確かに暖かい…だけど寒い。そんな秋冬の焚き火シーンに!
秋冬キャンプの醍醐味といえば、焚火ですよね。家族や恋人、友達とゆっくり会話を楽しむのは忙しい現代社会だとなかなかできない贅沢! ゆらめく炎を前に「キャンプってやっぱりいいな~」と改めて感じる瞬間でもあります。
しかし焚火を満喫するために侮ってはいけないのが自然の寒さ! せっかく焚火にあたっているのに、火にあたっていないところが寒い、人が多すぎて火が遠いとなると、さてテントに入ろうかとなってしまいます。
今回は寒さに負けずに焚火を楽しむ、焚火にプラスして使いたい防寒グッズとテクニックをご紹介します。
手っ取り早い!今すぐできる3つの”あったか”テクニック!
まずは誰でもすぐできる簡単な3つのテクニックを実践してみましょう。
①貼る場所に工夫を!ホッカイロで底冷え防止
座った体勢で長時間焚き火を楽しんでいると底冷えします。そこで首元や腰、さらに足にもホッカイロを貼ってみてください。足先から温まり寒さをしのげます。カイロを入れられるポケットがある靴下も便利ですよ!
②血行を促進するHOTな飲み物・スープを準備する
ポリフェノールが含まれている飲み物は血行促進につながり体の中からポカポカします。ココアや生姜入りのスープで身体の中から温まりましょう。
さらに飲み物が冷えやすい冬は、スープにとろみをつけると冷めにくくすれば寒い季節にもってこい。片栗粉ではなく葛粉を使うと、体を温める効果がアップします。
③その重ね着は正解?より効果的な洋服の着方
1枚目のインナーは必ず汗を吸収するものを! 汗冷えせず、適度なフィット感で保温できるものが◎。アウターを脱いだら見える2枚目は、温かい空気をキープしてくれるニット、フリース、スウェットなど空気を含む素材のものを選びましょう。
アウターは裏地がついているものなど、暖かさを逃がさないもの、かつ防水性・防風性の高いものを選べば、効果的な暖を得られます。
自分にプラスしたい、防寒対策グッズ5選
①保温性もアップして心地よし!チェアカバー
1枚プラスするだけで保温性をアップしてくれるチェアカバー。汚してしまっても簡単に洗濯でき、またカバーを変えるだけで雰囲気を変えられるのも嬉しいポイント。一度試すと、寒い時期にカバーなしではいられません!
オレゴニアンキャンパー マイクロフリースコンパトチェアカバー
●素材:100%POLYESTER(ポリエステル)
②ひざ掛け・チェアカバー・湯たんぽカバーにも!万能ブランケット
ブランケットは1枚あると大活躍! チェアカバーのように椅子にかけて使うもよし、ひざ掛けにするもよし、体をくるむのもよし。焚火が終わった後には、寝袋の上にかけても使えますし、ペットボトル湯たんぽを作って包むにも良いです。
ペンドルトン タオルブランケット オーバーサイズジャガードタオル
●素材:コットン100%
●サイズ:約102×178cm
●商品仕様:表:ベロア調、裏:ループ織り
③電源サイトじゃなくてOK!充電式ウォームパッドで手軽に暖
キャンプに持って行くモバイルバッテリーにプラスして、充電式ブランケットを使ってみよう! USBでモバイルバッテリーに接続すれば、あとはポカポカと電気毛布のように使用できます。持ち出しやすいので、キャンプにぴったりの便利アイテムです。
イーカイロ USBブランケット
●素材:ポリエステル他
●サイズ:900×600mm
●重量:320g
④インナーにはメリノウールがGOOD!
重ね着のインナーにオススメしたいのがメリノウールシャツ。速乾性に優れているため汗冷えを防いでくれるだけではなく、熱を逃さない作りで暖かさもキープ! ストレッチ性があり体にフィットし、肌触りも心地よいです。
モンベルの公式オンラインはこちら
アイベックス Woolies 1 Crew
●素材:メリノウール86%、ナイロン14% (ウールゲージ:18.5ミクロン)
●重量:175g/平方メートル
⑤着る寝袋で完全包囲!
着る寝袋なら暖かさは抜群! 焚火で暖まったあとに、そのままテントの中へ入れるので温かさを持続することができます。火の粉があたると穴があくので、焚火との距離に注意して使ってくださいね。
ポーラー ザ ナップサック スリーピングバッグ
-表:100%マイクロファイバーポリエステル
-裏地:100%ナイロン
-中綿:100%ポリエステル
●サイズ(cm)
M:ボディ 約172cm×肩幅 約49.5cm×フード 約35.5cm(目安:身長~173cm)
L:ボディ 約193cm×肩幅 約60cm×フード 約35.5cm(目安:身長~190cm)
●収納時:直径 約17cm×長さ 約42cm
●重量:約1120g程度(M、収納袋込)
焚き火を最大限活かすプラスギア2選
①陣幕で横風をカバー!
風を遮るだけで暖かさはだいぶ変わります。周りの目も遮ってくれるためプライベートな空間が作れるところもポイント。綿混紡で火の粉による穴はあきにくいですが、防炎加工ではないため火の粉には注意が必要です。
テンマクデザイン 陣幕
●サイズ幅:約510cm×140cm(H)
●収納時:約12cm×12cm×70cm
●総重量:約4300g(ポール、収納ケース、張綱含む)
●素材:
-本体生地:コットン混紡生地(TC) 撥水加工済み(ポリエステル65%コットン35%)
-ポールスリーブ:ポリエステル210D
-ポール:スティール×4本
●付属品:張綱(Φ4mm)、収納ケース
②難燃素材のタープで雨風知らず!

タープは持っているけど、いつも火の粉が心配だったという方はぜひ難燃素材のものを! ポリエステル×コットンの混紡生地を使用しているため、火の粉が飛び散っても穴が開きにくく、陣幕と組み合わせると◎。もちろん、突然の悪天候にも活躍してくれます。
tent-Mark DESIGNS 青空タープTC
●素材: [本体]素材ポリエステル65%、コットン35%(表面撥水加工[縁部、テープ類]ナイロン
●重量(約):6,264g(本体/5,270、アクセサリー/594g、収納袋/400g)
●収納サイズ(約):58×28×23cm
●付属品:収納ケース、張り網、ポール固定テープ、クロステープ
ずっとここで過ごしたい!くらい焚火が快適に
最初から全部取り入れなくても、できることを少しするだけで寒さは和らぎます。秋冬キャンプの予定がある人は、せっかくの焚火が苦い思い出にならないよう事前にしっかり寒さ対策をしていってください!