ツウは知ってる! イギリスのビンテージをモチーフにした雑貨ブランド
みなさん、“ポストジェネラル”をご存知ですか? ライトやストレージバッグ、ファニチャーなどを取り扱う雑貨ブランドなのですが、トレンドの最先端をゆく和歌山のアウトドアセレクトショップ『Orange』もいち早く目をつけて販売するなど、ツウなキャンパーから注目されています。
この夏新登場した多機能ライトがキャンプでめちゃくちゃ使える……!
そんなポストジェネラルの最新LEDライト「ハングランプタイプ3」に今回はフォーカスをあて、仕様やポイントを徹底解剖!
「ハングランプタイプ3」は、設置自由度が半端ない!
細かいスペック説明の前に、まずはその多用途で使える実例をご紹介! 「ハングランプタイプ3」は、挟む・吊り下げる・マグネットでくっつけると、3つの設置方法ができます。そのため、例えばこんなシーンで役立ちますよ。
【使用シーン1】キャンプテーブル・仕事用デスクに挟んで使う
定番の使い方は、付属のクリップ式専用アームを使ってテーブルや棚板に取り付ける方法。後ほど詳しくご紹介しますが、このアームは高さも調整できます。
キャンプでは、ライトの他に別途ランタンスタンドを用意する必要がないので重宝しますよ。
リモートワークが増えてきた昨今、家では仕事用デスクに取り付けて使っても◎。手元を見やすくしたいときに大活躍!
また即席の間接照明にも便利。コードレスなので、クリップで挟める場所ならどこでも使えます。ランプは暖色なので、部屋の雰囲気づくりにも効果てきめん!
【使用シーン2】テント内に吊り下げて設置する
キャンプ中はライトを吊り下げて使うことも多いですよね。ライトは付属のアームを取り外して単体使用OKなので、ランタンハンガーや幕モノのループなど、さまざまなところに吊り下げできます。
そして、驚くことにリモコン付き! オンオフ&明るさの変更ができるので、テント上部など高い位置に吊り下げても横になったままスイッチを押すだけで簡単に操作OK。
これなら起き上がらずに消灯できます。この機能、じつはめちゃくちゃ嬉しかったりするんですよね……!
【使用シーン3】車にマグネットでくっつけて設置
ソケットにはマグネットが内蔵されており、クルマのラゲッジなどにも取り付け可能です。荷物の積み込み時に照らせるのもありがたい!
【使用シーン4】そのままハンディライトとして使う
ランプは単体で使えるため、もちろん設置せずにハンディライトとしても使用OK。夜間テントサイトからトイレに行くときなんかに重宝しそうですね。
このように多用途で使えるハングランプタイプ3。使用方法や組み立て方など、オフィシャルサイトの商品ページを見ただけでは正直「???」な部分が多かったので、実際に使ってみた結果を詳しくご紹介していきます。
パッケージを開けると……こんなに入ってる!
ハングランプタイプ3は組み立て式です。先ほど使用例でご紹介したように、クリップで挟んで使う方法とライト単体で使う方法があります。
組み立て方法
ライトは充電式。電球のみを取り外し、USBに繋いで充電します。4時間でフル充電完了です。
電球の取り付け方は、赤丸の部分の印(▲▼)を合わせてから時計回りにはめ込みます。
アームとなる部分は、4パーツ。ロッドは長短1本ずつあり、1本でも2本でも使えます。
そのため高さ調整ができ、最長約680mm、最短で約430~460mmになります。
それぞれのパーツを連結させて付属のレンチで締めます。
ソケットホルダーにライトを取り付ければ完成!
電源のON/OFF方法
電源のON/OFFは、ソケットのボタンをポチッと押すか、リモコンで操作します。
リモコンなら明るさを3段階変えることができます。
【ここに注目!】良かったポイント9つ
基本的な使い方がわかったところで、改めてスペックと使ってみて気が付いた良かったポイントを9つご紹介していきます。つかみどころが多いぞ、ハングランプ……!
