記事画像撮影:筆者
そういえば、あのギア最近日の目を見てない…?
プロフィールでも「重装備キャンパー」を自称する筆者。キャンプでの快適性を追求した結果、夏場のソロを除き、毎度呆れるレベルの重装備スタイルです。
とはいえ、重装備が過ぎて設営や撤収に時間がかかりすぎるのでは本末転倒。かえって快適度が下がってしまいます。
なので、キャンプ歴7年を経て重装備なりにもだんだん淘汰。今では使わなくなった“お蔵入り”ギアたちが、探してみたら出てくるわ出てくるわ……。
お蔵入りギアたちの断捨離を決意…!
“お蔵入りギア”に共通するのは、「設営撤収の手間がかかり、他で代用が効く」点。もちろんそれを上回る魅力で愛用する人もおり、決してギアが悪いわけではありません。
要は、筆者のスタイルとのミスマッチが最大の理由です。無骨とかそっち方向じゃなかったんですよね、私……。
そこで、思い切って全4アイテムの断捨離を決行! 断捨離に至った経緯も詳しくご紹介していきます!
断捨離その1|ハンドメイド「鋳鉄製焚火ハンガー」
真っ先に「もう使わないなあ」と思ったのが、ヤフーオークションにて5年ほど前に購入した、ノーブランドのハンドメイド「鋳鉄製焚火ハンガー」。
当時はまだ、無骨スタイルに憧れていた迷走期だった次第です……。確かにカッコイイけれど、「楽で快適」を求める自分のスタイルには、徐々にマッチしなくなりました。
というのもこちら、ハンマーで叩いて地面に突き刺し、さらに大小の付属パーツを、1つずつセンターポールに通して固定する構造。お世辞にも設営&撤収がラクとは言い難いんです。
また、朝は焚火をしない派なので、撤収時間短縮のために夜のうちに片付けてしまいます。つまり、実質使うのは設営からわずか数時間。
そうするとですね、何の意味があるのかという気分になるわけですよね……。
さらに、文字通り鋳鉄製で重量も7kg以上という重さ。凹凸も多い形状で剥き出しの状態では車を傷つけるリスクも。
せめて運搬時のストレスだけでも減らすべく、ひたすらケースを探したところ、モデルガンのスナイパーライフル用ケースがシンデレラフィット(テーブル板も弾倉用ポケットに入る!)!
ですが、ここで何かもう満足してしまい、今となっては懐かしい思い出です……。
この手のハンガー類をわざわざ使う理由の第一は、筆者的には無骨な「見栄え」。役割としては正直無くてもそれほど困りません。
最近では、シェラカップやトングなどの調理関連ギアは全て、アルバートル「マルチツールコンテナ」に収納。ここに取り出しやすく収めれば、わざわざハンガーに吊るす必要もありません。
アルバートル マルチギアコンテナ M
サイズ | 長さ30×幅38×高さ60cm |
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容量 | 48L |
材質 | ポリエステル |
断捨離その2|ユニフレーム「薪グリルラージ」
断捨離その2は、ユニフレーム「薪グリルラージ」。デザインや暖かさ、調理のしやすさなど、ロングセラーたる魅力が満載の焚き火台ですが、残念ながら筆者にはマッチせず。
何といってもこの大きさが辛い。約41×30×35cm、重量約3.6kgのガッチリとしたステンレス製なので、特に灰の処分が大変です。
火床だけスムーズに外せず、本体丸ごと灰捨て場まで運ぶ必要があるんです。鋭利な部分もあるので、持ち運ぶ際はグローブ必須。(不器用な筆者はケガをしてしまったことも)
また、薪を寝かせて燃やすタイプのため、火のコントロール難易度も高め。
大きな薪が乗るのは魅力ですが、無造作にベタ乗せはNG。空気の流れる隙間を作るように薪を組んだり、小割薪で丁寧に調整したり、常に面倒を見ていないと火が消えてしまいます。
つまり、「大事に火を育てる」のが好きなキャンパーには垂涎モノの焚き火台。ですが筆者はそういうタイプではなく、段々と面倒に。(面倒すぎて、ぶっとい薪を立てて燃やしたことも)
そんなワケで現在の一軍は、同じくユニフレームの「ファイアグリル」。約43×43×33(網高)cm、2.7kgと、明らかに軽くて取り回しやすいサイズです。火床も簡単に外せて灰処理もラク。
薪の積み方も自在で空気が入りやすく、うまく組めば、放置したままでも快調に燃え続けます。
要は焚き火の趣向の問題で、焚き火好きだけどそこまで注力したくない筆者には、このぐらいの「初心者向け」が合っているようです。
ユニフレーム ファイアグリル
使用サイズ | 約29.5×29.5×18cm |
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収納サイズ | 約21×21×5cm |
重量 | 約900g |
分散耐荷重 | 約5kg |
材質 | 炉・焼網・ロストル:ステンレス鋼/スタンド:鉄・クロームメッキ/収納ケース:ポリエステル |
断捨離その3|2ブランド「3段ラック」
断捨離その3は、小物整理収納に便利な「3段ラック」。安価でホームセンターなどで入手でき、テント内収納の効率UPギアとして、最も手近な存在です。我が家にも2種が鎮座。
