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伝統の加工スタイルに挑戦!江戸時代から愛される木工トレイを作ってみよう

CAMP HACK×DIYer(s)連携記事企画!ライフスタイルメディ「DIYer(s)」で紹介されたDIY方法をCAMP HACKでご紹介します。今回は、日本の伝統的な木工品の1つである「我谷盆(わがたぼん)」をDIY。みずみずしい生木を削り出すことで完成する、渋〜い逸品です!

目次

CAMP HACK × DIYer(s)

DIYer(s)ロゴ

この記事は、ライフスタイルメディア「DIYer(s)」で掲載されたDIY方法をCAMP HACKでもお届けする連携企画です。

今回は、生木を斧やナイフなどの手道具で加工する「我谷盆(わがたぼん)」の作り方をダイジェストでご紹介します!

ナイフでさっくり削れる木工=グリーンウッドワーク

みずみずしい生木で伝統的なお盆をDIY

お盆

1970年代後半〜80年代にかけて、欧米で生まれたとされる自然派の木工スタイル=グリーンウッドワーク(Green Wood Work)。“Greenwood”は“乾燥していない生木”、“Woodwork”には“木工”という意味があり、その名の通り生木を斧やナイフなどの手道具で加工して日用品を作る木工スタイルのことを指します。

そんなグリーンウッドワークの日本古来の一例として挙げられるのが「我谷盆」という伝統的な木工品です。独特な名前は、高度成長期にダム建設の影響で廃村となった石川県・我谷村(わがたにむら)が由来だとされています。

では、早速材料から確認していきましょう!

材料

栗の丸太
今回は、長さ30cm、直径15cmの栗の丸太を使用。我谷盆といえば栗が定番ですが、他の樹種を使っても問題ありません。

道具

道具
(左上から時計回りに)
・斧
・木槌(片側にゴムシートを貼った大きめのもの)
・平ガンナ
・反りガンナ
・自作の削り台
・深丸ノミ5分(15mm)
・平ノミ8分(24mm)
・竹串と角棒(深さを測るため)
・ノコギリ
・セン
・削り馬(※1)
※1 削り馬は写真に写っていません。

作り方

では、ここから作り方を説明していきますよ!

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