記事中画像撮影:筆者
ホットプレート焼肉では味わえないウマさがある…!
筆者愛用のホットプレート
目下、独り暮らし中の筆者ですが、ふと”1人焼肉したい欲”が発動するときが。そんなとき、自宅ではホットプレートを引っ張り出して焼肉をします。
これがなかなか大きさで、準備も後片付けもひと苦労。そして、その労力の割にはキャンプで食べる焼肉の方が断然ウマいんですよね……。
やはり遠赤外線効果のある炭火焼きや蓄熱性の高いぶ厚い鉄板での直火焼きによる焼肉の旨さには到底かないません。
自宅でも手軽にウマい肉が焼ける?!
とはいえ、煙の出る炭火は自宅では無理だし、ぶ厚い鉄板とコンロを用意するのも相当面倒。そんなとき、見つけたのがこのLITHON(ライソン)「石焼肉グリル」です。
1人用の超コンパクトサイズなのに「石焼き」ができる本格派。しかも、ホットプレート同様に手軽に使える電気式ということで即購入。値段も2,051円(購入時のAmazon価格)とお手頃。
早速、実際に焼肉をしてお手並み拝見といきますよ!
LITHON 石焼肉グリル
サイズ | 本体:約W31.5×D10.5×H10.5cm 焼き石:約W20.5×D10×H1.5cm |
---|---|
重量 | 約520g(本体のみ) 約770g(焼き石プレートのみ) |
電源コード | 約1m |
消費電力 | 350W |
材質 | 本体取っ手:ポリアミド66 下段プレート:スチール焼き 焼き石プレート:天然花崗岩 |
セット内容 | 本体、焼き石、トレイ、取扱説明書 |
「石焼肉グリル」のディティールをチェック!
セット内容はごくシンプル
セット内容は本体、焼き石プレート、電源コードの3点と実にシンプル。
ごちゃごちゃと付属品が多いと、セッティングやお手入れが面倒でだんだん使わなくなってしまいがちですが、この潔いほどのシンプルさなら気軽に“使おう”と思えますね。
1人焼肉にピッタリのコンパクトさ!
そして肝心の大きさは、本体が約31.5×10.5×10.5cm、焼き石プレートが約20.5×10.0×1.5cmとかなりコンパクト!
筆者宅のホットプレートと比べると、その差は一目瞭然。テーブルまで出してくる労力も圧倒的に小さく、なんなら同じテーブル上でPCなんかもいじれそうです。(油ハネ対策はマストですが……)
そして本体は520g、焼き石プレートは770gの総重量は約1.3kgと、筆者は片手で持てる重さでした。コンパクトなサイズ感と相まって、自宅での収納場所についても悩まずに済みそうです。
遠赤外線で食材の旨みを逃さない
コンパクトさもさることながら、このアイテムの魅力の要となるのが、焼き石プレートの存在。
保温性の高い「花崗岩(かこうがん)」という天然石製で、熱が食材に均一に伝わるのと、炭火のように遠赤外線効果が得られるのが特徴です。外はパリッと、中はジューシーに焼き上がり、食材の旨みを逃さないそうなんです。
さらに、焼き石プレートの縁には四方に溝がある設計。余分な脂はこの溝に落ちるので、お肉なんかもよりヘルシーに美味しく焼けそうです。
「石焼肉グリル」で“1人焼肉欲”を満たしていくぞ…!
ということで、ついに念願の1人焼肉を始めるとします! 今回焼く食材は焼肉の定番、お肉、野菜、キノコ、そして〆のおにぎりなど。タレもしっかり準備しました。
操作性もめちゃシンプル
電源コードをコンセントに繋いだらスイッチオン。操作はこれだけなのでホントに簡単。
今回、筆者の食卓からコンセントまでの距離が遠く、給電にはポータブル電源を使用しました。災害時やキャンプはもちろんですが、こういった日常生活でも重宝しています。
「石焼肉グリル」の消費電力は350Wなので、小型のポータブル電源でも対応するタイプが多そうです。
まずは野菜とキノコから…
早速お肉を! ……といきたいところですが、まずは野菜とキノコで様子見といきます。ちなみに、焼き石プレート自体が温まるのには約10分かかりました。
なお、加熱部分はこんな感じ(赤い部分)で露出しているので、お子さんがいるご家庭などでは、誤って手を入れないように十分な注意が必要です。
焼き上がりはこんな感じ。遠赤外線効果でじっくり焼き上げるので、キノコはジューシー、野菜はシャキシャキに焼き上がりました! これはお肉も期待できそう……。
メインのお肉を焼いていく!
