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ロケットストーブ

ロケットストーブの作り方!自作キット「焚き火缶」の魅力とは?

ロケットストーブの自作は、DIYに慣れていなくても簡単にできる? シンプルな原理で燃焼効率が高く、煙も少なめと、いいことづくしなロケットストーブの作り方を解説! 自作キット「焚火缶」の魅力や、そのほかのおすすめ商品についても紹介しています。

目次

アイキャッチ画像提供:satoharu

ロケットストーブとは?

ロケットストーブ

ロケットストーブは、少ない燃料でも高火力が魅力のキャンプギアです。コンパクトで持ち運びできるものも多く、しかも調理ができちゃう優れもの! キャンプだけでなく災害時にも役立つことから注目度が上がっているアイテムなんです。

ロケットストーブの仕組み

ロケットストーブの仕組み

出典:楽天

ロケットストーブの仕組みはシンプル。薪ストーブのような燃焼室がなく、ヒートライザーと呼ばれる煙突(燃焼筒)の下部から薪や枝などを入れて燃やすだけ! L字型の構造が特徴です。

木片

出典:PIXTA

ロケットストーブの燃料は薪だけでなく、枝などの木片でOK。下部で燃料を燃やし、煙突内部が熱せられることで上昇気流が起こります。まるでうちわで扇ぎ続けているような状況となり「ゴーゴー」とロケットの噴射のような音を立てて勢いよく燃えるのです。

薪ストーブよりも少ない燃料で済み、煙も少ないのでとってもエコなストーブなんですよ。

ロケットストーブの作り方

ロケットストーブの材料

出典:PIXTA

ロケットストーブは、材料があれば比較的簡単に自作することができます。ここでは、以下2つの作り方を紹介します!

1. 一斗缶&薪ストーブ用煙突でDIY!

天切り缶(フタ付きの一斗缶)や薪ストーブ用のステンレス煙突などを用意するために4,000円ほどの材料費があれば、ロケットストーブのDIYが可能! 詳しい方法は以下の記事を参考にしてみてください。

2. 自作キット「焚火缶」を組み立てる

ロケットストーブ工房「LIFTOFF(リフトフ)」から発売中の「焚火缶」なら、以下の手順で簡単にロケットストーブを自作できます。

LIFTOFF ロケットストーブ 焚火缶 20Lペール缶付き

【素材】鉄板(t=1.6mm)
【キット内容】天板2枚・仕切板2枚・五徳ペア板2枚・ネジ2個
【付属品】33cm煙突2本(φ120mm)・20Lペール缶
【サイズ】20Lペール缶にすべて収まる部品構成
【重量】焚火缶キット 2.0kg / 総重量 約3kg(煙突・ペール缶を含む)

1. 天板と仕切板の穴位置を合わせボルトで締める。
2. 仕切板2枚のスリットを噛み合わせてペール缶に組み込む。
3. 八角形の穴にΦ120mm煙突オスを挿し込む。(煙突の弾力でガッチリ固定)
4. 煙突トップに五徳をはめ込む。
5. もう一枚の天板を置いて開閉フタにする。
※軍手をはめて作業

出典:Amazon

使って分かった「焚火缶」の5つの魅力

焚火缶

撮影:satoharu

そんなロケットストーブ「焚火缶」の自作キットを購入! 薪ストーブほど気合いを入れることなく持っていける「焚火缶」は今のキャンプスタイルにちょうどいい選択肢でした。また、自作ながらも、必要なものが丸ごとセットになっているのが嬉しいところ。

それでは、良かった5つの点をご紹介します。

1. 直感的で簡単な組み立て

ロケットストーブ 組み立て

ペール缶の中に収納された煙突と仕切り板の組み立ては工具不要の簡単なもの。ロケットストーブ初心者でも5〜10分程度で設置可能です。

2. 燃焼効率がよく着火が早い&太い薪もOK

ロケットストーブ

撮影:satoharu

煙突効果のあるロケットストーブは燃焼効率が高いのが魅力。煙突や缶が暖まりやすく、あっという間に着火しました。

買った薪が太いものばかりで火がつきにくい、ということもよくありますよね。この焚火缶なら着火してすぐに太い薪を入れても大丈夫! ロケットストーブの高い燃焼効率が安定した火を提供してくれます。

