洗濯機の洗剤の投入口をきれいに洗います。はっ水処理には柔軟剤は御法度です。当然、今回も使用しませんが、洗濯機の構造によっては、すすぎの最後に柔軟剤用投入口に給水するので、念のため柔軟剤用の投入口もきれいに洗っておきます。
洗濯機の準備ができたら、テックウォッシュのような、漂白剤や蛍光剤、柔軟剤などが入っていない中性洗剤でウエアの汚れをしっかり落とします。
洗濯→すすぎ→脱水が終わったら、いよいよはっ水処理です。ウエア1着なら水16Lに100mL(キャップ2杯分)、2着なら35Lの水に150mL(キャップ3杯分)のコットンプルーフを入れて標準コースにかけるだけ。
バッグなど、洗濯機を使用できないモノは漬け置きで。
バケツに6Lのぬるま湯を入れ、コットンプルーフを50mL溶かし込んでおきます。テックウォッシュで押し洗いして汚れを落としたトートバッグを、濡れた状態のままコットンプルーフの希釈液に漬け込みます。
5分ほど置いたら、水が透明になるまですすぎます。この作業では、ビニールの手袋着用を忘れずに。
タオルでざっと水分を拭き取ったら陰干し。
結果は…水がコロコロ転がった!
乾いたあと、試しに水を掛けてみると見事なコロコロ水玉! 生地の厚みは関係ありません。
コットンプルーフは、テントやタープからトートバッグ、手持ちのシャツやパンツなど、すべてのコットン製品に対応しています。加熱の手間がかからないし、スプレー式のはっ水剤よりも断然経済的。
雪で濡れることが多いこの季節。「やっぱり濡れると重い……」と後悔する前に、はっ水処理をしてみては。
【問】エバニュー
03-3649-3135
https://www.evernew.co.jp/