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雪道にハマったタイヤをスタックボードで動かす

最悪のキャンプを回避!「やっちまった…」な事態に備えて、車に積んでおきたいレスキューアイテム10選

車中泊旅やキャンプ場に向かう途中、突然襲ってくる可能性も否めないのが車のトラブル。旅先で突然車が動かなくなり、慌てたことがある人もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、日頃から車中泊旅や長距離ドライブを楽しんでいる筆者が、突然のトラブルに備えて車に常備しておくのにおすすめのアイテムをご紹介! スタックやバッテリー上がりなど、冬に起こりがちなハプニングに対応するアイテムもありますよ。

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目次

アイキャッチ画像出典:PIXTA

突然襲ってくる車のトラブル、どう対処する?

牽引される事故車両
出典:PIXTA

車での楽しいお出かけが一転、途方に暮れてしまうのが旅先での故障や事故。とくに人通りの少ない場所で起こった場合は周りに助けを求めることもできず、長時間呆然とロードサービスの到着を待ち続けるような事態にもなりかねません。

備えあれば憂いなし!車に緊急対策グッズを常備しておこう

ジャンプスターター
出典:PIXTA

いつ襲ってくるかわからない車のトラブルですが、軽度のものであればちょっとした対策グッズを車に常備しておくことで、自分で対応し被害を最小限に抑えられる場合もあるんです。

今回はそんな、緊急時のために車に常備しておきたいアイテム10選をご紹介。無いに越したことはありませんが、万が一のトラブルに見舞われてもお出かけを楽しめるよう、ぜひチェックしてみてくださいね。

1|突然のバッテリー上がりに、セルフで対応!ジャンプスターター

ボンネットの内部
出典:PIXTA

バッテリーが上がってしまった際、JAFや他の車の助けを借りることなくセルフで対応できるのがジャンプスターター。

以前は大型の蓄電池を内蔵したプロ仕様のものばかりでしたが、最近では蓄電池の性能向上により少し大きなモバイルバッテリーといったサイズ感の商品もたくさんありますね。突然のバッテリー上がりに備えて、ぜひ車に積んでおきたいアイテムです。

GOAL ZERO「Venture Jump」

ゴールゼロ Venture Jump

サイズ約181×38×10mm
重量約497g(ジャンパーケーブル含まず)
バッテリー容量約10,000mAh/3.7V
バッテリーの種類リチウムイオン電池
出力USB出力:USB Type-Aポート×1(最大10.5W、5V 最大2.1A)、USB Type-Aポート×1(最大18W、5V/2.1A、9V/2A、12V/1.5A)、ジャンプスターター×1(12V 400Aスタート、800Aピーク)
入力USB入力:USB Type-Cポート×1(最大18W、5~9V 最大2A)

GOAL ZERO「Venture Jump」は、コンパクトサイズながら800Aのピーク電流によりバイクをはじめ大排気量のRV車やSUV車、3.0Lディーゼル車にまで使用することができるパワフルなジャンプスターター。

10,000mAhのモバイルバッテリーとしても使用できるため、1台2役で車に常備しておくのに最適です。

▼ゴールゼロ「Venture Jump」について詳しくはこちら!

2|救援車のバッテリーの力を借りるときに!ブースターケーブル

ブースターケーブルで繋がれた車両
出典:PIXTA

バッテリーが上がってしまったとき、救援車両から電気を分けてもらうために接続する際に使うのがブースターケーブル。ジャンプスターターの高性能化と小型化の影響で見かける機会が減りましたが、それでもまだまだ現役。

救援車両と繋ぐだけと使い方もシンプルなため故障や充電忘れなどのトラブルがなく、長期間車に積みっぱなしでも安心して使用することができます。

AWELTEC「ブースタケーブル」

AWELTEC ブースタケーブル 500A 6M 12V/24V車対応

ケーブルサイズ6m
重量約3.45kg
材質芯線:CCA材質、Φ0.32mm*398本
アンペア数500A

AWELTEC「ブースタケーブル」は12V・24V両対応で、軽自動車から2tトラックのほかEV車まで幅広く対応できる便利なアイテム。自分の車だけでなく、キャンプ場などで困っている他の車に貸し出すこともできますよ。

