【車中泊歓迎】道の駅のRVパークに泊まってみた

2020/04/30 更新

車中泊旅行ってお金も時間も節約できてとっても便利ですが、近年は道の駅など「グレーゾーン」での車中泊が問題になることも。今回は、有料で堂々と車中泊ができちゃう「RVパーク」について、そのメリットと、実際に泊まってみた様子をご紹介します!


アイキャッチ・記事中写真撮影:岡村武夫

そもそも道の駅で車中泊はアリ?ナシ?

出典:PIXTA
キャンプの前夜泊や、マイカーでの長距離旅行の際など、車中泊できると旅程の幅がぐっと広がって便利ですよね。24時間駐車場やトイレが利用できる「道の駅」は、そんな車中泊派の皆さんの強い味方ですが、最近は車中泊する人のマナーなどが問題になることもあります。

そもそも、道の駅で車中泊すること自体は問題ないのでしょうか? 気をつけたいマナーとは? まずは基本的な疑問にお答えします。

道の駅で車中泊は、グレーゾーン

出典:PIXTA
国土交通省HPのQ&Aにこんな一文を見つけました。

 質問:「道の駅」駐車場での車中泊は可能ですか?

回答:「道の駅」は休憩施設であるため、駐車場など公共空間で宿泊目的の利用はご遠慮いただいています。もちろん、「道の駅」は、ドライバーなど皆さんが交通事故防止のため24時間無料で利用できる休憩施設であるので、施設で仮眠していただくことはかまいません。(出典:国土交通省ホームページ


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つまり、宿泊目的はダメだけれど、仮眠ならOKなんです。うーん、グレーですね。

常識的に考えれば、何日も連泊したり駐車場にテーブルを出して食事をするなどの行為は仮眠の範疇ではないのでダメ、という風に解釈できます。あくまでも道の駅は公共施設なので、仮眠する場合はルールとマナーを守って利用したいですね。

これだけは守りたい、道の駅利用マナー

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最近では、利用者のマナーが問題となり、車中泊が明確に禁止されてしまった道の駅もあります(一度禁止になってから取り下げている場所もあるようです)。自分たちの首を絞めないためにも、以下のような一般的なマナーは必ず守りましょう。

●車中泊を明確に禁止しているところもあります!(事前確認を)
●道の駅のトイレで洗濯や洗い物はやめましょう
●アイドリングや発電機の使用は騒音になるのでやめましょう
●道の駅の駐車場でBBQや屋外調理などはやめましょう
●持ち込んだ生ゴミなどをゴミ箱に捨てるのはやめましょう

道の駅で快適に車中泊する裏技とは?

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とはいえ実際の車中泊では、ゴミがどんどん溜まって捨てる所がなかったり、夏場はアイドリングしないと暑くて眠れなかったりと、車中泊ならではの悩みがけっこうありますよね。

マナー違反はしたくないけど、快適に車中泊したい。今回はそんな悩みにズバッと答えてくれる「RVパーク」についてご紹介します!


車中泊歓迎のRVパークってなに?


RVパークは、簡単に言うと「駐車場公認で車中泊できるスペース」です。より安全・安心・快適に車中泊旅行を楽しめるよう、日本RV協会が認定を行なっていて、道の駅や日帰り入浴施設、キャンプ場など様々な施設に開設されています。

つまり、道の駅に併設されたRVパークなら、道の駅公認で車中泊ができるということなんです! 有料ですが、24時間トイレが利用できるなどの基本サービスはもちろん、そのほかのメリットもたくさんあるんですよ。

●電源が付いている
●スペースが広い
●ゴミ処理サービスがある(有料)
●入浴施設が近隣にある
●滞在中は入退場が可能(施設により確認が必要)

こんなに便利なRVパークを活用しない手はない! ということで、キャンピングカーで地方を旅行したときに、実際に家族で泊まってみました。その様子をご紹介します。

ちなみにRVパークは全国に約150カ所あります。以下のサイトで検索できるので、チェックしてみてくださいね。

RVパーク公式HP

実際に道の駅併設のRVパークに泊まってみた!

場所は山口県萩市にある「ゆとりパークたまがわ」。広島や、萩・津和野の観光前後に立ち寄るのにピッタリな、海辺の道の駅です。


さっそく探索してみると、子供用の遊具スペースが。滑り台などもあって、長距離移動で疲れ気味だった子供たちも大喜びです。

パパと子供たちが遊んでいるあいだに私は売店へ。道の駅といえば産地直売品コーナーが魅力ですよね!


まずは津和野の特産品、まめ茶をゲット。ノンカフェインでほうじ茶のような優しい味わいでした。


売店には、海辺の町らしく魚介類も豊富に揃っています。豆アジ1パック50円、サバ1袋100円って激安!

写真提供:ゆとりパークたまがわ
道の駅をひと通り楽しんだら、いよいよ車中泊ができる併設の「RVパークたまがわ」へ。駐車スペースは、道の駅からクルマで1分ほどの温泉施設「田万川温泉憩いの湯」に隣接していて、受付もこちらの温泉施設で行ないます。


駐車スペースは広々。キャンピングカーを止めてもまだもう一台分くらい余裕があるので、テーブルやチェアを出してゆったりくつろげます。

利用料金は1泊(24時間)1000円で、電源は1時間100円。料金はRVパークによって異なるので、事前にホームページなどで要チェックです。


じつはここ、全国で最初に認定されたRVパークなんだそうです。不思議ですが「1号店」や「1号機」など、なんでも始まりの地点は見てみたくなるものですよね。

写真提供:ゆとりパークたまがわ
受付ついでに、憩いの湯で汗を流しましょう。露天風呂付きで大人410円と格安で利用できます。受付前の売店では、地元で採れた野菜や果物も買えました。

写真提供:ゆとりパークたまがわ
温泉施設の休憩室は、RVパークの利用者は無料で利用可能。足を伸ばしてゆっくりくつろげます。


さらにこの「RVパークたまがわ」にはキャンプ場が隣接! 広ーい芝生で遊べるので、子供やペットも大喜びです。


「RVパークたまがわ」の利用者は、こちらのキャンプ場にある炊事場も使えます。ゴミの引き取りサービス(500円)もあるので、地元の食材を使って豪華な晩御飯を作れます。


お風呂と食事が済んだらそのまま車中泊。翌日は好きな時間に起きて、朝ご飯を食べたらすぐに出発できるので、ホテルや旅館と違いチェックアウト時間を気にせず、マイペースな旅程が組めます。


朝食後に受付でゴミを引き取ってもらい、私たち家族は津和野の町を散策しに出かけたのでした。

RVパークなら堂々と快適に車中泊が楽しめます


初めてRVを利用してみて「こんなにも堂々と快適に車中泊旅行ができるのか」と、目から鱗が落ちた気分でした。

短時間の休憩や仮眠で利用するなら道の駅の無料駐車場が便利ですが、ファミリーでの車中泊旅行や長期滞在の場合には、RVパークが圧倒的に便利です。ぜひ一度利用してみてくださいね!

執筆:岡村朱万里

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フィグインク

浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。

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