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“サブ熱源の最適解”が見出せた!ガオバブ「キャリボ風防」はアルスト使いにおすすめしたい逸品です

突然ですが、キャンプ場での熱源、何を使っていますか? カセットコンロ、バーナー、アルコールストーブなど選択肢がたくさんあるので悩みどころですよね。

筆者はGaobabu(ガオバブ)の「キャリボ風防」とアルコールストーブの組合せに出会い、1つの最適解と確信。なにかと便利なので、紹介します!

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目次

記事中撮影画像:筆者

やっぱりないと困る!手軽に使える「サブ熱源」

普段、“地べたソロ”系のミニマム&無骨キャンプを楽しむ筆者は、調理するにも暖を取るにも、メインの熱源はほぼ焚き火

アルコールストーブ

けれど、キャンプ場到着直後や朝の起床時などには、とりあえず手間なくサクッと使える、アルコールストーブなどの火力=サブ熱源の存在が不可欠です。

永遠のテーマ「ガス or アルコール」

アルコールストーブとガスバーナー

そこで、手軽に使えるサブ熱源として、シングルガスバーナーとアルコールストーブのどちらを選ぶのか、というのが永遠のテーマとなってきます。

それぞれメリット&デメリットを比較すると下記の通り。

  • ⚫︎ガスバーナー
  • ・メリット|火力調整が容易
  • ・デメリット|携行時に嵩張る、寒冷地や高地では着火しづらい、高温環境でのガス缶の爆発リスク
  • ⚫︎アルコールストーブ
  • ・メリット|コンパクトに携行可能、環境による影響を受けづらい
  • ・デメリット|火力調整が困難、風に弱い

ガスバーナーのデメリットとして筆者が特に気になるのが、気温の高い季節に車内に放置すると、ガス缶が爆発するリスクです。(例えば「イワタニカセットガス」の注意事項には「温度が40℃以上となる所に置かないこと」と表記)

なので、ガスを使っていたときには、キャンプ帰りの立ち寄り温泉ですら、わざわざ車からガス缶だけを取り出して携行していたほど。

サブ熱源の最適解は
「キャリボ風防」+アルコールストーブ

Gaobabu「キャリボ風防」とアルコールストーブ

そんな逡巡の末、筆者がたどり着いたサブ熱源の最適解は、Gaobabu「キャリボ風防」+アルコールストーブという組合せです。

五徳と風防が一体化した「キャリボ風防」により、アルコールストーブの「風に弱い」というデメリットを克服しつつ、「コンパクトに携行できる」というメリットも保てる名コンビ。

しかもこちら、ほかの風防にはない工夫が随所に盛り込まれ、今やアルコールストーブの相棒はコレ一択。実に秀逸なアイテムなので詳しくご紹介します! 

Gaobabu キャリボ風防

風防本体サイズ高さ約92mm×直径約92mm(取手部・クロス五徳含まず)
収納ポーチサイズ高さ約125mm×直径約105mm
重量風防本体+高さ調整プレート+クロス五徳 約168g(収納ポーチ含む総重量 約210g)
材質風防本体・高さ調整プレート・クロス五徳 ステンレス、収納ポーチ ネオプレーン

Gaobabu「キャリボ風防」の神ポイント5つ!

1|風防&五徳一体型ですぐ使える!

Gaobabu「キャリボ風防」のパーツ分解

Gaobabu「キャリボ風防」は、風防・五徳・熱源を置くトレイの3パーツがセットになっています。

サイズは、高さ約92×直径約92mm(取手部・五徳含まず)でオールステンレス製。重さは約168gで、専用の収納ポーチが付いています。

アルコルストーブ(風防と五徳を別で用意)

*画像はアルコールストーブに一般的な風防と五徳をセットしたところ

アルコールストーブ(Gaobabu「キャリボ風防」)

アルコールストーブを使う場合、2枚目の画像のように風防と五徳を別で用意する必要がありますが、Gaobabu「キャリボ風防」は、風防兼五徳の一体型

これ1つあればすぐにアルコールストーブが使え、別途風防の組み立ても不要なのが実にスムーズなんです。

2|絶妙な火力調整用小窓

Gaobabu「キャリボ風防」の開口部

サイドには小窓がついており、ここから、アルコールストーブに付属の火力調整用の蓋などをつけ外しして火力の調整が可能なんです。

同ブランドの別売りオプションパーツ「キャリボ風防スライドシャッター」を使えば、この小窓自体を開閉することも可能で、風防効果をさらに高められます。

しっかりと風防の機能を活かしながらも、本来アルコールストーブでは難しい火力調整がより手軽に行えるのが、実にありがたい……!