バッグ付きでコンパクトに収納可能な点も、車に常備しておくのに適しています。

3|脱輪時の引き上げに!牽引ロープ

路肩に脱輪した車
出典:PIXTA

脱輪した車を引き上げたり、自走できなくなった車を近くの修理場まで移動させる際に役立つのが牽引ロープ。他の車に結びつけて引っ張ってもらうためのアイテムです。

牽引ロープには耐荷重が設定されているので、自分の車の車両総重量を確認し、対応した商品を選ぶようにしましょう。

メルテック「車用 のびのびけん引ロープ」

メルテック 車用 のびのびけん引ロープ

車両総重量3t
破断張力約6,300kg
サイズ収縮時:約2m 伸張時:約4m
材質ロープ部:ポリエステル/フック部:ミディアムカーボンスティール

車の牽引は意外に難しく、慣れていないとロープが張った瞬間にかなりの衝撃が襲ってきます。メルテックの「車用 のびのびけん引ロープ」は伸縮タイプなので、引っ張り出しの際に車両へのショックを軽減。初心者でも扱いやすいのでおすすめです。

4|パンクの応急処置に!パンク修理剤

パンクしたタイヤ
出典:PIXTA

JAFの出動理由の第2位が、タイヤのパンク。起こりうる車トラブルの中でもかなり身近ですが、釘が刺さった程度であればパンク修理剤を使って簡単に応急処置をすることができます。

タイヤの劣化や高速走行中のバーストなどタイヤが裂けているような事態には対応できませんが、最近の車にはスペアタイヤが搭載されていないことが多いので、ぜひ常備しておきたいアイテムです。

ホルツ「パンク修理剤 タイヤウェルド(大)」

ホルツの「パンク修理剤 タイヤウェルド」は、パンク修理用の液体ゴムと一緒にガスを注入することで、ジャッキアップ不要でパンク修理とタイヤの空気圧回復が同時にできるのが特徴。コンプレッサーやジャッキアップが不要なため、初心者でも扱いやすいアイテムです。

タイヤのサイズごとに対応する商品があるのと1本使い切りタイプなので、迷うことなく使いやすいのもおすすめポイントです。

5|スタックからの脱出に!スタックボード

泥道にスタックしたタイヤ
出典:PIXTA

タイヤが泥や雪にはまってしまったとき、タイヤの下に滑り込ませてグリップを回復させることでスムーズな脱出を助けるのがスタックボード。

スタックは雪道だけでなく、未舗装の道路や駐車場でも起こる可能性があります。キャンパーにとっては意外と遭遇する可能性が高いトラブルなので、しっかりと備えておきたいですね。

lapset「スタックラダー スノーヘルパー」

lapsetの「スタックラダー スノーヘルパー」は、折り畳み式のスタックボード。コンパクトに収納できるのはもちろん、折り返し部分の角度を調整することで段差などにも対応できるので、脱輪時にも活躍してくれます。

6|事故車両からの脱出に!脱出ハンマー

豪雨で水没した車
出典:PIXTA

事故で車が歪んでしまったりや水没時の水圧などでドアが開かなくなった際は、窓を割って車外に脱出する必要があります。しかし、車の窓ガラスは安全性の面から“割れにくく”作られており、簡単には割ることができないんです。

そこで車に常備しておきたいのが「脱出ハンマー」。車の窓ガラスを割ることに特化した設計で、頑丈な窓ガラスでも簡単に破ることができます。

AutoGo「脱出用ハンマー」

AutoGoの「脱出用ハンマー」は、コンパクトなポンチタイプの脱出ハンマー。窓に押し付けるだけで自動で先端部分が飛び出して窓を粉砕してくれるため、力の弱い方や年配の方でも使いやすいのが特徴です。

シートベルトカッターも付いていて、1台2役。突然のトラブルに備えてぜひ車に常備しておきましょう。

7|絡まって出られない危険を回避!シートベルトカッター

シートベルトカッター
出典:Amazon

シートベルトは事故の衝撃から体を守ってくれるものですが、事故の衝撃で外せなくなったり、体に絡まることで車からの脱出の妨げになってしまうことも。

シートベルトカッターは、そんなシートベルト切断専用のカッター。シートベルトを簡単に切断し、車外に脱出することができます。

長谷川刃物「脱出ツール DT30」

刃物の町である岐阜県関市のメーカー・長谷川刃物が販売する「脱出ツール DT30」。シートベルトカッターは脱出用ハンマーと兼用のものが多く、そのほとんどがハンマーのおまけ的についているというものです。

しかしこちらの商品は刃物屋さん考案のアイテムなので、切れ味抜群でカッターとしての機能性が重視されているのが特徴。緊急時にしっかり役立ってほしいアイテムだからこそ、信頼性の高いアイテムを選びたいですよね。

