Amazonで激安&絶妙なテーブルを探せ!
これまで何度も紹介しているAmazonの激安シリーズ。今回は、新幹線や飛行機で移動する遠方でのキャンプにも持っていくことができるようなテーブルを捜索。
ファミリーキャンプでもソロキャンプでも使える広さのあるサイズで、かつ遠方にも持っていきやすい軽量&小型のテーブル……果たしてそんな優秀なテーブルが格安で見つかるんでしょうか?
条件に合ったテーブルは「レイチェルアウトドア」のテーブル
Amazonの中から条件に合ったものは、「RAYCHELL OUTDOOR(レイチェルアウトドア)」から発売されている組み立て式のアウトドアテーブル。
レイチェルアウトドアとは、大阪の株式会社オオトモが手がけるアウトドアブランド。ほかにもテントやタープ、ランタンなどをラインアップしています。
いろいろ試してみた!
それではさっそく購入した「システムテーブル」という製品の使用方法から、良かった点、気になった点などをチェックしていきましょう!
基本スペックをチェック
まずは値段、サイズ、重さなど基本的なスペックを見ていきましょう。
とにかくお手ごろ価格
価格は4,323円(7月25日現在)。ほぼ同サイズのヘリノックス「テーブルワン」の価格が13,500円(Amazon7月25日現在)なので、およそ3分の1の価格です。
専用ケース付きでコンパクトにまとまる!
内容物はごらんのとおり。一体型のフレーム、天板×4枚(重なっている状態)、テーブル下のメッシュ収納が同梱されています。
これらのアイテムがキレイに専用ケースにまとまり、収納時のサイズは42cm×10cm×15cm。テーブルとしてはかなりコンパクトに収まります。
とても軽い!
フレーム、天板ともにアルミ製で、それぞれ単体で手に持ってみると驚くほど軽く感じます。
重量は、ケースも込みで約1.5kg。ほぼ同じ大きさでステンレス製のユニフレーム「焚き火テーブル」は重さが約2.3kg。コンパクトに収納できることもあって、数値以上に軽く感じます。
【実際に使ってみた】果たしてその実用性は?
軽量コンパクトで安価なテーブル。果たして実用性はどうなのでしょう? 実際にフィールドで使用してみました。
組み立ては簡単、広げてつなげるだけ
フレームはショックコードでつながっているので、迷うことなく押し込むだけで簡単に組みあがります。
まずは同梱されているメッシュの収納棚を取り付けます。フックを脚に引っかけて少し押し込むだけで固定され、4本の脚にそれぞれ取り付ければメッシュ棚が完成。
次に天板を1枚ずつ上からはめ込んでいきます。フレームの上に天板を添えて少し押し込めば、裏面に突起があるので固定される仕組み。
天板のはめ込む位置に注意です。左右両端の2枚は、角を避けるために切込みがついているため、間違えるとキレイにはまりません。
これはパズル的な感覚で直感的にできると思いますが、初見では間違いやすい点ですね。
天板はマットな質感に加工されたアルミ製
天板は加工されたアルミ製。マットな質感になっているので、上に載せたものが滑りにくくなっています。テーブルを移動させるときなどに便利。また、金属なのである程度の熱さはOK。
アルミなので、あまり高温のものを載せると変色・変形してしまうので注意が必要です。調理直後のフライパン、鍋などは直置きしないほうがよいでしょう。
天板の下のネット収納が秀逸
アウトドアでは、スマホなど汚したくないものの置き場所に困りますよね。そんなとき、このネット収納が便利! 四隅にはめ込むだけで、天板の下にネット収納が出来上がります。
ただし天板の上で汁物をこぼしたりすると、隙間から液体が落ちるため注意が必要です。
さらにオプション品で拡張できる
このレイチェルアウトドアの「システムテーブル」が本領を発揮するのは、オプション品との組み合わせ! 格安のパーツを組み合わせていくことで、どんなキャンプにも対応できる高い汎用性を備えているんです。
それでは実際の装着方法も含めて、どんな変形をしてくれるのか見ていきましょう。
連結用のジョイント天板
これまで紹介したシステムテーブル同士を連結させるために、別売りで天板のみが販売されています。この別売りの天板との連結が、あらかじめよく考えられたつくりなんです。
もとからあるテーブルの天板のほうに切込みがついていて、ここに差し込むことで連結が可能。
天板の長辺・短辺どちらにも切り込みがあるため、シチュエーションに合わせて好きな形に連結することができます。
テーブルの長いほうを連結するときは、切り込みにジョイント天板をはめ込みます。2つのテーブルを連結すると天板の広さはヨコ117cm×タテ56cm。真ん中に鍋を置いて家族4人で食事をするのに十分なサイズですね。
短いほうで連結するときは、元のテーブルのフレームに直接はめ込みます。
短辺で連結するときは、ジョイント天板を3枚だけ使い、広さはヨコ152cm×タテ40cm。大人数のグループキャンプのとき、大皿料理を並べて食事をとりわける、なんて使い方もできそうです。
2段重ねることも可能
四隅のポールの頭に連結用の穴があいているので、同じテーブルの脚を差し込んで2段重ねがOK!
なんとテーブルだけでなく、このようにラックとして使うこともできるんです。これならさまざまなシーンで活躍してくれるので、毎回のキャンプに持っていきやすいですね。
便利なランタンハンガー
また、同じ四隅部分の穴に別売りのランタンハンガーを組み込むこともできます。
メインランタンとは別にLEDランタンなどを吊るすと、暗くなってから料理するときに手元が照らされて調理もはかどります。
昼間はシェラカップやナイフ、小さめのフライパンなどちょっとしたものをかけておくのに便利!
オプションを入れても1万円以下!
2台連結できるジョイント天板に、便利なランタンハンガー。これらのオプション品をテーブル本体といっしょに購入しても1万円とちょっとという圧倒的なコストパフォーマンス。
レイチェル システムテーブル
レイチェル システムテーブル専用オプショナルパーツ
レイチェル ランタンハンガー
気になるところ
脚部分がすこしだけ不安定
構造と軽量さとの引き換えですが、脚部分が不安定に感じます。直径10mm程度のアルミポールを差し込んでいるだけなので若干頼りなく、天板に手をつくとぐらつくこともありました。
スペック上の耐荷重は10kg。足場が不安定な場所では、あまり重いものを載せないほうが賢明です。
ジョイント天板が外れやすい
構造的にかぶせるだけなのでしょうがないのですが、ジョイント天板の端を上から押すと簡単に天板が外れてしまいます。脚部分の弱さとあいまって、力のかける方向を間違えるとかなり不安定な印象。
お子さんが使用しているときは、とくに周りの大人が気をつけましょう。
形のバリエーションはあなた次第
軽量コンパクト、安価で、多岐にわたる拡張性……。まさに使い方は人それぞれ。いろんなバリエーションが考えられます。
ソロではサイドテーブルとして使うもよし。ファミリーキャンプやグループキャンプでは、複数台を連結して大きなメインテーブルとして使ったり、2つ積み重ねてラックにもなる。
アルミ製で錆びづらいため、10kg以下であればジャグスタンドにも活用できますね。人数や必要に応じて、さまざまなキャンプスタイルに合わせられてとにかく便利。オプションも含めてセットで揃えておくと、とても役に立つ、コストパフォーマンス良好なテーブルです!
執筆:高久浩一
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