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ファイヤースターターとは
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ファイヤースターターとは、マグネシウムやフェロセリウムなどで作られた棒の「ロッド」と、火打石のような役割を担うステンレスやアルミなどの金属でできた「ストライカー」がセットになったアウトドアアイテムです。
ガスやオイルのような燃料を使用せずに火おこしができるうえ、ロッド1本で数千回〜数万回程度使用できるのでランニングコストも安く済みます。
湿気や雨に強く、水に濡れても拭き取れば使用できることから、ブッシュクラフトでのキャンプや災害時にも使用できるのがメリットです。
ファイヤースターターの仕組みは?
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ファイヤースターターは、ストライカーでロッドを勢いよく擦って火花を散らし、ほぐした麻縄や枯葉・ティッシュなど燃えやすいものに着火させる仕組み。
ストライカーで擦る向きによって散る火花の量が変わるため多少なりともコツが必要ですが、慣れると簡単に着火できるので何度もトライしてみましょう。
ファイヤースターターの使い方
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ファイヤースターターの使い方は、以下のとおり。
ファイヤースターターを使うときの流れ
- ほぐした麻紐やティッシュペーパーなどを用意する
- ストライカーでロッドをゆっくり削って粉を落とす
- ストライカーでロッドを強く擦って火花を飛ばす
特に火花を発生させる前にロッドをストライカーで擦り、火口となる麻縄や枯葉に金属粉をかけておくのがポイント。錆が落ちて火花が多く出やすくなるうえに、火口に火が付きやすくなりますよ。
▼ファイヤースターターの使い方をまとめた記事はこちら!
ファイヤースターターの選び方ポイント5つ
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ファイヤースターターはアウトドアブランドだけでなく、昨今では100円ショップでも販売しているほど、様々なメーカーが販売しています。
自分の求めるファイヤースターターを見つけたい、という方は以下のポイントに注目してみましょう。
ファイヤースターターの選び方
- ロッドの素材は重視するポイントに合わせて選ぼう
- ロッドの長さは6cm前後が平均的で扱いやすい
- ロッドは太いほど寿命が長い&使用時に安定しやすい
- ストライカーは柄の握りやすさが重要
- 栓抜きやホイッスルなどの付属機能があると便利
これらを意識しながら選ぶことで、グッと選択肢を絞ることができます。選び方の詳細は別記事を参照してチェックしてみてください。
▼ファイヤースターターの選び方を詳しく知りたい方はこちら!
【2025年最新】ファイヤースターターおすすめランキング
- 持ちやすさ◎
ニャム 極太ファイヤースターター
重量(g) | 90 |
---|---|
サイズ(mm) | 180×250×8.0 |
ストライカーの素材 | ステンレス |
ロッドの素材 | フェロセリウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
ロッドが長く火花が出やすい
おすすめポイント
●ロッド部が10cmと長く、擦りやすく火花が発生しやすい
●ストライカー・ロッドどちらも持ち手のフィット感が高い
●ストライカーにエッジが効いており、一度に出る火花が多め
- コスパNo.1
DDハンモックジャパン ファイヤースターター
重量(g) | 49 |
---|---|
サイズ(mm) | 120 |
ストライカーの素材 | - |
ロッドの素材 | - |
ホイッスル | × |
栓抜き | ○ |
栓抜きや定規としても使えて機能が豊富
おすすめポイント
●ロッドは木製ハンドルで持ちやすい
●ストライカーの先端が丸く、ロッドを擦りやすい形状になっている
●ストライカーが特殊な形状で、栓抜きや定規としても使用可能
- デザイン性◎
ブッシュクラフト メタルマッチプロ2.1
重量(g) | 74 |
---|---|
サイズ(mm) | 110×30×23 |
ストライカーの素材 | アルミ |
ロッドの素材 | フェロセリウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
手が滑りにくく安全性が高い
おすすめポイント
●タン・オリーブの2色展開で好みのカラーリングが選べる
●ストライカーの持ち手が広く、滑りにくいので擦るときに安全
●ストライカー背部にロッドを刺す箇所があり、スタッキングでコンパクトに収納可能
- デザイン性◎
クピルカ ファイアスチール8
重量(g) | 47 |
---|---|
サイズ(mm) | 125 |
ストライカーの素材 | スチール |
ロッドの素材 | フィロセリウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
木の風合いを感じられるおしゃれなデザイン
おすすめポイント
●ロッドの持ち手はおしゃれな木製で、絶妙なカーブが持ちやすい
●幅が広いストライカーで擦りやすさGOOD
●少ない力でも火が出るので初心者におすすめ
- コンパクト性◎
ライトマイファイヤー ファイヤースチールスカウト アーミー
重量(g) | 50 |
---|---|
サイズ(mm) | 95×26 |
ストライカーの素材 | ステンレススチール |
ロッドの素材 | マグネシウム合金 |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
窪みがあって持ちやすい
おすすめポイント
●独特で渋みの模様が採用された無骨なデザイン
●ロッド・ストライカーどちらも窪みのある持ち手で掴みやすい
●全体的にコンパクトで手軽に持ち運べる
- 機能性◎
山麓工房 極太ファイヤースターター
重量(g) | 86 |
---|---|
サイズ(mm) | 160 |
ストライカーの素材 | ステンレス |
