ポイント③ 塩・こしょうは焼く直前にふる
いかに肉汁を閉じ込めることができるのかが出来上がりを左右する赤身肉は、調理の直前で塩・こしょうを振るようにしてください。美味しさの元となる肉汁をしっかりキープすることができます。
ポイント④ フライパンはアツアツに熱しておく
ここまでの下準備で肉汁を閉じ込める準備はできました。それを一瞬で閉じ込めるためにも一気に焼き目をつける必要があります。そのため、フライパンは「ジュッ!」っと音がするくらいアツアツにしておくことが大切なのです。
焼く順番のポイント
①片面を強火で30秒~1分焼く
②弱火で1分焼く
③片面を焼いたら、ひっくり返すのは1回だけ
④裏返したら強火で30秒焼く
⑤弱火に落として1~2分焼く
好みの焼き上がりに仕上げるために、焼く時間を調節してください。どの焼き方でも共通なのは一度しかひっくり返さないこと。美味しい肉を焼くコツは、じっくり待つことが一番重要なんですね。
ちなみにこれは基本ですが、ステーキの焼き上がりには、柔らかい順番に①レア②ミディアムレア③ミディアム④ウェルダンの4つがあり、レアが一番生に近くウェルダンはしっかり火が通った状態になります。