あっちもこっちもテント、テント、テント…!
暑さが本格的になるにつれ、キャンプ場はどんどん混雑気味に。キャンプ場のサイト環境にもよりますが、連休ともなると隣のサイトとの距離はあってないようなもの。
そこには、たくさんのアクシデントの種が潜んでいます!
でも心配はいりません。事前に混雑時のキャンプ場で起こりうる”あるある”アクシデントをチェックして対策しておきましょう。
これからキャンプデビューの人も、すでに経験済みなんて人も対策して次のキャンプを試みてくださいね!
①オートフリーサイトの場合、車が出せなくなる可能性あり!
オートフリーサイトは自由に使える反面、時間が立つにつれてみるみるスペースが埋まっていきます。せっかくサイトに車を横付けしても気が付くと車が出せなくなってしまうことも。
フリーサイトでは譲り合いが大切なので、以下のようなことに気をつけてみましょう。
対策:事前準備は入念に!場外に出ないでいいように買い出しは済ませておく
キャンプ場に着くまでに、もう出掛けなくて済むように買出しや観光はしっかりと済ませておくと良いでしょう。
頻繁に車の出し入れをするのはトラブルの原因にもつながるので、余程じゃない限り出掛けないほうが吉。
どうしても外出したいという場合は…?
どうしても外出したい場合は、奥まった位置にあえてテントを張るのもひとつの手です。フリーサイトの場合、炊事場・トイレ等に近い利便性のいい場所から埋まっていきます。あえてそこを逆手にとりましょう。
またフリーサイトは区分けがされていない分、キャンパーたちのマナー意識が重要です! 周囲を気遣いお互いに気持ちのいいキャンプができるように心がけましょう。
②「どこに帰ればいいの?」お子さんも迷子になりがち
大勢の人が集まるキャンプ場では、お子さんもテンションが上がって気が付くと迷子に。大人でも「トイレに行ってどこに帰ればいいのか分からなくなった」なんてこともしばしば。
対策:デコレーションアイテムでキャンプサイト全体を飾りつけ
そんな時は、自分のサイトをデコレーションして分かりやすくしておくのがオススメ。
自分と同じテントを持っている人が近くにいても迷うことなく帰れるので、安心してトイレに行けますね。光るデコレーションライトなどのアイテムを駆使すれば、夜でも分かりやすく◎。
ノースイーグル デコレーションソーラーストリングライト
キャプテンスタッグ ウインドスピナー フラワー
対策:トランシーバーで楽しく防止
キャンプ用におもちゃのトランシーバーを準備。サイトから離れるときは、お子さんに一つ持たせておけば遊び感覚で迷子防止ができます。
「応答願います!」なんて言いながら楽しく安全に使ってみましょう。
アイコム トランシーバー(無線機) WITHCALL IC-4110
③キャンプ場が込んでいる=炊事場も混みこみ
各自キッチンアイテムを持ち合わせているわけではないので、炊事場は時間帯によって大混雑。そうなると、片付けなどが進まずに予定が狂いうことも。そんなときに役立つ便利アイテムを一つ持っていると違いますよ。
対策:持ち運びシンクを持っていく
持ち運びシンクを持っておけば水道の順番待ちを回避。調理時の野菜の水洗いなどもこれ1つで行えるので調理場での作業もかなり軽くなります。
氷水を入れ簡単クーラーとしての使用もできたりと便利なアイテムです。
シートゥーサミット ウルトラシル キッチン
④大人も引っかかる!ガイロープで転倒
テント設営にはなくてはならないガイドロープ。混雑してくると、テントとテントの間に網の目のように張り巡らされているため、まるで罠でも仕掛けられているかのような状態に。
お子さんはもちろん、夜になると大人でも引っかかる人続出です。ましてや、お酒を飲んでいると大転倒なんてことも! そこでガイドロープが目につきやすくなるような対策をしてみましょう。
対策:ガイロープに光る目印をつける
夜になると、どこにガイロープがあるか分からなくなるので、分かりやすく光らせましょう。手持ちのガイロープに取り付けるだけの簡単にできる対策です。
ロゴス ロープライト(4pcs)
コールマン トリップレスライト2PCS
対策:ガイロープを蓄光ロープに変更する
テントに最初から付属しているものではなく、ガイロープ自体に蓄光+反射材が入ったものに変更してみましょう。夜は淡く光を放ち、ライトを当てると反射するので見えやすさ抜群!
蓄光反射ガイロープ 5mm×20M 1本 TGR-2
⑤「うちのペグどこー?」ペグを紛失しがち
急いで撤収しているとうっかりペグを抜き忘れたり、隣接サイトのキャンパーが間違えて持って帰ってしまったりと紛失しやすさNO.1アイテム!
見た目も似たようなものが多く、同じモノを持っている人が多いのも紛失原因の一つです。
隣のサイトと近いと、ガイドロープが入り乱れてしまうため特に注意しないと自分が間違って持ち帰ってしまう可能性も! 特徴のないアイテムだからこそ、より分かりやすくしてあげることが大切です。
対策①ペグにロープを付ける
一番簡単な方法は、ペグにロープを付けることです。ガイドロープなどの丈夫なロープで、自分の好きな色やサイトの雰囲気と合わせてアレンジして楽しむのもアリです。
対策②ペグに色を塗る
ペグは、材質の色身が黒やシルバーのものがほとんど。そこで蛍光色などの目立つカラーで先端に色を塗ると分かりやすくなります。少し手間に感じる方は、カラーペグを最初から買うのも一つの手です。
DOD ネオンステーク
事前対策でスマートで素敵なキャンプを!
今回紹介したアクシデント対策は、初心者ほど陥りやすい問題を解決してくれるものばかりです。楽しくキャンプするためには、事前の準備をしっかりするのがポイント。あまり難しく考えずに、「そうなんだ~」くらいの気持ちで試してみてくださいね!
こんなことまで起こりうる!キャンプ場オーナーに聞いた実録トラブル
自然の中では予期せぬ事態が発生します。とにかく”知っておく”ことがいざという時に役立ちますよ!
Accident measures perfectly!
アクシデント対策は万全に!