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GOALZERO Venture jump

ゴールゼロ「Venture jump」で冬の車旅のトラブルを一発解消!

冬の車トラブルの中で意外と多いのが、バッテリー上がり。じつはJAFの出動件数の約4割がバッテリー上がりで、しかもその件数は冬の方が圧倒的に多いのだとか。そして、同じくスマホやタブレットなどの電池の消耗が早くなるのも冬の痛いところです。

そんな冬の車旅のピンチをたった1つで解決してくれる素敵なアイテムを、キャンパーにおなじみのGOAL ZEROで発見! 冬もバンで車旅へ出かける筆者、さっそく使い勝手を試してみました。

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目次

アイキャッチ・記事中画像撮影:筆者

冬の車旅に起こりがちな、2つのピンチ

その① バッテリーが上がっちゃった…

バッテリー上がり

冬に多い車のトラブルの1つが、バッテリー上がり。特にキャンピングカーのように普段動かさない車で久々に旅に出ようとした際にエンジンがかからないということがありがちですが、そもそも何故起こってしまうんでしょうか?

冬にバッテリーが上がりが起こりやすい理由

  • ① バッテリーの中にある電解液の温度が低くなると、充電容量や充電効率が低下する
  • ② 気温が低いときはエンジンオイルの性能も低下してしまう

ちょっと難しい話ですが、要はバッテリーとエンジンオイルの性能が低下してしまうことが主な原因で、冬場にエンジンを始動させるために必要な電気は暖かい時期に比べて1.5倍に増えると言われています。

その② スマホの充電がない!

充電1%のスマートフォン

冬に限った話ではないと感じるかもしれませんが、外気温が低いとスマートフォンの電池の消耗スピードが早くなるのをご存知でしょうか。

これも低温環境だとバッテリーの性能が落ちることが関係しているようですが、行く先々で情報を調べたり写真を撮ったりする車旅では、スマホが使えないと困るシーンは多々ありますよね。

この2つのピンチを、丸っと解決できるスゴイ奴を発見!

バッテリー上がりに対処できるのがジャンプスターターですが、何かと荷物が多い冬の車中泊や車旅ではできるだけスリムな物が好都合。そして同じくモバイルバッテリーも、できることならコンパクトな物が理想的……というワガママを叶えてくれる、素敵なアイテムを見つけました!

それが、ジャンプスターター機能を搭載した大容量のモバイルバッテリー「GOAL ZERO Venture Jump」。冬の車旅の強い味方として、早速おすすめポイントをご紹介していきます。

GOALZERO Venture Jump

サイズ181×38×10mm
重量約497g(ジャンパーケーブル含まず)
バッテリー容量約10,000mAh/3.7V
入力USB Type-Cポート×1(最大18W、5~9V 最大2A)
出力USB Type-Aポート×1(最大10.5W、5V 最大2.1A)
USB Type-Aポート×1(最大18W、5V/2.1A、9V/2A、12V/1.5A)
ジャンプスターター×1(12V 400Aスタート、800Aピーク)
防水規格IP67
推奨使用温度域-25~60℃

ジャンプスターター兼モバイルバッテリー!GOAL ZERO Venture Jumpの特徴

800Aのピーク電流で、排気量の大きな車にも使用可能!

ジャンプスターターは出力によって使用できる車の排気量が決まります。低出力の物だと自家用車に適合しない場合もありますが、「GOAL ZERO Venture Jump」はピーク電流800Aの高出力モデル

バイクをはじめ大排気量のRV車やSUV車、3.0Lディーゼル車にまで対応できるので、車中泊で人気のハイエースやキャンピングカーといった大きな車でも使用できます。

10,000mAhの大容量!モバイルバッテリーとしても頼もしい

「GOAL ZERO Venture Jump」はUSBポートを2つ備えており、モバイルバッテリーとしても大活躍。10,000mAhの大容量で、スマホは3回・タブレットなら1回・アクションカメラなら6回分を一度でフル充電にできるんです。

これなら一泊二日程度ならスマホの電池残量を気にすることなく過ごせるほか、ポータブル電源のある車中泊なら加湿器やタブレットなどを使う用のサブバッテリーとしても十分機能してくれそうです。

一般的なモバイルバッテリーより一回りコンパクトなサイズ感

モバイルバッテリーは容量が大きいほどサイズも嵩張りがちですが、Venture jumpは通常のモバイルバッテリーよりも1回り大きい程度のコンパクトサイズ。

これでジャンプスターターとモバイルバッテリー、1台で2役をこなせるとなれば荷物の削減にも繋がりますよね。とくに厚みが10mmとかなりスリムで嵩張らないので、細かい荷物も多い冬の車旅にはとても助かります。

