プリムスのツーバーナー｜トゥピケ、キンジャ、オンジャの違いを解説！

プリムスのツーバーナー｜トゥピケ、キンジャ、オンジャとは？

創業から100年以上の歴史を誇り”燃焼のプロ”と称されるプリムスからキンジャ・トゥピケ・オンジャ」の新世代ツーバーナーが発売中！

従来のツーバーナーにはないオシャレなデザインと機能性を兼ね備えており、いま大注目のツーバーナーです。

コンパクトな薄型設計にスタイリッシュなフォルムが特徴の「キンジャ」。高級感あるウッドハンドルを搭載し、手軽に持ち運ぶことができます。

燃料ホースに専用ガスカートリッジを接続することで2つの火口を使うことができ、無駄なくガス燃料を使用することが可能です。

キンジャ同様、スリムでスタイリッシュなコンパクト設計に加え、折りたたみ式スタンドと風防を備えた「トゥピケ」。ロック機能を搭載したスタンドを立てることでバーナーの下に食材が置けるなど、スペースを有効に使用することができます。

また調理器具の大きさや風の強さに応じて2段階に調整できる風防を搭載しているので風の影響を受けにくく、安定した火力を得ることが可能です。

コンパクトに収納することでショルダーバッグのように持ち運ぶことができる「オンジャ」。X字型に開くことでウィンドスクリーンと一体化した2つの火口が現れる特殊な構造が特徴です。

オシャレなウッドボードが付属しており、収納時のゴトクの蓋として使うほか、鍋敷きとしても使用することができます。

キンジャ•トゥピケ•オンジャの違いをまとめてみた

それではプリムスから発売されている新世代ツーバーナーである3種類を比較していきます！

共通点はOD缶を使うこと！

3種類の新世代ツーバーナーに共通しているのが、燃料にOD（アウトドア）缶を使用しているということ。多くのガスコンロに採用しているCB（カセットガスボンベ）缶よりもパワー（出力）があり、気温が低い環境化でも安定した火力を得ることが可能です。

「キンジャ」と「トゥピケ」は燃料ホースを介してOD缶と接続するのに対し、「オンジャ」は直接本体に2つのOD缶を接続することが可能。ガスカートリッジと本体への接続方法に違いはありますが、3種類すべてにおいてパワーのあるOD缶を使用しています。

価格差は約10,000円

価格
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
35,200円（税込み）	45,100円（税込み）	25,300円（税込み）

気になる新世代ツーバーナー3種類の価格ですが、「キンジャ」は35,200円、「トゥピケ」が45,100円、「オンジャ」が25,300円となっており、それぞれ約10,000円ほどの価格差があります。

この価格差にはどんな違いがあるのか非常に気になりますよね。そこで次から3種類の機能の違いをまとめていきたいと思います。

火力はどう？

火力
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
2.9kW／2,500kcal/h	2.9kW／2,500kcal/h	4.1kW／3,500kcal/h×2

まずチェックしたいのが火力（出力）の違い。風の影響を受けやすいアウトドアでの使用を想定すると火力は高ければ高いほど安心です。

そこで火力の違いを比較してみると、「キンジャ」と「トゥピケ」はともに2,500kcal/h（2.9kW）と同じ火力を搭載しており、ある程度大きな鍋でもストレスなく沸騰させることができます。

一方「オンジャ」は3,500kcal/h（4.1kW）と3種類の中では一番高い火力を搭載。家庭用ガスコンロの高火力バーナーが約3,610kcal/hとされているので、アウトドアでも家庭用ガスコンロと同じ高火力で調理を楽しむことができます。

点火は簡単？

点火装置
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
圧電式点火装置なし	圧電式点火装置あり	圧電式点火装置なし

続いては「点火のしやすさ」を比較していきましょう。ボタンをカチッと押すだけで着火することができる「点火装置」が搭載しているとライター要らずで簡単に着火させることが可能です。

3種類のツーバーナーを比較してみると、「キンジャ」と「オンジャ」には点火装置が搭載されていませんが「トゥピケ」には2口のバーナーそれぞれに点火装置を搭載しています。

このあたりに価格差の違いが表されており、ライターで着火することに恐怖心や抵抗がある方にはより安全に取り扱うことができる「トゥピケ」が最適といえるでしょう。

重さは？

重さ
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
約3.67kg	約4.5kg	3.0kg（+ウッドボード490g）

アウトドアで使用することを考えると、より重量の軽いほうが持ち運びに有利です。そこで重さを比較してみると、「キンジャ」が約3.67kg、「トゥピケ」が約4.5kg、そして「オンジャ」が3.0kgとなり、本体重量だけで比較すると「オンジャ」が一番軽量という結果に。

しかし「オンジャ」には鍋敷きとして使えるウッドボードが付属しており、その重量を含めると「キンジャ」とほぼ変わらぬ重量となります。

風防はある？

風防
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
風防なし	風防あり	風防あり

アウトドアで使用する場合、風の影響を最小限に抑制する「風防」が装備されているかも重要なチェックポイント。風防があれば炎が揺らぐことなく安定した火力で調理することができます。

3種類のツーバーナーで比較すると、「トゥピケ」には調理器具の大きさや風の強さで2段階に調整できる本格的な風防が標準装備。

 

