ポールに巻き付けるだけでしっかり固定できる
●2種類のサイズが展開されているため、用途に合わせて選べる
●ランタンを吊す必要が無いときは、タオル、ゴミ袋、シェラカップなどをかけるのにも使用できる

●テコの原理を利用し、ランタンの重さをしっかり支えられる
●対応ポールは直径19mm~22mm。簡単に取り付けできる
●ランタンだけではなく、食器なども吊して使用可能

●1本脚のデザインで、省スペースで設置可能。しっかり固定でき、さらにWフック設計のため、ランタンと同時に他のものも吊せる
●クランプも付属されているため、テーブルやラックにも使用できます。手元を照らすのに便利
●組み立てが簡易的で、数分でセッティングできる

●アイアン製のランタンハンガー。錆や変色など素材の変化を楽しめる
●杭を打ち込みやすくするためのヌメ革のバンド付き
●下弦の月のようなハンガーがおしゃれな雰囲気を演出

●モカロールテーブル専用のランタンスタンド
●差し込むだけで簡単に設置可能。テーブルの手元を照らすことができる

▼ランタンハンガーに関する記事はこちら!

運搬も保管も快適!「ランタンケース」

ワットマルチストレージケースとベアボーンズリビングレイルロードランタン

出典:Instagram by @joy.camper

ランタンはガラスなど壊れやすい素材でできている場合が多く、少し刺激が加わっただけで壊れてしまう場合も。しっかりとしたケースにしまっておくと、持ち運びも保管時も安心ですね。ランタンケースに入れておくと、他のギアの積み込みもしやすくなりますよ。

●大型ランタンにも対応したサイズ
●軽量でありながらもランタンをしっかり守るガード付き
●ショルダーストラップも付属されているため持ち運びにも便利

●入れる口が大きく開くため、出し入れが簡単。収納に便利なポケットも2つついている
●ランタンを守るために、厚手のフォームを採用。固定用のベルトも付いているため、中で動かないようにしっかり固定できる
●蓋にハンドルが付いていて、持ち運び便利

オレゴニアンキャンパー ランタンケース モールドシリンダー

 

●サイズ:φ155×260mm ●素材:ポリエステル、EVA
●ケースの中でオイルがこぼれてもすぐ拭き取れるPVC素材を採用
●オレゴニアンキャンパー定番のマルチカモ柄でおしゃれなケース
●持ち運びやすいように蓋にハンドルが付いている

●水や汚れを心配しなくて良い防水のケース
●緩衝材を使用することで、衝撃からランタンを守る
●前面が全て開くため、重いランタンも簡単に収納可能。小物をしまえるように、側面にポケットが付き

●サイズ展開やカラーバリエーションが豊富
●ランタンを衝撃から守るために、内側はクッション性が優れている
●持ち運びに便利なハンドル付き

▼ランタンケースに関する記事はこちら!

ピッタリのランタンを選んで、サイトを照らそう!

たくさんのランタンで照らされたキャンプサイト

出典:Instagram by @advnt.is.ww

夜になると暗くなってしまうキャンプに、ランタンは必須。メインライトをひとつとサブライトを2~3個というように、シチュエーションに応じて使えるよう複数用意しておくと安心ですね。

適材適所のランタンを使い、夜も快適なキャンプを楽しみましょう!