IP67の防塵・防水・耐衝撃性!安心のGOAL ZERO製

本体はアルミ合金ボディーにラバーガードが装着されており、耐衝撃性も抜群。さらにIP67準拠の防塵性・耐水性を備えており、アウトドアなど過酷な環境でも安心して使用できます。

製造元はアメリカのGOAL ZERO社。GOAL ZEROといえば、キャンプや車中泊用の小型ランタンの「ライトハウスマイクロフラッシュ」が有名ですよね。ジャンプスターターを探してみると聞きなれない海外メーカーの名前が並ぶ中、おなじみのGOAL ZERO社製であれば安心感もあります。

明るさ45ルーメンの懐中電灯まで搭載

「GOAL ZERO Venture Jump」には、45ルーメンのLEDライトも搭載。そう、1台3役なんです! キャンプや車中泊時の懐中電灯として使えるのはもちろん、バッテリーにケーブルを接続する際の明かりとしても活躍してくれます。

というのもハイエースなどのワンボックス車の場合、バッテリーが積まれているのは運転席シートの下。暗くて狭い場所での作業になるため、このLEDライトが予想以上に役に立ってくれます。

GOAL ZERO Venture Jumpの使い方

1:ジャンパーケーブルをバッテリーに接続する

「GOAL ZERO Venture Jump」でバッテリージャンプを行う方法は、とても簡単。まずはジャンパーケーブルをバッテリーに接続し、赤いケーブルをバッテリーのプラス(+) 端子、黒いケーブルをマイナス(-)端子の順番で取り付けます。

2:ブースターケーブルを本体に接続し、エンジンをかける

バッテリーとジャンパーケーブルを接続したら、次はジャンパーケーブルと本体を接続します。30秒ほど待ってから、イグニッションキーを回してエンジンを始動。エンジンがかかったら、まず本体からジャンパーケーブルを外し、赤いケーブル→黒いケーブルの順番にバッテリーから外します。

ちなみにこの時点ではエンジンはかかっているものの、バッテリーはほぼ空の状態。30分から1時間程度車を走らせて、満タンまで充電しましょう。

バッテリー残量はインジケーターで確認できる

「GOAL ZERO Venture Jump」本体のバッテリー残量は、インジケーターで確認可能。別売りのNomadソーラーパネルからも充電できるほか、USB-Cコネクタを使ってシガーソケット経由でも充電できるので、いざというときに「バッテリー切れだった」ということがないようこまめに充電しておきましょう。

GOAL ZERO Nomad10

サイズ約368(W)×241(H)×19(D) mm(展開時)
約184(W)×241(H)×32(D) mm(折りたたみ時)
重量約0.51kg
出力最大10W

GOAL ZERO Nomad20

サイズ約553(W)×292(H)×19(D) mm(展開時)
約190(W)×292(H)×32(D) mm(折りたたみ時)
重量約1.03kg
出力最大20W

充電時間の目安

  • USB Type-C(18W):約3時間(ケーブルや充電器の仕様により異なる)
  • USB Type-A(2.4A):約4時間
  • Nomad 5(ソーラーパネル):約12~24時間
  • Nomad 10(ソーラーパネル):約6~12時間
  • Nomad 20(ソーラーパネル):約4~8時間

GOAL ZERO Venture Jumpを使う際の注意点

12Vの鉛バッテリー専用

「GOAL ZERO Venture Jump」は、12V車専用です。トラックなどの24V車に使用すると本体や車のバッテリーなどの故障の原因となりかねないので、使用は控えましょう。

また鉛バッテリー専用なので、リチウムイオンバッテリーに交換している場合は使用できない点にも注意が必要です。

【豆知識】冬のバッテリー上がり対策

バッテリー上がりを防ぐためには、2週間に1度は1時間以上車を走らせてバッテリーにしっかりと充電するようにしましょう。

また、バッテリーの寿命は2〜3年と言われています。冬になる前にバッテリーを診断してもらい、寿命が近いようであれば冬になる前に交換しておくのも有効ですよ。

「GOALZERO Venture jump」は、お守りがわりに車に常備!

気温が氷点下に達するような冬のアクテビテでは、バッテリー上がりやスマホ・タブレットなどの電池残量の低下はより起こりやすくなります。対策をしっかりとした上で、いざというときの備えに「GOAL ZERO Venture Jump」を車内に1つ常備しておけば、安心して冬のアクティビティを楽しめますよ!

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