8|突然の積雪に!布製タイヤチェーン

タイヤチェーン
出典:PIXTA

突然の積雪や雪の多いエリアへのお出かけの際に備えておきたいのが「布製タイヤチェーン」。布製なので取り扱いもしやすく、保管スペースも比較的取らないため車に常備しておくにも最適です。

耐久性は低いものの中にはチェーン規制に対応した製品も出てきており、冬の車旅の必須アイテムと言えます。

AutoSock「布製タイヤすべり止め」

AutoSock 布製タイヤすべり止め 

重量0.91kg
素材非金属
適合タイヤサイズ165/70R14 175/70R14 185/70R14 175/65R14 185/65R14 195/65R14 175/65R15 185/65R15 175/60R15 185/60R15 195/60R15 175/60R16 185/55R15 195/55R15  185/55R16 195/55R16 205/50R16 205/45R16 215/45R16 ※軽自動車不可

布製タイヤチェーンのパイオニアが、AutoSockの「布製タイヤすべり止め」。サイズ展開が豊富で、多彩な車種やタイヤサイズに合わせて選ぶことができます。

チェーン規制に適合しているため、大雪時の高速道路などでタイヤ規制やチェーン規制がかかった際にも走行可能。万が一に備えて車に常備しておきたいアイテムです。

9|高速道路でのトラブル発生時に!LED発炎筒

発煙筒
出典:PIXTA

事故や故障によって道路上に停車した際、危険が無いよう後続車に知らせるために使うのが発炎筒。最近ではLEDタイプのものが人気ですね。従来品と比べて使用期限がなく発光時間が長い、さらに雨の日でも問題なく使えるというのが人気の理由です。

エーモン(amon)「点滅機能 LED 非常信号灯」

エーモン(amon)  点滅機能 LED 非常信号灯

サイズ15.4×3.66×3.65 cm
重量110g
材質樹脂, アルミニウム
連続使用時間8時間

じつは、発炎筒は車検時のチェック項目の1つ。従来の発炎筒からLEDタイプの発炎筒(非常信号灯)に切り替える場合は車検の規格に適合したものを選ぶ必要があるのですが、エーモン(amon)の「点滅機能 LED 非常信号灯」は車検基準に対応した製品。

防滴仕様IPX3相当で、雨の日でも使用可能。懐中電灯機能も付いているため、緊急時以外にも使用できるので常備しておくのにおすすめですよ。

10|救助を待つ間に!防災セット

車中泊仕様の車に積まれた防災セット
出典:PIXTA

最後にご紹介するのが、防災セット。災害時の避難用としてだけではなく、旅先での車のトラブル時にも役に立ってくれるんです。

故障の際にすぐにロードサービスが到着してくれれば良いのですが、しばらくはエンジンのかからない車内や場合によっては車外で到着を待つような場面も。防災グッズの中には寒さをしのぐアイテムや携帯トイレなど、救助を待っている間に役立つアイテムが揃っています。

山善「車中泊用防災バッグ 25」

山善 車中泊用防災バッグ 25点

サイズ幅50×奥行33×高さ16cm
セット内容1.バッグ本体
2.車中泊エアーベッド
3.プラカップ3個
4.歯ブラシ3個
5.スプーンフォーク3セット
6.紙皿3個
7.アルミブランケット3個
8.ラバー手袋
9.保温・保冷トートバッグ
10.折りたたみバケツ(2.5L)
11.エア枕
12.懐中電灯
13.携帯用トイレ3個
14.携帯スリッパ3個
15.サイドサンシェード2個
16.リアサンシェード
17.トレー
18.ティッシュBOX(300枚 150組)
19.給水バッグ(5L)
20.ポリ袋3枚(45L)
21.アルミホイル(8m)
22.ひざ掛け
23.マスク3個
24.アルミシート(90×180cm 厚さ1.2mm)
25.ポンチョ

山善の「車中泊用防災バッグ 25」は、地震や災害時の車中泊避難向けの防災バッグ。通常の防災グッズに加えて、サンシェードやエアーベッドといった車中泊避難を想定したアイテムも含まれているので、車に常備しておくのにおすすめです。

トラブル対策を万全にして、車旅を満喫しよう!

川沿いに停車しているボンゴブローニイバン

旅先での車のトラブルは、予定の中止にもつながる最悪の事態。しかし事前に準備を整えておけば被害を最小限に抑えて、旅の続きを楽しめる場合もあります。

もちろん日頃のメンテナンスや安全運転などトラブル自体を避けることが第一ですが、それでもハプニングが突然襲ってくる可能性はあります。ぜひ今回紹介したようなアイテムを車に常備して、安心感とともに車旅を楽しみましょう!

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