UCOのライトを購入してみた!
見た目もPOPでかわいく、価格も安かったので購入してみました!
実際に使ってみたところ、意外と優秀なアイテムなんじゃ……? と感じたのでご報告したいと思います。
使ってみたら意外とよかったUCO「レスシャイ」
今回ご紹介するのは、「レスシャイ」という超コンパクトライト。早速このライトの魅力を、他のライトと比較してお伝えします。
手のひらサイズ!収納もまったくかさばらない
重量は電池を入れてもわずか69g。収納サイズは9.8×径4cmと、男性の手のひらにおさまるサイズに設計されています。
普段の雨なら心配不要!防水防塵機能「IPX5」を搭載
雨や水などで、製品が濡れて壊れるのは怖いですよね。レスシャイには、水の噴射を直接浴びても影響がないとされる「IPX5」の防水防塵機能が備わっています。
明るさは110ルーメン、電池は単三電池1本のみ
110ルーメンという明るさは、10~20mくらいなら人の表情や看板の文字が見えるほど。手持ちのライトとしては十分な明るさを持っています。
驚いたポイントは、使用する電池がたったの単三電池1本ということ。なんて削ぎ落とされたデザイン……。
ライトの種類は「スポットライト」と「フロアライト」の2つ
多機能ライトは続々と増えている昨今。レスシャイにも複数の機能が。スポットライト機能だけでなくフロアライト機能も備え、ライトの照らし方を2パターンで切り替えられます。
切り替え方は簡単! シェード部を引き上げれば、すぐにチェンジすることが可能。
似ているライトと比べてみると……?
こちらはレスシャイとよく似たデザインで最近CAMP HACKでも記事になっていたGOAL ZEROの「Lighthouse Micro FLASH」。
このライトと比べてみると、サイズも重さもほとんど変わりません。
明るさは、レスシャイが110ルーメンで「Lighthouse Micro FLASH」は150ルーメン。明るさには微妙に差があります。
そして電源は大きく違い、レスシャイが単三電池1本、「Lighthouse Micro FLASH」はUSBによる充電式。ここは好みによって使いやすさが変わってきそうです。
気になる価格は、2,160円と3,900円(2018/7/3時点)でレスシャイの方が安く設定されています。
Goal Zero LIGHTHOUSE micro FLASH
UCO レスシャイ
ちょっとレスシャイ、機能で負けてる?
こうスペック比較してみるとレスシャイが若干劣っているように見えますが、両製品どちらも使ってみた筆者としてはレスシャイがおすすめ! 他ライトとはちょっと違う魅力があるんです。
これ良かった!レスシャイならではの機能とは?
たくさんあるライトの中で、レスシャイはどんなところが他と異なるのでしょうか? 2つご紹介します。
その1. 3段階のライトパターン
レスシャイには、ハイビーム/ロービーム/ストロボの3段階が採用されています。これはGOAL ZELO製品には無い機能で、ちょっと明るさを落としたいときに便利。
切り替え方はシンプルに、ライトが付いている状態でボタンを半押しするタイプです。
明るさの様子を撮ってみました。こちらがロービーム。
中心を見てもあまり眩しく見えない程よい光です。この明るさで最大点灯時間は4時間。
こちらがハイビーム。この明るさで最大点灯時間は2.5時間。遠くの場所までしっかり照らしてくれる印象です。
その2. ショックコードで様々な場所に引っかけられる
伸縮性があるショックコードがサイドに付いていて、これのおかげで細いものから太いものまで幅広い場所に括り付けることができます。
このショックコードが面白い!自由に照らせるレスシャイの使い方
2つの点灯パターンや3段階の明るさ機能をご紹介してきましたが、個人的には”ショックコード”を駆使すればいろんな場所で使えると感じています。
今回は、筆者の身の回りで活用できる方法をご紹介します。
① 木の枝に取り付けて
ちょうどいい木があれば明るさが欲しい箇所を狙い撃ち。向きを調整すれば、本物の“スポットライト”のように使うことが可能です。(木にダメージが負うような無理矢理つける行為はやめましょう)
② 自転車のハンドルに取り付けて
使うシチュエーションは限られますが、このように臨時の自転車ライトとしてだって使えます。
ここで嬉しいのがストロボ機能。これを使えば、街中でもしっかり光を出して走ることができますよ!
③ 車のアシストグリップに取り付けて
車中泊をするシーンでも意外と使えました。ドア上にあるアシストグリップ(取っ手)に取り付ければ、フロアランプにすることもできます。
④ ネックレスなどに引っかけて
ヘッドライトを首元に下ろす人もいますが、それを参考にしてネックレスなどにショックコードを引っかければ首元からライトを照らすこともできます。ただし、先端が重いので下に向きがちなので、方向の微調整は必要そう……。
⑤ バッグに引っかけて
バッグの紐にショックコードをかけて、手に持たないで歩くことも。ウエストバッグやサコッシュなどに引っかけて、キャンプやフェスなどでぜひ使ってみてください。
UCO レスシャイ
レスシャイはこんな人におすすめ
ライトの電源はバッテリーより「電池」で確保したい人
コンビニで気軽に安く買える電池は、まだまだキャンプシーンでは便利なアイテム。急に必要になってもすぐにGETできるのは助かりますよね。
一人ひとつ持つ用の、パーソナルライトが欲しい人
このレスシャイは、「懐中電灯」と「ヘッドライト」と「LEDランタン」を足して割ったようなアイテムです。キャンプ参加者がみんな持っていれば便利!
子どもに持たせるライトを探している人
シンプルなデザインに高い防水性能、置いたり吊るしたりと色んなスタイルで照らせるこのライトは子ども用のライトとしても使いやすいはず。
コスパは高いといえど、さすがに壊されたらショックな値段なので、渡す年齢は少し考えたほうが良さそうです。
デザインが可愛くてダサくないライトが欲しい人
なによりPOPなカラーリングと見た目のデザインの良さは大きな魅力。自宅の壁にかけておくのでも、このレスシャイなら様になりますよ。
レスシャイを使って、正直気になったところ2つ
連続点灯時間が短い
レスシャイの最大点灯時間は、ロービームで4時間ほど。今主流なLEDライトたちの中では短い方に入ります。
1泊2日程度でロービームを使用するなら問題ないかもしれませんが、ロングスパンのキャンプであれば替えの電池を持っていたほうがいいでしょう。
またレスシャイは単三電池1本のタイプですが、UCOには単四電池3本のタイプの「アルカイ」と「クラルス」もあり、こちらはロービームで130時間は連続点灯できるので、「軽量より点灯時間でしょ!」という方はこちらもおすすめです。
UCO LEDランタン アルカイ
UCO LEDランタン クラルス
ショックコードの替えがない
レスシャイのイチバンの魅力といっても過言ではないショックコード。しかし、使っていけば伸びきったり切れたりと、消耗して使えなくなることもあります。
ショックコードの替えは残念ながら買えないですが、ゴムをループにして通してあるだけの仕様なので、ショックコードが使えなくなったら普通のゴム紐で代用しましょう。
コンパクトなLEDライトが面白い
レスシャイは、2つの点灯パターンと3段階の明るさモード切替、IPX5の防水防塵機能、そして手のひらに収まるサイズと重量69gという優秀なパーソナルライトでした。
「ルーメナー」などの大光量LEDランタンが登場する中で、今回紹介したような”超コンパクトなLEDライト”にも注目しておきたいですね。
Let’s take the LESCHI !
レスシャイを持っていこう!