ロッドの素材 | フェロセリウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | ○ |
名栗加工でおしゃれさと持ちやすさを両立
おすすめポイント
●ロッドが長く、ストロークが取りやすく擦りやすい
●栓抜き・定規機能搭載で汎用性が高い
●ロッドの持ち手には名栗加工が施され、おしゃれで持ちやすさもGOOD
- コンパクト性◎
ウィルドゥ ファイヤーフラッシュ プロ ラージ
重量(g) | 50 |
---|---|
サイズ(mm) | 106 |
ストライカーの素材 | - |
ロッドの素材 | - |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
スタッキングして持ち運べて、手軽に持ち運べる
おすすめポイント
●ロッドの持ち手にある窪みはストライカーを収納でき、スタッキングして携帯可能
●少ない力でも花火が散り、擦りやすい長めのストライカー
●スモール・ラージと好みに合わせて選べるサイズ展開
- お手頃価格
キャプテンスタッグ ファイヤースターター
重量(g) | 50 |
---|---|
サイズ(mm) | 100×23×15 |
ストライカーの素材 | 鉄(クロムメッキ) |
ロッドの素材 | マグネシウム合金 |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
手に取りやすい価格で初心者におすすめ
おすすめポイント
●ストライカー先端の左右に凹凸があり、ロットを削りやすい
●コンパクトなサイズ感で持ち運びやすい
●1,000円以下と良心的な価格で初めての方も購入しやすい
- 機能性◎
キュア ファイヤースターター
重量(g) | 100 |
---|---|
サイズ(mm) | 120×18 |
ストライカーの素材 | - |
ロッドの素材 | マグネシウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | ○ |
ロッドを収納出来るデザイン性もGOOD
おすすめポイント
●栓抜き・定規・コンパスなど多彩な機能を搭載
●ロッドの持ち手に細かな凹凸があり、持ちやすい
●ストライカー先端が丸く、ロッドにうまくフィットする
- デザイン性◎
ユーコ タイタン ファイヤーストライカー
重量(g) | 96 |
---|---|
サイズ(mm) | 10 |
ストライカーの素材 | ステンレス |
ロッドの素材 | フェロセリウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | ○ |
シンプルながらも無骨なデザインが魅力
おすすめポイント
●持ち手がなくロッドが剥き出しになった斬新なデザイン
●栓抜きやレンチ機能も搭載したストライカー
●シンプルな形状と薄めのストライカーで非常にコンパクト
- 使いやすさ◎
ZEN Camps ファイヤースターター
重量(g) | - |
---|---|
サイズ(mm) | 127 |
ストライカーの素材 | ステンレス |
ロッドの素材 | フェロセリウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
長期間使用できる太長モデル
おすすめポイント
●ロッドが剥き出しなうえ、12cmという長さと圧巻の太さで長期間使用可能
●軽く力を入れるだけでも火花が散りやすい
●ロッドは六角形で角を使って火花を出しやすい
- コンパクト性No.1
オーロラ ファイアスターター 440C
重量(g) | 80 |
---|---|
サイズ(mm) | 90×15×15 |
ストライカーの素材 | ステンレス、アルミ |
ロッドの素材 | マグネシウム |
ホイッスル | × |
栓抜き | × |
ストライカーとケースが一体型になったコンパクトモデル
おすすめポイント
●ロッド収納ケースの先端にストライカーが搭載されており、コンパクトに持ち運び可能
●他のモデルとは一線を画すスタイリッシュなデザイン
●持ち手に細かな凹凸が施され、持ちやすい
- 機能性◎
ガーバー ベア・グリルス ファイヤースターター
重量(g) | 100 |
---|---|
サイズ(mm) | 120×22 |
ストライカーの素材 | ステンレス |
ロッドの素材 | マグネシウム |
ホイッスル | ○ |
栓抜き | × |
麻縄等を収納出来る便利機能を搭載
おすすめポイント
●ホイッスル機能を搭載した数少ないモデル
●ロッドの裏には収納スペースがあり、綿やほぐした麻縄を入れられる
●持ち手が太く、持ちやすい
ファイヤースターターのよくある質問
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最後に、ファイヤースターターを選ぶうえで、よくある質問をピックアップしてみました。冒頭でも軽く触れましたが、深掘りしながらご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
何回ぐらい使えるの?
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ファイヤースターターは製品によって、太さや長さに違いがあるので使用回数は異なりますが、長さがあるものだと1〜2万回程度が一般的。特に長いモデルでは3万回使えるものもあります。
短いものでも3〜5千回ほど使用できるので、小さめのモデルでもオイルやガスといった燃料を使うよりランニングコストを抑えられるのが大きな魅力です。
雨の日でも使える?
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ファイヤースターターは水や湿気に強いので、雨に濡れても使用できます。多少の水滴なら拭き取らずとも、ストライカーで勢いよく擦れば火花を散らすことも可能です。
ただし、着火させるために必要な火口(麻縄やティッシュ等)が湿ってしまうと、火花が火口に到達しても着火するための温度に満たず、火がつきにくくなってしまいます。
そのため、ファイヤースターターで着火するときは、できる限り火口となる素材が濡れないように気をつけながらおこなうのがポイントです。
ファイヤースターターの売れ筋ランキング
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