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家で焼き肉って至難の技でしょ…

出典:PIXTA
気候の良い春夏はやりやすいBBQですが、寒い秋冬となるとちょっと億劫。でもやっぱり美味しいお肉が食べたい! かと言って焼き肉屋だと高くつく……。

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ならば自宅でやるしかないんですが、家焼き肉ってなかなか至難の技だと思いませんか? 煙はもうもうと立ち昇るし、ニオイは2~3日消えません。
また油はねもあり、フローリングが過剰にワックスをかけたような状態に……。
“家焼き肉面倒問題”を解決できそうなアイテムが!

「家で焼き肉を楽しむ方法ないかな〜」とネットを探索していたところ、「焼肉プレート」なるものを発見! しかも安心のイワタニ製です。
Amazonでは7,000件を超えるレビューを集め、星4つ以上の高評価(※2025年11月現在)。結構前からある焼き肉好きにはすでに知られているヒット商品のようですが、今回こちらを使ってストレスフリーなお家焼き肉に挑戦したいと思います!
イワタニ 焼肉プレート
| サイズ | 337mm(直径)×48mm(高さ) |
|---|---|
| 重量 | 約805g |
| 材質 | 受け皿:スチール(フッ素コーティング) プレート:アルミダイカスト(フッ素コーティング) |
| 表面加工 | フッ素樹脂加工 |
買ったのは、岩谷産業「焼肉プレート」

こちらがイワタニの焼肉プレート。「達人」の文字が光りますね。

開封してみると、肉を載せるプレート・受け皿・リフターの3つが入っていました。
受け皿には水を入れるらしい

受け皿に水を張って使用するようです。なるほど、これで煙が出にくくなるんでしょうか?

プレートには溝があり、中央が盛り上がった形状とあいまって穴から油が落ちる構造。表面にはもちろんフッ素加工が施されています。つまり、空焚き厳禁です。

プレートには手で掴めるような部分がないので、リフターを使って持ち上げます。まあこれは失くしてしまっても、割り箸か何かで代用できそう。
カセットフーシリーズに適合

こんなふうに、カセットコンロに設置して使用します。パッケージには「イワタニカセットフー専用」と記載されていました。筆者は、廃番になってからも愛用し続けている「マーベラスⅡ」にセット。
ちなみに「風まる」や「タフまる」も、カセットフーシリーズです。
イワタニ 風まる
| サイズ | 35.7×27.8×11.5cm |
|---|---|
| 重量 | 約2.2 kg |
| 火力 | 約3.5kW (3,000kcal/h相当、約250g/h) |
| 連続燃焼時間 | 約66 分 |
イワタニ タフまる
| サイズ | 34.1×28.3×12.9cm |
|---|---|
| 重量 | 約2.4kg |
| 火力 | 3.3kW(2,800kcal/h) |
| 連続燃焼時間 | 約75分 |
その前に!いつものホットプレートで、家焼き肉のNGをあぶり出す
イワタニの焼肉プレートで家焼き肉のストレスが減らせるのか? それを確実に突き詰めるため、まずはいつも使っているホットプレートで焼き肉をしてみました。
肉から出た油が煙になり、部屋に充満

やはりどうしても煙が立ち昇りますね。この煙は「油煙」と呼ばれ、肉から出た油が熱されて発生します。
ミスト状になった油を含んでいるそうで、それが部屋の壁や床にべったりと付着することによって、何日も消えないニオイの原因となるようです。
油はねも盛大に…

油はねもこの通り。スイッチ部分が大汗をかいたような状態になりました。もちろんテーブルもべったべたです。
油は言うまでもなく肉から出たもの、それが熱されてはね飛んだというわけです。

床が滑るようになるのは、油煙と油はねのコラボによるものでしょう。油はねだけが原因とは思えない広範囲にわたって、床がヌルヌル状態になってしまいます。
というわけで、煙もニオイも油はねも、すべては肉から出た油が熱されることによって発生する事案のようです。つまり家焼き肉の宿敵は、肉から出る油と言えるでしょう。
このイワタニ焼肉プレートなら、構造的にクリアできそうだと期待が高まってきました。
早速「焼肉プレート」を使ってみた

さて、満を持してプレートをセットして焼き肉を開始。まずサイズ的に使い勝手がいいですね。家族4人でちょうどよく焼きながら食べられました。
そしてここからが肝心。イヤ~な煙は出るのでしょうか?