3. 調理スペースが多い

ロケットストーブ 調理

焚火缶の調理スペースは大きく分けて煙突部分とペール缶の天板の2つ。缶全体が熱せられるので、天板にスキレットを載せても充分調理できます。

ロケットストーブ バーベキュー

撮影:satoharu

もちろんバーベキューも可能です。網は付属していませんが、100均などで購入できる網で大丈夫。

炎が出ているため、火力は強く見えますが、煙突方面に炎が向かう仕組み。熾火まで待たずともバーベキューができるのはありがたいですね。

4. 火の粉が飛びにくい

ロケットストーブで料理をする男女

肌寒い夜には焚火になるべく近づきたい。でも、火の粉が飛び散って服に穴が空いてしまうこともありますよね。

缶の中で燃焼させる焚火缶なら、炎の揺らめきを眺められるほど近づいても、めったに火の粉が飛んできません。煙突上にヤカンなどを置けば、雨の日にタープの下で焚火をしたい時でも安心です。

5. 片付け楽々

ロケットストーブ

撮影:satoharu

燃焼効率が高いため、くべた薪は綺麗に燃え切ってしまいます。灰はペール缶の中にあるので、処理するのは簡単。消火を確認したら、灰捨て場へ持っていくかゴミ袋に入れて持ち帰りをしてくださいね。

灰を捨てたら、煙突や仕切り板をペール缶内に収納して、片付け完了です。

ロケットストーブを使うときの注意点

野原

出典:PIXTA

ロケットストーブを使う前に、高さのある焚き火台と違って、どうしても直火状態になってしまうのでは? と不安が……。灰はその場に残りませんが、熱が芝生に与えるダメージを考えると何か対策が必要です。

ペール缶を重ねて、直火を防止! 断熱効果もアップ

ペール間を重ねる様子

撮影:satoharu

そこで実践したのが、焚火缶に、20Lのペール缶(塗料などを入れて持ち運ぶ鋼鉄製の缶のこと)を重ねて、直火状態を防ぐ手段! さらに、地面からの冷気を遮断し、より燃焼効果を高められるメリットもあるんです。

ペール缶は通販サイト、またはガソリンスタンドや自動車整備場などから手に入れましょう。

三共コーポレーション GA フリー容器 ペールカン 20L

【サイズ】27.6×27.6×36cm

ほかにロケットストーブのおすすめは?

ロケットストーブ

撮影:秋葉 実

今回ご紹介したロケットストーブ「焚火缶」のほかにも、魅力的なロケットストーブを各社がリリースしています。おすすめの4アイテムをチェックしましょう!

五徳付き! ペトロマックス ロケットストーブ

ドイツで創業した石油ランタンの老舗メーカー、ペトロマックスのロケットストーブ。見た目がかなりおしゃれです。重量感がありますが、その分安定感があり、上にダッチオーブンを乗せてもOK! 五徳が付いているので調理しやすそうですね。

ペトロマックス ロケットストーブ

●素材:ステンレス
●サイズ:高さ約33cm、直径約23.5cm
●重量:約7.5Kg

火力を3段階調整できる! バンドック ロケットストーブ

熱やサビに強いステンレス製のコンパクトなバンドックのロケットストーブ。3段階空気調整で自在に火力を調整することができます。ケトルでお湯を沸かしたり、ダッチオーブンでの調理も可能。何より6~7千円のお手頃価格なのが嬉しいポイントです。

バンドック ロケットストーブ

●サイズ:(約)67×15×70cm
●重量:約3Kg
●素材:ステンレス

アタッシュケースに収納できる! わんこ ロケットストーブ

防災安全協会推奨の防災セットでもあるロケットストーブ。アタッシュケースには本体だけでなく、ガスバーナーや軍手などの小物もまとめて収納できるのでとても便利! 煙突上部には五徳が付くのでケトルも安定して置くことができますよ。

わんこ ロケットストーブ 防災セット アルミアタッシュケース付き

●サイズ:(約)46×34×14cm
●重さ:(約)5.8kg
●素材:厚さ2.3mm鉄板の鈑金溶接モデル

老若男女安心して使える! エコズームバーサ ロケットストーブ

エコズームバーサは小さいながらに驚きの火力のロケットストーブ。耐熱構造になっているので、本体を触っても火傷の心配が少なくなっています。また直火焚きよりも煙を約70%カットでき、有毒ガスも少ないので安心して使うことができますよ。

エコズームバーサ ロケットストーブ

●サイズ: (約)24m×29cm
●重量:約6.5kg

ロケットストーブは効率的なキャンプの必需品になりそう!

ロケットストーブとテント

撮影:satoharu

あれもこれもと、持っていくものが増えがちなキャンプ用品。スマートに焚火を楽しむならロケットストーブがあると皆が笑顔になれますよ。これからは焚き火台よりロケットストーブの時代かも!?

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