編集部の5人に聞いた!「マイベストギア2020」
今年も取材や撮影(という体裁)で様々なキャンプ場に足を運んできたCAMP HACK編集部のスタッフたち。しかもみんな、プライベートでも大の外遊び好き。
だからこそ新しいギアは気になるし、評判のいい定番モノがあれば、自ら試してみたくなります。単純に、「物欲が止まらないッ!」って噂もありますが……。
なんにせよ、編集部員は今年も様々なアイテムを(仕事を言い訳にして)購入し、実際にフィールドで使ってきました。ということで、そのなかで各自が本気で選んだ「買ってよかったモノ」2020年ランキング1位を、発表します!
「自宅でも重宝するメンテフリーのダッチオーブン」
2020年のキャンプは20泊ほど。なかでもお気に入りのスポットは西湖湖畔キャンプ場。「それなりに都内から近く、水量次第ですが湖畔ギリギリまでサイトが作れます。それと、トイレが綺麗」。今年から本格的にSUPも満喫中。
TSBBQ(村の鍛冶屋)のライトステンレスダッチオーブン6
「今年はキャンプでも自宅でも、自分で料理をすることが増えました」というのりさんが選んだギアは、新潟県の燕三条を拠点としたブランド、TSBBQのダッチオーブン。人気ガレージブランド、村の鍛冶屋が携わるだけに、多くのキャンパーも注目する逸品です。こちらは6インチ(全幅 約218mm)のモデル。
ということで、まずは購入の決め手から聞いてみましょう。
確かに小さい。キャンプではどんな料理で活躍していますか?
おお、これは美味しそう! やっぱりダッチオーブンで作ると味も変わりますか?
ほうほう。どんなところが自宅向きなんですか?
なるほど。気軽に使える素材、そしてコンパクトなサイズ感がちょうどいいのですね!
今後はどう使っていく予定でしょうか?
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TSBBQ ライトステンレスダッチオーブン6
(SUS304+アルミ+SUS430)
蓋材質:SUS430
ツル金具材質:SUS430
重量:約1.67kg
(本体:0.75kg、蓋0.79kg、ツル0.13kg)
サイズ:本体厚さ/底3.5mm、フタ厚さ/底4mm
本体内径:約148mm
深さ:(本体内面より)約83.5mm
高さ(蓋付き):約112mm(ツマミの高さも含む)
外形寸法:幅/約218mm(ハンドル含む)
容量:約1.0L
「人気のハンモック泊をリーズナブルに実現できた」
のりさんと同じく、2020年のキャンプは20泊ほど。車中泊好きのため、ホームスポットのキャンプ場は持たず、愛車のモビリオスパイク(DIYで車中泊カスタム済)で各地を回っている。「海が好きなので千葉に行くことが多いです」。そんななか、今冬は雪中キャンプにも挑戦予定。
One Tigrisのコンパウンド4シーズンハンモック
編集部イチのAmazonフリークと自他共に認めるたぐちさんが、この冬にAmazonでポチったばかりのアイテムがこちらのハンモック。なんと吊り下げ用のロープまで付属して5,000円(税抜)というコスパの高さをキープしています。ちなみにワンティグリスは中国のブランドで、他にも要注目なアイテムが揃っているとか。
最近、ULハイカーの間では人気のハンモック泊ですが、やはりテントよりも断然コンパクトに持ち運べるのが魅力です。
実際に活躍しているみたいですが、寝心地はどうでしょう?
そもそも、なんでハンモック泊をしようと思ったんですか?
おかげで朝まで誰にも迷惑をかけず、邪魔されることもなく快適に過ごしています。もちろん寝心地も最高っす!
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「3人分の調理に絶妙なサイズの鉄板を発見!」
主にソログルキャンプを満喫し、2020年のキャンプ実績は40泊という、自身の最高記録を更新。ホームスポットは上毛高原キャンプグランド。「段々畑のような構造なので、お隣さんと同じ目線になることが少ないけど、かっこいいサイトもチェックできます。しかも露天風呂まで!」
Mac Outdoorのマックパン
のりさんがハマったダッチオーブンを、YouTubeのCAMP HACK チャンネルで紹介していたけっそん。今年は様々なギアに触れてきたけど、個人的に最も気に入ったのは韓国のブランド、マックアウトドアの鉄板に決定。キャンプヒルズのECサイトで入手したとか。
早速、使ってみてどうでした?
野菜や肉だけでなく、いろんなものが焼けそうですね。
確かに、ソロや少人数のキャンプで扱いやすそうな大きさです。
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「手の平サイズになるジャグは、使い勝手も抜群でした」
2020年に限らず、キャンプは毎年平均して30〜40泊ほど。両手で持てるぐらいのコンパクトなギアを持ち込み、足りない場合は現地で何とかするスタイル。好きなキャンプ場は四尾連湖だけど、その理由は「外界から閉ざされた空間で、人工の音がしないから」。最近は畑にも興味があるとか。
BUNDOKのフォールディングジャグ
たぐちさん曰く、ワンティグリスのリーズナブルなテントを愛用するきむ23は、同じく財布に優しいキャンプギアを展開するブランド、バンドックに注目。こちらのフォールディングジャグは、なんと527円(税込)という、驚異的な高コスパを実現しています。
ではジャグを購入したキッカケから聞いてみましょう。
これはかなりコンパクトになりそうですね!
バッグに入れてもかさばらないですね。キャンプ場ではどんな感じで使っていますか?
多分キャンプだけでなく、帰宅してからの部分的な洗車にも使えそうですね。悪路を走って汚れたホイールとかを洗うのに活躍してくれるんじゃないかと。
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BUNDOK フォールディングジャグ
耐熱:80℃
耐冷:-20℃
重量:約80g
材質:本体/ポリエチレンPET コック/ポリプロピレン・ポリエチレン・熱可塑性エラストマー
「ミリタリーなフォールディングMTBに夢中」
最近、第二子が誕生したこともあり、2020年のキャンプは少し控えめに12泊ほど。ソログルキャンが主体ながら、2021年はマイカーを購入して家族で車中泊を楽しむ予定。「もちろんファミキャンもがんばります!」とアウトドアパパとしても奮闘中。
MONTAGUEのパラトルーパー
「自転車キャンプに興味があったんです」という、まっつんが選んだベストギアは、折りたたみ式のマウンテンバイク。しかもUSMC(米軍の海兵隊)で実践配備されていた、ミルスペック仕様のタフな1台。外遊びだけでなく、日常でも足代わりとして大活躍しているとか。
MTBとしては珍しい、折りたたみ式を選んだ理由を教えてください。
今後は自転車キャンプにも、どんどん挑戦していきたいとか。
この1台は頑丈で設営が簡単だから、キャンプギア感覚で扱えるんですよ。パラシュート部隊が体に付けて飛び降り着地後組み立てて作戦ポイントへ移動するのに使っていたルーツがあるみたいです。
実際、かなりタフなルックスですね。
とりあえず本格的な自転車キャンプのデビューに向けて、先輩キャンパーたちの積載術をチェックして勉強します!
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お気に入りをギアを探すのもキャンプの魅力のひとつ
ということで、外遊び好きが集結しているCAMP HACK編集部ならではのラインナップとなりました。しかも各自が独自のキャンプを自由に楽しんでいる様子も伝わってきます。
自分の好きなキャンプで新しく入手したアイテムを試したり、お気に入りのギアを使う瞬間は、いつだってワクワクしますよね。もちろんそんなモノを探したり、発見するのも楽しみのひとつです。
みなさんも、今年はどんなアイテムに出会いましたか? 年末ということで、マイベストギア2021を決定してみてはどうでしょう。