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圧力式ランタン ペトロマックス

【2022年】灯油ランタン8選!人気モデルの種類と違いを徹底解説

独特の雰囲気がある灯油ランタンはキャンプの夜をやさしく照らしてくれるアイテム。でもガスやLEDと違ってちょっと扱いにはコツが要ります。そんな灯油ランタンを圧力式とフュアハンド式に分けて、点火方法やおすすめモデルをご紹介! ほんのり照らしてくれる癒しの灯りを求めている方、ぜひチェックしてみてくださいね。

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目次

アイキャッチ画像出典:スター商事

灯油ランタン3つの魅力

ランタンの芯調整

撮影:大森弘恵

キャンプのお楽しみトワイライトタイム。自然の中で風の音や虫の音を聴きながら、まったりとした時間を静かに燃える灯油ランタンと共に過ごすのはいかがでしょうか?

今回は灯油ランタンの魅力をじっくりと掘り下げていきましょう!

1:穏やかに灯るやさしい色味

灯油ランタンの灯り

灯油ランタンの灯りは、ヒーリング効果がある3000K(ケルビン)の電球色にもっとも近いとされています。

また灯油ランタンの炎は「1/f(エフ分の1)の揺らぎ」といわれるほどよいズレ・変化のリズムで揺れているため、脳の視床下部に作用し自律神経のバランスを整えるので、食後のほっこりタイムに最適なのです。

2:燃料コストの安さ

パラフィンオイル

撮影:大森弘恵

灯油は安価でキャンプ場付近でもガソリンスタンドさえあれば手に入ります。ガソリン式、アルコール式ランタンだと一晩中つけっぱなしにするのは気が引けますが灯油ランタンであれば、八分目程度まで給油しておけば7時間程度燃焼するので常夜灯として使用も可能です。

3:暖房機能で暖まれる

点灯させている灯油ランタン

灯油ランタンは照らすだけではなく、暖房としての役割も果たしてくれます。小さな灯油ストーブです。心だけじゃなく身体も暖めてくれるんですね。

では、ここからはさっそくおすすめのランタンをご紹介。「圧力式」と「フュアハンド式」の2タイプに絞って、それぞれの違いとおすすめ商品もピックアップしていきますよ!

圧力式ランタン4選

圧力式灯油ランタン

圧力式ランタンのしくみ

燃料タンクに圧力をかけ、灯油をガス状にして眩しい光を放つのが「加圧式ランタン」です。液体の灯油を気化させ、空気と混合させた燃えやすいガスを作りだす装置というイメージです。

点火までの手順

①燃料注入
燃料タンクのキャップを外して灯油を容量の8割程度まで注ぎます。入れすぎ注意!!②マントルの取りつけ
露出したインナーチムニー下部にマントルを取り付けて、付属している糸で縛って固定します。③ポンピング
排気ネジが閉まっていることを確認の上、圧力計の赤いラインを超えない程度にポンピングします。④点火準備 マントルの空焼き&プレヒート
余熱バーナーレバーを開きチャッカマンなどで着火。マントルが新しい場合は空焼きを。約90秒間燃焼室を暖めるプレヒートを行い灯油を気化しやすくします。⑤点火
プレヒートが終了したら、燃料バルブを開き点火。着火の確認後、プレヒートで圧が弱っているので素早く追加ポンピングを行います。ここまで完了すれば、火力は安定します。

※上記大まかに使用手順を説明したものです。各メーカー取扱説明書・メーカーHPを必ずご確認の上ご使用ください。

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コールマン ケロシン(灯油) ランタン(余熱バーナーなし)

コールマン ケロシン(灯油) ランタン

燃料用アルコールでプレヒートを行うタイプ。 現在国内向けではコールマンの灯油ランタンの販売はありませんので海外モデルでの販売のみになります。

ペトロマックス HK500 ブラス(余熱バーナーあり)

ペトロマックス HK500 ブラス

1917年に圧力式灯油ランタンの開発に成功しました。灯油のPETROと発明者MAXを合わせたPETROMAXブランドの誕生です。その後約100年間、ほとんどモデルチェンジも無く世界中で親しまれています。ブラスの素材感がたまらないです。光量500CPと明るくメインライトとして使用できます。

ペトロマックス HK150 ニッケル(余熱バーナーあり)

ペトロマックス HK150 ニッケル

タンク容量0.38lと500に比べて使用時間、光量ともに劣りますが、その分コンパクトで何よりも美しい。インテリアとしても手に入れたくなる逸品です。

武井バーナー 301Aセット(余熱バーナーあり)

武井バーナー 301Aセット

コンパクトなのにストーブとしても十分に使える暖かさ。五徳を付ければ調理器具にも早変わりのマルチさが魅力です。

フェアーハンド式ランタン4選

フェアーハンド式灯油ランタン

フェアーハンド式のしくみ

毛細管現象によって液体燃料は芯を伝って上部へと登っていき、空気の循環により穏やかに燃え続けます。サイト全体を照らすほどの明るさは難しいですが食後のまったりくつろぎタイムにちょうど良いロマンティックな灯りです。

※各メーカー取扱説明書・メーカーHPを必ずご確認の上ご使用ください。

▼おすすめはこちら!

ペトロマックス HL1ストームランタン

灯油ランタン ペトロマックス HL1ストームランタン

 

世界で初めて灯油ランタンを作ったといわれるペトロマックスの創業当時の復刻デザイン。加圧式ランタンが発明される前はこういったランプの灯りで人々が生活していたのですね。レトロさと炎の美しさは一見の価値あり!


デイツ ハリケーンランタン

1840年創業のアメリカデイツ社のハリケーンランタン。2500ccのタンクで最大75時間も使えるのでキャンプだけでなく災害時にも活躍してくれそうです。

灯油ランタンでキャンプを奥深く楽しもう

川のそばで使用している灯油ランタン

圧力式ランタンはお手入れや点火に多少の手間が必要ですが、これぞキャンプのための儀式!のような感覚で楽しめます。構造が簡単なのでお手入れさえすれば長く使えますし、手間がかかるほど愛着が沸いてしまうこと間違いなしですよ。

第一歩としてなら、フェアーハンド式を手に入れてゆらゆら揺れる灯りに心癒されてみてください。日常の人工的な灯りとは違った、やさしい灯りの虜になってしまうでしょう。

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