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【車中泊初心者OK!】まずは軽キャンピングカーをレンタルしてみた(2ページ目)

レンタルの手順と運転の難易度

レンタル時のレクチャー

レンタルの手続きは、通常のレンタカーと基本的に変わりません。運転の注意点や、車内設備の使い方もちゃんとレクチャーしてくれるので安心です。

軽キャンピングカーのトランク

車種やショップによって、備え付けの設備やアメニティは異なります。レンタルに含まれる内容を確かめ、クーラーボックスや寝袋、タオルなど、必要な道具は持参しましょう。マイカーで行く場合は、駐車スペースの有無も要確認。

キャンプ場へ出発

いざキャンプ場へ出発。実際に運転してみると小回りも効くし、駐車なども普段乗っている乗用車より簡単!

ただし様々な設備を積んでいる分やや車両が重く、重心も高いので、急ブレーキや急ハンドルは避けましょう。

キャンプ場で、キャンピングカーの機能をフル活用

キャンプ場に到着

キャンピングカーをどこに停めるかは大きなポイントです。道の駅やサービスエリアでも「仮眠」はできますが、オーニングを広げるなどの行為はNG。

気兼ねなくキャンピングカーライフを楽しみたいなら、キャンプ場やRVパークがおすすめ。

軽キャンピングカーの車内

車内は一見普通の軽バン。後部座席を使えば4人が乗車できます。ちなみに子どもを乗せるときは、キャンピングカーの場合でもチャイルドシートの設置が必要です。

✔ ダイネットベッド
後部座席を就寝モードに

まずは、後部座席を就寝モードにチェンジしてみます。後部座席を倒しただけでもほぼフルフラットになりますが、付属のボードと就寝マットを敷けば、あっという間にふかふかのベッドができあがりますよ。枕も2つ付いていました。

車内で横になっている様子

身長158㎝の筆者が横になってみましたが、まだまだスペースには余裕があり、寝心地は抜群です! 大人2人が十分に足を伸ばして寝られるスペースがあります。掛け布団はないので、ブランケットや寝袋をお忘れなく。

✔ ポップアップルーフ
ポップアップルーフを上げている様子

次に、ポップアップルーフを上げてみましょう! 設営方法は、天井部分の4カ所のロックを外し、手で天井後部を押し上げるだけ。

ルーフを上げた状態なら、大人でも車内で立ち上がることができます。

ポップアップルーフに上がり床板を設置して座っている様子

ポップアップルーフに上がり床板を設置すると、大人2人が就寝できるスペースが現れます。真冬は寒そうなのと、床板が固いのでスリーピングマットが必要ですが、軽キャンピングカーで合計4人就寝できるというのは強みです。

✔ オーニング
サイドオーニングを広げている様子

次に、サイドオーニングも広げてみましょう! 備え付けのドライバーをオーニング本体(リア側)にあるフックに引っ掛けてくるくる回すと、オーニングが出てきます。

サイドオーニングを広げている様子

途中で足を出すのと、ペグ打ちもお忘れなく。一人で作業しても3分くらいで設営完了しました。

ちなみに強風時は危険なので使用不可です。また、雨に濡れたらしっかり乾かさないと生乾きになるので要注意です。

サイドオーニングを広げている様子

テーブルとチェアを持参し、サイドオーニングを広げれば、タープを設営しなくてもリビングスペースがあっという間に完成します。 テントもタープもなしで、こんなに気軽にキャンプが楽しめるなんて最高!

ほかにはどんな設備がある?

✔ 移動式テーブル
車内の移動式テーブル

車内には移動式のテーブルが。車中泊の際に車内で簡単な調理や食事、作業をするのに便利です。

リア側の車外に設置した移動式のテーブル

移動式テーブルはリア側の車外に設置することも可能。バックドアを上げて屋根代わりにすれば、オーニングを広げなくても1~2人で朝食を食べたりお茶を飲んだりできて便利!

✔ キャビネット
車内上部の収納

車内上部や、トランクの床下などには、タオルや着替え、小物類などを収納できるスペースがいっぱい。長期の旅行などでも、道具をすっきり片づけられそうです。

✔ 収納式ギャレー
収納式の調理台

車内リア側には、両サイドに収納式の調理台(ミニテーブル)が。片方は、蓋を外すと流しがついています。

給水タンクに水を入れれば、車内で水が使えますよ! ただし、飲料水として使うにはタンクの消毒などが必要です。

収納式の調理台と蛇口

蛇口はホースタイプなので、引き出して車外で使ってもOK。手洗いやちょっとした洗い物に便利ですが、思ったより水圧が強いので水浸しにならないよう注意が必要です。使わないときは壁面に収納できて邪魔になりません。

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