“なんの変哲もない板”が調理をお助け!
出典:Amazon
アウトドアでの調理に、大定番のトランギア「メスティン」を愛用している方も多いのでは? 筆者もその一人で、必ずキャンプに持って行くほどお気に入りのアイテムなのですが、ひとつ悩みが。
それは、水位の目盛りが書かれていないこと。別途、目盛りの付いたシェラカップを使ってはかったり、計量カップをもっていく必要がありました。
そんなトランギアの「メスティン」あるあるな困りごとを一挙解決してくれるアイテムを発見! それが、こちらの同ブランドから販売されている「マルチボード」です。
「メスティン」&「ラージメスティン」で使える
この1枚の板さえあれば、およその水位や炊飯時の水加減が一発でわかるばかりか、調理の補助としても使える便利機能を満載しているんです。
いったいどんな能力を秘めているのか、順次ご紹介していきましょう。
トランギア「マルチボード」とは?
トランギア マルチボード
素材 | ポリアミド |
---|---|
重量 | 約45g |
サイズ | 8.4×15.5cm |
耐熱温度 | 約120℃ |
素材は植物由来の「ポリアミド」
マルチボードは、植物由来の原料を約70%使用したエコな素材でできていて、トランギア製の「メスティン」「ラージメスティン」の両方で使えます。
サイズ感は?
大きさは155×84mm、重量は約45g。耐熱温度はおよそ120℃なので、熱湯にも耐えられる作りです。
普通サイズの「メスティン」にジャストフィット
普通サイズの「メスティン」なら中にぴったり収まる大きさです。ボードには、指先がかかる切り欠きが1箇所あるので、取り出すのもカンタン。
約3.5mmという薄さなので、メスティン用の網や小物などと一緒に収納できます。
使い方1:水量&炊飯時に必要な水のをはかる
ここからは、マルチボードでできる便利な使い方をご紹介します!
水量をはかる(メスティンの場合)
ボード左側の「Mess Tin Small」と書いてある方が、普通サイズメスティン用の目盛りです。300mlから100ml刻みで、600mlまでの水量を簡単にはかることが可能です。
水量をはかる(ラージメスティンの場合)
ラージメスティン用の目盛りは、ボード右側の線を使用してください。600mlから200ml刻みで、1,000mlまではかれます。
炊飯時の水の量をはかる・1合(メスティンの場合)
ボードを裏に返し、縦位置にして、「Small」と書かれた目盛りを見てみましょう。米0.5合、1合、1.5合のときの適正水位がひと目でわかります。
炊飯時の水の量をはかる・2合(ラージメスティンの場合)
ボードを上下反対にすると、「Large」の文字が。こちら側はラージメスティンで炊飯するときの適正水位、1合、2合、3合分がはかれます。
使い方2:まな板としても使える
出典:トランギア
水の量をはかるだけではありません! 裏側のスムーズな面は、まな板として使用可能。野菜をスライスしたり、薬味を刻んだり、ちょっとした調理におすすめ。
使い方3:水切り・湯切りに便利な穴を装備
さらにもうひとつ便利な機能があります。3列に開いた穴で、水切り・湯切りが可能!
ココに感動!表側の溝でズレ防止
水切りとして使うときの優秀ポイントはココ。表面に刻まれた溝は、メスティン・ラージメスティンの縁がきっちりはまるので、板がズレません。
こちらは普通サイズのメスティンをはめてみたところ。外側の溝はラージメスティン用です。
しっかり押さえれば水切り中にボードがズレる心配もありません。米を研いだあとの水捨てや、サラダ野菜の水切り、パスタを茹でたときの湯切りにも使えて便利です。
耐熱温度は120℃ですから、熱湯の湯切りも大丈夫!
必要十分な便利品、1枚備えておこう!
いまやキャンプ飯作りに欠かせない調理器具、メスティンとラージメスティン。加えてマルチボードがあれば、メジャーカップもまな板もザルも不要、ソロキャンパーもファミキャン派も、旅の荷物の軽量化に一役買います。
トランギア製メスティンの調理にぜひ備えておきたい便利品といえるでしょう。
トランギア マルチボード
素材 | ポリアミド |
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重量 | 約45g |
サイズ | 8.4×15.5cm |
耐熱温度 | 約120℃ |