Gaobabu キャリボ風防スライドシャッター

シャッター本体サイズ高さ約60mm×長さ約130mm(湾曲状態)
重量約22g
材質ステンレス(厚さ0.3mm)

3ハンドル付き!燃焼中も移動できる

Gaobabu「キャリボ風防」のハンドルを持つ状態

また、見た目にも特徴的なのがハンドルがついている点。これのおかげで、なんと燃焼中でも移動が可能なんです。

軽量・コンパクトなキャンプを楽しむ筆者はテーブルも小さめ。柔軟に熱源の場所を変えられるのはとても助かります。調理が終わった後で、まだ熱いアルコールストーブをちょっとどかしたい時などにも、いちいちグローブを嵌めずに済むからラクちん。

4|コンパクトにスタッキング可能

Gaobabu「キャリボ風防」、アルコールストーブ、燃料ボトル、チタンマグ
Gaobabu「キャリボ風防」、アルコールストーブ、燃料ボトル、チタンマグを収納した状態

キャリボ風防にはネオプレーン製の収納バッグもしっかり付属。キャリボ風防の中にチタンマグ、さらにその中にアルコールストーブと燃料をスタッキングして収納すれば、サブ熱源の使用時に必なセットが全て揃った状態で携行できます。

何かと細かいモノが多いキャンプシーンでは、この分かりやすさがとても重要なんです!

5|さまざまな熱源に対応

Gaobabu「キャリボ風防」の受け皿(へこんでいる側が上の状態)
Gaobabu「キャリボ風防」の受け皿(へこんでいる側が下の状態)

付属の円形トレイは、裏と表で高さに違いが。熱源の高さに応じて裏表を変えられるので、アルコールストーブだけでなく、さまざまな熱源が使えます。

ちなみに、筆者が使っているアルコールストーブはトランギア「アルコールバーナー」。一般的なサイズのアルコールストーブならほとんどのモノが使えそうです。

Gaobabu「キャリボ風防」を固形燃料で使用

固形燃料やコンパクトな丸型炭など、トレイの直径やスペースの高さに合うものであればOK! 

Gaobabu「キャリボ風防」で小枝を燃焼

また画像のように、この小窓から直接小枝などを入れれば、プチ焚き火までできてしまうスグレモノ

気になるのはこんなところ

風防効果はやや低め

ウインドスクリーンと組み合わせてGaobabu「キャリボ風防」を使用

*画像は一般的な単体型のウィンドスクリーンとのセッティング例

Gaobabu「キャリボ風防」とアルコールストーブを組み合わせて利用

やはり、一体型ではなく単体で高さがあるウインドスクリーンと比較した場合、風防効果は若干落ちます。風の強い日には火力が分散され、なかなか加熱できないことも。

こういうときには、先にご紹介した「キャリボ風防スライドシャッター」の併用が必須になってきます。

緻密な火力調整は難しい

ガスバーナーでのトロ火

キャリボ風防とアルコールストーブの組合せでは、アルコールストーブの蓋の開き具合で火力の調整が可能ですが、ごく弱火など、より緻密な調整となってくるとやはり難しいです。

この点では、ガスのつまみで容易に火力をコントロールできるガスバーナーの方が優位です。

出典:Amazon

特に炊飯など、長くとろ火を保つ緻密な火加減が必要なシーンでは、IMCO「自動炊飯シリンダー」などの併用をオススメします。

手軽・便利・コンパクト重視派のサブ熱源にはコレ一択!

Gaobabu「キャリボ風防」とアルコールストーブでチタンマグを加熱

Gaobabu「キャリボ風防」とアルコールストーブのコンビによるサブ熱源、いかがでしたか? 

一体型のシンプル構造なので手軽に素早く使えて、火力もある程度コントロール可能、コンパクトに持ち運べます。

手軽・便利・軽量・コンパクトといった点を重視する方には、かなり高いレベルでバランスのとれた“サブ熱源の最適解”の1つかと! ぜひ、試してみてください。

Gaobabu キャリボ風防

風防本体サイズ高さ約92mm×直径約92mm(取手部・クロス五徳含まず)
収納ポーチサイズ高さ約125mm×直径約105mm
重量風防本体+高さ調整プレート+クロス五徳 約168g(収納ポーチ含む総重量 約210g)
材質風防本体・高さ調整プレート・クロス五徳 ステンレス、収納ポーチ ネオプレーン

Gaobabu キャリボ風防スライドシャッター

シャッター本体サイズ高さ約60mm×長さ約130mm(湾曲状態)
重量約22g
材質ステンレス(厚さ0.3mm)

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