元々はホームセンターのコーナンで売られていた、通称「コーナンラック」という家庭用がオリジナルで、その後各メーカーに波及。一昔前はみんな持っていましたよね。
最初に買ったのは、キャプテンスタッグ「収納ラック CSクラシックス 木製 3段 MOVEラック 460」。組み立て時は46.5×30×64cmとワイドで、耐荷重も1枚あたり約10kgとタフな作り。
確かに便利なんですが、1段1段の広さ高さがに圧迫感があり物の出し入れがやや面倒で……。その後、もっとオシャレで利便性の高いラックが出回り始め、次はそちらへ移行しました。
それが、ハイランダー「アイアンウッドラック3段」(現在廃盤)。大分見た目が洗練されましたね……! 1段1段のゆったり感もあり、物の取り出しもスムーズです。
しかしこちら、スチール製の脚パーツが重たい! 組み立て分解の手順こそ単純ですが、重い分スムーズにはいかず。ファミリーはともかく、ソロキャンプでわざわざ出すものではないな……と痛感。
また背が高い分、いわゆるティピーテントなど、壁面に角度のあるテントでは背面の下部にデッドスペースができがちなのも不便でした。
最終的に、ユニフレーム「焚き火テーブル」やSENQI「メッシュテーブル」、ノーブランドのアルミテーブルなど、小さなテーブルを3〜4台並べ、そこへ収納BOXごと乗せて配置。
テーブルを畳むだけなので、撤収もスピーディー。デッドスペースもできにくく、上に積み重ねないから物の取り出しも圧倒的にラクなんです。
ぞれぞれ平置きでスペースを食うのが唯一のデメリットですが、筆者はソロでもテンマクデザイン「サーカス」など大きめテントなので、この点もクリア。
ユニフレーム 焚き火テーブル
使用サイズ | 55×35×37(H)cm |
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収納サイズ | 5×35×2.5(厚さ)cm |
重量 | 2.8kg |
耐荷重 | 50kg |
材質 | テーブルトップ:18-8ステンレス0.8mm厚、特殊エンボス加工/サイド:天然木/スタンド:18-8ステンレス(径19mm) |
SENQI メッシュテーブル
使用サイズ | 65.5×30×20.5cm(高さ) |
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収納サイズ | 65.5×30×2.5cm(厚さ) |
重量 | 1.91kg |
最大耐荷重 | 約30kg |
材質 | 黒メッキスチール(本体)+ブナの木(サイド)+ポリエステル(収納袋) |
断捨離その4|ノーブランド「カセットストーブ」
「キャンプとは薪ストーブだ!」と言い張るほど薪ストーブ好きの筆者。当然冬こそキャンプオンシーズンなのですが、キャンプを始めた当初は今ほどの冬キャンプ熱はなく……。
その頃、あくまで非常時用に購入した、このノーブランドのカセットストーブが4つ目の断捨離アイテムです。
高さ25×幅24×長さ20cmと車に常備できるコンパクトさで、発火部分を上向きにすればコンロにもなる2WAYという触れ込みに惹かれたものの……、実際ほとんど使いませんでした。
暖房性能が低く「手あぶり」程度の効果しかないのが、最大の理由です。ホッカイロを持てば不要なレベル。風に弱く、ガス式ゆえの失火事故も懸念されるなどの点も一因に。
また、キャンプギアの知識が増えるにつれ、ノーブランドなのも不安に。筆者的には、この手の火器は国内主流メーカー製への信頼が絶大でして。
実際、今回久々に引っ張り出してみたら、故障してもはや全く着火しませんでした。とほほ。
*画像左:電気毛布、画像右:ロゴス「ヒートユニット クッションシート」(現在廃盤)
*画像はロゴス「ヒートユニットチェアカバー」
結局、今や「薪ストーブ」が冬キャンプの主役となり、少し寒いぐらいの場合は、電気毛布やロゴス「ヒートユニットチェアカバー」など、モバイルバッテリー式の簡易暖房を愛用。
これなら安全性は高いし、気象条件関係なく手軽に使えます。特に、朝起きてすぐの時間帯などは、これらで済ませることがほとんどです。
ロゴス ヒートユニットチェアカバー
サイズ | (約)縦108×横57cm |
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総重量 | (約)1.3kg |
作動時間 | (約)強/3時間、弱/5.5時間 |
電源 | USB |
入力電圧/電流 | 5V/2A |
主素材 | [生地]ポリエステル、[中綿]ポリプロピレン |
定期的な断捨離で、一軍ギアをアップデートしよう!
こうして改めて見るとこのスタイルもアリだなあ……と思わないでもないですが、やはり筆者は、テントに引き籠って薪ストーブをいじっている方が好きなんですよね。
キャンプギアってどうしても増殖しがちですが、テントなどは使わないと加水分解するし、金属も錆びます。タンスのこやしにしても仕方ないので、使わないものはリサイクルショップに出すなど、定期的な断捨離をオススメします。
そうして自分のスタイルを俯瞰し、何をやりたいか、何が楽しいかを再考すれば、本当に必要なギアも明確に。適宜「一軍ギア」を最適なものに更新していきたいものですね。