RVパークを体験レポ!車中泊に【最低限必要なアイテム】【安心・快適に過ごすコツ】を紹介!

2018/12/25 更新

キャンプをするまでの装備がなくても、気軽にクルマで旅をしたい人に人気の車中泊。最近は安心・快適に車中泊ができる専用の施設、RVパークが日本全国に普及しつつあります。


記事中画像撮影:筆者

車中泊施設「RVパーク」

RVパーク
キャンプをするまでの装備がなくても、気軽にクルマで旅をしたい人に人気の車中泊。最近は安心・快適に車中泊ができる専用の施設、「RVパーク」が日本全国に普及しつつあります。

全国に普及したRVパークはトイレ・電源設備なども完備され、「より安全・安心・快適なくるま旅」を車中泊ユーザーや一般の方に向けて提供する車中泊施設です。

基本的にRVパークは、
・入浴施設や食事処が近くにある
・街中にあって、アクセスが良い
・電源がある
・イスやテーブルを広げられるスペースがある
・ゴミが処理できる(別途有料)

などの特徴があります。利用するRVパークの選び方は、その目的に応じてさまざまあると思いますが、入浴施設やコンビニまでの距離や目的地までのアクセス、併設された施設の充実度などが大切です。

RVパーク、行ってきました!

RVパーク
そこで今回は、東京の都心からもアクセスが良い、山梨県の「RVパークやまなみの湯」へ行ってきました。

なかなか行ってみないと分からない、RVパーク施設の利用方法や気を付けたいポイントなど体験を通してレポートしていきます。

RVパーク
「RVパークやまなみの湯」には、露天風呂もある本格的な温泉施設に併設しているので、湯冷めもせず旅の体を休めたり、食事を楽しむことも可能です。
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チェックインは13時で、アウトは翌日の10時。車両1台の使用料は、1泊1000円。8台限定の電源エリアはプラス500円。さらに1泊600円の入浴券を購入すれば、翌日の午前中までは何回でも温泉が楽しめるシステムになっています。

なお広大な駐車場は防犯パトカーが巡回し、22時30分から翌日の6時まではクローズにもなるので、静かに安心して宿泊できるのも特徴です。
RVパーク
東京から中央自動車道の甲府南ICで降り、約20分後に到着。RVパークのフロントを兼ねた「やまなみの湯」の受付にて各料金を払い、電源駐車エリアに設置されている電源コンセントカバーの開閉キーを受け取ればチェックインは完了です。基本的にRVパークの予約は不要です。

今回のRVパークは、隣とのプライバシーの影響も配慮された、1台の空きスペースを挟んだ横並び、8台の電源付き駐車スペースがあります。

このとき、クルマを停める位置によっては、その後の車中泊の快適さを左右することになります。混雑していなければ、クルマが出入りする付近の駐車は避けておくと◎。
RVパーク
また駐車スペースに傾斜がある場合は、タイヤの下にレベルブロックを入れて補正すると快適に過ごすことができます。

車中泊で最低限必要なアイテムは?

RVパーク
手軽な宿泊が前提なので、装備品は軽くしたいものです。今回は最低限の車中泊に重点を置き、快適な睡眠に的を絞ってみました。

車内容積の大きいミニバンならリビングや寝室にも活用できますが、乗用車やワゴン車などの室内は、寝室のみでの使用と割り切って考えたほうがアイテムを最小限に絞ることができます。
RVパーク
今回持参したアイテムは、左上から横にRVボックス、12V温冷蔵庫、コードリール、100Vセラミックファンヒーター、AC-DCコンバーター、寝袋、多目的バンジーコード、エアーマット、12V電気毛布、サンシェードなどです。
RVパーク
まずリアシートを畳み、ラゲッジルームをフラットにします。そこに膨らましたエアーマットを敷きます。ラゲッジスペースよりもやや長めのサイズですが、エアーも入りやすく寝心地も上々です。
ITEM
キャプテンスタッグ  エアーマット インフレーティング カーキ
●製品サイズ:(約)幅110×長さ182×厚さ3.5cm
●収納サイズ:(約)外径60×厚さ320mm
●製品重量:(約)15g
●材質:表地/ポリエステル(PVC加工)、内材/ポリウレタンフォーム、バルブ/ABS樹脂


RVパーク
アイテムを収納してきたRVボックスに、睡眠時に不要なアイテムを収納。車外に一時的に逃し、車中泊での空間を確保します。

なお車中泊の準備作業は明るいうちに短時間で完了させることを心がけましょう。クルマのドアやリアゲートなどを開けたときに、点灯するルームランプが想像以上にバッテリーを消費します。

あらかじめルームランプのスイッチを切ったり、消費電流の少ないLED電球などに変更しておくのがいいでしょう。


クルマの前面方向からの光は、クルマの向きやシェードやカーテンなので補います。

最近はリアまわりに着色されたウインドウが装着されているクルマも多く見受けられますが、その色が薄ければさらなる遮光対策も検討したいところです。

AC100V電源の活用術!


