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自作テーブル

【しかもドリンクホルダー付き】切って穴を開けるだけ!簡単にできる「車中泊テーブル」の作り方

車中泊歴10年の筆者がおすすめ! 車中泊用テーブルをお探しなら、車種のサイズにジャストフィットするテーブルを自作してみませんか? この自作方法とにかく簡単。材料も3つ用意すればいいだけのため、DIYに自信のない方でも気軽にチャレンジできますよ。

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目次

【簡単DIY】車内に合わせてテーブルを自作する方法

ラゲッジテーブル

ワゴンや1BOX車で車中泊するときに、大きなテーブルが欲しいと思ったことはありませんか? そんなときに役立つのが、ラゲッジテーブルです。

車内はもちろん車外からもアクセス可能なので、料理、食事、作業などあらゆるシーンで大活躍します。車種によってはオプションで販売されているものもありますが、高価格なので自作してみるのも一つの手!

自作テーブル

そこで筆者が実践した、こちらの自作テーブルの作り方をご紹介します。基本的には、室内幅のサイズに合わせて木板を切り、荷室の両サイドのウエストラインの膨らみの上に置くだけ! 軽量なので取り外しも簡単。テーブル下の空間も活用できるので、使い勝手も抜群です。

材料費を抑えながら、愛車のサイズにあわせて作成できるため参考にしてみてください。

材料費およそ4,000円で車中泊用ラゲッジテーブルを自作

必要な材料・道具

車中泊用ラゲッジテーブル 材料

材料
・天板用木材
・すきま風テープ
・プラスチック製のカップホルダー2個(なくてもOK)

 

道具
・メジャー
・カッター
・はさみ
・マスキングテープ
・ダーマト
・電動ドリル
・電動ノコギリ
・アジャスタブル サークルカッター(カップホルダーを付ける場合に必要)

「桐材」

荷室内のサイズに合わせ、1820×300×17mmの木材を用意

筆者は、木材の種類に「桐材」を選びました。この木材は、軽量で加工しやすく低価格なことが 自作のハードルを低くしてくれています。もちろん他にお好みの木材があれば、そちらを使用してもOKです。

3つの材料費は、合計約4,000円(内訳:天板3,000円、すきま風テープ110円、カップホルダー914円)。カップホルダーを付けない場合は3,000円程度とお財布にも優しく作ることができます。

Baoblaze ドリンクホルダースタンド

●材質:プラスチック ●サイズ:約25×25×18ミリメートル ●切削径:約77mm ●高さ:約47mm ●外径:約90mm

早速、作業を開始!自作車中泊テーブルの作り方

2006年式のボルボXC70

筆者の車は2006年式のボルボXC70です。このサイズに合わせて作っていきます。

作り方1:荷室内の車内幅を採寸する

荷室内の車内幅を採寸

テーブルを設置したい場所の室内幅を測ります。このとき、ガラスに接続されている配線類に注意します。なお、テーブルを前後に移動して使用したいので、必要最小限のサイズで採寸するのがポイントです。

筆者の車の場合、荷室のサイドウィンドウ下部の車内幅は、後部座席直後が154cm。そこから車体後部荷室にかけて148cmと多少すぼまっていました。そのため今回は天板の長さを148cmにカットしています。

作り方2:木材にマーキングし、木材をカットする

ダーマトでマーキング

室内幅に合わせて板をカットする位置を、ダーマトでマーキングしていきます。

カットするラインに合わせてマスキングテープを貼りカット

木目の保護用に、カットするラインに合わせてマスキングテープを貼りカットしましょう。

ワンポイント:家に電動ノコギリがない方は、木材を購入するホームセンターでカットサービスをお願いするのをおすすめ!

テーブルの装着時や前後移動を、スムーズにさせるのには角を丸くするのがいいのですが、ホームセンターでは垂直カットのみの場合が多いかと思います。その場合はカット後、状況に応じてヤスリなどで削っていくのがいいでしょう。

作り方3:木材断面を研磨する

木材断面を研磨

カットしたらマスキングテープを取って、仕上げサンダーで切り口を滑らかにしていきます。もちろん、紙やすりを手にしての作業もOKです。

ここからひと工夫でカップホルダーを取り付けます。カップホルダーが不要な方は、作り方6へ移動してください。

作り方4:カップホルダー用の穴を開ける

アジャスタブル サークルカッターを調整
今度は、カップホルダーの直径に合わせて、アジャスタブル サークルカッターを調整します。

今回購入したカップホルダーの場合、切削径は直径が約77mmになっていますが、やや小さめの直径76mmでカット。その後に紙やすりでサイズを合わせていくのがポイントです。

Baoblaze ドリンクホルダースタンド

●材質:プラスチック ●サイズ:約25×25×18ミリメートル ●切削径:約77mm ●高さ:約47mm ●外径:約90mm

作り方5:丸く穴を開ける

アジャスタブル サークルカッターを装着して、板をカット

電動ドリルにアジャスタブル サークルカッターを装着して、板をカットします。端切れがあれば、事前に試し切りをしてみること失敗しないですよ。

作り方6:テーブルに滑り止め加工をする

スポンジ製のすきま用テープ

設置した際に室内にキズを付けないために、天板の裏面の端にスポンジ製のすきま用テープを貼ります。

作り方7:余ったスポンジを切る

板からはみ出たスポンジをカット

板からはみ出たスポンジをカット。

作り方8:カップホルダーをはめ込めば完成

カップホルダーをはめこみ、完成

自作テーブル

カップホルダーを、開けた穴にはめ込んで完成です。強度も高く、前後の移動も簡単なので使い勝手も抜群。筆者はこのテーブルを2年以上使用していますが、製作時の状態を保ってくれていますよ。

オリジナルのテーブルで車内をより快適に!

自作テーブル

このテーブルは、外の景色を見ながら車内で過ごすときにも大変重宝します。なお、100円均一の滑りにくいマットをテーブルに敷くと、テーブル上に置いたアイテムの安定感も増し、多少の傾きでも使用可能です。快適な車内作りのお役に立てれば幸いです。

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