写風人の駒ヶ根アウトドアライフ#12:写風人が拘る焚火論
岐阜在住、駒ヶ根に週末基地「K-BASE」を所有し、自分の好きなアウトドアライフを満喫する写風人さん。CAMP HACKの連載では特にこだわりのある「焚火」について語っていただきます。今回は最終回。イベントを通じた写風人さんの焚火論です。
2022/09/29 更新
編集者
CAMP HACK編集部
月間550万人が訪れる人気No.1キャンプメディア『CAMP HACK』。累計制作記事本数は10,000本以上。環境省等の行政機関、「髙島屋」や「niko and ...」といったクライアントとの連携実績多数。また、TBSテレビ『ラヴィット!』等、各メディアで登壇機会多数の編集部員も所属。
CAMP HACK編集部のプロフィール 制作者
写風人
南信州在住の写真家。ファイヤーサイド・グリップスワニーの撮影にも携わる。森で暮らし、薪ストーブは3台を使うヘビーユーザー。薪づくりや焚き火など生活そのものがアウトドアライフ。
写風人のプロフィール
焚火をテーマにした連載もお陰様で最終回を迎えました
振り返ってみると単なる焚火も奥深いものがあると改めて感じています。最終回は私が拘る焚火論を綴って締めくくりたいと思います。その前に、11月は連続して焚火イベントに参加しましたので、まずその報告を致します。
11月3日、長野県駒ヶ根市にあるファイヤーサイドさんで創立30周年イベントが行われました。今年のテーマは「薪火でつなぐ」。私は斧メンテと森暮らしのファイヤープレースを実演しました。
イベントでの実演は、日ごろ大切にしているもの
火のある暮らしといえば薪づくり。薪づくりといえば斧。いくら強靱な斧といえど日頃のメンテナンスは大切にしたいものです。
これは20年近く愛用している斧ですが、刃先の欠けはひとつとしてありません。少しでも欠けたらすぐに研ぐ。ひどくなってからはメンテナンスも大変です。
日頃の手入れが何十年も新品同様の刃先を保ってくれるのです。また皮ケースはミンクオイルで、ヒッコリー材の柄は亜麻仁油入りのビーズワックスで手入れしています。