自由に使えるAC100V電源が、さらに車中泊を快適にしてくれます。
RVパーク
電源サイトに設置されているAC100Vコンセントです。コードを何かに引っかけて外れないようにポールに絡めると簡単に外れにくくなって安心です。

過ごしやすいシーズンの春や秋以外、夏や冬などではどうしても人工的な空調機器に頼ることになります。RVパークではクルマのエンジンを掛けっぱなしでの利用はできないので、電源を利用してのヒーターやクーラーを使用します。
RVパーク
今回のRVパークの電源容量は15A。そこで重要なのがコードリールの使い方です。基本はコードをすべて伸ばして使用します。
RVパーク
大体のコードリールはコードを巻いた状態と、コードをすべて伸ばした状態での使用可能電流が異なります。自分のリールには、「巻いたままだと5A。伸ばした状態だと15A以下で使用してください」と、表示されていました。コードを巻いた状態での使用は電流が通りにくくなり、大電流時には発熱する可能性があるからです。

RVパークによっては管理者が深夜不在になるところもあるので、電源トラブルはぜひ避けたいものです。
RVパーク
またコードリールのコードをリアウインドウから引き込む時に、雨風や虫の侵入を防ぐスペーサーを作っておくと良いでしょう。

100Vセラミックファンヒーターは使える?

RVパーク
暖を取るためにガス、石油やガソリンを使用するヒーターもありますが、車内での燃焼式のヒーターの使用は避けましょう。今回使用したのはパナソニックの100Vセラミックファンヒーターです。

11月中旬の夜の外気温は10度で、車内室温は14度。ヒーターを入れると車内が狭いのでブロアファンの音は大きく感じますが、すぐに17度に達しました。就寝時に使用する時は、体からやや離れたところに設置するのがオススメです。

RVパークの利用者へインタビュー!



RVパーク
当日RVパークにいらしていた、利用者の方にもインタビューしてみました。

キャンピングトレーラーで旅をする千葉県・成田市から訪れていた鈴木さん、今はキャンプ場や道の駅よりもRVパークの使用回数の方が多いとのこと。

ーどんなスタイルの楽しみ方をしているんですか?

ただのサラリーマンですが、2年前にキャンピングトレーラーを購入したことをきっかけにRVパークを利用するようになりました。キャンプや趣味の写真、ドローンの動画をYouTubeに投稿して楽しんでいます。

ー「RVパークやまなみの湯」の魅力は?

ここのRVパークの良いところは温泉施設と併設で、エリア全体も広く、舗装しているところです。意外に舗装している環境の施設は少ないんですよね。

ー今まで行ったおすすめのRVパークはありますか?

印象に残っている施設では、栃木県・那須にある「RVパーク ホテル・フロラシオン那須」ですかね。ここは、隣接しているホテルの施設がほとんど使用できるんです。温泉も濁り湯で、朝食はビュッフェ形式。周辺の観光地も近くてオススメですね。なお今回の旅もYouTubeにアップしますので、ぜひ見てくださいね。

RVパークの管理者へインタビュー!

RVパーク
お次は「RVパークやまなみの湯」館長の大石さんへインタビューさせていただきました。

ーここの「RVパークやまなみの湯」についてお聞かせください

2000年の8月にオープンした、温泉施設の「やまなみの湯」。その後、以前から営業していた「清里の道の駅 南きよさと」・「RVパーク 道の駅 南きよさと」の2件目として、2014年11月に増設されたのが、この「RVパークやまなみの湯」です。

ーどういった利用者が多いのでしょうか?

当初は、バスタイプの輸入大型車のキャンピングカーが多かったのですが、最近はトレーラータイプが中心ですね。キャンピングカー以外での車中泊は、2~3割といったところですかね。
温泉への入浴を楽しむ方が多くいらっしゃるのも、うちの特徴です。また近くにある四尾連湖も、最近は人気が高いスポットとして有名になってきています。

まずは体験しに行ってみては?

RVパーク
今回、RVパークという施設の使い方や、安心&快適に車中泊するためのコツをお伝えしました。

こう見てみると難しいことはさほどありません。キャンプと同様に、回数をこなしていけば自分好みのスタイルがどんどん確立していきます。まずは、温泉目当てに気楽に訪れてみるのもいいのではないでしょうか。

現在、全国で使えるRVパークの情報は、こちらで調べられます。みなさんも、ぜひ活用してみてください。

執筆:Kentos


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フィグインク

浅草を所在地とする編集プロダクション。主にキャンプ・アウトドア関連の出版物の編集・制作を行う。また、料理や健康など生活実用ジャンルの本も多く手掛ける。

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