テント設営でいきなりつまづくと、焦りますよね
キャンプ場に着きさっそく設営しようとテントを広げるも、予想の何倍もうまく行かなかった経験はありませんか?
「思ってたのと違う……っていうか全然建てられないんだけど!?」と焦ると、余計にドツボにハマるものです。
格闘しているうちに、すっかり暗くなってしまったなんていう話も……。そこで、テント設営時に起こりがちな失敗エピソードをチェック。もちろん対策もフォローしますよ!
特に、今まさにテントを買ってこれからキャンプへ行くという方は、ぜひ読んでみてくださいね。
テント設営でよくある5つの失敗と対策をチェック!
ありがち失敗1. ポールを入れても、テントが立ち上がらない。
幕を広げてポールを通せばポンッ! とテントが建つと思ったのに、アレ?? それか、フレームに吊り下げる方法しか知らない……。
「自立式」か「非自立式」かを確認しよう!
テントには、ポールを通すだけで形になる「自立式」と、ペグ打ちやロープで張り綱をしないと建たない「非自立式」があります。
登山用テントには自立式が多く、その感覚で大きいファミリーテントを買ってみたら非自立式だったことに気づく……というケースが意外にもあるのだとか。
慣れない設営に手間取らずに済むよう、買う前にしっかり確認しましょう。
ありがち失敗2. 思ったより重かった。
インスタグラムなどで見て「このテントいいな~。よし、買おう!」という即決も危険です。
お店でもチェック!
コットンテントをはじめ、テントの中には写真や遠目での見た目以上に重いものもあります。写真のカーカムスで言えば2人用でも10㎏、人気のノルディスクのアスガルド(12.6)は、16㎏もあります。
店舗で、収納時の状態で重さを確認できると安心ですね。
ありがち失敗3. いざ立てようとしたら、3時間もかかってしまった。
初めて使うテントを現場で初張り、というパターンで本当によく聞くエピソードがこちら。チョチョイのチョイで建つはずが、気づけば3時間経過……。
試し張りをしよう!
事前に広い公園などで「試し張り」をしておくことをおすすめします。設営だけでなく撤収にも時間がかかることやコツもわかって、当日焦るシーンを減らせるはずです。
ありがち失敗4. ペグが刺さらなかった。
芝のフィールドで難なく打てているペグが、ゴツゴツした岩が多い河原のキャンプ場だと入らない……ということも。
セットのものとは別に、タフなペグを用意しておこう
テント付属のペグはアルミ製のピンペグなどが多く、どんなコンディションにも耐えられるかというと難しい場合も。念のため、頑丈な鍛造ペグを別に用意しておくと良いでしょう。
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ありがち失敗5. 不足品があった。
頑張って設営してあと一息というところで、まさかの「ポールが一本足りない!」。これは、お手伝いしていた子供も真顔になっちゃいます。
買ったらまず開封して確認を!
多くはないものの、不足品があるケースも。現地で開封するのではなく、ポール・ロープ・ペグといった付属品が説明書記載の数通りに揃っているか、事前に確認しておきましょう。
テント設営に強くなるためにやるといい「3つのこと」
続けて、テント設営がスムーズになる、3つのポイントをご紹介します。
その1:まずは、慣れてる人と行く
最初は誰もが初心者です。いきなり一人で行って悪戦苦闘するより、まずはキャンプ慣れしている身近な人と一緒に行って、設営のイロハを教えてもらうことをおすすめします。
その2:設営講習会に行ってみる
テントの設営講習会を定期的に開催しているショップも。足を運んで、実際の設営を見るのも参考になります。
商業施設内に入っているメーカーも、広めの店舗であれば実際にテントを広げて張り方を教えてくれるところもあるようですよ。
その3:同じテントを使っている人のブログで情報収集
ちょっと特殊な設営方法だったり、実物展示を見られる機会がなかなか無いというテントなら、実際に使っている人のブログを参考にしてみると良い情報が見つかるかもしれません。
スムーズなテント設営を目指そう!
キャンプ初心者にとって設営は最初の難関。ファミキャンの場合、揉め事はまさにこの設営時に起こりやすいという話も聞くだけに、できる範囲で備えて、テント設営に臨みたいですね!
はじめのひと張り、何を選ぶ?
ファーストテントはどれにしよう……? と選ぶ時間もワクワク楽しい。初心者におすすめの「はじめのひと張り」テント特集は、こちら!
Put Up Your Tent Without Failing!
テント、失敗せずに張ろう!