「オンジャ」にもウィンドスクリーンが一体化したバーナーヘッド構造となっているので風の影響を防ぐことができます。

唯一風防が装備していない「キンジャ」ですが、市販のウィンドスクリーンを使うことで風防効果を得ることが可能です。

レギュレーターはある？

レギュレーター
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
レギュレーター機能あり	レギュレーター機能あり	レギュレーター機能なし

寒い季節や朝晩の気温が低いときに火力が低下したり点火しにくかったりした経験はありませんか？　そんなときに大活躍するのがレギュレーター機能。

レギュレーターが搭載していることでOD缶の液体ガスを気化しやすいようにコントロールしてくれ、低温下でも安定した火力を得ることができます。

3種類の中では「キンジャ」と「トゥピケ」にレギュレーター機能が搭載。冬キャンプなど低温下でも安定した火力で調理を楽しみたいという方はこの2機種がオススメです。

スタンドはある？

スタンド
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
スタンドなし	スタンドあり	スタンドあり（X字型）

ツーバーナー本体にスタンドがあれば、テーブルに直置きしたときの熱の影響を気にすることなく使用することが可能。またスタンドの脚のスペースに食材などを置くことができるので、空間を有効に使用することができます。

「キンジャ」にはスタンドは装備されていませんが、「トゥピケ」や「オンジャ」にはスタンドが搭載。特に「オンジャ」はX字型に開くことで本体自体が安定したスタンドに早変わりする特殊構造を採用しているので、重いスキレットを乗せても安定して調理することが可能です。

デザインはどう？

デザイン
キンジャ	トゥピケ	オンジャ
スリムなコンパクトデザイン	ウッドを取り入れた高級感あるデザイン	機能的でスタイリッシュなデザイン

3種類ともこれまでのツーバーナーにはないオシャレでコンパクトなデザインが特徴。いずれもキャンプギアとは思えない”オシャレで高級感のあるデザイン”が魅力です。

そのなかでも「キンジャ」は非常にスリムでコンパクトなデザインを採用。ウッドハンドルを搭載しスタイリッシュに持ち運ぶことができます。

また「トゥピケ」は、キンジャのスリムでコンパクトな形状をベースにウッドディテールを取り入れたオシャレなデザインが特徴。従来のツーバーナーにはない高級感を演出することができます。

さらにデザイン面で一番インパクトのある「オンジャ」は非常に機能的な構造を採用。X字型に開くことで小スペースでも設置することができ、これまでの常識を覆すかのような画期的なデザインが人気です。

「キンジャ」「トゥピケ」「オンジャ」3つの違い結論！

	キンジャ	トゥピケ	オンジャ
価格	35,200円（税込み）	45,100円（税込み）	25,300円（税込み）
火力	2.9kW／2,500kcal/h	2.9kW／2,500kcal/h	4.1kW／3,500kcal/h
点火	圧電点火装置なし	圧電点火装置あり	圧電点火装置なし
重さ	約3.67kg	約4.5kg	3.0kg（+ウッドボード490g）
風防	なし	あり	あり
レギュレーター	あり	あり	なし
スタンド	なし	あり	あり（X字型）
デザイン	スリムなコンパクトデザイン	ウッドを取り入れた高級感あるデザイン	機能的でスタイリッシュなデザイン

プリムスの新世代ツーバーナー「キンジャ」「トゥピケ」「オンジャ」の3種類を比較した結果、上記のような結果になりました。

収納ケースや、一緒に使いたいキッチンツール

トゥピケかキンジャを手に入れたら必ず揃えたい機能的な収納ケースと、おすすめのキッチンツールをご紹介。せっかくならツーバーナーに合わせてプリムスのキッチンツールを合わせてみては？

色味と質感が統一されてよりワンランク上のキッチンスタイルを作ることができますよ。

見た目もいい専用収納ケース

トゥピケ、キンジャ、オンジャどれにでも使えるキャリングバッグ。本体と500サイズのガス缶2本をぴったり収納、専用設計ならではの使勝手。デザインもスタイリッシュで文句なしの完成度です。

合わせて使いたい調理グッズ

プリムスの関連調理グッズも洗練されています。クックウェアはロールケースに収納できるセットで、オーク材×ステン中心のこだわりのマテリアル。ナイフは15cmと扱いやすいサイズ感。

鍋類は洗いやすくルックス的にも美しい18/8ステンレスの光沢系の仕上げ。アームにレザーアクセを付ける等細部まで作りこまれています。それぞれ使い勝手もデザインも納得のクオリティ。

プリムスのツーバーナーは廃盤ビンテージモデルも根強い人気！

1892年（明治25年）に北欧スェーデンでPRIMUSストーブとして誕生して以来、100年以上もの歴史を誇るプリムスのバーナー。すでに廃盤となったプリムスのツーバーナーは今でも廃盤ビンテージモデルとして根強い人気です。

ただし今回紹介した現行モデル以外はメーカーでメンテナンスや修理を受け付けていないので、自分でメンテナンスができる方や、あくまでもコレクションとしての楽しみ方がオススメです。

おしゃれなプリムスのツーバーナーに注目

従来のツーバーナーにはないコンパクトでオシャレなデザインが人気のプリムスの新世代ツーバーナーはそれぞれ魅力的な特徴があり、機能的かつオシャレなツーバーナーをお探しの方に超オススメ！

今回、紹介した内容や一緒に使いたいアイテムを参考に、オシャレなプリムスのツーバーナーに注目して快適なキャンプライフを楽しんでみてくださいね！

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