野菜とキノコでしっかり焼けることが確認できたので、お次はいよいよメインのお肉を! ということで、プレートの表面に牛脂を塗り塗り。
焼肉用のお肉は、ちょうど5枚乗せられました。1人でのんびり焼肉を楽しむのに、十分なサイズ感です。
3分ほどでお肉が焼き上がりました! これまた遠赤外線効果のためか、実にジューシーな焼き上がり! お気楽手軽なのに本格石焼きの1人焼肉を、存分に堪能できましたよ。
使い始めに焼き石プレートが温まるまでには少し時間がかかりますが、蓄熱性があるため一度温めてしまえば、その後の焼き上げは短時間で済むのも便利。
気になる油ハネや煙は…?
お肉から出た余分な脂も、四方の溝にしっかり落ちてくれていました。この溝のおかげでヘルシーかつ美味しいお肉が味わえたワケです。
ただ、焼き面サイズが小さい分、どうしても油がテーブルに跳ねやすく、新聞紙や紙などをテーブルに敷いておくのはマストです。
また、下段のステンレス製遮熱プレートは、テーブルへ熱が伝わるのをしっかり遮断。自宅テーブル上で安心して使えました。
そして、一番気になっていた煙は、思ったほど出ませんでした! 食材にもよるかもしれませんが、少なくとも今回は「換気扇の下で焼くべきだった……」とはならない程度で済みました。
この点でも余分な脂が溝に落ちる設計が、いい仕事をしてくれている気がします。
最後は〆の焼きおにぎりを
お肉もしっかり堪能できたので、最後は〆に焼きおにぎりといきますよ。くっつきやすい食材の代表格とも言えるお米ですが、はたして綺麗に焼けるのでしょうか……?
一応、焼く前に油は塗ったんですが……。それでもプレートにはかなりお米がくっついて、焦げ残ってしまいました。
特段、焦げ付きにくいフッ素加工などが施されているわけではないので、これは仕方ないのかも。熱は焼きおにぎりの中までしっかり通っていましたよ。
小さいからお手入れ&片付けも楽ちん!
最後は後片付け。実は、ちょっと心配だったのが下段のステンレス製遮熱プレート。こちらは外せないので、もし汚れていたらお手入れが大変そうで……。
けれどご覧の通り、遮熱プレートは全く汚れておらず、洗うのは焼き石プレートのみでOK! やはり、溝部分に脂が溜まるおかげで、下段にまで滴り落ちなかったからだと思われます。(←溝、優秀ぎない?)
焼き石プレートに洗剤をつけて、タワシでゴシゴシ洗っていきます。鉄製と違って使用前のシーズニングも不要、かつ洗剤が使えてサビ防止の油の塗布も必要ないも嬉しいポイントです。
〆の焼きおにぎりのせいで、焦げ付き汚れは残ってしまうかも……。と思っていたら、思いのほか綺麗に洗い落とせてしまいました! 焼き色は多少残るものの、焦げ付き汚れはゼロに。
洗う面積もごく小さく、本当に楽にお手入れは完了。ただし、鉄製と違って落とすと割れてしまうリスクはあるので、水や洗剤などで手を滑らせて落とさないよう注意が必要です。
気になったのはこんなところ
温度調整ができない
シンプル設計ゆえ、操作系はスイッチボタンしかなく、温度調整はできません。なので、焼き加減はこまめにチェックする必要があります。
けれど、1人焼肉だと少しずつ焼いて焼けたらすぐに食べる感じなので、個人的にそこまで不便さは感じませんでした。
延長コードが使えないのが不便
付属の電源コードは1mとやや短めですが、説明書には「延長コードや他の器具と同時に使用しないでください。」という注意書きが。
そのため、コンセントの届く位置に設置するか、ポータブル電源などを使って調整する必要があり、この点が少し不便に感じました。
“1人焼肉したい欲”を存分に満たすなら、「石焼肉グリル」一択!
自宅での1人焼肉が圧倒的に手軽で、本格派の美味しさになる「石焼肉グリル」。
ホットプレートを引っ張り出すのは面倒だし、おいしさもイマイチ……、と感じていた全ての人におすすめしたいアイテムです。あなたも「石焼肉グリル」でワンランク上の1人焼肉を楽しんでみませんか?
LITHON 石焼肉グリル
サイズ | 本体:約W31.5×D10.5×H10.5cm 焼き石:約W20.5×D10×H1.5cm |
---|---|
重量 | 約520g(本体のみ) 約770g(焼き石プレートのみ) |
電源コード | 約1m |
消費電力 | 350W |
材質 | 本体取っ手:ポリアミド66 下段プレート:スチール焼き 焼き石プレート:天然花崗岩 |
セット内容 | 本体、焼き石、トレイ、取扱説明書 |