次はロケットストーブの時代!注目すべきはテンマクデザイン「マキコンⅡ」

自作できることで人気が上がっているロケットストーブ。各メーカーでも続々と登場していますが、なかでもテンマクデザインが販売する「マキコンⅡ」は、これから利用者が急増するかもしれない画期的なストーブ。環境と防災を考えたこのストーブがなぜ良いか?考察します。


アイキャッチ画像出典:テンマクデザイン

マキコンⅡはこれからのキャンプの相棒にしたくなるストーブ!

マキコンは、テンマクデザインとアウトドア用品や防災グッズを開発する「もりもと研究所」が共同で開発したロケットストーブ。環境配慮だけでなく防災面も考慮して製作した概念が認められ、初代マキコンは2016年に「グッドデザインBEST100」を受賞しています。

初代に改良を加えたこのマキコンⅡは、「ラクに!」「楽しく!」「木を使う!」の3つをキーワードに製作されました。では、一体どこに魅力があるのか? 徹底解説します。


そもそも薪ストーブとロケットストーブの違いは?

今人気の暖房器具といえば、薪を放り込んでその熱で暖をとる薪ストーブですよね。まずは、混同しやすい薪ストーブとロケットストーブの違いから説明します。

違い①:本体の構造

薪ストーブは本体に煙突を別途装着し、本体では、大きな燃焼室で多くの薪を燃やします。空気の量を調整する弁がついており、空気を入れる量で温度をコントロールできる特徴があります。完全燃焼すれば煙も少なくすることができ、薪投入口が大きければオーブン料理なども楽しめます。

一方で、ロケットストーブは細く設計された本体と煙突部が一体になっています。この“細く”がミソで、燃焼室を小さくすることで燃焼効率を高めています。薪の投入口は開いたままで常に空気が入る構造になっており、そこから生まれる強い上昇気流で煙突部からも炎が上がり、調理ができるのです。

違い②:熱の温度による適した料理

薪ストーブは薪を多く入れてじっくりと焼きます。太い薪を入れて空気のコントロールをすれば長時間の燃焼が可能です。そのため、やかんでお湯を沸かしたり、鍋料理を煮たりするのに最適です。

温度がコントロールできるので高温にもできますが、上げすぎると本体が痛みますので、温度計をつけて最適な温度で運転するのがコツです。

一方のロケットストーブは、炎が勢いよく上にあがります。中華コンロに似て強い火力が出るので、フライパンや鍋での調理に向いています。煙突部だけで調理するソロバーナータイプもあれば、マキコンⅡのように2箇所で調理ができるツーバーナータイプもあります。

マキコンⅡがなぜおすすめか?  3つの理由

マキコンⅡをプッシュする理由は3つ。それぞれ詳しくご紹介します。

その1.  設営・着火がラク!

マキコンⅡは簡単な設計になっているので、設営がとてもラク! コツも必要がないので、慣れれば1分程度で完成します。また、薪に着火させるのってとても大変ですよね。しかし、焚き口に細い薪を入れて、バーナーで火を入れれば数十秒で着火し、ものの数分には炎が安定します。

焚き火台でも薪ストーブでも、こんなに簡単に扱えるのはうれしいですよね。

その2.  ツーバーナ式で料理のバリエーションが増える

煙突部のみで調理をするロケットストーブがほとんどですが、マキコンⅡは本体部を長く設計しているので、煙突の先端だけでなく本体にも高い熱が生じやすく、そこでも調理することができます。オプションをつければ調理のバリエーションも増えますよ!

その3.  身近な間伐材でも燃焼材料になる

薪ストーブや焚き火台は、太めの薪がないと火が弱くなって消えてしまいますよね。しかし、マキコンⅡは通常の薪だけでなく、近くに落ちている間伐材や乾燥した枝、葉っぱ、さらには紙などでも燃焼材料になるので、火が弱くなっても安心! コストを抑えられると同時に、災害時にも役立つメリットもあります。


収納ケースや溶岩プレートなど!オプションも充実

収納ケース

持ち運びがもっと簡単にしたい! という人向けに、ちゃんと専用の収納ケースも用意されています。蓋の両サイドにジッパーが付いていて、本体を中に入れるのが容易になるよう設計されています。

溶岩プレート

また、料理のバリエーションがもっと増えるように、もりもと研究所から本体部に設置する溶岩プレートが販売されています。遠赤外線効果で、表面はカリッと、中はジューシーに仕上がりに仕上げることができます。お肉がさらに美味しくなること間違いなし!

ペレット用カゴ

そのほかに、木質ペレットを入れる専用かごもあります。ペレットとは、製材工場などから出る樹皮やのこ屑、端材などを作り替えた燃料で、これを効率的に入れる道具も販売されています。合わせて購入してみては?

マキコンⅡは本物の次世代ロケットストーブ

初心者でも扱いやすい設計と3つのうれしい特徴、そして環境面・防災面を考慮した機能。万が一なにか起きたときにも対応できる先を見据えたコンセプトは、1家に1台は持っておきたい製品。荷物を極力少なくしたいウルトラライトユーザーにもおすすめ! ぜひ購入してみてください。

The must-buy items is the MAKIKONⅡ of rocket stove next time!

次に買うべきアイテムは、ロケットストーブのマキコンⅡ


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小川 迪裕

フリーランスライター・編集者。WEBや雑誌の執筆を主な活動とし、タブロイドやイベント冊子の製作も担当。最近はもっぱらキャンプとウイスキーに夢中。

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