ポイント1:サブランタンとして十分!明るさは200ルーメン
明るさは3段階あり、ご覧の通り。
この手のアウトドア専用に作られたわけではないライトって、明るさがイマイチ足りないな……ということもあるのですが、200ルーメンあるので、サブの明かりとして持って行く分には十分なパワー。
テーブル上やその周辺、手元を照らしたいときに力を発揮してくれます。
ちなみに暗闇でハイモードにするとこんな感じ。かなり明るいです。ただハイモードだと連続使用時間が4時間なので、一晩で使い切りと思っておくといいでしょう。
ポイント2:しっかり挟める
クリップには滑り止めのゴムがついていて、しっかり挟むことができます。バネも強力です。
挟める板幅についてはオフィシャルに記載されていませんでしたが、筆者調べでは2cmくらいまでの厚みならしっかり挟むことができました。
ただし挟み込みが浅いと落ちてしまうので、厚みが2cm以内であっても画像のように凹凸のあるテーブルには不向きです。
ポイント3:自由にライトの角度が変えられる
ライトの角度は好きな位置に動かすことができます。
赤丸の部分が可動するしくみ。ソケットホルダーのこの構造がキモですね!
ポイント4:遠隔操作できる
とくに便利なのが、リモコンでON/OFFと調光ができるところ。約3mの範囲であればリモコンが反応するので、高いところに吊るしていてもワンプッシュで操作OK。
“寝たまま消灯”が嬉しいと感じるキャンパーはきっと筆者だけじゃないはず……!
ポイント5:電球が割れにくい
電球はポリカーボネートという耐衝撃性のあるプラスチックの一種でできています。ガラスと違って簡単に割れないので安全です。とくにお子さんとキャンプに行く方は重要なポイントですね。
ポイント6:吊り下げるときはカラビナいらず
ワイヤーが外れるので、カラビナ不要で吊り下げられます。細かい点ですが、こういった配慮は地味に嬉しいポイント。
シェードなしでも使えます。
ポイント7:付属品が充実している
充電ケーブル、専用ケース、レンチ付きで、付属品が充実している点も高評価。パーツが多い分、収納時はなくさないようにひとまとめにしておきましょう。
ポイント8:充電しやすい
充電したいときは電球だけ取り出せばOK。いちいちソケットを取り外す手間なし。
ちなみに充電中は赤く光り、完了すると緑色になるのでひと目で分かります。
ポイント9:無骨さがたまらない
イギリスのビンテージ雑貨をモチーフにしているだけあって、インダストリアルなデザインが目をひきます。
ソケットカラーは画像のオリーブカーキほか、ブラック、ホワイト、サンドベージュの全4色展開。どれもマットカラーでカッコイイんだよなぁ。
ポストジェネラル ハングランプタイプ3
サイズ | シェード部分サイズ:約w200×h60×d80mm アーム部分:約680mm、約430〜460mm(伸縮時) |
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素材 | ABS、POLYCARBONATE、STAINLESS 色:ホワイト、サンドベージュ、オリーブカーキ、ブラック |
照明機能 | ハイモード 約200ルーメン、ミドルモード 約100ルーメン、ローモード 約10ルーメン |
連続点灯 | ハイモード 約4時間 、ミドルモード 約9時間、ローモード 約36時間以上(全てフル充電時) |
USB充電時間 | 約4時間 |
知っておきたい注意点2つ
使っていて「ここは気をつけた方がいいぞ!」と思ったことも記載しておきます。
大切に持ち運ぼう!
電球は耐衝撃性がありますが、クリップの溶接部分の接着範囲がちと狭い……。そのため強い衝撃は避けた方が良さそうだなと思いました。キャンプで使用する場合は、少々面倒でも、しっかり分解してから持ち帰ることをおすすめします。
リモコンの紛失にご注意を
光量の調節だけはリモコンがないとできません。うっかり無くしてしまわぬよう定位置を決めておきましょう。
筆者は、リモコンにシールタイプの磁石を貼ってソケットにくっつけてみました。ちょっとした工夫で紛失予防になりますよ。
ポストジェネラル、これはマークしておきべき
ポストジェネラルのアイテムには好きを楽しむマインドが詰め込まれているだけあって、所有するワクワクを感じさせてくれます。
キャンプで、家で、多用途に使えるハングランプタイプ3。メカニックなギアが好きな人、インダストリアルが好きな人は絶対に注目すべし!
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ポストジェネラル ハングランプタイプ1
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