キャンパーはアイディアマン!
愛用のギアを自分好みのデザインにしたり、より使いやすくカスタムするキャンパーも多いですよね。例えば、ヘリノックスのデッドスペースを活用するような、驚きのテクニックも存在します。
そこで、今回はキャンパーが発見したカスタム用のアイテムや、安くて使えるアイテムをご紹介。技術に自信がない方や、DIYが苦手な方でも、気軽に挑戦できるものを選んでみました。
手持ちのギアに“自分らしさ”を加えてみたい方、ぜひご覧ください!
1. 「ダクトテープ」でギアが男前に変身!
アメリカで愛される最強のテープ
普通のガムテープとは段違いのスペックを持つ「ダクトテープ」をご存知でしょうか?
粘着力は高いのに簡単に剥がせて、材質を選ばずピタッとくっつく。しかも防水性もバッチリのため、割れた水槽の修理に使われることもあるとか。
サイドミラーの補修やハンモックを編むことも可能
アメリカではとにかく何にでもダクトテープが使われ、車の補修はもちろん、大人が乗れるハンモックだって編めるほどの強度が……!
キャンプに持って行けば、テントに穴が空いてしまった時、ポールが折れてしまった時などに活躍してくれます。
ダクトテープでアイテムの雰囲気をワンランクアップさせる
アクセントになるカラーポールも素敵ですが、カモ柄のダクトテープで雰囲気を変えてみるのはいかがでしょうか。
カーキグリーンの幕体と組み合わせれば、簡単に男前サイトが完成しそうです。
カメラに貼るカスタムがこちら! かっこよくなるだけでなく、レンズフードの保護にもなる一石二鳥のアイディアですね。
ハンドルの金属部分も、ダクトテープを貼れば雰囲気がガラリと変わります! ウッドとカモ柄がマッチして、とてもスタイリッシュです。
ただ貼るだけでイメチェンができ、緊急時の修理にも使えるダクトテープ、万が一の備えとしても持っておくと、いろいろ使えそうそうですね。
ただし経年劣化によりノリが溶け、剥がした際に跡が残る場合も。汚れて困るアイテムへの使用は避けましょう。
2. 「イスイスイ」でチェアワンの快適度をちょい上げ
砂地でチェアワンの足が沈んでしまう……
キャンパーに人気のヘリノックス「チェアワン」は足が細く、砂地で使うと沈んでしまうデメリットが……。それを解決するために登場したのが「チェアボールフィート」です。
足先に取り付けるだけで沈みづらくなり、さらには室内で使用した際の床の傷防止にもなります。しかし、一脚分で3,000円以上となかなかのお値段。そこで、半額以下で代用できるアイテムをご紹介します!
半額以下のジャストフィットアイテム「イスイスイ」
こちらが、ヘリノックスチェアの足先にもシンデレラフィットする「イスイスイ」。4つのサイズを展開していますが、足の直径22mmのチェアワンにはLサイズがピッタリ!
見た目もかなり相性バツグン
この通り、装着しても全く違和感がありません! 便利な掘り出し物「イスイスイ」ですが、接地面にはウールのフェルトが貼られているため、土や泥が絡みつきやすいデメリットがあります。
そのため純正に比べると多少メンテナンスは面倒ですが、それでも半額以下の値段で買えてしまうのは魅力です。ぜひお試しください!
チェアブーツ イスイスイ Lサイズ
ヘリノックス チェアボールフィート 4個セット
3. 「塗装はがし」でサーモスのボトルを自分好みにする
アウトドアで人気の「山専ボトル」
圧倒的な保温・保冷力で登山者からの信頼も厚い、サーモス「山専用ボトル」。お湯を入れておけば手軽にカップラーメンやコーヒーを楽しめる優れ物です。
ただ、人気の高さゆえ人と被りがち……そこで、自分好みのデザインにカスタムをしましょう!
塗装を剥がしてステンレスむき出しに!
まずは、思い切って表面の塗装を全て剥がしましょう! やり方は至って簡単で、ボトルに「塗料はがし液」をたっぷり乗せるように塗るだけ。
あとは10分ほど経ったら、ヘラなどで簡単に剥がすことができます。もし剥がれないときはもう一度「塗料剥がし液」を塗って同じ工程を繰り返しましょう。作業中はビニール手袋の装着や換気をお忘れなく!
この通り!きれいな状態になります
塗装がすべて剥がれると美しいシルバーのステンレスボトルに! あとは、ステッカーチューンで世界にひとつだけのマイボトルを作ります。
むき出しのステンレスボディに、ブランドロゴのステッカーを貼るだけでもグッと男前に! ステッカーを貼る場所や向きにもこだわって、「それ、どこの?」と聞かれるオリジナルボトルを作ってみませんか?
ただし、性能の劣化を招く可能性がありますので、自己責任の範囲でお試しください。
自分らしくカスタムしてみよう!
DIY未経験の方でも挑戦しやすいものを厳選してご紹介しました。アイディア次第で無限の可能性が広がるオリジナルカスタム。あなたのギアにも、ちょこっと”自分らしさ”をプラスしてみませんか?